催眠！轟八千代

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WORKING!! - 2014年12月25日 (木)

「仮町くん……何してるのかしら……？」

「えっ！？い、いや、旅行のお土産を渡しただけですけど……」

「問答無用……！」

「ちょちょちょ！チーフ！？ストップストップ！！」

ワグナリアに新しいバイトが入った。
名前は『仮町隆史(かりまちたかし)』

店長である白藤杏子に好意を抱いているのか、どこかに出かけるとお土産を買ってきては杏子に渡していた。
それ自体は何の問題もない話だが、杏子を溺愛する八千代からは音尾に代わる危険人物としてマークされていた。

そんな八千代の行動に隆史は嫌気がさしていた。
この日は家に帰ってくつろぎ、スマフォを弄りながらテレビを見ていた。
そんな時、あるアプリが目に留まる。

『マインド☆こんとろーる！～すきなあんじをかけちゃ王～』

説明を見るとどうにも胡散臭い内容だった。
画面に表示される暗示画面を相手に見せると、催眠状態に落すことが出来、どんな暗示でもかけれるというのだ。

「ま、無料ならＤＬくらいしてもいいか」

――――

――――

――――

「じゅぼじゅぼっ、ぶちゅるるっ」

「ち、チーフ……す、すごすぎっ……るっす……！

結果は大成功だった。

『杏子に仮町がなつくのは性欲が溜まっているから』

『それを解消するために自分が性欲を処理してやるしかない』

『それをすることは何もおかしなことじゃない』

『常に性欲処理して無害にしておけばすごく安心する』

これらの暗示をかけられた八千代はそれ以降、仮町が杏子に近付く素振りを見せるたびに性欲処理をするようになった。
仕事中だろうが人目を避けては仮町の性欲を処理する。
何日も経つと常に安心感を得てないと不安になる中毒症状の様な物が表れ始め、その回数は増えていった。

「うぅ、チーフ……俺イキそうっす」

「たくさん中にだしてね」

「で、でるっ……！！」

ドピュドピュドピュ

――――

――――

「たくさん出たわね