盲信催眠、ミウラ・リナルディ
魔法少女リリカルなのは - 2020年06月20日 (土)
ミウラ・リナルディはある男の毒牙にかかり、催眠術をかけられてしまった。
暗示によって男のことをパパと呼び、盲信するようにされてしまった彼女は、『パパ』の悪口を少しでも言った人物をその瞬間に嫌悪するようになり、非常に攻撃的になってしまう。
その変化の異常さは間もなく周囲も気付いたが、時既に遅しだった。
「―――だから、あの人をパパと呼ぶのは変だと思うの」
「それに、正直言って彼の評判は……」
「待って、それ以上しゃべらないで」
「え?」
「……クソだなお前。二度と話しかけないでくれる?」
「というより、パパを悪く言うお前にはできれば死んで欲しいな
」
「なっ……!?」
催眠暗示で強固に心を作り変えられた彼女が助言に耳を貸すわけも無く、当然のことながら少しでも男を悪く言ってしまえば即嫌悪されてしまうため、手が付けられない状態だったのだ。
こんな状況が続けばミウラ・リナルディが孤立するのに時間はかからなかった。
それから数週間後。
「そうだ、パパ」
「今日ね、ついにあの女とも絶交したよ♪」
「お!遂にか。お前にとっては親友だったから少し時間かかるかと思ったけど、早かったな」
「う~ん、確かに親友だったけど、そんなことどうだっていいよ」
「誰だろうとパパの悪口言うなんて許せないもんっ」
「本当は殺してやりたいくらいだったんだから」
「そうか。ふふ、それでいいんだ」
「うん!これでもう、友達一人もいなくなっちゃった♪」
「けどいいんだ。パパさえいれば……
」
最後の友人を失った彼女は、完全に孤立した生活を送ることとなった。
だが不幸とも辛いとも思わなかった。
大好きなパパさえいれば、他には何もいらない。
パパと一緒にいることが最高の幸せなのだから。
「シッ!シッ!」
訓練も一人でするようになった彼女に声を掛けるのは、今ではたまにくる『パパ』だけだ。
仮に他の誰かに声をかけられても無視するだろう。
今となってはまともにコミュニケーションを取る相手はパパだけだ。
「お、今日も頑張ってるな」
「どうしたのパパ。訓練中に来るなんて珍しいね」
「ちょっとムラッとしちゃってね。ちょっと、外出られるか?」
「うん、わかった」
訓練を中断し、二人は外へ出た。
まっすぐと最寄のラブホテルへ入り、セックスするのだ。
「パパ……あ、汗かいてるから匂いは嗅がないで……?」
「そんなこと気にするな。お前の汗でムレた匂い、嫌いじゃないぞ」
汗にまみれた彼女を抱いた『パパ』は、セックスのあとであることを頼んだ。
ある人物を気絶させて連れてきてほしいというのだ。
それが悪いことだとしても、パパの頼みであれば聞くようになっているのが今のミウラ・リナルディだ。
その頼みを受け入れ、躊躇いなく実行した。
(油断しているところを後ろから殴れば……!)
対象が一人で訓練中に、背後から奇襲を試みるミウラ。
力を溜め、一撃必倒で背後から襲いかかる。
だが、力を込め過ぎたことでスピードが落ち、それが原因で奇襲は失敗してしまう。
それどころか反撃され窮地に陥ってしまう。
「はぁはぁ……抵抗しやがってぇ……!!」
(パパのお願い、絶対に叶えてみせる!)
(こいつを倒せる一撃を……力をためて撃つんだ!!)
「うあああああ!!」
諦めないミウラは凄まじい気迫で全身全霊の一撃を放ち、咄嗟に顔を防御した相手の裏をかいて腹に命中させる。
ドサッと倒れた相手は気絶していて、その一撃がどれほどの破壊力かを物語っていた。
「や、やり過ぎちゃったかな……」
「死んでないよね?」
確認すると気絶しているだけでホッとした彼女は、用意していた大きい袋に気絶した女を詰め、どこかへと連れ去ってしまう。
行先は『パパ』の使っている秘密の隠れ家であり、そこで持ち帰った女はパパによって催眠術をかけられた。
言いつけを守り、しっかりと女を連れてきたミウラは、たっぷりとその体で御褒美をもらい、新たに自分と同じ『パパの娘』になった女と、姉妹のように仲良くなるのだった。
暗示によって男のことをパパと呼び、盲信するようにされてしまった彼女は、『パパ』の悪口を少しでも言った人物をその瞬間に嫌悪するようになり、非常に攻撃的になってしまう。
その変化の異常さは間もなく周囲も気付いたが、時既に遅しだった。
「―――だから、あの人をパパと呼ぶのは変だと思うの」
「それに、正直言って彼の評判は……」
「待って、それ以上しゃべらないで」
「え?」
「……クソだなお前。二度と話しかけないでくれる?」
「というより、パパを悪く言うお前にはできれば死んで欲しいな

「なっ……!?」
催眠暗示で強固に心を作り変えられた彼女が助言に耳を貸すわけも無く、当然のことながら少しでも男を悪く言ってしまえば即嫌悪されてしまうため、手が付けられない状態だったのだ。
こんな状況が続けばミウラ・リナルディが孤立するのに時間はかからなかった。
それから数週間後。
「そうだ、パパ」
「今日ね、ついにあの女とも絶交したよ♪」
「お!遂にか。お前にとっては親友だったから少し時間かかるかと思ったけど、早かったな」
「う~ん、確かに親友だったけど、そんなことどうだっていいよ」
「誰だろうとパパの悪口言うなんて許せないもんっ」
「本当は殺してやりたいくらいだったんだから」
「そうか。ふふ、それでいいんだ」
「うん!これでもう、友達一人もいなくなっちゃった♪」
「けどいいんだ。パパさえいれば……

最後の友人を失った彼女は、完全に孤立した生活を送ることとなった。
だが不幸とも辛いとも思わなかった。
大好きなパパさえいれば、他には何もいらない。
パパと一緒にいることが最高の幸せなのだから。
「シッ!シッ!」
訓練も一人でするようになった彼女に声を掛けるのは、今ではたまにくる『パパ』だけだ。
仮に他の誰かに声をかけられても無視するだろう。
今となってはまともにコミュニケーションを取る相手はパパだけだ。
「お、今日も頑張ってるな」
「どうしたのパパ。訓練中に来るなんて珍しいね」
「ちょっとムラッとしちゃってね。ちょっと、外出られるか?」
「うん、わかった」
訓練を中断し、二人は外へ出た。
まっすぐと最寄のラブホテルへ入り、セックスするのだ。
「パパ……あ、汗かいてるから匂いは嗅がないで……?」
「そんなこと気にするな。お前の汗でムレた匂い、嫌いじゃないぞ」
汗にまみれた彼女を抱いた『パパ』は、セックスのあとであることを頼んだ。
ある人物を気絶させて連れてきてほしいというのだ。
それが悪いことだとしても、パパの頼みであれば聞くようになっているのが今のミウラ・リナルディだ。
その頼みを受け入れ、躊躇いなく実行した。
(油断しているところを後ろから殴れば……!)
対象が一人で訓練中に、背後から奇襲を試みるミウラ。
力を溜め、一撃必倒で背後から襲いかかる。
だが、力を込め過ぎたことでスピードが落ち、それが原因で奇襲は失敗してしまう。
それどころか反撃され窮地に陥ってしまう。
「はぁはぁ……抵抗しやがってぇ……!!」
(パパのお願い、絶対に叶えてみせる!)
(こいつを倒せる一撃を……力をためて撃つんだ!!)
「うあああああ!!」
諦めないミウラは凄まじい気迫で全身全霊の一撃を放ち、咄嗟に顔を防御した相手の裏をかいて腹に命中させる。
ドサッと倒れた相手は気絶していて、その一撃がどれほどの破壊力かを物語っていた。
「や、やり過ぎちゃったかな……」
「死んでないよね?」
確認すると気絶しているだけでホッとした彼女は、用意していた大きい袋に気絶した女を詰め、どこかへと連れ去ってしまう。
行先は『パパ』の使っている秘密の隠れ家であり、そこで持ち帰った女はパパによって催眠術をかけられた。
言いつけを守り、しっかりと女を連れてきたミウラは、たっぷりとその体で御褒美をもらい、新たに自分と同じ『パパの娘』になった女と、姉妹のように仲良くなるのだった。
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