真剣で私に相談しなさい!黛由紀江編その3
真剣で私に恋しなさい! - 2018年06月05日 (火)
昨夜にCDを最後まで聞いた由紀江は、その後すぐに寝てしまい気付けば朝を迎えていた。
「ん……」
目が覚めて起き上がると、それまでの自分と違うのを実感する。
(感じる……私の中に『いる』のがわかる……)
(新しい人格が私の中に……あ、ああ!?)
「……ふぅ!初登場、マユマユです♪」
新たな人格の芽生えを感じた瞬間だった、フッと意識が飛んだ矢先、その新しい人格が由紀江の人格を押しのけて表に出てきたのだ。
「あー……あー……ごほん。うん、バッチリ私でもこの体動かせるわね」
「ふふ
由紀江、私が代わりに伊達さんに話しかけてあげるわ!」
誕生した新人格マユマユは由紀江とは対照的にとても積極的で社交的な性格だった。
「おー、マユマユはまゆっちに比べてすげー積極的じゃねーか」
「松風、由紀江なんかと一緒にされたら困るわ。私は伊達さんに話しかけるくらい朝飯前だし、なんだったらその場で押し倒してパコパコすることだってできるんだから」
「マユマユ……やべぇぜ、まゆっちが聞いたら卒倒しそうだぜ」
「何言ってんのよ。由紀江だって年中オナッてる変態じゃない」
「それを言っちゃあ何も言えねぇ……」
「さ、早く着替えて伊達さんに会いに行くわよ!」
(伊達さん、あぁ……マユマユは早くあなたに私は尽くしたい!)
(私のアソコ、尽くしたくってもう濡れちゃってるんですよ
)
こうして黛由紀江は新人格マユマユの状態で伊達操助に会うため、寮を出たのだった。
―――
―――
―――
「ん……ちゅうっ
んんっ
はぁはぁ
」
「いやー、まさかあんなに奥手だった君が俺のところにくるや、友達として尽くさせてくださいって言うとはね」
「エッチでもなんでもさせてくれるってのは嬉しいけど、これは友達って言うよりセフレとかそんな感じだよね」
「い、いいんですっ。……ぺろぺろっ
」
「私は伊達さんのお友達でいられるならなんだって……
」
「君がいいなら俺もそれでいいけどね。ま、これからは肉体関係も含めた友達として、仲良くなっていこうね」
「は……はいっ
」
前日に聞かせたCDによって生まれた人格が完全に目論見通りの行動をしたことは操助にとっても大きな意味を得ていた。
事前の実験で特殊な力を持つ自分の声は、CDという媒体を通しても効果があることはわかっていた。
だが、自分が手を出せないところで人にCDを聞かせる形で人格を形成することができるかは未知数だった。
それが成功したことは、操助にとって大きな意味を持つ。
CDを長時間誰にも邪魔されず最後まで聞かせるという状況を作るのは難しいが、逆を言えばその状況を作り出せばどんな人間だろうと自分に都合の良い人格を作り出すことができわけなのだから。
由紀江の新人格マユマユと操助が体を重ねていると、百代がやってきた。
セックスしている様子を見て百代にもすぐCDによる人格形成が成功したとわかった。
百代の見ている前でセックスをするのは淫乱な人格であるマユマユも戸惑っていたが、チンポを入れられるとすぐに見られていることを気にしなくなった。
「ねぇマユマユ、一瞬だけ由紀江を表に出せる?」
「ああんっ
もちろんできますよっ
」
「切り替えの主導権はこちらにあるし、由紀江は人格の入れ替えをできませんから……んんっ
」
「なるほど。じゃあお願いしようかな」
「操助さん、マユマユがイクくらい思いっきりズブッと突いた瞬間に切り替えると面白いんじゃないですか」
「あーそうだね!百代も面白いこと考えるなぁ」
「ありがとうございます
」
「じゃあ俺がせーので一気に腰を突き上げるから、マユマユはそのタイミングで由紀江に切り替えてね」
「わ、わかりましたっ」
「マユマユに戻るように言ったらまた出てきてくれる?」
「はいっ
」
操助はマユマユの体がイク寸前まで高まったところにタイミングを合わせた。
「せー……のっ!」
ズブリッ
「ひゃあああ!?」
「な、なにこれええ!?」
「うっ!?す、すごい締りがっ」
「ひゃあああんっ
か、からだがあっビクビクしてぇ
」
由紀江に切り替わった瞬間に絶頂し、パニックと快感でまともに思考が働かない。
それが強烈なアソコの締め付けとなり、操助も思わずイッてしまう。
「あっ!?」
どぴゅ どぴゅ どぴゅっ
「えっ!?こ、これ精液!?ひいいっ!?」
「操助さん、ヤバイです!マユマユに切り替えてくださいっ」
精液の感触で由紀江が青ざめたことで殺気に似た何かを感じ取った百代は、咄嗟に操助に助言した。
「わ、わかった!マユマユに戻って!」
「はうっ!?」
「……んっ。はい、マユマユ戻ってきました♪」
「ふぅ……確かに危なかったですね。由紀江はとにかく力でこの状況をなんとかしようって本能で判断しかけてましたから、その瞬間に切り替えてもらえてよかったです。あのままなら操助さんに手を……んんっ
出しかねなかったですよ」
「そ、そっか。俺もあのタイミングでイクのは自分でも予想外でさ。とにかく助かったよ、百代のおかげだね」
「ありがとうございます。私は操助さんのパートナーですから
」
「ほんと、百代みたいな献身的で可愛い従順なパートナーを持てるなんて俺は幸せだな」
「操助さんにそんなに褒められるとなんだか恥ずかしいです」
「それであの、もしよければ……」
「ん?」
「そ、操助さん……私も……
」
「わかってるよ。おいで百代、マユマユと一緒に抱いてあげる」
「はい
」
百代とマユマユの3Pはあまりにも最高で、操助も精が尽き果てるまで二人を抱いた。
数時間後、由紀江の人格が島津寮で目を覚ます。
「ッッ!?」
バッと飛び上がるように布団から起き上がった由紀江は、悪夢から醒めたように汗ばんでいた。
「はぁはぁ……!」
「ゆ、夢……?」
由紀江の状態で操助とセックスしていた数瞬の記憶。
それが残っているので目が覚めた時に混乱したのだ。
夢にしてはあまりにも鮮明な記憶。
だがそれは一瞬のことであり、その前後の記憶も全くない。
おかしな夢を見てしまったと考えるしかなかった。
(私……なんであんな夢を……)
つづく
真剣で私に相談しなさい!シリーズ 時系列順
①黛由紀江編
②川神百代編
③川神一子編
④椎名京編
⑤川神一子編その2
⑥黛由紀江編その2
⑦小笠原千花編
⑧甘粕真与編
「ん……」
目が覚めて起き上がると、それまでの自分と違うのを実感する。
(感じる……私の中に『いる』のがわかる……)
(新しい人格が私の中に……あ、ああ!?)
「……ふぅ!初登場、マユマユです♪」
新たな人格の芽生えを感じた瞬間だった、フッと意識が飛んだ矢先、その新しい人格が由紀江の人格を押しのけて表に出てきたのだ。
「あー……あー……ごほん。うん、バッチリ私でもこの体動かせるわね」
「ふふ

誕生した新人格マユマユは由紀江とは対照的にとても積極的で社交的な性格だった。
「おー、マユマユはまゆっちに比べてすげー積極的じゃねーか」
「松風、由紀江なんかと一緒にされたら困るわ。私は伊達さんに話しかけるくらい朝飯前だし、なんだったらその場で押し倒してパコパコすることだってできるんだから」
「マユマユ……やべぇぜ、まゆっちが聞いたら卒倒しそうだぜ」
「何言ってんのよ。由紀江だって年中オナッてる変態じゃない」
「それを言っちゃあ何も言えねぇ……」
「さ、早く着替えて伊達さんに会いに行くわよ!」
(伊達さん、あぁ……マユマユは早くあなたに私は尽くしたい!)
(私のアソコ、尽くしたくってもう濡れちゃってるんですよ

こうして黛由紀江は新人格マユマユの状態で伊達操助に会うため、寮を出たのだった。
―――
―――
―――
「ん……ちゅうっ



「いやー、まさかあんなに奥手だった君が俺のところにくるや、友達として尽くさせてくださいって言うとはね」
「エッチでもなんでもさせてくれるってのは嬉しいけど、これは友達って言うよりセフレとかそんな感じだよね」
「い、いいんですっ。……ぺろぺろっ

「私は伊達さんのお友達でいられるならなんだって……

「君がいいなら俺もそれでいいけどね。ま、これからは肉体関係も含めた友達として、仲良くなっていこうね」
「は……はいっ

前日に聞かせたCDによって生まれた人格が完全に目論見通りの行動をしたことは操助にとっても大きな意味を得ていた。
事前の実験で特殊な力を持つ自分の声は、CDという媒体を通しても効果があることはわかっていた。
だが、自分が手を出せないところで人にCDを聞かせる形で人格を形成することができるかは未知数だった。
それが成功したことは、操助にとって大きな意味を持つ。
CDを長時間誰にも邪魔されず最後まで聞かせるという状況を作るのは難しいが、逆を言えばその状況を作り出せばどんな人間だろうと自分に都合の良い人格を作り出すことができわけなのだから。
由紀江の新人格マユマユと操助が体を重ねていると、百代がやってきた。
セックスしている様子を見て百代にもすぐCDによる人格形成が成功したとわかった。
百代の見ている前でセックスをするのは淫乱な人格であるマユマユも戸惑っていたが、チンポを入れられるとすぐに見られていることを気にしなくなった。
「ねぇマユマユ、一瞬だけ由紀江を表に出せる?」
「ああんっ


「切り替えの主導権はこちらにあるし、由紀江は人格の入れ替えをできませんから……んんっ

「なるほど。じゃあお願いしようかな」
「操助さん、マユマユがイクくらい思いっきりズブッと突いた瞬間に切り替えると面白いんじゃないですか」
「あーそうだね!百代も面白いこと考えるなぁ」
「ありがとうございます

「じゃあ俺がせーので一気に腰を突き上げるから、マユマユはそのタイミングで由紀江に切り替えてね」
「わ、わかりましたっ」
「マユマユに戻るように言ったらまた出てきてくれる?」
「はいっ

操助はマユマユの体がイク寸前まで高まったところにタイミングを合わせた。
「せー……のっ!」
ズブリッ
「ひゃあああ!?」
「な、なにこれええ!?」
「うっ!?す、すごい締りがっ」
「ひゃあああんっ


由紀江に切り替わった瞬間に絶頂し、パニックと快感でまともに思考が働かない。
それが強烈なアソコの締め付けとなり、操助も思わずイッてしまう。
「あっ!?」
どぴゅ どぴゅ どぴゅっ
「えっ!?こ、これ精液!?ひいいっ!?」
「操助さん、ヤバイです!マユマユに切り替えてくださいっ」
精液の感触で由紀江が青ざめたことで殺気に似た何かを感じ取った百代は、咄嗟に操助に助言した。
「わ、わかった!マユマユに戻って!」
「はうっ!?」
「……んっ。はい、マユマユ戻ってきました♪」
「ふぅ……確かに危なかったですね。由紀江はとにかく力でこの状況をなんとかしようって本能で判断しかけてましたから、その瞬間に切り替えてもらえてよかったです。あのままなら操助さんに手を……んんっ

「そ、そっか。俺もあのタイミングでイクのは自分でも予想外でさ。とにかく助かったよ、百代のおかげだね」
「ありがとうございます。私は操助さんのパートナーですから

「ほんと、百代みたいな献身的で可愛い従順なパートナーを持てるなんて俺は幸せだな」
「操助さんにそんなに褒められるとなんだか恥ずかしいです」
「それであの、もしよければ……」
「ん?」
「そ、操助さん……私も……

「わかってるよ。おいで百代、マユマユと一緒に抱いてあげる」
「はい

百代とマユマユの3Pはあまりにも最高で、操助も精が尽き果てるまで二人を抱いた。
数時間後、由紀江の人格が島津寮で目を覚ます。
「ッッ!?」
バッと飛び上がるように布団から起き上がった由紀江は、悪夢から醒めたように汗ばんでいた。
「はぁはぁ……!」
「ゆ、夢……?」
由紀江の状態で操助とセックスしていた数瞬の記憶。
それが残っているので目が覚めた時に混乱したのだ。
夢にしてはあまりにも鮮明な記憶。
だがそれは一瞬のことであり、その前後の記憶も全くない。
おかしな夢を見てしまったと考えるしかなかった。
(私……なんであんな夢を……)
つづく
真剣で私に相談しなさい!シリーズ 時系列順
①黛由紀江編
②川神百代編
③川神一子編
④椎名京編
⑤川神一子編その2
⑥黛由紀江編その2
⑦小笠原千花編
⑧甘粕真与編
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