コードギアスVE~Victim Extraction~ STAGE2:娼婦
コードギアス~反逆のルルーシュ~ - 2020年09月11日 (金)
2017年、神聖ブリタニア帝国に支配された日本
ルルーシュがギアスを授かったのと同時期に、異世界から能力者が来ていたら。
この物語は、能力を奪うという唯一無二の異能によってブリタニアと黒の騎士団の戦争に割って入った変態異邦人がやりたい放題する無双録である。
STAGE2:娼婦
理想的なターゲットを見つけたヴァイトルは、5分ほど彼女を観察した。
店の中から連れ出すにはそれなりに手順がいるが、他に人が来られるとやっかいだ。
しかし彼女は時間を気にする様子も無く、少し気落ちしている雰囲気もあることから1人で飲んでいる可能性が高いと踏んだヴァイトルは、接触することを決めた。
「そうだな……」
(プライドが高そうな女は、まずは『奢られる』ことへの抵抗感を奪うに限る)
(あとはスピード勝負だ)
ヴァイトルはバーテンに適当な酒を作らせ、それを持って抵抗感を奪った女の隣に移動した。
コトッ
「……これは?」
「これは、俺のおごりです。隣、失礼していいですか?」
この質問をすると同時に、ヴァイトルに対する不快感を奪う。
不快感が無ければ、大抵の人間は隣に座られることを拒絶しない。
「……どうぞ」
「ありがとう」
礼を言って椅子に座るまでの数秒。
そのわずかな時間でヴァイトルは手際よく女からいくつもの感情や選択肢を奪い、腰かけた時には女は雁字搦めで逃げられないようになっていた。
女にとっては詰み、ヴァイトルにとってはあとは作業と言う状態で会話が始まる。
「私の名前はヴァイトル。綺麗な貴方を見て、声を掛けずにはいられませんでした」
「……そう、ですか」
女は少し恥ずかしそうに目線を逸らす。
初対面の男に言われたお世辞でそんな反応を見せるのは、ヴァイトルが嘘をついているという発想を奪われたからだ。
ヴァイトルが真剣に嘘の無い本当の気持ちで褒めたと女は受け取り、わずかながらに照れたのだ。
「こうして近くで見ると、本当に美しい……目が離せない」
「そ、それは大げさ……ですよ」
大人ならだれしもが持つ、お世辞への耐性。
それは疑うことを奪われると一切機能しなくなり、純粋な行為として受け取られるとヴァイトルは知っていた。
そして女は、とかく純粋な好意には喜びを隠せないことだとも知っている。
ヴァイトルに対する嫌悪感も奪ってあるので、彼女が抱いた喜びは一切負の要素を持たない純度100%の喜びだ。
「お名前をお聞きしても?」
「……ヴィレッタ。ヴィレッタ・ヌゥです」
(視線を外して自己紹介なんて、可愛いじゃないか)
この時既に容姿だけで彼女を抱くことを決めていたヴァイトルだが、すぐに連れ出さず、まずは彼女を知ることにした。
その為にヴィレッタから『ヴァイトルに嘘をつく』という概念を奪い、どんな質問にも答えるようにしむけ、本人の素性や所属を語らせた。
ヴァイトルの予想通りブリタニアの騎士ではあったが、目標であるコーネリアと直接の接点があるわけではなく、地位もそれほど高くはないということがわかった。
(地位はあるといっても所詮は有象無象の中間職か。しかし中に入り込むにはこのくらいがちょうど良い。士官級で目立たないという意味では、むしろ理想的かもしれないな)
(……ま、そんなことはどうでもよい。問題はこいつの利用価値より抱き心地だ)
取り入るきっかけとしては申し分ない。
だがヴァイトルは体の相性が良くない女は自分に良い結果をもたらさないという信念めいたジンクスを持っていたので、まずは彼女を抱くことにした。
「酒はこれくらいにして、このまま俺の宿に来ないか?」
「……は?」
「何を戸惑う?お前は俺が娼婦として買った女だろう」
「……!」
(そうなのか?そうだったかもしれない……、いや、そうなのだろう……)
疑うことができないヴィレッタは、おかしいと頭が理解していても、それが真実だと結論付けることができない。
彼女が娼婦になるなどありえないが、娼婦として買われたという真実を強引にねじ込まれ、信じるしかない。
(彼の言っていることは本当だ。私は忘れていたのか…自分が体を売ったということを……わ、私はなぜそんなことを……)
ヴァイトルが元いた世界ほどには娼婦と言う存在が一般的でない世界なので、ヴィレッタは信じてはいてもどうしてもひっかかりが拭えない。
「あの、私はどういういきさつで……その、買われたんでしょうか。お、覚えていなくて……」
(フフ、その質問は墓穴だぞ)
「俺が隣に座ってすぐに、お前が自分から買ってくれって言ってきたんだろ。今夜は乱れたい気分だから、100ポンドで自分を買わないかってな」
「……そ、そうでした……ね」
(私はなんということを!?し、しかし彼の言う通りなのだろう……あぁ、それにしても100ポンドなどで……わ、私は頭がどうかしてしまっていたのか……!?)
ヴァイトルが言う以上、事実なのだと受け入れるしかないヴィレッタだが、今からでも撤回するという選択肢もあった。
だがその選択肢を当然読んでいたヴァイトルは、それに至る発想を奪い、拒否させはしなかった。
「あの……こんなことを聞くのもどうかと思うのですが……」
ヴィレッタは娼婦として買われたものの、どうしていいかわからないと言う。
そもそも処女で、男性経験自体が無いので、娼婦として満足させる自身もその方法もわからないのだ。
「そういうことなら俺が教えてやるよ。言う通りに俺に抱かれればいい」
「はい……お願いします」
指示に従えばいいとなり、少し安堵の表情を見せる。
「まずは脱げ。そして四つん這いになって尻をこっちに向けろ。尻はマンコが良く見えるように高く上げるんだ」
「あぅ……わ、わかりました……」
ヴィレッタは恥じらいながらも大人しく従い、ベッドに四つん這いになった。
尻を突き出し、緊張で体を震わせる彼女に、ヴァイトルはなんの躊躇いもなく挿入した。
「あああっ!」
「痛いか?これが男というものだ……よく覚えておくんだなアッハッハ!」
加減なく打ち付けられる肉棒。
それに体を削がれるほどの痛みと苦痛を与えられたヴィレッタは、涙を浮かべて堪えるしかなかった。
「悪くない。うん、悪くないハメ心地だ」
(女の体は…というより人間そのものは俺の世界と変わらないみたいだな)
「いいか。初めてのチンポこそ、女にとって至高のチンポ。すなわち初めてのチンポを持つ男こそ至高、それ以外はゴミだ」
「これからは俺と俺のチンポを崇め奉り、他のチンポ野郎はクソ以下のゴミだと思え」
「痛ぅっ…くぅ…ああ…わ、わかりました……くぅ…あ…!」
(これでこの女は俺の傀儡だ)
「くぅ、イキそう…だ……!」
「い、イクっ!」
「~~~ッッ」
チンポから注がれる精液が、ヴィレッタの膣内を埋め尽くしていく。
その量は同年代の男と比べてもかなり多く、征服者の名に相応しいものだった。
―――
「俺とセックスした気分はどうだ?」
「……最初は苦痛でした。体を売ってしまった自分を責めました」
「ですが……至高のチンポで処女を貫かれ…抱かれて……今は幸せです」
「あなたという崇高な存在に出会えたことを……誇りに思います」
「誇り?アッハッハ、そうか、誇りか!」
(痛みを乗り越えて俺を崇拝するという経緯が、誇りを生んだんだな)
ヴァイトルは破瓜の痛みを取り除いてやることもできたが、それをしなかったのはより完成された傀儡にするために強烈な苦痛すらも良い思い出にしてしまうのが目的だったからだ。
しかし、それでまさか誇りという言葉まで出てくるとは思っていなかったので、笑った。
ホテルでの事後、手に入れた女のことを良く理解する為、ヴァイトルは彼女の記憶を一度奪い、それを読み取った。
ヴァイトルは奪ったものを与える力も持つので、再び記憶を戻せば問題ない。
だが、ここで偶然にもあることにヴァイトルは気付く。
それは読み取った記憶に明らかに外部から封印されたと思われる部分があったからだ。
二度手間ではあったが、奪い取った記憶をヴィレッタに戻した後、その封印だけを奪い記憶の扉を開き、その内容を明らかにして驚きの事実が判明した。
それは、ヴィレッタが探し求めていた「ゼロ」の正体。
そして、ゼロの正体である少年が使った謎の力によって記憶は封印されたという事実だ。
「そんな…まさかゼロの正体があんな学生だなんて……」
「学生だろうと力を持ち、それを最大限に振るおうとする人間と言うのは凄まじいものだぞ」
「しかし…ふふ、俺以外にも面白い能力を持った奴がいたのか」
「面白くなってきたぞ……アッハッハ!」
ヴァイトルは意図せずしてその正体を知ったことで、俄然その青年に対して興味を持った。
それはゼロ、つまりルルーシュがその運命を知らぬ間に手中に収められたことを意味していた。
だが、それをルルーシュ本人が気付くのはまだかなり先の事だった。
なぜなら、ヴァイトルは当初の予定通りブリタニア内部に入ること。
つまりはゼロとゼロの率いる黒の騎士団と対決する道を選んだからだ。
「私の手引きでブリタニアにですか?」
「そうだ。中に入り込みさえすれば、地位はいくらでも作り上げられる。頼むぞ」
「……かしこまりました」
「あなたのような崇高な存在がブリタニアに……勝利は約束されたものですね」
「アハハ、そうだな。その通りだ」
(お前が思っている勝ちとは違うだろうがな)
―――3日後
「それでは御主人様。ここからは打ち合わせ通り、私の補佐という立場で接しさせていただきます」
「ふふ、了解しましたヴィレッタ様」
「……では、行くぞ。付いてこい」
「かしこまりました」
ヴァイトルはヴィレッタの補佐という立場で、ブリタニアの内部の組織に加わるのだった。
つづく
ルルーシュがギアスを授かったのと同時期に、異世界から能力者が来ていたら。
この物語は、能力を奪うという唯一無二の異能によってブリタニアと黒の騎士団の戦争に割って入った変態異邦人がやりたい放題する無双録である。
STAGE2:娼婦
理想的なターゲットを見つけたヴァイトルは、5分ほど彼女を観察した。
店の中から連れ出すにはそれなりに手順がいるが、他に人が来られるとやっかいだ。
しかし彼女は時間を気にする様子も無く、少し気落ちしている雰囲気もあることから1人で飲んでいる可能性が高いと踏んだヴァイトルは、接触することを決めた。
「そうだな……」
(プライドが高そうな女は、まずは『奢られる』ことへの抵抗感を奪うに限る)
(あとはスピード勝負だ)
ヴァイトルはバーテンに適当な酒を作らせ、それを持って抵抗感を奪った女の隣に移動した。
コトッ
「……これは?」
「これは、俺のおごりです。隣、失礼していいですか?」
この質問をすると同時に、ヴァイトルに対する不快感を奪う。
不快感が無ければ、大抵の人間は隣に座られることを拒絶しない。
「……どうぞ」
「ありがとう」
礼を言って椅子に座るまでの数秒。
そのわずかな時間でヴァイトルは手際よく女からいくつもの感情や選択肢を奪い、腰かけた時には女は雁字搦めで逃げられないようになっていた。
女にとっては詰み、ヴァイトルにとってはあとは作業と言う状態で会話が始まる。
「私の名前はヴァイトル。綺麗な貴方を見て、声を掛けずにはいられませんでした」
「……そう、ですか」
女は少し恥ずかしそうに目線を逸らす。
初対面の男に言われたお世辞でそんな反応を見せるのは、ヴァイトルが嘘をついているという発想を奪われたからだ。
ヴァイトルが真剣に嘘の無い本当の気持ちで褒めたと女は受け取り、わずかながらに照れたのだ。
「こうして近くで見ると、本当に美しい……目が離せない」
「そ、それは大げさ……ですよ」
大人ならだれしもが持つ、お世辞への耐性。
それは疑うことを奪われると一切機能しなくなり、純粋な行為として受け取られるとヴァイトルは知っていた。
そして女は、とかく純粋な好意には喜びを隠せないことだとも知っている。
ヴァイトルに対する嫌悪感も奪ってあるので、彼女が抱いた喜びは一切負の要素を持たない純度100%の喜びだ。
「お名前をお聞きしても?」
「……ヴィレッタ。ヴィレッタ・ヌゥです」
(視線を外して自己紹介なんて、可愛いじゃないか)
この時既に容姿だけで彼女を抱くことを決めていたヴァイトルだが、すぐに連れ出さず、まずは彼女を知ることにした。
その為にヴィレッタから『ヴァイトルに嘘をつく』という概念を奪い、どんな質問にも答えるようにしむけ、本人の素性や所属を語らせた。
ヴァイトルの予想通りブリタニアの騎士ではあったが、目標であるコーネリアと直接の接点があるわけではなく、地位もそれほど高くはないということがわかった。
(地位はあるといっても所詮は有象無象の中間職か。しかし中に入り込むにはこのくらいがちょうど良い。士官級で目立たないという意味では、むしろ理想的かもしれないな)
(……ま、そんなことはどうでもよい。問題はこいつの利用価値より抱き心地だ)
取り入るきっかけとしては申し分ない。
だがヴァイトルは体の相性が良くない女は自分に良い結果をもたらさないという信念めいたジンクスを持っていたので、まずは彼女を抱くことにした。
「酒はこれくらいにして、このまま俺の宿に来ないか?」
「……は?」
「何を戸惑う?お前は俺が娼婦として買った女だろう」
「……!」
(そうなのか?そうだったかもしれない……、いや、そうなのだろう……)
疑うことができないヴィレッタは、おかしいと頭が理解していても、それが真実だと結論付けることができない。
彼女が娼婦になるなどありえないが、娼婦として買われたという真実を強引にねじ込まれ、信じるしかない。
(彼の言っていることは本当だ。私は忘れていたのか…自分が体を売ったということを……わ、私はなぜそんなことを……)
ヴァイトルが元いた世界ほどには娼婦と言う存在が一般的でない世界なので、ヴィレッタは信じてはいてもどうしてもひっかかりが拭えない。
「あの、私はどういういきさつで……その、買われたんでしょうか。お、覚えていなくて……」
(フフ、その質問は墓穴だぞ)
「俺が隣に座ってすぐに、お前が自分から買ってくれって言ってきたんだろ。今夜は乱れたい気分だから、100ポンドで自分を買わないかってな」
「……そ、そうでした……ね」
(私はなんということを!?し、しかし彼の言う通りなのだろう……あぁ、それにしても100ポンドなどで……わ、私は頭がどうかしてしまっていたのか……!?)
ヴァイトルが言う以上、事実なのだと受け入れるしかないヴィレッタだが、今からでも撤回するという選択肢もあった。
だがその選択肢を当然読んでいたヴァイトルは、それに至る発想を奪い、拒否させはしなかった。
「あの……こんなことを聞くのもどうかと思うのですが……」
ヴィレッタは娼婦として買われたものの、どうしていいかわからないと言う。
そもそも処女で、男性経験自体が無いので、娼婦として満足させる自身もその方法もわからないのだ。
「そういうことなら俺が教えてやるよ。言う通りに俺に抱かれればいい」
「はい……お願いします」
指示に従えばいいとなり、少し安堵の表情を見せる。
「まずは脱げ。そして四つん這いになって尻をこっちに向けろ。尻はマンコが良く見えるように高く上げるんだ」
「あぅ……わ、わかりました……」
ヴィレッタは恥じらいながらも大人しく従い、ベッドに四つん這いになった。
尻を突き出し、緊張で体を震わせる彼女に、ヴァイトルはなんの躊躇いもなく挿入した。
「あああっ!」
「痛いか?これが男というものだ……よく覚えておくんだなアッハッハ!」
加減なく打ち付けられる肉棒。
それに体を削がれるほどの痛みと苦痛を与えられたヴィレッタは、涙を浮かべて堪えるしかなかった。
「悪くない。うん、悪くないハメ心地だ」
(女の体は…というより人間そのものは俺の世界と変わらないみたいだな)
「いいか。初めてのチンポこそ、女にとって至高のチンポ。すなわち初めてのチンポを持つ男こそ至高、それ以外はゴミだ」
「これからは俺と俺のチンポを崇め奉り、他のチンポ野郎はクソ以下のゴミだと思え」
「痛ぅっ…くぅ…ああ…わ、わかりました……くぅ…あ…!」
(これでこの女は俺の傀儡だ)
「くぅ、イキそう…だ……!」
「い、イクっ!」
「~~~ッッ」
チンポから注がれる精液が、ヴィレッタの膣内を埋め尽くしていく。
その量は同年代の男と比べてもかなり多く、征服者の名に相応しいものだった。
―――
「俺とセックスした気分はどうだ?」
「……最初は苦痛でした。体を売ってしまった自分を責めました」
「ですが……至高のチンポで処女を貫かれ…抱かれて……今は幸せです」
「あなたという崇高な存在に出会えたことを……誇りに思います」
「誇り?アッハッハ、そうか、誇りか!」
(痛みを乗り越えて俺を崇拝するという経緯が、誇りを生んだんだな)
ヴァイトルは破瓜の痛みを取り除いてやることもできたが、それをしなかったのはより完成された傀儡にするために強烈な苦痛すらも良い思い出にしてしまうのが目的だったからだ。
しかし、それでまさか誇りという言葉まで出てくるとは思っていなかったので、笑った。
ホテルでの事後、手に入れた女のことを良く理解する為、ヴァイトルは彼女の記憶を一度奪い、それを読み取った。
ヴァイトルは奪ったものを与える力も持つので、再び記憶を戻せば問題ない。
だが、ここで偶然にもあることにヴァイトルは気付く。
それは読み取った記憶に明らかに外部から封印されたと思われる部分があったからだ。
二度手間ではあったが、奪い取った記憶をヴィレッタに戻した後、その封印だけを奪い記憶の扉を開き、その内容を明らかにして驚きの事実が判明した。
それは、ヴィレッタが探し求めていた「ゼロ」の正体。
そして、ゼロの正体である少年が使った謎の力によって記憶は封印されたという事実だ。
「そんな…まさかゼロの正体があんな学生だなんて……」
「学生だろうと力を持ち、それを最大限に振るおうとする人間と言うのは凄まじいものだぞ」
「しかし…ふふ、俺以外にも面白い能力を持った奴がいたのか」
「面白くなってきたぞ……アッハッハ!」
ヴァイトルは意図せずしてその正体を知ったことで、俄然その青年に対して興味を持った。
それはゼロ、つまりルルーシュがその運命を知らぬ間に手中に収められたことを意味していた。
だが、それをルルーシュ本人が気付くのはまだかなり先の事だった。
なぜなら、ヴァイトルは当初の予定通りブリタニア内部に入ること。
つまりはゼロとゼロの率いる黒の騎士団と対決する道を選んだからだ。
「私の手引きでブリタニアにですか?」
「そうだ。中に入り込みさえすれば、地位はいくらでも作り上げられる。頼むぞ」
「……かしこまりました」
「あなたのような崇高な存在がブリタニアに……勝利は約束されたものですね」
「アハハ、そうだな。その通りだ」
(お前が思っている勝ちとは違うだろうがな)
―――3日後
「それでは御主人様。ここからは打ち合わせ通り、私の補佐という立場で接しさせていただきます」
「ふふ、了解しましたヴィレッタ様」
「……では、行くぞ。付いてこい」
「かしこまりました」
ヴァイトルはヴィレッタの補佐という立場で、ブリタニアの内部の組織に加わるのだった。
つづく
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