夢と欲望の幸せ監獄楽園 STAGE.37
コラボ企画 - 2022年11月25日 (金)
小悪魔さんとのコラボ作品となります。

ピカside
マヤ様とは入れ違いで、クロの様子を見たが寝ていた。
おかしいなぁ、さっき目を覚ましたときいていたから……あぁ、理解した。疲労もまだまだ抜けていないからか。
「さてさて……どうしたものかなぁ」
クロが寝ているベットの横で、マヤ様達を洗脳していたデータを確認していた。
こりゃ、マヤ様達が完全に陥落していなくって良かったのが救いかもな。
「ボーガンが、いっていたな。100%になれば逆らうことないと……リエリ様達は100%になっていたのに、なぜマヤ様達は……?まてよ?」
マヤ様達が100%にならなかった理由は、クロという存在がいたからでは??
特にマヤ様は、精神的なのが弱点だったとアリシア様がいっていたが……それを乗り越えたということか?
「ふむ、ご褒美を考えているといっていたな……しかもマヤ様達はあいつに汚されていた……まてよ?一番丸く収まる方法があるぞ?」
この方法ならマヤ様達も元気になるし、クロのご褒美になる!そうと決まれば、作戦を急いで準備しないと!
「ぐっ……ピカ……」
「クロ!目を覚ましたか!」
「お前独り言うるさい……寝ていたのに、偉い物騒なのが聞こえた気がするが……」
「それは気のせいだ!それよりも傷はどうだ?」
不味い、不味い。サプライズをばれるわけにはいかないから、ごまかしておかないといけないと思い話そらすと、クロはため息ついた。
「見ての通りだ。さすがに無茶をしすぎたからな」
「本来あのときでも十分危険な感じだったからね」
「ったく、無事にマヤ様達を助けれた反動がこれでは本末転倒だな。マヤ様からは大方は聞いていたが、ボーガンはどうなった?」
「そうだね。ボーガンは、死んで性別も代わり第二の人生レイとして生きているよ。しかも、今は女性を抱くことができる業界で生きているよ」
「うわぁ、ピカはそこまで手を回していたのか……」
クロは、すこしげんなりしていたけど、殺すよりも屈辱な事をしてあげれば一番いいのだから。
だって、殺したら楽になるからそれよりも屈辱になるのをすればいいわけだしね。
「当然。アリシア様を抱いたのも罪深い上にリエリ様も抱いたとなればね?マヤ様に至ってはクロを傷つけて今も辛い思いしているのに奴だけ死んで楽になるのなんて許せないよ」
「目が笑ってないぞ」
クロが何か言っているけど聞こえないよー。それにしても、よくもまぁ、生きていたのもだよね。
「クロ、明日は必ず起きてね?マヤ様が君のために色々と考えたサプライズをしそうかも。もちろん僕もね」
「そうか。……折角だから俺が何者か話そうか?」
「おや?君は旅人と聞いていたが……まぁ、確かに君のあの戦い方を思えばただの旅人ではないかもしれないけどね」
普通の旅人であそこまで戦い慣れというか、修羅場慣れはしないよ。
だからこそ、彼が言うまではなにも聞かないつもりだったけど……。
「それはなぜ今になっていうの?」
「背中合わせてで戦いしたら信頼できると判断してな。人妻のナンパを除けばね」
「それは嬉しい評価だけど、最後のそれはいるかな!?!それをすることは、やめないけどね!」
そう、人妻はナンパしてこそ燃えるのではないか!!そんなことを言ってクロは苦笑いしていたけど、個性として理解もしてくれた。
「そんなことよりも俺の事を話さないとな」
そこから彼が語ってくれたことは僕にとっては驚きの連続だった。
平行世界から来たという話も驚いたけどね……。
「……ということだ。俺はいずれはもとの世界に戻らないといけない。目的のモノはもう手にいれたからな」
「珍しいものを?」
「まぁな……正確には見れたというべきかな」
クロは眩しそうに感じたのか目を伏せていた。クロの事情を聴いた僕は、全部の気持ちはわかってあげれないけど、サプライズできないわけではないね。
「クロ、明日は君にとって楽しいサプライズをするよ!絶対に、今日は寝ていてね!」
「あぁ、それはいいが……なんでそんなに燃えているんだ?」
「それは楽しみにしてほしいよ!明日必ず君が喜ぶから!!」
僕がそれをいうと、クロは腕を組ながら考えていたけど、それは明日の楽しみにとってほしいから……。
「な・い・しょ・う」
「おい、ついにアリシアたちがたくさんお前を女装してきた影響で可笑しくなったか……」
「失礼だね!?!まぁ、また明日」
クロの体もこれ以上はあれなのでそっとしていた。とりあえず次の計画の方に移さないといけないね。
「アリシア様、マヤ様。入ってよろしいでしょうか?」
クロと別れて、すぐにアリシア様達がいる王室へいくと、二人とも元気そうに見えるが、その表情は疲れきっていた。
「ピカか。此度はお前にも負担をかけたな」
「いえ、アリシア様とマヤ様だけではなく、俺も最初は操られていたので」
「え、それはどういう事ですか?ピカも操られていたのは初耳ですよ?」
おや、マヤ様はその記憶は抜けているのか……まぁ、それはそれで仕方がないとしてきちんと話さないといけないな。
「僕が宇宙に旅していたの知っていますよね?その時にやられたみたいです」
「つまり、ピカは……いえ、あなたも被害者ですから処分はないです」
「ありがとうございます。それと……クロから、平行世界の話も聞きました。ただの旅人ではないということに気になってましたが……」
「……そうか、お前は知ったのだな。あやつの事を」
僕が操られたいたということを話すと、マヤ様は何か言いたそうになっていたが、処分はないと伝えてくれた。
そして、アリシア様は彼の事を知ったのだと理解すると苦笑いしていた。
「普通にて慣れてましたからやっとスッキリしましたよ」
「えぇ。ですが、彼には帰るべき場所がありますので……治療を終えたら元の世界に帰る手筈も踏みます」
向こうの世界に変えるというキーワードの時はマヤ様は悲しげに言っていた。そして、これを見て自分は決意した。
「マヤ様、アリシア様。紅茶を入れますね?クロからよく寝れるやり方を教えてくれたので」
「ほう?それは初耳だな。私は頼もう」
「私もです」
よし、紅茶を入れると決めた自分は、急いで用意をした。紅茶のもとにあるものを入れながら、お湯を注いだ。
「ほう、これはいい香りではないか?」
紅茶の匂いに、アリシア様は嬉しそうに言っていた。ちなみに紅茶のもとは、リラックスする効果のあるやつだ。
「うん、美味しいですね。ピカも紅茶を入れれるとは驚きですね」
「はは、クロに色々とやり方教わりましたからね」
「ふっ、クロは教えるのもうまいときたか」
紅茶をゆっくりと飲みながら談笑していたが、なんとか女装コースだけは避けたいので、ナンパの話がばれないようにしていた。
「ふぁぁ……あらいけませんね。眠たくなってきましたね」
「うむ……い、かん……ねそ……」
「えぇ……ねむたく……」
先程まで楽しく話していたのだが、急に眠気が来たマヤ様とアリシア様はそれだけをいうと、机の上でぐったりと倒れ込んだ。
「マヤ様、アリシア様……」
「「……」」
背中を揺すっても目を覚ます気配はなく、何をしても起きないのを再確認した僕は……。
「この睡眠薬の効き目が強いなぁ。王女様達が疑い無く飲んでくれたから助かる……」
全部飲んだ紅茶をみながら小さく呟き、マヤ様とアリシア様が起きないと確認すると、肩を担いだ。
「「んっ……」」
「今はゆっくりとお休みなさい」
眠っている二人を担いでその場を後にした。
マヤ様もアリシア様もこれから少しだけ協力してもらいます。
あ、当然あの二人にも……ね。
この小説は
シナリオ:小悪魔さん
編集、タイトルイラスト:REGZA
でお送りいたしました。
次回更新は本日のお昼12時!是非また見に来てください!!

ピカside
マヤ様とは入れ違いで、クロの様子を見たが寝ていた。
おかしいなぁ、さっき目を覚ましたときいていたから……あぁ、理解した。疲労もまだまだ抜けていないからか。
「さてさて……どうしたものかなぁ」
クロが寝ているベットの横で、マヤ様達を洗脳していたデータを確認していた。
こりゃ、マヤ様達が完全に陥落していなくって良かったのが救いかもな。
「ボーガンが、いっていたな。100%になれば逆らうことないと……リエリ様達は100%になっていたのに、なぜマヤ様達は……?まてよ?」
マヤ様達が100%にならなかった理由は、クロという存在がいたからでは??
特にマヤ様は、精神的なのが弱点だったとアリシア様がいっていたが……それを乗り越えたということか?
「ふむ、ご褒美を考えているといっていたな……しかもマヤ様達はあいつに汚されていた……まてよ?一番丸く収まる方法があるぞ?」
この方法ならマヤ様達も元気になるし、クロのご褒美になる!そうと決まれば、作戦を急いで準備しないと!
「ぐっ……ピカ……」
「クロ!目を覚ましたか!」
「お前独り言うるさい……寝ていたのに、偉い物騒なのが聞こえた気がするが……」
「それは気のせいだ!それよりも傷はどうだ?」
不味い、不味い。サプライズをばれるわけにはいかないから、ごまかしておかないといけないと思い話そらすと、クロはため息ついた。
「見ての通りだ。さすがに無茶をしすぎたからな」
「本来あのときでも十分危険な感じだったからね」
「ったく、無事にマヤ様達を助けれた反動がこれでは本末転倒だな。マヤ様からは大方は聞いていたが、ボーガンはどうなった?」
「そうだね。ボーガンは、死んで性別も代わり第二の人生レイとして生きているよ。しかも、今は女性を抱くことができる業界で生きているよ」
「うわぁ、ピカはそこまで手を回していたのか……」
クロは、すこしげんなりしていたけど、殺すよりも屈辱な事をしてあげれば一番いいのだから。
だって、殺したら楽になるからそれよりも屈辱になるのをすればいいわけだしね。
「当然。アリシア様を抱いたのも罪深い上にリエリ様も抱いたとなればね?マヤ様に至ってはクロを傷つけて今も辛い思いしているのに奴だけ死んで楽になるのなんて許せないよ」
「目が笑ってないぞ」
クロが何か言っているけど聞こえないよー。それにしても、よくもまぁ、生きていたのもだよね。
「クロ、明日は必ず起きてね?マヤ様が君のために色々と考えたサプライズをしそうかも。もちろん僕もね」
「そうか。……折角だから俺が何者か話そうか?」
「おや?君は旅人と聞いていたが……まぁ、確かに君のあの戦い方を思えばただの旅人ではないかもしれないけどね」
普通の旅人であそこまで戦い慣れというか、修羅場慣れはしないよ。
だからこそ、彼が言うまではなにも聞かないつもりだったけど……。
「それはなぜ今になっていうの?」
「背中合わせてで戦いしたら信頼できると判断してな。人妻のナンパを除けばね」
「それは嬉しい評価だけど、最後のそれはいるかな!?!それをすることは、やめないけどね!」
そう、人妻はナンパしてこそ燃えるのではないか!!そんなことを言ってクロは苦笑いしていたけど、個性として理解もしてくれた。
「そんなことよりも俺の事を話さないとな」
そこから彼が語ってくれたことは僕にとっては驚きの連続だった。
平行世界から来たという話も驚いたけどね……。
「……ということだ。俺はいずれはもとの世界に戻らないといけない。目的のモノはもう手にいれたからな」
「珍しいものを?」
「まぁな……正確には見れたというべきかな」
クロは眩しそうに感じたのか目を伏せていた。クロの事情を聴いた僕は、全部の気持ちはわかってあげれないけど、サプライズできないわけではないね。
「クロ、明日は君にとって楽しいサプライズをするよ!絶対に、今日は寝ていてね!」
「あぁ、それはいいが……なんでそんなに燃えているんだ?」
「それは楽しみにしてほしいよ!明日必ず君が喜ぶから!!」
僕がそれをいうと、クロは腕を組ながら考えていたけど、それは明日の楽しみにとってほしいから……。
「な・い・しょ・う」
「おい、ついにアリシアたちがたくさんお前を女装してきた影響で可笑しくなったか……」
「失礼だね!?!まぁ、また明日」
クロの体もこれ以上はあれなのでそっとしていた。とりあえず次の計画の方に移さないといけないね。
「アリシア様、マヤ様。入ってよろしいでしょうか?」
クロと別れて、すぐにアリシア様達がいる王室へいくと、二人とも元気そうに見えるが、その表情は疲れきっていた。
「ピカか。此度はお前にも負担をかけたな」
「いえ、アリシア様とマヤ様だけではなく、俺も最初は操られていたので」
「え、それはどういう事ですか?ピカも操られていたのは初耳ですよ?」
おや、マヤ様はその記憶は抜けているのか……まぁ、それはそれで仕方がないとしてきちんと話さないといけないな。
「僕が宇宙に旅していたの知っていますよね?その時にやられたみたいです」
「つまり、ピカは……いえ、あなたも被害者ですから処分はないです」
「ありがとうございます。それと……クロから、平行世界の話も聞きました。ただの旅人ではないということに気になってましたが……」
「……そうか、お前は知ったのだな。あやつの事を」
僕が操られたいたということを話すと、マヤ様は何か言いたそうになっていたが、処分はないと伝えてくれた。
そして、アリシア様は彼の事を知ったのだと理解すると苦笑いしていた。
「普通にて慣れてましたからやっとスッキリしましたよ」
「えぇ。ですが、彼には帰るべき場所がありますので……治療を終えたら元の世界に帰る手筈も踏みます」
向こうの世界に変えるというキーワードの時はマヤ様は悲しげに言っていた。そして、これを見て自分は決意した。
「マヤ様、アリシア様。紅茶を入れますね?クロからよく寝れるやり方を教えてくれたので」
「ほう?それは初耳だな。私は頼もう」
「私もです」
よし、紅茶を入れると決めた自分は、急いで用意をした。紅茶のもとにあるものを入れながら、お湯を注いだ。
「ほう、これはいい香りではないか?」
紅茶の匂いに、アリシア様は嬉しそうに言っていた。ちなみに紅茶のもとは、リラックスする効果のあるやつだ。
「うん、美味しいですね。ピカも紅茶を入れれるとは驚きですね」
「はは、クロに色々とやり方教わりましたからね」
「ふっ、クロは教えるのもうまいときたか」
紅茶をゆっくりと飲みながら談笑していたが、なんとか女装コースだけは避けたいので、ナンパの話がばれないようにしていた。
「ふぁぁ……あらいけませんね。眠たくなってきましたね」
「うむ……い、かん……ねそ……」
「えぇ……ねむたく……」
先程まで楽しく話していたのだが、急に眠気が来たマヤ様とアリシア様はそれだけをいうと、机の上でぐったりと倒れ込んだ。
「マヤ様、アリシア様……」
「「……」」
背中を揺すっても目を覚ます気配はなく、何をしても起きないのを再確認した僕は……。
「この睡眠薬の効き目が強いなぁ。王女様達が疑い無く飲んでくれたから助かる……」
全部飲んだ紅茶をみながら小さく呟き、マヤ様とアリシア様が起きないと確認すると、肩を担いだ。
「「んっ……」」
「今はゆっくりとお休みなさい」
眠っている二人を担いでその場を後にした。
マヤ様もアリシア様もこれから少しだけ協力してもらいます。
あ、当然あの二人にも……ね。
この小説は
シナリオ:小悪魔さん
編集、タイトルイラスト:REGZA
でお送りいたしました。
次回更新は本日のお昼12時!是非また見に来てください!!
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