小鳥遊ことりの誕生日パーティー 後編
WORKING!! - 2022年08月06日 (土)

「私達ってことり以外は源氏名をいくつか持ってるけど、本命で使ってるのは全部御主人様が決めてくれたのよね

「まーな!自分の付けた名前で水商売させるの好きなんだよ」
「私達も御主人様につけてもらった名前で働けるなんて、幸せです

小鳥遊家の女性陣の源氏名は所属の店ごとに変えてはいるが、メインの源氏名は決まっていて、それぞれこのようになっている。
静 → 詩織
一枝 → 要芽
泉 → 彩葉
梢 → 小稟
なずな→ ナナミ
宗太も「ことり」と名前を変えているが、源氏名もそのままだ。
「源氏名だけじゃなく、業界で生きていく方向性もいただいたのよね

「あー、そういえばそうだったな」
「最初の一枝は良く覚えてるよ」
「大失態したキャリアウーマンが底辺落ちするって設定だったよな」
「はい


「で、自己破産したんだよな?」
「そうです

「そこから水商売や風俗業界へドロップアウトして来た感を出して、本格的に体を売り始めたんです」
「初めて御主人様以外に体を差し出した時の苦痛と屈辱、それに相反する高揚感や御主人様に尽くしていると言う充実感……忘れらません

「自己破産したから弁護士資格もなくなっちゃったのよねー」
「けど、私は後悔などしていないぞ」
「ま、そりゃあそうよね」
次に話題の対象になったのは泉だ。
彼女の方向性は派手な身売りはしないキャバ嬢からスタートで、一枝とは対照的だった。
一見するとミステリアスな黒髪美人で寡黙な一枝だが、小説家業で培った知識を基にトークを繋ぐのが意外と上手かった。
料理も得意で急に客が食事を注文しても、ある程度ならをバックヤードで簡単に作ってしまう。
これが意外と受けて、太い客がつくようになったのだ。
「意外と包容力があるから、政治家とか社長さんみたいな孤独な人に人気あったわよね」
「……そうね。御主人様の御命令で、色んな人の愛人になったわ」
愛人は定期契約のようなものであり、突出した稼ぎではないが常時安定した収入を得られるので、小鳥遊家では一番計算しやすい女が一枝だった。
愛人契約による収入が軌道に乗ると、それらの経験を活かした官能小説なども発表し、その売り上げもかなりのものとなった。
「本の印税を入れたら、一枝お姉ちゃんが貢ぎ額一番だもんね」
「こいつの本がこんなに金になるとは俺も思わなかったけどな」
一番稼いだのは誰かという話題から展開し、逆に一番少ないと名前があがったのが梢だ。
梢は早い段階で酒癖の悪さを暗示によって矯正されたが、その酒豪ぶりを活かして金を稼ぐという手法を取った。
酒豪自慢の客と飲み比べ対決をして客が負けた場合は他の客の飲み代を奢らせるという形で、幾人もの客から大金を搾り取ったのだ。
「途中までは順調だったんだけどねー。パクられちゃったからさぁ」
賭け行為はエスカレートしていき、最後には性的なサービスも含めた博打をするようになり、しかも胴元までするようになった。
そんなある日、ガサ入れされて逮捕されてしまったのだ。
賭博開帳図利で有罪判決も出たが、その時既に猥褻物陳列など執行猶予がついていたため、実刑になってしまったのだ。
一枝が弁護士資格を失っていたせいで直接弁護できなかったことも響き、結局合計6年の懲役で収監され、仮出所したのが4年目。
空白の4年間によって、梢は他の姉妹たちから稼ぎで大きく後れを取ってしまったのだ。
「ま、なずなちゃんが敵を取ってくれたから良かったけどね」
「そりゃあそうだよ。お姉ちゃんを刑務所送りにされて、黙ってられないもん」
梢の有罪が確定し、収監されたと同時に復讐に動いたのがなずなだ。
当時の担当刑事をあの手この手で色仕掛けし、罠をしかけて犯罪者にしてしまったのだ。
警察官を不祥事で犯罪者にするという大胆な行為。そこにたどり着くまでのあまりの手際の良さに、周囲は驚き以上に戦慄すらした。
それだけなずなは計略に長け、人を誘惑する力も持っていた。
それに気付いてからはなずなは姉妹の中でも特に悪質な行為に手を染めさせられ、本人も率先して手を汚した。
梢の出所まで、合計5人もの関係者を犯罪者にし、内2人は実刑にまで追い込んだのだ。
本業の水商売もかなりの稼ぎで、一見「清純派な妹系」であるなずなは特に20代から40代の男達にモテた。
客は一度なずなに嵌ったが最後、一文無しになるだけじゃ済まされず文字通り「何もかも」を失い破滅するまでむしり取るのがなずなだった。
なので、継続して長く付き合う客と言うのはおらず、稼ぎが少なくなってくると自分から街に繰り出して目を付けた男を誘惑し、店で指名を取って泥沼に引きずり込むというのを繰り返している。
サド気質でもあり、実は姉妹で一番凶悪なのがなずななのだ。
(ほんと、こいつがこんな風に完成するなんて俺も思わなかったよ)
男もそんな風に思いつつ、誕生日パーティーは進んでいった。
食事が終わった後はリビングで小鳥遊家の女達とハーレムセックスを行い、とりあえず全員に中出しをした最後に今日の主役であることりと二人っきりでセックスだ。

「御主人様、今日は素敵な誕生日会をありがとうございます

「二人っきりで抱いていただけるなんて、幸せ過ぎて頭がおかしくなっちゃいそうです

「けど、あくまで私達は御主人様の為にいる存在なんですから、私のことなんて二の次で望むがまま好きなだけ気持ち良くなってくださいね

「ハハ、お前は本当に良い女になったな」
「そうさせてもらうよ」
「はい



自分の誕生日のお祝いセックスでもあくまで主従関係を優先したことりは、今まで培ってきた女としてのテクニックをフルに使って奉仕した。
口も、マンコも、アナルも胸も。そして心すらも全てが御主人様を満足させるためだけに磨き、開発してきた。
そんな女の抱き心地は最高であり、男は何度も射精した。
こうして小鳥遊ことりの誕生日パーティーは終わりを迎えたのだった。
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