十六夜咲夜、永遠の暗闇
東方Project - 2019年05月22日 (水)
「どこの誰かは知りませんが、私に痴 漢とは良い度胸です」
十六夜咲夜の尻を後ろから撫でまわすという痴 漢をはたらいた男は、当然のごとくその場で懲らしめられた。
半殺しとまではいかないが、相当痛めつけたことで変態も二度と自分に痴 漢してこないだろうと咲夜は思っていた。
が、この懲らしめが変態の執念に火を付け、そのことを咲夜は後悔することになった。
変態は咲夜が一人になるのを待ち、スプレーを吹き掛ける。
これは『吸うと強烈な眠気を催し、数秒で眠ってしまう』という催眠スプレーで、十六夜咲夜をもってしても例外なく眠ってしまった。
ぐったり倒れ込み、眠ってしまった咲夜を変態は自宅へと連れ去り、家にあったある機会にセットしてしまう。
―――3時間後
「むひひ!できたできたぁ♪」
「このぼくにお尻を触られて怒るような恩知らずの咲夜ちゃんもぉ、コレクションに加えてあげるからねぇ」
咲夜がかけられた装置は、生命体をフィギュアにしてしまうものだった。
恐ろしいことに、フィギュアにされた者に意識はある。といってもフィギュア化された体に自由はないし、視界も感触も無い。
ただ意識だけは存在し、暗闇の中に閉じ込められた状態なのだ。
しかし無機質なので半永久的にフィギュアの体は滅びることはなく、中の意識も死ぬことはない。
この事実はフィギュア化された者しか知らない。
今、変態のコレクションに加わった咲夜フィギュアは、その完成度の高さから変態が死んであとも流通し続け、最後には博物館に飾られ、永遠に保管されたという。
十六夜咲夜の尻を後ろから撫でまわすという痴 漢をはたらいた男は、当然のごとくその場で懲らしめられた。
半殺しとまではいかないが、相当痛めつけたことで変態も二度と自分に痴 漢してこないだろうと咲夜は思っていた。
が、この懲らしめが変態の執念に火を付け、そのことを咲夜は後悔することになった。
変態は咲夜が一人になるのを待ち、スプレーを吹き掛ける。
これは『吸うと強烈な眠気を催し、数秒で眠ってしまう』という催眠スプレーで、十六夜咲夜をもってしても例外なく眠ってしまった。
ぐったり倒れ込み、眠ってしまった咲夜を変態は自宅へと連れ去り、家にあったある機会にセットしてしまう。
―――3時間後
「むひひ!できたできたぁ♪」
「このぼくにお尻を触られて怒るような恩知らずの咲夜ちゃんもぉ、コレクションに加えてあげるからねぇ」
咲夜がかけられた装置は、生命体をフィギュアにしてしまうものだった。
恐ろしいことに、フィギュアにされた者に意識はある。といってもフィギュア化された体に自由はないし、視界も感触も無い。
ただ意識だけは存在し、暗闇の中に閉じ込められた状態なのだ。
しかし無機質なので半永久的にフィギュアの体は滅びることはなく、中の意識も死ぬことはない。
この事実はフィギュア化された者しか知らない。
今、変態のコレクションに加わった咲夜フィギュアは、その完成度の高さから変態が死んであとも流通し続け、最後には博物館に飾られ、永遠に保管されたという。