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REGZA

Author:REGZA
回転寿司で味噌汁は今日何がありますかって聞いたら
「あら汁」と「かに汁」あと……「ブラジル」って言われました。

思わずフフッって笑ってしまった自分が悔しい。

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ガンダムSEED フロンティア・セル STAGE.1『喪失したハーレム』

コロニー

プラント アーモリーワンコロニー某所

工業コロニーであるアーモリーワンで数少ない宿泊施設。
そこに長期間泊まり込んで酒池肉林を楽しむ一人のコーディネーターがいた。

彼の名前はセイ・ツバサ。
突然変異型のコーディネーターであり、現在一人しか確認されていない唯一種と言っても良い存在だ。
ツバサは自分に付き従う十数人の美女と一緒に宿に泊まり、セックス三昧をしている。
お金も美女たちが払うため、いつまでも滞在可能なのだ。
アーモリーワンを選んだのは、プラントの中でも常に宿が空いているコロニーだからで、大所帯で長期滞在するにはうってつけだった。


だが、彼はキラ・ヤマトの様に頭脳・肉体・反射神経と言った部分が優れているわけではない。
むしろ一般のコーディネーターよりも大幅に劣り、ナチュラルの標準的な成人男性と変わらないというコーディネーターとしては明らかに劣等種と呼んでいいスペックだ。

そんな彼が酒池肉林を繰り広げられる理由。
女達が付き従うのには訳がある。

それこそが彼の特異性であり、突然変異であるという明確な証拠の部分でもある。


彼の特異性を説明するためには、まずはコズミック・イラにおける人類の特性を知らなくてはいけない。
人間が潜在能力の大半を使用できていないというのは有名な話だが、それは通常の細胞であるノーマル・セルしか人間が使用できないからである。

フロンティア・セル

体の多くはフロンティア・セルと呼ばれる使用されていない、もしくは待機状態の細胞で構成されており、これを使えないために人間はフルスペックを発揮できないのだ。

ナチュラルもコーディネーターも等しく、ノーマル・セルとフロンティア・セルの2種類でしか構成されていない。
だが、セイ・ツバサはもう一つ別の種類の細胞を持っていたのだ。

スレイブ・セル

それはスレイブ・セルという名の細胞で、ツバサの体内に存在する細胞だ。
これはツバサの体の中にあるだけならノーマル・セルと変わらない性質なのだが、ひとたびツバサ以外の人間がスレイブ・セルを取り込むと、フロンティア・セルを取り込みスレイブ・セルに変質させてしまうのだ。
主な摂取方法はツバサの体液を取り込むことで、例えばキスをした時の唾液交換などでもスレイブ・セルは相手の体内で侵蝕を始める。

スレイブ・セルの恐ろしいところは細胞の持ち主であるツバサに対する奴隷因子で出来ていることであり、体内でスレイブ・セルが増えるとその人間の本質にも影響を及ぼし、ツバサに逆らえなくなってしまうのだ。

奴隷因子であるスレイブ・セルはフロンティア・セルをどんどん侵蝕していき、大きくわけて四段階に分類され、その段階によって症状が異なる。

その侵蝕度はある特徴で判断でき、第一段階になると目元にホクロが一つできる。
第二段階ではそれが二つ、第三段階では三つと増え、最終第四段階ではホクロが消えるが、代わりにある現象が体に起きる。

最終段階になった人間は心身共に完全な奴隷と化し、ツバサが死ねと言えば死ぬ、言葉通りに絶対服従の存在となる。


アーモリーワンに連れ込んだ女たちはいずれも最終段階の者ばかりで、完全支配した女達と好き放題ヤッていたというわけだ。
ツバサ自身、あまり手を広げるつもりはなく、このまま淫らな日々が続けばいいと思っていた。

しかしその日々はあっけなく終わる。

連合の襲撃によってコロニー内で戦闘が発生。
それほど遠くない位置にあった宿もミサイルやビームライフル等の射撃によって被害にあい、
一部は建物の外壁が損壊してしまう。

この時、奴隷の女達は崩れる壁などからツバサを守ったり、巻き込まれてしまう形で全員が死亡してしまう。
生き残ったツバサはなんとか自力で宿の外に脱出するが、モビルスーツの爆発による衝撃波で吹き飛ばされ、気絶してしまうのだった。



―――


⑬男アイコン_R「ん…う……?」

共通 医務室

意識が戻ったツバサが見たのは、まったく見覚えのない部屋だった。

⑬男アイコン_R「医務室……?」

⑭女アイコン_R「あ、目が覚めたのね!」

⑬男アイコン_R「ここは……俺…痛っ⁉」

体を起こすと、ズシっとした痛みが全身を襲った。

⑭女アイコン_R「急に動いちゃだめよっ。致命傷ではなかったとはいえ、気絶するくらいの衝撃を受けたはずなんだから」

軍服を着た女が、ツバサの体を支えて寝かせる。

⑬男アイコン_R「気絶?あ、あぁそうか……」

自分の体の状態を知り、それと同時に直前の記憶が蘇ってきた。
女性兵に経緯を聞くと、倒れていたツバサはミネルバという名前であるこの軍艦のクルーにたまたま救助され、やむ負えず搬送したらしい。

本来であれば応急処置度に病院に移すべきだったが、艦が急遽出向することになったため、そのまま今に至るようだ。

⑬男アイコン_R「あの、一緒に何人かいたんですけど……他に助かった人はいませんでしたか?」

⑭女アイコン_R「……何人か一緒に倒れていたみたいだけど、生きていたのはあなただけだったそうよ」

⑬男アイコン_R「そう……ですか」

⑬男アイコン_R(俺が苦労して作ったハーレム……あんな一瞬で……)

ハーレムに囲っていた女達は奴隷としてこき使っていたし、性欲処理の道具としか思っていなかったが、それでもそれなりの情も湧いていた。

そんな女達を一度に全員失い、ツバサも自分でも意外なほどに落ち込んでいるのに気付いた。

するとそこへ、一人の女がやってきた。

ルナマリア・ホークルナマリア「入りまーす」

⑬男アイコン_R「……!」

入ってきた女は若いが赤服を着ており、エリートだということはすぐにわかった。
ルナマリア・ホークと名乗った彼女は、艦長に言われてツバサの様子を見に来たらしい。
そのルナマリアの美しさにツバサのテンションはあがっていた。

⑬男アイコン_R(こんな可愛い軍人がいるのか……!)



ルナマリア・ホーク「う~ん、すぐには動けないか」

⑭女アイコン_R「痛み止めは打ったので、30分くらいすれば歩くくらいならできるようになるかと」

ルナマリア・ホーク「了解よ。じゃあ、彼が動けるようになったらブリッジに連絡ちょうだいに」

⑭女アイコン_R「わかりました」

約一時間後、普通のコーディネーターより時間はかかったがツバサは普通に歩くことが出来るようになっていた。
そして艦長室へ呼び出され、この艦の責任者に会うことになった。



――― ミネルバ 艦長室 ―――

⑬男アイコン_R「失礼します」

入室すると、まずは艦長と名乗るタリア・グラディスからツバサに対する謝罪が行われた。
ザフトは仕掛けられた側ではあるが、民間人を戦闘に巻き込んだことに対する謝罪だった。

⑬男アイコン_R(そうだよ…俺は被害者なんだ)

⑬男アイコン_R(こいつらが戦争なんてしなければ、こんなことにはなってないんだ)

この時、ツバサには自分が被害者だという意識が強く刻み込まれていた。
同時にタリア・グラディスという女性の美しさに目を奪われてもいた。

タリア・グラディス「詳細は明かせないけれど、我々はある任務についています。いつ戦闘になるかわからないし、次の寄港先も未定……申し訳ないけれどその間は我慢してもらうことになります」

⑬男アイコン_R「……そうですか。わかりました」

このあとツバサは封筒と便箋を渡され、遺書を書いておくように指示されて部屋を後にした。
艦長の計らいで空いているゲストルームの個室を宛がってもらえたのは幸いだったが、渡された遺書に死ぬかもしれないと現実を否が応でも感じさせられ、気持ちが滅入ってしまう。

2、3日は安静にするよう言われていたので、部屋で休んだ。
翌日、医務室で診察してもらうために艦内を移動していると、綺麗な顔をした金髪の美女が同乗していることに気付く。

⑬男アイコン_R(あの赤服の女や艦長といい、この艦……上玉揃い過ぎないか)

⑬男アイコン_R(軍艦でいつ死ぬかわからない……だったらもう吹っ切ってヤるべきなんじゃないか?)

⑬男アイコン_R(そうだよ……こうなったら、この艦でもう一度ハーレムを作ってやる!)

⑬男アイコン_R(そして俺の命を最優先に行動させるしかない……!)



こうしてツバサは決意した。
自分の命を守る為、そして性欲を満たすため、自分の体液をこの艦の全員の飲ませてやると。


つづく


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