夢と欲望の幸せ監獄楽園 STAGE.27
コラボ企画 - 2022年10月28日 (金)
小悪魔さんとのコラボ作品となります。

まさか、ここまでうまいこと行くとは、警備がざると言わざる終えない。
しかも俺が死んだと思っていたのか向こうは全員、驚いていた。
「な、なぜ生きている!?彼処に遺体はあったはずだ!」
「何故か生きていたか……教えてやるよ。ただし、お前が死んでからな」
刀を抜いて、振りかぶろうとするとマヤ様とアリシア様が俺の前に立ち塞がって刀を抜いて防いでいた。
「侵入者は懲りずに来たか」
「ご主人様はお下がりください。姫姉様と私でこの男を殺します」
「やっぱりそう簡単には、いかないか……!」
やはり奴を殺そうと思っても、マヤ様達が護衛として立ちふさがるか………。
正直に言うと、今の状態でマヤ様達を相手に生きれる保証はないけど……。
「戦いにくいなぁ……」
恩人を相手に戦うのってなかなかやりにくい。こ
れが、また普通に殺意持たれての戦いならまだしも……操られての戦いなのだから……。
「切り込むぞ、マヤ」
「はい!」
「くっ!」
マヤ様はアリシア様と共に刀を抜いてこちらの方に走ってきた。
冷や汗をかきながらも、何とか生きて助けると決めた以上はやるしかない!
「「はぁ!」」
「(両方から刀が横不利で此方に攻撃してきたので、刀を使って防いだけど……)速すぎる!」
瞬発力がかなりの物だし、手合わせをするのはある意味今回はじめてだ。
だからこそ、二人の実力は未知数だけど……。
「助けると決めた以上はやってやる!!」
弱音を吐くなんて一番駄目だし、覚悟を決めて戦うといったのだからやるしかないだろ!
ちらっと見ると、ピカはリエリ様の方と対面していた…そっちは任せたぞ。
ピカside
クロの奴は、アリシア様とマヤ様の二人を一人で相手する……実は、これ事前に打合せしていたことだ。
『万が一、奴に対しての攻撃を防ぐ可能性があるのはマヤ様とアリシア様………リエリ様達も考えたけど、どちらかと言うとあの二人が立ち塞がりそうだ』
『仮にそれだと戦えるの?クロは二人に恩があるって言っていたけど……』
『それを言うなら、ピカもだろ?俺よりも長い付き合いなら戦いにくいのはお前だろ』
クロに指摘されて否定はできずに黙っていると、クロは苦笑いしていた。それは儚く、なにかを思い出すように。
『俺は人に誉められる生き方はしていない。寧ろ最悪な生き方をしてるかもしれないからな…』
『そうなのか?』
『あぁ、色々と恨まれやすい世界にいるからな。いいか、ピカはアリシア様達と絶対に戦うな。おまえとアリシア様達と戦うことになると、お互いに辛い思いをするだろ?』
普通に考えれば、クロも辛い思いをするとおもうのだけど、たぶんクロは今何をいっても聞かないだろう。
戦うことに覚悟を決めているのだから……。
「僕は貴方と戦いましょうか。リエリ様」
「ピカ、あなたはご主人様の保護に背けると言うの?」
「えぇ、背けますよ。それに、貴方に実は恩がありますからね」
僕の言葉にリエリ様は小さく「……恩?」といっていたが、本当に覚えていないみたいだな。
クロにも話したけど、昔一度宇宙で旅していたときに……。
「遠い昔に一度貴方に会っているのですよ?尤もあなたは覚えていないし、あの野郎には会っていないときでしたがね」
「なに、私は貴方とあったことがあるの?」
「えぇ。宇宙で旅していたときに、僕の船が少し故障をしていたときに助けてくれたのは貴方なのですよ。尤も、僕もさっきまでその記憶はなかったですがね」
クロのお陰でそんな過思い出せるようになったよ。
まぁ残念なのは、向こうは完全に忘れているのか記憶とどめていないのかどちらかだけど……。
「これまで多くの敵と戦ってきたけど、未亡人相手の戦いは初めてだから楽しみだね」
「あら口説き?残念だけど、私はもうご主人様の所有よ。あなたの所有になることはないから」
リエリ様はナイフを取り出して、こちらの方に向き合っていた。俺と刀を構えながら、彼女を見ていた。
「一応聞くけど、ご主人様のもとに帰ってあの男を殺すの協力しないの?」
「しない。そして、俺は貴方達とアリシア様達も絶対に助ける。まぁ、その前に……」
リエリ様の誘いを断り、俺は刀をゆっくり引き抜きながら、左足を前にしてゆっくりと腰を落として相手をみすえた。
「僕が勝ったら僕の女になってください!」
「ご主人様の女だから丁寧に断るわ」
つまり、洗脳されてあいつの女なら、僕が勝てば女になってくれると信じて戦うよ!
あ、アリシア様はどういう風になるのだろうか……だめだ、ムラムラしすぎた!このムラムラは戦いで晴らそう!
この小説は
シナリオ:小悪魔さん
編集、タイトルイラスト:REGZA
でお送りいたしました。
次回更新は本日の昼12時!是非また見に来てください!!

まさか、ここまでうまいこと行くとは、警備がざると言わざる終えない。
しかも俺が死んだと思っていたのか向こうは全員、驚いていた。
「な、なぜ生きている!?彼処に遺体はあったはずだ!」
「何故か生きていたか……教えてやるよ。ただし、お前が死んでからな」
刀を抜いて、振りかぶろうとするとマヤ様とアリシア様が俺の前に立ち塞がって刀を抜いて防いでいた。
「侵入者は懲りずに来たか」
「ご主人様はお下がりください。姫姉様と私でこの男を殺します」
「やっぱりそう簡単には、いかないか……!」
やはり奴を殺そうと思っても、マヤ様達が護衛として立ちふさがるか………。
正直に言うと、今の状態でマヤ様達を相手に生きれる保証はないけど……。
「戦いにくいなぁ……」
恩人を相手に戦うのってなかなかやりにくい。こ
れが、また普通に殺意持たれての戦いならまだしも……操られての戦いなのだから……。
「切り込むぞ、マヤ」
「はい!」
「くっ!」
マヤ様はアリシア様と共に刀を抜いてこちらの方に走ってきた。
冷や汗をかきながらも、何とか生きて助けると決めた以上はやるしかない!
「「はぁ!」」
「(両方から刀が横不利で此方に攻撃してきたので、刀を使って防いだけど……)速すぎる!」
瞬発力がかなりの物だし、手合わせをするのはある意味今回はじめてだ。
だからこそ、二人の実力は未知数だけど……。
「助けると決めた以上はやってやる!!」
弱音を吐くなんて一番駄目だし、覚悟を決めて戦うといったのだからやるしかないだろ!
ちらっと見ると、ピカはリエリ様の方と対面していた…そっちは任せたぞ。
ピカside
クロの奴は、アリシア様とマヤ様の二人を一人で相手する……実は、これ事前に打合せしていたことだ。
『万が一、奴に対しての攻撃を防ぐ可能性があるのはマヤ様とアリシア様………リエリ様達も考えたけど、どちらかと言うとあの二人が立ち塞がりそうだ』
『仮にそれだと戦えるの?クロは二人に恩があるって言っていたけど……』
『それを言うなら、ピカもだろ?俺よりも長い付き合いなら戦いにくいのはお前だろ』
クロに指摘されて否定はできずに黙っていると、クロは苦笑いしていた。それは儚く、なにかを思い出すように。
『俺は人に誉められる生き方はしていない。寧ろ最悪な生き方をしてるかもしれないからな…』
『そうなのか?』
『あぁ、色々と恨まれやすい世界にいるからな。いいか、ピカはアリシア様達と絶対に戦うな。おまえとアリシア様達と戦うことになると、お互いに辛い思いをするだろ?』
普通に考えれば、クロも辛い思いをするとおもうのだけど、たぶんクロは今何をいっても聞かないだろう。
戦うことに覚悟を決めているのだから……。
「僕は貴方と戦いましょうか。リエリ様」
「ピカ、あなたはご主人様の保護に背けると言うの?」
「えぇ、背けますよ。それに、貴方に実は恩がありますからね」
僕の言葉にリエリ様は小さく「……恩?」といっていたが、本当に覚えていないみたいだな。
クロにも話したけど、昔一度宇宙で旅していたときに……。
「遠い昔に一度貴方に会っているのですよ?尤もあなたは覚えていないし、あの野郎には会っていないときでしたがね」
「なに、私は貴方とあったことがあるの?」
「えぇ。宇宙で旅していたときに、僕の船が少し故障をしていたときに助けてくれたのは貴方なのですよ。尤も、僕もさっきまでその記憶はなかったですがね」
クロのお陰でそんな過思い出せるようになったよ。
まぁ残念なのは、向こうは完全に忘れているのか記憶とどめていないのかどちらかだけど……。
「これまで多くの敵と戦ってきたけど、未亡人相手の戦いは初めてだから楽しみだね」
「あら口説き?残念だけど、私はもうご主人様の所有よ。あなたの所有になることはないから」
リエリ様はナイフを取り出して、こちらの方に向き合っていた。俺と刀を構えながら、彼女を見ていた。
「一応聞くけど、ご主人様のもとに帰ってあの男を殺すの協力しないの?」
「しない。そして、俺は貴方達とアリシア様達も絶対に助ける。まぁ、その前に……」
リエリ様の誘いを断り、俺は刀をゆっくり引き抜きながら、左足を前にしてゆっくりと腰を落として相手をみすえた。
「僕が勝ったら僕の女になってください!」
「ご主人様の女だから丁寧に断るわ」
つまり、洗脳されてあいつの女なら、僕が勝てば女になってくれると信じて戦うよ!
あ、アリシア様はどういう風になるのだろうか……だめだ、ムラムラしすぎた!このムラムラは戦いで晴らそう!
この小説は
シナリオ:小悪魔さん
編集、タイトルイラスト:REGZA
でお送りいたしました。
次回更新は本日の昼12時!是非また見に来てください!!
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