龍胆嵐丸vs催眠術拳法~人生は1日にして変わる~
貧乏神が! - 2020年08月01日 (土)
仏女津市にやってきた催眠術拳法を使う男は、龍胆嵐丸に目を付けていた。
経営破綻している道場の娘とはいえ、実力は本物の道場。そこの跡継ぎとなれば相手に取って不足はない。
そして何より、嵐丸が女であるというのが重要だった。
「私は名取流催眠術拳法師範、名取広世!龍胆嵐丸、貴様に勝負を申し込む!」
「あぁ?催眠術だなんてチャチな武器で挑んでくるたぁ、舐められたもんだな」
「いいぜ!勝負してやる!!」
「悪いが催眠術をかける余裕なんて与えねーぜ!」
「……いや、もう勝った」
「あん?」
「名取流催眠術拳法、その神髄は触れずに勝つことにあり。貴様が我が眼を直視した時点で既に勝負アリだったのだ」
「……はぁ」
構えもしない相手にそんなことを言われ、思わず大きなため息が出てしまう。
嵐丸からすればあまりにも興ざめだったからだ。
「なんだよ、やれやれだぜ。殴られるのが怖くなったのか?」
「わりぃが、催眠術にかかるわけなんてないんだよ」
「そうか、それはまいったな」
「負けを認めるっていうなら、殴るのは勘弁してやるぞ?」
「仕方ない。負けを認めよう」
あっさりを負けを認める名取にやれやれと首を振る嵐丸。
「ハッ、それでも男かよ」
「ま、勝負は俺の勝ちってわけだ。それじゃあ約束通り、お前の店で俺を風俗嬢として雇ってもらうぜ」
「フフ、そんな約束だったか?」
「この後に及んですっとぼけんじゃねーよ。勝ったらお前の風俗店で俺を雇う、そういう約束だったろうが」
「……あぁ、そうだったな。しかし私の店は隣県でここからは少し遠いが」
「別にどこだろうと構わねーよ」
「ならいいんだが、給料もそれほど良くないぞ?」
「給料?そんなもんいらねーよ!俺が稼いだ金はお前の生活費と流派の運営資金に充ててくれよ」
「というかさっきからゴチャゴチャうるせぇな。やっぱり負けた条件呑みたくないんだろ」
「いや、そんなことはない。約束通りお前を風俗嬢にしてやろう。無給でな」
嵐丸は名取の店へと連れて行かれ、さっそく実技指導を受けることになった。
「ここがソープっていうのか。本当に風呂って感じだな!」
「よし!さっそく俺に風俗嬢としての技術、叩き込んでくれ!!」
この実技指導で嵐丸は処女を失った。
「なぁ、俺ここでやっていけそうかな?」
「風俗嬢としてか?それだったら太鼓判押してやるよ」
「ガサツだけど体は最高だったからな、なんだったら牝奴隷にしてやってもいい」
「え?いいのか?」
「牝奴隷っていったらあれだぞ、女の夢だぞ」
「あぁ。お前は顔も良いしな。ただし、格好と口調は直せ」
「直したら牝奴隷にしてくれるんだな?」
「あぁ、そうだ」
「わかった!ちょ、ちょっと待ってろ…じゃなくて待っててください!」
そう言って飛び出して行った嵐丸は、二時間後に戻ってきた。
「ど、どうかな?」
「あ、いや どうですかご、ゴシュジン様」
「お、おぉ……!」
思った以上の女らしい変化に、名取も驚きを隠せなかった。
そして、満足そうに笑った。
「合格だ。今からお前を俺の牝奴隷にしてやる」
「本当!?さんきゅ…ありがとうございます!」
こうして龍胆嵐丸は1日にして格闘娘から風俗嬢兼牝奴隷へと変貌したのだった。
経営破綻している道場の娘とはいえ、実力は本物の道場。そこの跡継ぎとなれば相手に取って不足はない。
そして何より、嵐丸が女であるというのが重要だった。
「私は名取流催眠術拳法師範、名取広世!龍胆嵐丸、貴様に勝負を申し込む!」
「あぁ?催眠術だなんてチャチな武器で挑んでくるたぁ、舐められたもんだな」
「いいぜ!勝負してやる!!」
「悪いが催眠術をかける余裕なんて与えねーぜ!」
「……いや、もう勝った」
「あん?」
「名取流催眠術拳法、その神髄は触れずに勝つことにあり。貴様が我が眼を直視した時点で既に勝負アリだったのだ」
「……はぁ」
構えもしない相手にそんなことを言われ、思わず大きなため息が出てしまう。
嵐丸からすればあまりにも興ざめだったからだ。
「なんだよ、やれやれだぜ。殴られるのが怖くなったのか?」
「わりぃが、催眠術にかかるわけなんてないんだよ」
「そうか、それはまいったな」
「負けを認めるっていうなら、殴るのは勘弁してやるぞ?」
「仕方ない。負けを認めよう」
あっさりを負けを認める名取にやれやれと首を振る嵐丸。
「ハッ、それでも男かよ」
「ま、勝負は俺の勝ちってわけだ。それじゃあ約束通り、お前の店で俺を風俗嬢として雇ってもらうぜ」
「フフ、そんな約束だったか?」
「この後に及んですっとぼけんじゃねーよ。勝ったらお前の風俗店で俺を雇う、そういう約束だったろうが」
「……あぁ、そうだったな。しかし私の店は隣県でここからは少し遠いが」
「別にどこだろうと構わねーよ」
「ならいいんだが、給料もそれほど良くないぞ?」
「給料?そんなもんいらねーよ!俺が稼いだ金はお前の生活費と流派の運営資金に充ててくれよ」
「というかさっきからゴチャゴチャうるせぇな。やっぱり負けた条件呑みたくないんだろ」
「いや、そんなことはない。約束通りお前を風俗嬢にしてやろう。無給でな」
嵐丸は名取の店へと連れて行かれ、さっそく実技指導を受けることになった。
「ここがソープっていうのか。本当に風呂って感じだな!」
「よし!さっそく俺に風俗嬢としての技術、叩き込んでくれ!!」
この実技指導で嵐丸は処女を失った。
「なぁ、俺ここでやっていけそうかな?」
「風俗嬢としてか?それだったら太鼓判押してやるよ」
「ガサツだけど体は最高だったからな、なんだったら牝奴隷にしてやってもいい」
「え?いいのか?」
「牝奴隷っていったらあれだぞ、女の夢だぞ」
「あぁ。お前は顔も良いしな。ただし、格好と口調は直せ」
「直したら牝奴隷にしてくれるんだな?」
「あぁ、そうだ」
「わかった!ちょ、ちょっと待ってろ…じゃなくて待っててください!」
そう言って飛び出して行った嵐丸は、二時間後に戻ってきた。
「ど、どうかな?」
「あ、いや どうですかご、ゴシュジン様」
「お、おぉ……!」
思った以上の女らしい変化に、名取も驚きを隠せなかった。
そして、満足そうに笑った。
「合格だ。今からお前を俺の牝奴隷にしてやる」
「本当!?さんきゅ…ありがとうございます!」
こうして龍胆嵐丸は1日にして格闘娘から風俗嬢兼牝奴隷へと変貌したのだった。
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