FC2ブログ

プロフィール

REGZA

Author:REGZA
回転寿司で味噌汁は今日何がありますかって聞いたら
「あら汁」と「かに汁」あと……「ブラジル」って言われました。

思わずフフッって笑ってしまった自分が悔しい。

目撃者

1つ前の記事

最新記事

最新コメント

アンケート

常設アンケート復活させました。しばらくは試験運用ですが、皆様是非投票をお願いします! 1日2回投票可能で、結果発表は定期的にブログの記事で行い、その時にSSの採用キャラを発表する流れとなります。 希望シチュエーションなどをコメントいただければ参考にします。 ※リクエスト全てにお応えできるわけではないのでご了承ください。 50を上限にキャラを追加できるので、是非☆

カテゴリ

ノンジャンル (1614)
虚ろ目イラスト (26)
エロゲレビュー (161)
同人&エロ漫画etcレビュー (225)
オリジナルSS (62)
総集編 (26)
I"s (2)
アイドルマスターシリーズ (10)
暁の護衛 (11)
アカメが斬る! (15)
暗殺教室 (7)
一騎当千 (11)
悪の女幹部 フルムーンナイト (5)
犬夜叉 (1)
IS 〈インフィニット・ストラトス〉 (141)
宇崎ちゃんは遊びたい! (7)
うみねこのなく頃に (10)
織田信奈の野望 (5)
お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (2)
俺だけ入れる隠しダンジョン (1)
学園催眠隷奴 〜さっきまで、大嫌いだったはずなのに〜 (3)
かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 (15)
賭ケグルイ (8)
可愛ければ変態でも好きになってくれますか? (0)
監獄戦艦~非道の洗脳改造航海 (0)
監獄戦艦3~熱砂の洗脳航路~ (1)
機動戦士ガンダム (5)
機動戦士ガンダム第08MS小隊 (5)
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY (1)
機動戦士ガンダムポケットの中の戦争 (2)
機動戦士ガンダム0083 (3)
機動戦士Zガンダム (23)
機動戦士ZZガンダム (6)
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (3)
機動戦士ガンダムUC (2)
機動戦士ガンダムF91 (2)
機動戦士Vガンダム (8)
∀ガンダム (2)
新機動戦記ガンダムW (2)
機動武闘伝Gガンダム (1)
機動新世紀ガンダムX (2)
機動戦士ガンダムSEED (90)
機動戦士ガンダムSEED DESTINY (7)
機動戦士ガンダム00 (3)
機動戦士ガンダムAGE (2)
機動戦艦ナデシコ (2)
君が主で執事が俺で (3)
ギャラクシーエンジェル (2)
キルラキル (3)
Cross Days (0)
クロノトリガー (2)
けいおん! (4)
ケロロ軍曹 (1)
恋騎士 Purely Kiss (5)
恋姫†無双 (12)
攻殻機動隊 (1)
コードギアス~反逆のルルーシュ~ (15)
こちら葛飾区亀有公園前派出所 (2)
この素晴らしい世界に祝福を! (6)
催眠学園 (1)
サキガケ⇒ジェネレーション! (1)
サクラ大戦 (1)
GTO (2)
地獄先生ぬ~べ~ (3)
重戦機エルガイム (2)
食戟のソーマ (5)
ジョジョの奇妙な冒険 (0)
新世紀エヴァンゲリオン (47)
侵略!イカ娘 (11)
スーパーロボット大戦 (13)
School Days (7)
涼宮ハルヒの憂鬱 (14)
ストライクウィッチーズ (15)
ストリートファイターシリーズ (0)
ストライク・ザ・ブラッド (1)
SLAM DUNK (2)
ゼロの使い魔 (22)
戦闘員、派遣します! (1)
創聖のアクエリオン (1)
対魔忍アサギ (0)
探偵オペラ ミルキィホームズ (2)
辻堂さんの純愛ロード (18)
つよきす (19)
デート・ア・ライブ (2)
転生したらスライムだった件 (1)
テイルズ オブ ジ アビス (1)
とある魔術の禁書目録 (4)
とある科学の超電磁砲 (14)
東方Project (1)
ときめきメモリアル2 (1)
トップをねらえ! (2)
ドラゴンクエスト5 (5)
ドラゴンクエスト6 (3)
ドラゴンボール (12)
To LOVEる -とらぶる- (1)
NARUTO -ナルト- (1)
ニセコイ (16)
日常 (3)
姉、ちゃんとしようよっ! (2)
バイオハザードシリーズ (2)
ハイスクールD×D (13)
這いよれ! ニャル子さん (0)
バカとテストと召喚獣 (170)
ハヤテのごとく! (12)
緋弾のアリア (0)
ひぐらしのなく頃に (24)
美少女戦士セーラームーン (24)
姫騎士アンジェリカ 〜あなたって、本当に最低の屑だわ!〜 (1)
貧乏神が! (7)
ファイナルファンタジーⅤ (3)
ファイナルファンタジーⅥ (1)
ファイナルファンタジーⅦ (7)
ファイナルファンタジーⅨ (1)
ファイナルファンタジーⅩ (1)
ファイナルファンタジーXIII (1)
ファイナルファンタジータクティクス (2)
Fateシリーズ (25)
ふたりエッチ (1)
ふたりはプリキュア (5)
ふたりはプリキュア Max Heart (1)
フレッシュプリキュア! (0)
スマイルプリキュア! (2)
フリージング (10)
フルメタル・パニック! (3)
フレラバ 〜Friend to Lover〜 (4)
僕のヒーローアカデミア (8)
ポケットモンスターシリーズ (20)
魔入りました!入間くん (0)
マギ (0)
マクロスF (2)
マケン姫っ! (5)
真剣で私に恋しなさい! (79)
まぶらほ (1)
魔法科高校の劣等生 (4)
魔法少女まどか マギカ (1)
魔法先生ネギま! (1)
魔法少女リリカルなのは (45)
みなみけ (9)
名探偵コナン (12)
めだかボックス (6)
ムシブギョー (2)
やはり俺の青春ラブコメは まちがっている。 (3)
遊☆戯☆王 (2)
幽遊白書 (0)
らき☆すた (4)
ラブひな (4)
らんま1/2 (1)
Rioシリーズ (3)
竜†恋 (1)
ルパン三世シリーズ (1)
烈火の炎 (0)
WORKING!! (39)
ONE PIECE (14)
作品ミックス (7)
ピカッとハウス同人関係 (47)
催眠帝刻学院公式 (7)
コラボ企画 (44)
橘さん家ノ男性事情 (1)

キャラクター別

月別アーカイブ

RSS

夢と欲望の幸せ監獄楽園 STAGE.14

小悪魔さんとのコラボ作品となります。

夢と欲望の幸せ監獄楽園

リエリ様達の来訪および会談を終えて、その日は穏やかな夜を迎えている中、俺はアリシア様の方へと歩いた。

「昼間のあれはなにか気にかけていた……。こう言うときは、早めに動いて聞いた方がいいかもしれない……」

アリシア様の、あの表情はなにか引っ掛かるかのような感じでリエリ様を見ていた。
だが、俺も似たような感覚でリエリ様と話しているときに気になった。

「あれは……俺のいる世界で見たことがある」

「なにかを探るような値踏みをするような目付き……だが、アリシア様の友人であるなら……なぜ違和感が感じる?」

この言い様のない気持ち悪さと言うか、懸念している最悪のことが起きないか心配になっている。
考えているうちにアリシア様の部屋付近に近くなり、ノックをした。

「こんな時間に誰だ?」

「クロです。キーワードは平行」

「……入れ」

平行と言う言葉にアリシア様は、俺だと理解したのか入室の許可してくれた。
部屋に入室すると、いつもの軍事の服とかそういうのは脱いで、ラフな格好になっていた。

「こんな時間にどうした?」

「アリシア様に意見をうかがいたいことがありまして……周辺に気配もありませんでしたよ」

「……どうしても気になると言う話だな?その言い方は」

アリシア様が目付きを鋭くさせながら、こちらに意見聞いてきたので、俺も小さくうなずきながら大事な話ですと答えた。

「こんな時間だが紅茶を飲もうではないか?そこに座っておけ」

「あ、では俺が入れますよ」

「よい。たまには私にもやらせろ」

アリシア様はそういいながら、席から離れて紅茶を注いでくれた。
お礼を言うと、頑張っている者に労うのは当然のことだといってくれた。

「して、話とはなんだ?私の予想が正しければ……リエリ達のことか?」

「……はっ。ご友人を疑うようで悪いかもしれませんが、どうしても疑問がありまして……アリシア様の意見を聞きたいと思いました」

「意見を出すことを許す」

「ありがとうございます。……アリシア様のご友人のリエリ様は男性を見下す感じはありましたか?」

「平行世界の経験上、そういう輩は何度も経験してますが……リエリ様は実際はどんな方なのかと気になりました」

「ふむふむ……貴様はそう感じたか。そうだな……私の知る限りのリエリはそういう人間ではない」

「あやつは軍人の責務を全うする上に、見下すのはあまりないな」

となると、リエリ様はアリシア様と会わない期間の間に何かあったと言うことが考えるのが妥当か?

「リエリ様は、アリシア様と会わない期間に何かあったと考えるべきでしょうか?」

「考えたくはないがな……私は明日個人的に動いてリエリのところに会いに行く」

「なっ!?アリシア様のご友人とは言えど、あの戦艦には何があるかわかりませんよ!せめて、俺かピカでも……」

「ならぬ。お前はこの世界以前の人間だ……万が一、お前に何かあれば向こうの世界の人間に申し訳ないだろ」

俺の提案にアリシア様は、厳しい目で否定した。
アリシア様の言うことも正しいけど……今の俺は向こうの世界のクロではなく、この世界のマヤ様とアリシア様の部下として支えているのだから。

「クロ。お前の気遣いは嬉しく思うが、万が一のこともある」

「しかし……」

「ふっ、お前は気遣いしすぎるな。ならば……その万が一が起きたときは、私達を助けろ。これならどうだ?」

アリシア様が微笑みながら提案してくれたそれの意味は、その時なら動いていいと言うことだろう。

「……必ず、アリシア様の助けに慣れるように頑張ります」

「ふふ、そう固くなるな。だが、クロ……マヤを頼む。あの子はきっと私が何かあれば動くに決まっている。そうなったときは、マヤを止めてくれ」

「分かりました」

もうアリシア様の決意は止めれないだろう。だが、必ず何かあれば助けると言う約束を守って見せる。

「……クロ。マヤもピカもいないから、貴様にひとつ確認したいことがある。誤魔化すのは無しだからな」

「分かりました」

「夜会の時の事を覚えているか?ジル男爵相手にかったあの日の夜の事だ」

「勿論です」

「あのときの戦い方は見事だったが、貴様元のいた世界で人を殺したことはあるな?」

アリシア様は確信をもって俺に問い詰めていた。嘘もいいわけも入らずに答えよと圧力をかけていた。

「はい」

「そうか……。戦いが素人ではないと思っていたが、やはりな。あぁ、責めることはないから安心しろ。我らも多くの敵を倒しているから非難する権利はない」

「俺のいる平行世界……いや、俺がいる場所は……普通の平穏な暮らしとは遠い、裏の世界です」

「殺しだけではなく人には言えないことをしてます。ただ、理解してほしいとまで言いませんが、俺が殺した人は……俺の嫌いなことをしたからです」

アリシア様に見抜かれた以上はそれは話しておかないといけない。
そして、俺のいる世界、俺の事情をすべてとは言わないが、それを話した。

「そうか……」

「隠していて申し訳ございません。マヤ様にも、もちろんこれを話します」

「いや、マヤには話すな。あの子はまだ自分のことで大変な上に、これは私が私達だけの話でしとくべきだ。話すときはこの違和感のあるこれを終えたらいいだけの話だからな」

「分かりました。マヤ様がもし気づいたときは……」

「うむ、話してもいい」

アリシア様がそうおしゃるなら今は話さない方がいいかもしれないな。なによりも、マヤ様が大変なのは明白だ。

「クロ」

アリシア様との話を終えた俺は、古い倉庫の部屋に戻ろうとするとアリシア様が外の景色を見ながら俺の名前を呼んだ。

「はい?」

「いつか我らもお前の故郷に行ってみたいものだ。だから、お前は私達をその星に案内してくれるまでは死ぬことを許さないぞ」

「それは命令ですか?」

「無論だ。お前とならどこにいても退屈しないだろうな」

アリシア様は窓からこちらの方に振り返ったが、その表情は優しく微笑みながら俺に呟いていた。
俺は頭を下げながら、アリシア様とその日は別れた……。

そして、翌日アリシア様はリエリ様達の方にいってから王宮にその日、帰ることはなかった……。






この小説は
シナリオ:小悪魔さん
編集、タイトルイラスト:REGZA


でお送りいたしました。

初日の今日は一挙24話掲載!
次回更新は本日PM2:00!是非また見に来てください!!
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す