引き裂かれる関係。松永燕とミサゴの催眠家族
真剣で私に恋しなさい! - 2021年09月29日 (水)
夫婦仲直りし、一緒に住むことになり元通りとなった松永家。
ようやく元の家族となり、復縁の為に頑張っていた燕も心底ホッとしていた。
そんな幸せが戻ったある日、燕は彼氏を松永家に連れてきた。
直江大和という、年下の男だ。
大和は川神学園でも知名度が高い方で、久信もミサゴも面識があった。
だからというわけではないが、大和のコミュ力もあり、両親と打ち解けるのに時間はかからなかった。
何度か家に遊びに来て打ち解けた頃、燕は大和が催眠術を使えるようになったと言い出した。
久信とミサゴもやってみないかと言うので、二人は遊びの気持ちで試してみることに。
―――
「凄い!大和君はほんと催眠術得意なんだね!」
「うん、まぁね。いつもやってるから」
大和は手練れていて、簡単に久信とミサゴを催眠状態にしてしまう。
立ち会っている燕は自分の両親が催眠状態になっていることにドキドキしているようだったが、それもすぐに終わった。
「地を這うスワロー納豆」
「え?あ、うぅ……」
大和が口にした言葉を聞いた直後、燕も催眠状態に陥ってしまったのだ。
その言葉は燕も本人も知らなかった、燕をいつでも催眠状態にすることができるキーワードだったのだ。
「……ここまでは問題無し、と」
3人が催眠状態になったのを確認した大和は、ある人物にメールを送った。
するとその人物は外で待機していたらしく、すぐにやってきた。
大和と同年代で、いかにもオタクといった雰囲気をかもしだしている男子だった。
「早かったね。ここからはボクが引き継ぐから」
「わかりました」
「いつも女の子用意してもらって悪いね。ご苦労様♪」
「何言ってるんだよ。お前に女を貢ぐ、それこそが俺の生甲斐であり使命だっていつも言ってるだろ」
「むしろいつも女をもらってくれて感謝してもしきれないくらいだよ」
「ムフフ!そうだったねぇ」
名村弘樹という名の男は、直江大和にとって大事な存在だ。
大和自身も弘樹によって催眠暗示をかけられ、女を貢ぐことに最高の幸せと快感を得るようにされてしまっている。
そうとは知らず、大和は貢のを受け入れてもらうために、土下座までして頼んだ。
以来、弘樹と大和は親友となったが、貢側と差し出される側であり、その立場は明確に弘樹を上位とする関係にあった。
「さーてと、こないだの子は肉便器にして無機質な感じを楽しんだからぁ……今回は家族の温かさを楽しませてもらおうかなぁ」
弘樹は燕、ミサゴ、久信それぞれに暗示を掛け、記憶や暗示の整合性をしっかり整える。
さらには大和とも口裏を合わせる念の入れようで、松永家をしっかりと縛った。
そこまできてようやく3人を覚醒させ、弘樹のお楽しみタイムが始まる。

「いやー、ほんと弘樹くん口だけだなぁ」
目が覚めると、裸になっているミサゴと久信、そして燕。
3人は家の中では裸でいることが当然だと思っているし、催眠を「かけようとした」のも今初めて出会う弘樹だと認識している。
名村弘樹とは昔から知り合いで、大和の立会いのもとで催眠術をかけようとして失敗したが、成功だと弘樹が言い張っているという記憶にされているのだ。
「だから成功してるんだってば」
「そんなこと言われても証拠がないとね」
「そうだよ。確たるものがないと催眠が成功したとは言えないな」
「う~ん、証拠か……」
ここまでは裸なだけで普通の会話の範疇だ。
かけた暗示の本番はここからの展開にある。

「そういうわけだから君には私達が催眠をかけられたという証拠を見せてくれるまで、この家に住んでもらうわよ」
「証拠を見せてくれないと、ず~っと弘樹くんのお世話を私達家族がしちゃうからね」
「なんで世話してくれるんですか?」
「なんで?それはこっちも疑ってるからよ」
「疑うという失礼な行為を家族でする以上、その間は埋め合わせとして尽くすのは当然でしょ?」
「だから証拠を見せてくれるまでは家族全員なんでもあなたの言うことを聞くから、気兼ねせず言ってちょうだい」
「ムフフ!わかっりましたぁ」
弘樹が松永家に迎え入れられることとなって最初に求めたのがミサゴとのセックスだ。
しかし、ただセックスするのでは人妻と浮気になってしまうので、それをまずは解消したいと言う。
「だから、ね。二人は今すぐ役所に行って離婚してきてもらえるかな」
「燕ちゃんにも大和君と別れてもらうよ」
「あ、どうせなら二人が役所に行っている間に電話で別れちゃうのが良いかな。そしたらミサゴさんが帰ってくるまでの暇つぶしに燕ちゃんとヤれるし」

「わかったわ、今すぐ離婚してくる」
「私も大和君に電話するね」
こうして、松永家と全く関係のない男の言葉によって夫婦関係も娘の恋愛も引き裂かれることとなったのだった。
だが被害者ともいえる3人はまるで気にしていないようだ。
なぜなら、離婚することも別れることも、3人にとっては催眠術を疑っていることに対する埋め合わせにしか過ぎないからだ。
ようやく元の家族となり、復縁の為に頑張っていた燕も心底ホッとしていた。
そんな幸せが戻ったある日、燕は彼氏を松永家に連れてきた。
直江大和という、年下の男だ。
大和は川神学園でも知名度が高い方で、久信もミサゴも面識があった。
だからというわけではないが、大和のコミュ力もあり、両親と打ち解けるのに時間はかからなかった。
何度か家に遊びに来て打ち解けた頃、燕は大和が催眠術を使えるようになったと言い出した。
久信とミサゴもやってみないかと言うので、二人は遊びの気持ちで試してみることに。
―――
「凄い!大和君はほんと催眠術得意なんだね!」
「うん、まぁね。いつもやってるから」
大和は手練れていて、簡単に久信とミサゴを催眠状態にしてしまう。
立ち会っている燕は自分の両親が催眠状態になっていることにドキドキしているようだったが、それもすぐに終わった。
「地を這うスワロー納豆」
「え?あ、うぅ……」
大和が口にした言葉を聞いた直後、燕も催眠状態に陥ってしまったのだ。
その言葉は燕も本人も知らなかった、燕をいつでも催眠状態にすることができるキーワードだったのだ。
「……ここまでは問題無し、と」
3人が催眠状態になったのを確認した大和は、ある人物にメールを送った。
するとその人物は外で待機していたらしく、すぐにやってきた。
大和と同年代で、いかにもオタクといった雰囲気をかもしだしている男子だった。
「早かったね。ここからはボクが引き継ぐから」
「わかりました」
「いつも女の子用意してもらって悪いね。ご苦労様♪」
「何言ってるんだよ。お前に女を貢ぐ、それこそが俺の生甲斐であり使命だっていつも言ってるだろ」
「むしろいつも女をもらってくれて感謝してもしきれないくらいだよ」
「ムフフ!そうだったねぇ」
名村弘樹という名の男は、直江大和にとって大事な存在だ。
大和自身も弘樹によって催眠暗示をかけられ、女を貢ぐことに最高の幸せと快感を得るようにされてしまっている。
そうとは知らず、大和は貢のを受け入れてもらうために、土下座までして頼んだ。
以来、弘樹と大和は親友となったが、貢側と差し出される側であり、その立場は明確に弘樹を上位とする関係にあった。
「さーてと、こないだの子は肉便器にして無機質な感じを楽しんだからぁ……今回は家族の温かさを楽しませてもらおうかなぁ」
弘樹は燕、ミサゴ、久信それぞれに暗示を掛け、記憶や暗示の整合性をしっかり整える。
さらには大和とも口裏を合わせる念の入れようで、松永家をしっかりと縛った。
そこまできてようやく3人を覚醒させ、弘樹のお楽しみタイムが始まる。

「いやー、ほんと弘樹くん口だけだなぁ」
目が覚めると、裸になっているミサゴと久信、そして燕。
3人は家の中では裸でいることが当然だと思っているし、催眠を「かけようとした」のも今初めて出会う弘樹だと認識している。
名村弘樹とは昔から知り合いで、大和の立会いのもとで催眠術をかけようとして失敗したが、成功だと弘樹が言い張っているという記憶にされているのだ。
「だから成功してるんだってば」
「そんなこと言われても証拠がないとね」
「そうだよ。確たるものがないと催眠が成功したとは言えないな」
「う~ん、証拠か……」
ここまでは裸なだけで普通の会話の範疇だ。
かけた暗示の本番はここからの展開にある。

「そういうわけだから君には私達が催眠をかけられたという証拠を見せてくれるまで、この家に住んでもらうわよ」
「証拠を見せてくれないと、ず~っと弘樹くんのお世話を私達家族がしちゃうからね」
「なんで世話してくれるんですか?」
「なんで?それはこっちも疑ってるからよ」
「疑うという失礼な行為を家族でする以上、その間は埋め合わせとして尽くすのは当然でしょ?」
「だから証拠を見せてくれるまでは家族全員なんでもあなたの言うことを聞くから、気兼ねせず言ってちょうだい」
「ムフフ!わかっりましたぁ」
弘樹が松永家に迎え入れられることとなって最初に求めたのがミサゴとのセックスだ。
しかし、ただセックスするのでは人妻と浮気になってしまうので、それをまずは解消したいと言う。
「だから、ね。二人は今すぐ役所に行って離婚してきてもらえるかな」
「燕ちゃんにも大和君と別れてもらうよ」
「あ、どうせなら二人が役所に行っている間に電話で別れちゃうのが良いかな。そしたらミサゴさんが帰ってくるまでの暇つぶしに燕ちゃんとヤれるし」

「わかったわ、今すぐ離婚してくる」
「私も大和君に電話するね」
こうして、松永家と全く関係のない男の言葉によって夫婦関係も娘の恋愛も引き裂かれることとなったのだった。
だが被害者ともいえる3人はまるで気にしていないようだ。
なぜなら、離婚することも別れることも、3人にとっては催眠術を疑っていることに対する埋め合わせにしか過ぎないからだ。
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