精液大会ZARMENT(3回戦)
作品ミックス - 2019年05月26日 (日)
精液大会ZARMENTとは―――
正式名称をザーメン・トーナメントの通称で読み方は『ざーめんと』
その名の意味する通り、精液に関するトーナメントであり、人類全てを女体化・洗脳支配して下さっている御主人様の精液をより良いパフォーマンスで受け止める大会である。
優勝者には商品としてふたなりチンポが贈呈され、副賞として本人が洗脳していただく前の記憶をインストールしたアンドロイドが送られ、過去の自分を孕ませたりできる素敵な日常が約束される。
日程は順調に消化され、各ブロックでは勝てば準々決勝に行くことができる3回戦が始まっていた。
『大会初日最終戦となりますザーメント第3回戦!実況は引き続き私シェリル・ノームでお送り致します!』
『解説は変わりまして、2回戦で惜しくも敗退したC.Cさんならびにナナリーさんでお送りいたします』
『お二人とも、宜しく御願いします』
「よろしく」
「よろしくお願いします」
『まずはお二人に、今大会についてお伺いしてみたいと思います』
『惜しくも負けてしまったわけですが、今大会のレベルはやはり上がっているのでしょうか?』
「そうですね、レベルは間違いなく上がっているとは思います」
「過去の大会は恍惚感や美味しそうに精液を口にする嬉嬉とした表情、もしくは無表情に徹して精液を受け止めると言った戦法が主流でした」
「しかし今大会ではみなさん研究されてきていて、よりバリエーションが増えたことで一概に傾向やトレンドを決めることができない状況だと思います」
「同感だ。全身の使い方もそうだが、一試合の中で感情を変化させたりするという戦い方はこれまでなかった」
「そういう意味では、私の様に感情の起伏が少ない人間にとっては戦い辛い環境と言えるだろうな」
『なるほど。ではその辺に注目して3回戦を見てみることにしましょう』
『3回戦最初に行われるバトルですが……おっと?どうやらBブロックからのようです』
『勝てば準々決勝の3回戦、Bブロックの対決はルイス・ハレヴィvs森雪という戦いになりました』
『お二人はこの戦い、どのようにご覧になりますか』
「二人とも金髪だからな、私なら先手必勝で印象付を狙う所だが」
「う~ん、私なら相手の出方を見たいところですけど」
『解説席は意見がわかれましたが、戦いの方はどうなるでしょうか!』
『先に仕掛けたのは……』
「んぷっ
」
「御主人様のザーメンで……何も見えなくなっちゃいました
」
「もっと……もっとぶっかけてくださいぃ
」
『ルイス・ハレヴィが仕掛けたぁ!正面からぶっかけを受ける正攻法スタイルです!』
「奇をてらわず、一番オーソドックなスタイルですね」
「そうだな。先手を取ったのも良い判断だ」
(……しかし決め手にかけると思うが)
「これで仲間が解放されるなら……」
『でたー!でました!仲間の為なら体を差し出しますがでたぁ!』
『嫌がる相手にぶっかけを受け入れさせるというシチュに、説得力を持たせることでよりリアリティのある興奮をもたらしています!!』
「言いたいことはいわれてしまったが、まさにその通りだな」
「ですね。やはり今大会はただ精液を受け止めるだけではインパクトにかけると言わざる負えないでしょう。この勝負は間違いなく……」
『勝者!森雪!!』
『文句なしの圧倒的勝利を収めました!!』
『ここまで初戦、二回戦と手札を使い切ってしまったのか、オーソドックスに攻めたルイス・ハレヴィ選手がここで敗退となりました』
『……っと、ここでCブロック3回戦にも動きがあったようです!』
「…………」
「精液を纏うなら、優雅さは必要不可欠でしょう?」
「私は誇りに思いますわ。御主人様の精液でどろどろになったこの姿を」
『Cブロック三回戦!』
『珊瑚VSレオナ・ガーシュタインの戦いは、精液まみれにもかかわらず我々も見惚れるほどの優雅さを見せつけたレオナの勝利です!!』
「圧勝に見えて接戦ではあったな。珊瑚の方は一貫して死んだ振り状態だったわけだが、あそこまで徹底したのは見事としかいいようがない。ただ、やはりトレンドは感情と動き……もう一工夫あれば違ったんだろうが」
「急に起き上がって抵抗する、もしくは媚びて全身にかけてもらうとか……」
「でなければ無表情のままで咀嚼するとか、色々方法はありましたね」
「そうだな。まぁそれをアドリブでするのが難しいわけなんだが」
『お二人の解説通り、トレンドを取り入れた選手の勝利が目立ちますね』
『それではDブロックの方も見てみましょう!』
Dブロック3回戦はセシリア・オルコットvs更識簪のIS学園対決となっていた。
前評判は五分と五分。それも納得の接戦となっていた。
「まだまだ足りませんわ
」
「私の肌が完全に見えなるまで……おかけになってくださいませ
」
『先制したセシリア!なんとこれだけの量を浴びてまだ欲しがります!』
「それにしても凄まじい量だな……今大会では今の所一番なんじゃないか」
「うぷっ
……ごくんっ
」
「はぁはぁ……私も……もっともっと下さい
」
『対する更識妹、どんどん精液を飲みこんでいきます!その量はセシリアが浴びている量と互角かぁ!?』
「だ、大丈夫なんでしょうか。あんなに飲みこんで……」
『顔は欲しがっていても大丈夫じゃないだろうな。見ろ……』
『あーっと!?これはぁ!?』
「……げふっ」
『き、気絶しています!更識簪選手、あまりの精液量に気絶してしまいしたぁ!』
『Dブロック3回戦、IS学園対決を制したのはセシリア・オルコット選手です!』
『浴びるのと飲むのでは負担がまるで違う。量対決に先に持ち込み、より楽なほうを選んだセシリアの作戦勝ち……だな』
大きな波乱も無くここまで進んできたZARMENT
続くAブロックの戦いは優勝候補が登場するとあって、多くの観衆と敵情視察の選手で観客席が埋まっていた。
「準々決勝であたる紅月カレン。どれほどか見せてもらおうか」
優勝候補筆頭の紅月カレンと対するのは特に注目をされていない秋山澪。
同じ所属の田井中律も既に敗退しているため、誰もがカレンの勝利を確信していた。
しかし……
「そんな馬鹿な!」
『波瀾!大金星!下剋上!どの言葉を使っていいかわかりませんが、とにかくこれは大事件です!』
『優勝候補筆頭、紅月カレン選手、まさかの3回戦敗退!!』
『勝者、秋山澪!!』
「律……仇は取ったわよ!!」
優勝候補が敗退するという波瀾が起きた3回戦はその後滞りなく進み、精液大会ZARMENTは準々決勝へと進むのだった。
正式名称をザーメン・トーナメントの通称で読み方は『ざーめんと』
その名の意味する通り、精液に関するトーナメントであり、人類全てを女体化・洗脳支配して下さっている御主人様の精液をより良いパフォーマンスで受け止める大会である。
優勝者には商品としてふたなりチンポが贈呈され、副賞として本人が洗脳していただく前の記憶をインストールしたアンドロイドが送られ、過去の自分を孕ませたりできる素敵な日常が約束される。
日程は順調に消化され、各ブロックでは勝てば準々決勝に行くことができる3回戦が始まっていた。
『大会初日最終戦となりますザーメント第3回戦!実況は引き続き私シェリル・ノームでお送り致します!』
『解説は変わりまして、2回戦で惜しくも敗退したC.Cさんならびにナナリーさんでお送りいたします』
『お二人とも、宜しく御願いします』
「よろしく」
「よろしくお願いします」
『まずはお二人に、今大会についてお伺いしてみたいと思います』
『惜しくも負けてしまったわけですが、今大会のレベルはやはり上がっているのでしょうか?』
「そうですね、レベルは間違いなく上がっているとは思います」
「過去の大会は恍惚感や美味しそうに精液を口にする嬉嬉とした表情、もしくは無表情に徹して精液を受け止めると言った戦法が主流でした」
「しかし今大会ではみなさん研究されてきていて、よりバリエーションが増えたことで一概に傾向やトレンドを決めることができない状況だと思います」
「同感だ。全身の使い方もそうだが、一試合の中で感情を変化させたりするという戦い方はこれまでなかった」
「そういう意味では、私の様に感情の起伏が少ない人間にとっては戦い辛い環境と言えるだろうな」
『なるほど。ではその辺に注目して3回戦を見てみることにしましょう』
『3回戦最初に行われるバトルですが……おっと?どうやらBブロックからのようです』
『勝てば準々決勝の3回戦、Bブロックの対決はルイス・ハレヴィvs森雪という戦いになりました』
『お二人はこの戦い、どのようにご覧になりますか』
「二人とも金髪だからな、私なら先手必勝で印象付を狙う所だが」
「う~ん、私なら相手の出方を見たいところですけど」
『解説席は意見がわかれましたが、戦いの方はどうなるでしょうか!』
『先に仕掛けたのは……』
「んぷっ

「御主人様のザーメンで……何も見えなくなっちゃいました

「もっと……もっとぶっかけてくださいぃ

『ルイス・ハレヴィが仕掛けたぁ!正面からぶっかけを受ける正攻法スタイルです!』
「奇をてらわず、一番オーソドックなスタイルですね」
「そうだな。先手を取ったのも良い判断だ」
(……しかし決め手にかけると思うが)
「これで仲間が解放されるなら……」
『でたー!でました!仲間の為なら体を差し出しますがでたぁ!』
『嫌がる相手にぶっかけを受け入れさせるというシチュに、説得力を持たせることでよりリアリティのある興奮をもたらしています!!』
「言いたいことはいわれてしまったが、まさにその通りだな」
「ですね。やはり今大会はただ精液を受け止めるだけではインパクトにかけると言わざる負えないでしょう。この勝負は間違いなく……」
『勝者!森雪!!』
『文句なしの圧倒的勝利を収めました!!』
『ここまで初戦、二回戦と手札を使い切ってしまったのか、オーソドックスに攻めたルイス・ハレヴィ選手がここで敗退となりました』
『……っと、ここでCブロック3回戦にも動きがあったようです!』
「…………」
「精液を纏うなら、優雅さは必要不可欠でしょう?」
「私は誇りに思いますわ。御主人様の精液でどろどろになったこの姿を」
『Cブロック三回戦!』
『珊瑚VSレオナ・ガーシュタインの戦いは、精液まみれにもかかわらず我々も見惚れるほどの優雅さを見せつけたレオナの勝利です!!』
「圧勝に見えて接戦ではあったな。珊瑚の方は一貫して死んだ振り状態だったわけだが、あそこまで徹底したのは見事としかいいようがない。ただ、やはりトレンドは感情と動き……もう一工夫あれば違ったんだろうが」
「急に起き上がって抵抗する、もしくは媚びて全身にかけてもらうとか……」
「でなければ無表情のままで咀嚼するとか、色々方法はありましたね」
「そうだな。まぁそれをアドリブでするのが難しいわけなんだが」
『お二人の解説通り、トレンドを取り入れた選手の勝利が目立ちますね』
『それではDブロックの方も見てみましょう!』
Dブロック3回戦はセシリア・オルコットvs更識簪のIS学園対決となっていた。
前評判は五分と五分。それも納得の接戦となっていた。
「まだまだ足りませんわ

「私の肌が完全に見えなるまで……おかけになってくださいませ

『先制したセシリア!なんとこれだけの量を浴びてまだ欲しがります!』
「それにしても凄まじい量だな……今大会では今の所一番なんじゃないか」
「うぷっ


「はぁはぁ……私も……もっともっと下さい

『対する更識妹、どんどん精液を飲みこんでいきます!その量はセシリアが浴びている量と互角かぁ!?』
「だ、大丈夫なんでしょうか。あんなに飲みこんで……」
『顔は欲しがっていても大丈夫じゃないだろうな。見ろ……』
『あーっと!?これはぁ!?』
「……げふっ」
『き、気絶しています!更識簪選手、あまりの精液量に気絶してしまいしたぁ!』
『Dブロック3回戦、IS学園対決を制したのはセシリア・オルコット選手です!』
『浴びるのと飲むのでは負担がまるで違う。量対決に先に持ち込み、より楽なほうを選んだセシリアの作戦勝ち……だな』
大きな波乱も無くここまで進んできたZARMENT
続くAブロックの戦いは優勝候補が登場するとあって、多くの観衆と敵情視察の選手で観客席が埋まっていた。
「準々決勝であたる紅月カレン。どれほどか見せてもらおうか」
優勝候補筆頭の紅月カレンと対するのは特に注目をされていない秋山澪。
同じ所属の田井中律も既に敗退しているため、誰もがカレンの勝利を確信していた。
しかし……
「そんな馬鹿な!」
『波瀾!大金星!下剋上!どの言葉を使っていいかわかりませんが、とにかくこれは大事件です!』
『優勝候補筆頭、紅月カレン選手、まさかの3回戦敗退!!』
『勝者、秋山澪!!』
「律……仇は取ったわよ!!」
優勝候補が敗退するという波瀾が起きた3回戦はその後滞りなく進み、精液大会ZARMENTは準々決勝へと進むのだった。