片岡メグ(洗脳済み)に告白したばっかりに
暗殺教室 - 2021年01月25日 (月)
「これ、受け取ってください!」
「……」
女子生徒に告白された片岡メグ。
手紙は読んだものの、交際はできないと断る。
フられた女子は泣きながら立ち去ったが、メグにとって告白は疲れしかたまらないイベントだ。
男が恋愛対象なのに、女に告白されても断るしかない。
断ったら断ったで大抵泣かれる。後味の悪さが残るだけだ。
「はぁ……」
今回もため息をついていた、その時だった。
pppppッ
(……御主人様からだわ)
届いたメールはメグが『御主人様』と仰ぐ人物からで、中身はある指示だった。
(かしこまりました、御主人様)
メグは指示に従い行動を開始。
それはつい今しがた告白を断った女子生徒に話しかけることだった。
「さっきはごめんなさい、驚いちゃってとっさに断っちゃったの」
「え……?」
「私で良ければ、付き合いましょう」
「ほ、本当ですか!?」
一転して告白を受け入れたメグだが、当然これは命令されたからだった。
「ところで、これを見て欲しいのだけれど……」
「なんですか?」
メグが差し出したスマートフォンを女生徒が覗くと、その瞬間激しい閃光が瞳を襲った。
ピカッ
光を見た女生徒は瞬く間に意識を失い、虚ろな表情で棒立ちになった。
その画面は見たものを催眠状態にしてしまうものだったのだ。
「……はぁ」
棒立ちになった女生徒を見て、メグは本性を露にする。
「お前ごときの告白など、誰が受けるか」
「私は御主人様のモノ!私が愛するのはご主人様のみ!!」
「例外があるとすれば、それはご主人様に誰かを愛せよと命令された時だけ」
その言葉には強い怒りがこもっていたが、催眠状態の女生徒が反応することはない。
「喜びなさい。お前も私と同じようにご主人様に心を作り変えてもらえるんだから」
「そうすれば私に対する愛など微塵もなくなる。きっと後悔するわよ?私なんかに愛情を向けていたことをね」
メグが言った通り、この女生徒は催眠暗示で心を作り変えられ、メグへの愛情全てを奪われてしまう。
そして、過去の自分が女を好きだったと知って、強く後悔するのだった。
「……」
女子生徒に告白された片岡メグ。
手紙は読んだものの、交際はできないと断る。
フられた女子は泣きながら立ち去ったが、メグにとって告白は疲れしかたまらないイベントだ。
男が恋愛対象なのに、女に告白されても断るしかない。
断ったら断ったで大抵泣かれる。後味の悪さが残るだけだ。
「はぁ……」
今回もため息をついていた、その時だった。
pppppッ
(……御主人様からだわ)
届いたメールはメグが『御主人様』と仰ぐ人物からで、中身はある指示だった。
(かしこまりました、御主人様)
メグは指示に従い行動を開始。
それはつい今しがた告白を断った女子生徒に話しかけることだった。
「さっきはごめんなさい、驚いちゃってとっさに断っちゃったの」
「え……?」
「私で良ければ、付き合いましょう」
「ほ、本当ですか!?」
一転して告白を受け入れたメグだが、当然これは命令されたからだった。
「ところで、これを見て欲しいのだけれど……」
「なんですか?」
メグが差し出したスマートフォンを女生徒が覗くと、その瞬間激しい閃光が瞳を襲った。
ピカッ
光を見た女生徒は瞬く間に意識を失い、虚ろな表情で棒立ちになった。
その画面は見たものを催眠状態にしてしまうものだったのだ。
「……はぁ」
棒立ちになった女生徒を見て、メグは本性を露にする。
「お前ごときの告白など、誰が受けるか」
「私は御主人様のモノ!私が愛するのはご主人様のみ!!」
「例外があるとすれば、それはご主人様に誰かを愛せよと命令された時だけ」
その言葉には強い怒りがこもっていたが、催眠状態の女生徒が反応することはない。
「喜びなさい。お前も私と同じようにご主人様に心を作り変えてもらえるんだから」
「そうすれば私に対する愛など微塵もなくなる。きっと後悔するわよ?私なんかに愛情を向けていたことをね」
メグが言った通り、この女生徒は催眠暗示で心を作り変えられ、メグへの愛情全てを奪われてしまう。
そして、過去の自分が女を好きだったと知って、強く後悔するのだった。