真剣で私に相談しなさい!椎名京編2
真剣で私に恋しなさい! - 2018年10月05日 (金)
椎名京は変わらず大和を愛している。
そこに付け入る隙など無く、椎名京にとっては直江大和だけが全て。
それは変わらない。
しかし最近、椎名京は伊達操助を警戒しなくなった。
周囲は百代や一子が親しくしていることで多少受け入れるようになったと思っているが、その実態は違う。
その変化に周囲が気付くのに時間がかかっただけで、実際にはある日を境に突然警戒心を失ったのだ。
「やぁ椎名さん」
「伊達さん」
「奇遇だね。今ひとりなの?」
「……はい。買い物に行ったんですけど、好みの物が無くて」
「それで手ぶらってわけね」
道端で会って普通に会話しているだけだが、これまでの京なら会釈するくらいでまず会話などしなかっただろう。
(ちょうど良いか。『彼』の方も下準備は出来てるし)
「そうだ。良かったらこれから寮にお邪魔させてもらえないかな」
「寮ですか」
「うん。君と二人っきりでお話してみたいんだ」
「……」
(この人なら……大丈夫かな)
「わかりました。いいですよ」
「ホント!良かった、じゃあさっそく今から行こうか♪」
京が大和以外の男を寮に呼ぶ。
考えられないことだが、警戒心を失うということはそういうことなのだ。
警戒心が無ければ操助と二人っきりになるのもペットと一緒なのとほとんど変わらないからだ。
島津寮に着いた京と操助は部屋に入って話をする。
すると唐突に操助が『一生のお願い』をしてきた。
「一生のお願い。今着ている服を全部脱いで、俺に譲って」
そんなことを言われたら、京でなくても激昂し変態扱いして部屋から追い出すだろう。
だが京は少しため息をついた程度で、表情一つ変えずお願いを聞き入れた。
「一生のお願いじゃ仕方ないね。……うん、わかった」
「んっしょ……」
なんと服を脱ぎ始めたのだ。
少し恥ずかしそうにはしているが、警戒心が無いからだろうかほとんど表情を変えずに淡々と服を脱ぐ。
(思ったより胸あるな。それにしても……これがストリップだってわかってるのかな?)
「はい。私の服、伊達さんにあげます」
「ありがと。ほかほかだね♪」
操助のお願いはそこまでの内容だったので、京はすぐに他の服を着た。
下着や服を本人がいる前で触ったり匂いを嗅ぎながら、いよいよ本題に入る。
操助はここまで来たら今日のうちにでも京を落し、抱きたかった。
だから予定よりことを急ぎ、京の行動を誘導する。
「あなたは今日、直江大和に真剣な告白をする。」
「え……」
「あなたは無意識に、直江大和と付き合えるのなら自分はどんなこともできる女だと思っているんです」
「そしてもう一つ、あなたは直江大和以外のチンポにしか魅力を感じることができませんから、直江大和以外のチンポを挿入されると最高に感じてしまいます。それは間違いない」
操助が帰った後、京はすぐに行動を起こす。
本気の告白をするために大和を秘密基地に呼び出したのだ。
「大和。真面目な話があるの……」
「京……」
いつもと違う、なんというか決意と迫力が見える京に大和も色々と察して真剣になる。
「大和……好き。付き合って」
同じ言葉なのに、思いが真剣ならば意味はまるで違ってくる。
これで駄目なら次は無いというくらいの気持ちでいる京に、普段の様なごまかしやはぐらかしはできない。
「俺は……俺も京のこと、好きだよ」
「……え?」
「だから、京のことが好きだって」
「や、大和……!」
初めて明確に自分を好きだと言ってくれたことに感情が爆発しそうになる。
これまでの京の人生はこの時の為に会ったと言っても過言ではないからだ。
しかし、京が喜びの叫びをあげる前に大和が制止する。
京のことは好きだが、今は付き合えない事情があると言うのだ。
「事情って……何?」
『事情』が何なのかまったくわからない京はこのままフラれてしまうのではと恐れた。
いつも一緒にいた京が知らない大和の事情。
それが小さくない事情であることは想像がついたからだ。
「実は俺……みんなに言っていなかった秘密があるんだ」
「秘密?」
「その……俺はある人に莫大な借金をしていて、今は返済中なんだ」
「だからそれが全て払い終わるまでは恋愛はできない。男としてケジメはつけたいんだ」
「そんな……い、いくらなの?私も少しなら……」
「ごめん京、そういう次元の金額じゃないんだ」
大和は具体的な金額を明かすことはなかったが、利子すら払えないほどの巨額であり、どんどん借金が膨らんでいる状態であることを京は知った。
卒業後に就職してまともな給料をもらえるようになってから返済するつもりの大和は、それが出来るまで恋愛をしない。
なぜ今まで教えてくれなかったのかという気持ちも多少はあったが、それよりも『返済さえできれば大和と付き合える』という事実の方が京にとっては遥かに大事だった。
「大和、それだけのお金……一人じゃ無理だよ」
「私も協力するから、一緒に返そう?」
「京……」
大和にも男のプライドがあるが、京の強い気持ちに折れる形で一緒に返済することを受け入れた。
学生が大金を借りれるところといえば闇金融くらいしか思いつかなかったが、なんと個人から借りていると言う。
問い詰められた大和は、後ろめたそうに相手の名前を言った。
「だ、伊達さんなの!?」
なんと借りている相手はあの伊達操助だった。
さすがの京も疑ったが、どうやら本当にそうらしい。
「大和、せめて利息が付かないように頼んでみようよ」
「そんなの応じてもらえないよ」
「言ってみなくちゃわからないよ。何か条件出されるかもしれないけど、せめて学生の間は利息は止めてもらわないと」
「う~ん……」
「私も一緒に頼むよ。だから今すぐ連絡して」
「京……」
あまりにも積極的な京に大和も戸惑う。
これは操助のことを京がまったく警戒していないからこそとれる行動だった。
大和が電話をしてみると、操助は近くにいるので今から来てくれることに。
―――
「俺に話って何かな?」
「その……」
「大和の借金のことです」
「……あぁ、その話ね。今更返せないなんて言わないよね?」
(フフ、実際は1円も貸してないけどね)
「もちろんお金は必ず返すつもりです!ただ今日は……その、お願いしたいことがあって」
「お願い?」
「大和、私が言うよ。伊達さん、大和の借金の利息……学生でいる間は免除してもらえませんか?」
「利息……ね。今でも随分良心的な金利だとは思うけど、確かに元金減ってないもんね」
「……お願いです、なんとかならないでしょうか」
「京……!?」
床に土下座する京に驚きを隠せなかったが、続いて大和も同じように土下座をして懇願した。
必死さが伝わったのか、操助はため息をつくと口を開いた。
「そんなに言うなら考えなくもないけど、それなりの条件は飲んでもらうよ」
「本当ですか!?」
「も、もちろん俺達にできることならなんでもします!」
操助の譲歩にすがりつく二人。だがその内容は……
「それじゃあね―――」
利息の一時免除の条件として操助が出した内容はとても即答できるようなものではなかった。
一言で言うとハレンチというか、あまりに低俗な内容だったから。
「京を愛人にだなんて……」
「悪い条件じゃないと思うけどなー。まだ二人は付き合ってるわけでもないんだし、ただ椎名さんが俺の愛人になるってだけなんだから」
「まぁ愛人っていうと意味が薄ボケるからはっきり言うと、好きな時に呼び出しに応じて体を開く都合のいい女になって欲しいってことね」
「伊達さん……!」
京と付き合う為に利息の免除を頼んでいるのに、その代償として京を差し出すのでは本末転倒。
大和もさすがに『それはあまりにも』と言葉が出かける。
もっともな反応を見せた大和に対して、意外な反応を見せたのは京だった。
「……いいよ大和。私、伊達さんの愛人になる」
「京!?」
「おー、椎名さんは物分りがいいね」
操助が軽口をたたくと、京は一瞬ギッと睨むような視線を向けた。
警戒はしていなくても怒りはある。
嫌悪感に軽蔑と殺気が混じった視線に操助も冷や汗をたらした。
「そんな怖い顔しないでさ、椎名さん……一生のお願い。俺のこと嫌いにならないでよ」
「……一生のお願いじゃ仕方ないね。嫌いにならないであげます」
この言葉が効いたのか、京から出る殺気はだいぶ減ったように感じられた。
「いいのかよ京!?愛人になるって、伊達さんに体を売るってことなんだぞ!?」
「わかってる。だけどそれが条件なら飲むしかないよ……」
「私は大和の為だったらなんだってするよ?」
「それにいくら体を売ったとしても、心だけはずっと大和の物だから……」
「み、京……お前そこまで……」
「大和くん、せっかくこう言ってくれてるんだから条件飲みなよ。椎名さんの愛人としての働き次第では元金を減らすことも考えてあげるからさ」
「……ッ」
物凄い葛藤が大和を襲う。
色んな想像が頭を巡り、冷静な判断ができない。
だがそれでも、大和の中で「京と付き合うには利息を止めてもらうしかない」というのはハッキリとわかっていることで、それがそのまま大和の答えとなった。
「わかりました……京には……伊達さんの愛人になってもらいます」
「交渉成立だね♪」
「椎名さん……いや京。これから宜しくね」
「は、はいっ。大和の借金を減らしてもらえるように、愛人として頑張ります」
うっすら涙を浮かべて視線をそらす京と、不甲斐なさや申し訳なさから無念そうにしている大和。
二人の心情など操助は気にせず、その場で京の腰に手を回し、抱き寄せる。
「ひっ!?」
「み、京っ」
「一々驚かないの。提案してきたのはそっちなんだからさ、京もしっかり愛人やってくれなきゃ困るよ?」
「は、はい……申し訳ありません……」
「こういうことも、抵抗しちゃだめだからね?」
「……ッ!?」
操助は抱き寄せた京のアゴをクイッと上げると、そのまま唇を重ねた。
「んちゅ……」
「~~~ッッ…!!」
驚愕したのもつかの間、京の目からはすぐに大量の涙があふれる。
しかし何もすることはできない。抵抗なんてもってのほか。
自分は伊達操助の愛人なのだから。
京は込み上げる激流のような感情を必死に押し殺し、目を瞑った。
それでもキスされている間、涙は止まらなかった。
「んはっ。ふふ、それはうれし涙かな?」
愛人としての働きを認めてもらえなければ、大和の借金は減らない。
否定などできるはずもなかった。
「……そうです。う、嬉しくて涙が……でたんです……」
「京……!」
「大和くん、俺の愛人の唇はとろけるほど柔らかくて甘かったよ」
「ハハ、アハハハッ!」
この時大和は、自分がなんという契約をしてしまったんだと深い後悔に駆られた。
だが今は受け入れるしかない。どんなに京が汚されようと、借金を完済した暁には絶対に自分が幸せにして見せる。
そう決意していた。
「それじゃあ京、屋上に行こうか。大和くんはここで待ってなよ」
「……京を屋上に連れて行ってどうするつもりですか」
「それを答える必要はないけど、特別に教えてあげる」
「きゃっ!?」
抱き寄せている京の尻を撫でながら、操助は今まで見せたことのない下衆な笑いを浮かべながら言った。
「おてんとうさまに見てもらわないとね」
「俺の愛人が生まれたままの姿で抱かれるところをね」
「……!」
「屋外でセックスするって、結構興奮するんだよ?」
「その相手が誰かの女で、しかも処女……生ハメ中出しOKとくればそりゃあもう最高だよ」
「京に……な、中出しするつもりなんですか!?」
「当たり前じゃん♪どこの世界にオナホを手に入れて射精しない男がいるのさ」
「京はオナホじゃありませんよ!?」
「俺にとっては同じようなもんだよ。……ね、京?」
「うぅ……は、はい……愛人は……オナホみたいなものです……」
京は俯いてそう答えた。
それほど京は覚悟を決めているのだ。
「だ、そうだよ。大和くんの未来の彼女は俺のオナホってわけだ。付き合えるようになってもその過去は消えないけど君たちならきっと仲良くやれるよ」
「京には徹底的にテクニックを教え込んであげるから大和くんに返却する頃には最高に仕上がった状態だと思うよ。付き合って最初のエッチから彼女がよがりまくるって最高でしょ?ただ俺のチンポにフィットさせるから、京のオマンコが大和くんの粗チンで感じれるようになるまでには時間がかかるかもね!それに場合によっては壊れたの返却になるかもしれないけど許してね。アハハハ!」
「それじゃあ京、屋上に行くよ」
「わかりました……」
二人が部屋を出て屋上に行ったあと、大和は静かに扉を閉めて密かな決意を胸に抱いていた。
(京が伊達さんにどんな扱いを受けて傷つけられようと……俺が絶対に壊させない!)
(心と体を汚されたとしても絶対にケアしてみせる。それが京を愛人に差し出した俺に出来る唯一のことなんだから……!)
大和は自分の為に身を投げ打ってくれた京のためにも、絶対に支えて見せると断固たる決意をした。
その決意すらも与えられた感情だと気付きもせずに―――
―――
「こ、こんなところでしたら誰かに見られますっ!」
「大丈夫だって。誰にも見られることはないから」
「なんでそんなことがわかるん……あくっ!?」
京の言葉を無視して挿入する。
チンポをズドンと奥まで押し込むと、途端に静かになった。
「はあううっ!」
(う、うそ……!?)
(大和じゃないのに……せ、セックスってこんなに気持ちいいものなの!?)
初めてなのにアソコから背筋を伝って脳まで貫くような快感が一気に体に流れる。
痛みはまったくなく、純度100%の快感だけが体に充満する。
「初体験なのに随分と気持ちよさそうな顔するね。愛人の素質バッチリじゃん」
「そ、そんなことは……」
「本当に?」
ズブッ ジュブッ
「あひっ
あ、ああっ
」
「ほら~、やっぱり感じてるじゃない」
「ふあっ
はぁはぁ……
んんんっ
」
一突き毎に嬌声をあげるのを堪えることができないほど、感じてしまっている。
(だ、だめ……隠せない……気持ち良すぎてぇ……)
「ほら、イッていいんだよ?」
「くぅ……!」
大和以外の人としてイッてしまうと思った時、京の血の気が引いた。
そんな裏切りをするわけにはいかない。感じてしまうことは防げなくても、イクことだけは避けなければならない。
「はっ
ふっ
あっ
」
「うっ、そろそろ……我慢できないかも」
「っ
ふぁっ
お、大きくっ……!?」
アソコの中で射精前のチンコが大きくなっていく。
自分がイッてしまわないようにこらえていた京にとって、その感触は射精される恐怖となんとか耐えきれたと言う安堵感が入り混じった不思議な心情を生んでいた。
「く……うっ!」
「~~ッッ!」
(わ、私の中に……大和以外の精液が……!!)
たっぷりと中出しされてしまい、京は妊娠の恐怖から青ざめ、同時に大和へ謝罪しながら絶対に孕まないで見せると思った。
「ふぅー。スッキリ!」
「いやー、いろんな女を抱いたけど、京の愛人マンコもなかなか良かったよ」
「……ありがとう……ございます」
「今日はもうお掃除フェラして終わっていいよ。この後用事もあるから」
「わかりました。お口で……綺麗にします」
京は今すぐにでもアソコの精液を掻きだしたいのを我慢し、自分の愛液がべったりとついた操助のチンポを咥えた。
「はむっ。んっ、んっ……!」
(大和以外のを口に……)
自分から動くことになるフェラチオは、挿入以上に大和への罪悪感があった。
より京を辛くしたのは、操助のチンポをしゃぶると何故か体が感じてしまうことだ。
(こんなの何かの間違い……今は体が敏感になってるから……)
必死に自分に言い聞かせながらチンポを綺麗にしていく。
そんな京の姿に、操助は征服欲を満たされていた。
(あー、人の女を愛人にしてお掃除フェラさせるのってやっぱり最高だ)
(そうだ。ついでに……)
―――
―――
―――
「大和、ただいま」
「京……」
愛人の体をたっぷりと味わった操助が帰ったあと、京が服を着て大和のところに戻ってきた。
泣いているかと思って心配した大和だが、京はあっけらかんとしていた。
「……大したことなかったよ。痛くも無かったし」
それが強がりだと言う事は大和にも痛いほどわかった。
大和に今できるのは、その強がりに乗ってやることくらいだった。
「大和、お願いがあるの」
「俺にできることならなんでも言ってくれ」
「私、操助さんに抱かれて……中に射精されちゃったの」
「そ、そっか……」
「精液を注がれた私のアソコを……大和に綺麗にして欲しいの」
「初めては奪われちゃったけど、私の大切なところに触れた最後の人はいつでも大和でいて欲しい……だから……」
「わかった。京とは正式に付き合っているわけじゃないから、抱いてあげることはできないけど……アソコを綺麗にしてやるくらいなら」
操助には秘密で、操助に抱かれた後のアソコを綺麗にしてやることを大和は約束した。
せめてそれくらい、未来の彼女の為にしてあげたかったのだ。
「じゅるるうっ、んんっ!」
「ああっ、や、やまと……!」
情けなさと贖罪の気持ちから必死で京のアソコを綺麗にする大和。
操助に注がれた精液の雄臭さは否応なく大和の心に屈辱と敗北感を与えていた。
一方で京は、大和の優しさに救われる気持ちを抱きつつ、このまま大和のクンニでイキたいと考えていた。
なぜなら、女はイカせてくれた相手に一生全ての愛情を注ぐ生き物なのだから。
もし万が一操助にイカされてしまえば、全ての愛を奪われることになる。大和への愛だけは奪われたくない。
だから快感を得ようと必死になっていた。
しかし……
「れろれろっ、ぢゅるるっ」
(うぅ……どうして?なんで全然気持ち良くないの……?)
(大和にしてもらっているのに……)
クリトリスを含め、どこをどう舐められてもまるで気持ち良くないのだ。
イクどころか、むしろ不快感すらあるほどに。
結局アソコが綺麗になるまで一度も感じることのできなかった京は、大和にお礼を言って二人で寮に戻った。
色々溢れそうになる感情を押し殺して歩く帰り道はいつもよりずっと長く感じた。
その夜、京は夕食も取らずに部屋にこもり、一人で泣いた。
(これでいいんだ……だっていつかは大和と付き合えるんだから……)
そう自分に言い聞かせても、涙は止まらなかった。
次の日になっても、京の気持ちは沈んでいた。
大和が呼びに来ても、声が落ち込んでいるのがわかる。
「京……学校、行けそうか?」
「うん。大丈夫……すぐ追いつくから、先に行ってて」
「……わかった」
遅れて登校してきた京はいつもと変わらない表情で、それが余計に大和を苦しめるのだった。
つづく
真剣で私に相談しなさい!シリーズ 時系列順
①黛由紀江編
②川神百代編
③川神一子編
④椎名京編
⑤川神一子編その2
⑥黛由紀江編その2
⑦黛由紀江編その3
⑧川神一子編その3
⑨小笠原千花編
⑩甘粕真与編
そこに付け入る隙など無く、椎名京にとっては直江大和だけが全て。
それは変わらない。
しかし最近、椎名京は伊達操助を警戒しなくなった。
周囲は百代や一子が親しくしていることで多少受け入れるようになったと思っているが、その実態は違う。
その変化に周囲が気付くのに時間がかかっただけで、実際にはある日を境に突然警戒心を失ったのだ。
「やぁ椎名さん」
「伊達さん」
「奇遇だね。今ひとりなの?」
「……はい。買い物に行ったんですけど、好みの物が無くて」
「それで手ぶらってわけね」
道端で会って普通に会話しているだけだが、これまでの京なら会釈するくらいでまず会話などしなかっただろう。
(ちょうど良いか。『彼』の方も下準備は出来てるし)
「そうだ。良かったらこれから寮にお邪魔させてもらえないかな」
「寮ですか」
「うん。君と二人っきりでお話してみたいんだ」
「……」
(この人なら……大丈夫かな)
「わかりました。いいですよ」
「ホント!良かった、じゃあさっそく今から行こうか♪」
京が大和以外の男を寮に呼ぶ。
考えられないことだが、警戒心を失うということはそういうことなのだ。
警戒心が無ければ操助と二人っきりになるのもペットと一緒なのとほとんど変わらないからだ。
島津寮に着いた京と操助は部屋に入って話をする。
すると唐突に操助が『一生のお願い』をしてきた。
「一生のお願い。今着ている服を全部脱いで、俺に譲って」
そんなことを言われたら、京でなくても激昂し変態扱いして部屋から追い出すだろう。
だが京は少しため息をついた程度で、表情一つ変えずお願いを聞き入れた。
「一生のお願いじゃ仕方ないね。……うん、わかった」
「んっしょ……」
なんと服を脱ぎ始めたのだ。
少し恥ずかしそうにはしているが、警戒心が無いからだろうかほとんど表情を変えずに淡々と服を脱ぐ。
(思ったより胸あるな。それにしても……これがストリップだってわかってるのかな?)
「はい。私の服、伊達さんにあげます」
「ありがと。ほかほかだね♪」
操助のお願いはそこまでの内容だったので、京はすぐに他の服を着た。
下着や服を本人がいる前で触ったり匂いを嗅ぎながら、いよいよ本題に入る。
操助はここまで来たら今日のうちにでも京を落し、抱きたかった。
だから予定よりことを急ぎ、京の行動を誘導する。
「あなたは今日、直江大和に真剣な告白をする。」
「え……」
「あなたは無意識に、直江大和と付き合えるのなら自分はどんなこともできる女だと思っているんです」
「そしてもう一つ、あなたは直江大和以外のチンポにしか魅力を感じることができませんから、直江大和以外のチンポを挿入されると最高に感じてしまいます。それは間違いない」
操助が帰った後、京はすぐに行動を起こす。
本気の告白をするために大和を秘密基地に呼び出したのだ。
「大和。真面目な話があるの……」
「京……」
いつもと違う、なんというか決意と迫力が見える京に大和も色々と察して真剣になる。
「大和……好き。付き合って」
同じ言葉なのに、思いが真剣ならば意味はまるで違ってくる。
これで駄目なら次は無いというくらいの気持ちでいる京に、普段の様なごまかしやはぐらかしはできない。
「俺は……俺も京のこと、好きだよ」
「……え?」
「だから、京のことが好きだって」
「や、大和……!」
初めて明確に自分を好きだと言ってくれたことに感情が爆発しそうになる。
これまでの京の人生はこの時の為に会ったと言っても過言ではないからだ。
しかし、京が喜びの叫びをあげる前に大和が制止する。
京のことは好きだが、今は付き合えない事情があると言うのだ。
「事情って……何?」
『事情』が何なのかまったくわからない京はこのままフラれてしまうのではと恐れた。
いつも一緒にいた京が知らない大和の事情。
それが小さくない事情であることは想像がついたからだ。
「実は俺……みんなに言っていなかった秘密があるんだ」
「秘密?」
「その……俺はある人に莫大な借金をしていて、今は返済中なんだ」
「だからそれが全て払い終わるまでは恋愛はできない。男としてケジメはつけたいんだ」
「そんな……い、いくらなの?私も少しなら……」
「ごめん京、そういう次元の金額じゃないんだ」
大和は具体的な金額を明かすことはなかったが、利子すら払えないほどの巨額であり、どんどん借金が膨らんでいる状態であることを京は知った。
卒業後に就職してまともな給料をもらえるようになってから返済するつもりの大和は、それが出来るまで恋愛をしない。
なぜ今まで教えてくれなかったのかという気持ちも多少はあったが、それよりも『返済さえできれば大和と付き合える』という事実の方が京にとっては遥かに大事だった。
「大和、それだけのお金……一人じゃ無理だよ」
「私も協力するから、一緒に返そう?」
「京……」
大和にも男のプライドがあるが、京の強い気持ちに折れる形で一緒に返済することを受け入れた。
学生が大金を借りれるところといえば闇金融くらいしか思いつかなかったが、なんと個人から借りていると言う。
問い詰められた大和は、後ろめたそうに相手の名前を言った。
「だ、伊達さんなの!?」
なんと借りている相手はあの伊達操助だった。
さすがの京も疑ったが、どうやら本当にそうらしい。
「大和、せめて利息が付かないように頼んでみようよ」
「そんなの応じてもらえないよ」
「言ってみなくちゃわからないよ。何か条件出されるかもしれないけど、せめて学生の間は利息は止めてもらわないと」
「う~ん……」
「私も一緒に頼むよ。だから今すぐ連絡して」
「京……」
あまりにも積極的な京に大和も戸惑う。
これは操助のことを京がまったく警戒していないからこそとれる行動だった。
大和が電話をしてみると、操助は近くにいるので今から来てくれることに。
―――
「俺に話って何かな?」
「その……」
「大和の借金のことです」
「……あぁ、その話ね。今更返せないなんて言わないよね?」
(フフ、実際は1円も貸してないけどね)
「もちろんお金は必ず返すつもりです!ただ今日は……その、お願いしたいことがあって」
「お願い?」
「大和、私が言うよ。伊達さん、大和の借金の利息……学生でいる間は免除してもらえませんか?」
「利息……ね。今でも随分良心的な金利だとは思うけど、確かに元金減ってないもんね」
「……お願いです、なんとかならないでしょうか」
「京……!?」
床に土下座する京に驚きを隠せなかったが、続いて大和も同じように土下座をして懇願した。
必死さが伝わったのか、操助はため息をつくと口を開いた。
「そんなに言うなら考えなくもないけど、それなりの条件は飲んでもらうよ」
「本当ですか!?」
「も、もちろん俺達にできることならなんでもします!」
操助の譲歩にすがりつく二人。だがその内容は……
「それじゃあね―――」
利息の一時免除の条件として操助が出した内容はとても即答できるようなものではなかった。
一言で言うとハレンチというか、あまりに低俗な内容だったから。
「京を愛人にだなんて……」
「悪い条件じゃないと思うけどなー。まだ二人は付き合ってるわけでもないんだし、ただ椎名さんが俺の愛人になるってだけなんだから」
「まぁ愛人っていうと意味が薄ボケるからはっきり言うと、好きな時に呼び出しに応じて体を開く都合のいい女になって欲しいってことね」
「伊達さん……!」
京と付き合う為に利息の免除を頼んでいるのに、その代償として京を差し出すのでは本末転倒。
大和もさすがに『それはあまりにも』と言葉が出かける。
もっともな反応を見せた大和に対して、意外な反応を見せたのは京だった。
「……いいよ大和。私、伊達さんの愛人になる」
「京!?」
「おー、椎名さんは物分りがいいね」
操助が軽口をたたくと、京は一瞬ギッと睨むような視線を向けた。
警戒はしていなくても怒りはある。
嫌悪感に軽蔑と殺気が混じった視線に操助も冷や汗をたらした。
「そんな怖い顔しないでさ、椎名さん……一生のお願い。俺のこと嫌いにならないでよ」
「……一生のお願いじゃ仕方ないね。嫌いにならないであげます」
この言葉が効いたのか、京から出る殺気はだいぶ減ったように感じられた。
「いいのかよ京!?愛人になるって、伊達さんに体を売るってことなんだぞ!?」
「わかってる。だけどそれが条件なら飲むしかないよ……」
「私は大和の為だったらなんだってするよ?」
「それにいくら体を売ったとしても、心だけはずっと大和の物だから……」
「み、京……お前そこまで……」
「大和くん、せっかくこう言ってくれてるんだから条件飲みなよ。椎名さんの愛人としての働き次第では元金を減らすことも考えてあげるからさ」
「……ッ」
物凄い葛藤が大和を襲う。
色んな想像が頭を巡り、冷静な判断ができない。
だがそれでも、大和の中で「京と付き合うには利息を止めてもらうしかない」というのはハッキリとわかっていることで、それがそのまま大和の答えとなった。
「わかりました……京には……伊達さんの愛人になってもらいます」
「交渉成立だね♪」
「椎名さん……いや京。これから宜しくね」
「は、はいっ。大和の借金を減らしてもらえるように、愛人として頑張ります」
うっすら涙を浮かべて視線をそらす京と、不甲斐なさや申し訳なさから無念そうにしている大和。
二人の心情など操助は気にせず、その場で京の腰に手を回し、抱き寄せる。
「ひっ!?」
「み、京っ」
「一々驚かないの。提案してきたのはそっちなんだからさ、京もしっかり愛人やってくれなきゃ困るよ?」
「は、はい……申し訳ありません……」
「こういうことも、抵抗しちゃだめだからね?」
「……ッ!?」
操助は抱き寄せた京のアゴをクイッと上げると、そのまま唇を重ねた。
「んちゅ……」
「~~~ッッ…!!」
驚愕したのもつかの間、京の目からはすぐに大量の涙があふれる。
しかし何もすることはできない。抵抗なんてもってのほか。
自分は伊達操助の愛人なのだから。
京は込み上げる激流のような感情を必死に押し殺し、目を瞑った。
それでもキスされている間、涙は止まらなかった。
「んはっ。ふふ、それはうれし涙かな?」
愛人としての働きを認めてもらえなければ、大和の借金は減らない。
否定などできるはずもなかった。
「……そうです。う、嬉しくて涙が……でたんです……」
「京……!」
「大和くん、俺の愛人の唇はとろけるほど柔らかくて甘かったよ」
「ハハ、アハハハッ!」
この時大和は、自分がなんという契約をしてしまったんだと深い後悔に駆られた。
だが今は受け入れるしかない。どんなに京が汚されようと、借金を完済した暁には絶対に自分が幸せにして見せる。
そう決意していた。
「それじゃあ京、屋上に行こうか。大和くんはここで待ってなよ」
「……京を屋上に連れて行ってどうするつもりですか」
「それを答える必要はないけど、特別に教えてあげる」
「きゃっ!?」
抱き寄せている京の尻を撫でながら、操助は今まで見せたことのない下衆な笑いを浮かべながら言った。
「おてんとうさまに見てもらわないとね」
「俺の愛人が生まれたままの姿で抱かれるところをね」
「……!」
「屋外でセックスするって、結構興奮するんだよ?」
「その相手が誰かの女で、しかも処女……生ハメ中出しOKとくればそりゃあもう最高だよ」
「京に……な、中出しするつもりなんですか!?」
「当たり前じゃん♪どこの世界にオナホを手に入れて射精しない男がいるのさ」
「京はオナホじゃありませんよ!?」
「俺にとっては同じようなもんだよ。……ね、京?」
「うぅ……は、はい……愛人は……オナホみたいなものです……」
京は俯いてそう答えた。
それほど京は覚悟を決めているのだ。
「だ、そうだよ。大和くんの未来の彼女は俺のオナホってわけだ。付き合えるようになってもその過去は消えないけど君たちならきっと仲良くやれるよ」
「京には徹底的にテクニックを教え込んであげるから大和くんに返却する頃には最高に仕上がった状態だと思うよ。付き合って最初のエッチから彼女がよがりまくるって最高でしょ?ただ俺のチンポにフィットさせるから、京のオマンコが大和くんの粗チンで感じれるようになるまでには時間がかかるかもね!それに場合によっては壊れたの返却になるかもしれないけど許してね。アハハハ!」
「それじゃあ京、屋上に行くよ」
「わかりました……」
二人が部屋を出て屋上に行ったあと、大和は静かに扉を閉めて密かな決意を胸に抱いていた。
(京が伊達さんにどんな扱いを受けて傷つけられようと……俺が絶対に壊させない!)
(心と体を汚されたとしても絶対にケアしてみせる。それが京を愛人に差し出した俺に出来る唯一のことなんだから……!)
大和は自分の為に身を投げ打ってくれた京のためにも、絶対に支えて見せると断固たる決意をした。
その決意すらも与えられた感情だと気付きもせずに―――
―――
「こ、こんなところでしたら誰かに見られますっ!」
「大丈夫だって。誰にも見られることはないから」
「なんでそんなことがわかるん……あくっ!?」
京の言葉を無視して挿入する。
チンポをズドンと奥まで押し込むと、途端に静かになった。
「はあううっ!」
(う、うそ……!?)
(大和じゃないのに……せ、セックスってこんなに気持ちいいものなの!?)
初めてなのにアソコから背筋を伝って脳まで貫くような快感が一気に体に流れる。
痛みはまったくなく、純度100%の快感だけが体に充満する。
「初体験なのに随分と気持ちよさそうな顔するね。愛人の素質バッチリじゃん」
「そ、そんなことは……」
「本当に?」
ズブッ ジュブッ
「あひっ


「ほら~、やっぱり感じてるじゃない」
「ふあっ



一突き毎に嬌声をあげるのを堪えることができないほど、感じてしまっている。
(だ、だめ……隠せない……気持ち良すぎてぇ……)
「ほら、イッていいんだよ?」
「くぅ……!」
大和以外の人としてイッてしまうと思った時、京の血の気が引いた。
そんな裏切りをするわけにはいかない。感じてしまうことは防げなくても、イクことだけは避けなければならない。
「はっ



「うっ、そろそろ……我慢できないかも」
「っ


アソコの中で射精前のチンコが大きくなっていく。
自分がイッてしまわないようにこらえていた京にとって、その感触は射精される恐怖となんとか耐えきれたと言う安堵感が入り混じった不思議な心情を生んでいた。
「く……うっ!」
「~~ッッ!」
(わ、私の中に……大和以外の精液が……!!)
たっぷりと中出しされてしまい、京は妊娠の恐怖から青ざめ、同時に大和へ謝罪しながら絶対に孕まないで見せると思った。
「ふぅー。スッキリ!」
「いやー、いろんな女を抱いたけど、京の愛人マンコもなかなか良かったよ」
「……ありがとう……ございます」
「今日はもうお掃除フェラして終わっていいよ。この後用事もあるから」
「わかりました。お口で……綺麗にします」
京は今すぐにでもアソコの精液を掻きだしたいのを我慢し、自分の愛液がべったりとついた操助のチンポを咥えた。
「はむっ。んっ、んっ……!」
(大和以外のを口に……)
自分から動くことになるフェラチオは、挿入以上に大和への罪悪感があった。
より京を辛くしたのは、操助のチンポをしゃぶると何故か体が感じてしまうことだ。
(こんなの何かの間違い……今は体が敏感になってるから……)
必死に自分に言い聞かせながらチンポを綺麗にしていく。
そんな京の姿に、操助は征服欲を満たされていた。
(あー、人の女を愛人にしてお掃除フェラさせるのってやっぱり最高だ)
(そうだ。ついでに……)
―――
―――
―――
「大和、ただいま」
「京……」
愛人の体をたっぷりと味わった操助が帰ったあと、京が服を着て大和のところに戻ってきた。
泣いているかと思って心配した大和だが、京はあっけらかんとしていた。
「……大したことなかったよ。痛くも無かったし」
それが強がりだと言う事は大和にも痛いほどわかった。
大和に今できるのは、その強がりに乗ってやることくらいだった。
「大和、お願いがあるの」
「俺にできることならなんでも言ってくれ」
「私、操助さんに抱かれて……中に射精されちゃったの」
「そ、そっか……」
「精液を注がれた私のアソコを……大和に綺麗にして欲しいの」
「初めては奪われちゃったけど、私の大切なところに触れた最後の人はいつでも大和でいて欲しい……だから……」
「わかった。京とは正式に付き合っているわけじゃないから、抱いてあげることはできないけど……アソコを綺麗にしてやるくらいなら」
操助には秘密で、操助に抱かれた後のアソコを綺麗にしてやることを大和は約束した。
せめてそれくらい、未来の彼女の為にしてあげたかったのだ。
「じゅるるうっ、んんっ!」
「ああっ、や、やまと……!」
情けなさと贖罪の気持ちから必死で京のアソコを綺麗にする大和。
操助に注がれた精液の雄臭さは否応なく大和の心に屈辱と敗北感を与えていた。
一方で京は、大和の優しさに救われる気持ちを抱きつつ、このまま大和のクンニでイキたいと考えていた。
なぜなら、女はイカせてくれた相手に一生全ての愛情を注ぐ生き物なのだから。
もし万が一操助にイカされてしまえば、全ての愛を奪われることになる。大和への愛だけは奪われたくない。
だから快感を得ようと必死になっていた。
しかし……
「れろれろっ、ぢゅるるっ」
(うぅ……どうして?なんで全然気持ち良くないの……?)
(大和にしてもらっているのに……)
クリトリスを含め、どこをどう舐められてもまるで気持ち良くないのだ。
イクどころか、むしろ不快感すらあるほどに。
結局アソコが綺麗になるまで一度も感じることのできなかった京は、大和にお礼を言って二人で寮に戻った。
色々溢れそうになる感情を押し殺して歩く帰り道はいつもよりずっと長く感じた。
その夜、京は夕食も取らずに部屋にこもり、一人で泣いた。
(これでいいんだ……だっていつかは大和と付き合えるんだから……)
そう自分に言い聞かせても、涙は止まらなかった。
次の日になっても、京の気持ちは沈んでいた。
大和が呼びに来ても、声が落ち込んでいるのがわかる。
「京……学校、行けそうか?」
「うん。大丈夫……すぐ追いつくから、先に行ってて」
「……わかった」
遅れて登校してきた京はいつもと変わらない表情で、それが余計に大和を苦しめるのだった。
つづく
真剣で私に相談しなさい!シリーズ 時系列順
①黛由紀江編
②川神百代編
③川神一子編
④椎名京編
⑤川神一子編その2
⑥黛由紀江編その2
⑦黛由紀江編その3
⑧川神一子編その3
⑨小笠原千花編
⑩甘粕真与編
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