ジーナ＝パープルトン。
彼女はアミリアと同じく、Eパンドラの一人だ。

アミリアよりは劣るが、Ｅパンドラの中では優秀な部類だ。
そんなジーナはある日、『新たな役割』を与えると言われ、ある装置の被検体になることを求められた。

危険が伴うことだったが、これ以上ジーナに負担をかけまいとする彼女は要求に応じ、自らを被検体として提供する。


彼女を待っていたのは、洗脳装置だった。
これはパンドラを洗脳し傀儡にするために開発された装置の試作品で、劣化パンドラであるＥパンドラのジーナを使い、試験を行ったのだ。

―――

――

―

しばらくしたある日。


「ここを脱走……？」

Ｅパンドラの仲間が、この施設からの脱走を持ちかけてきたのだ。
ここのところ不信感が募っていたＥパンドラたちだが、いよいよ我慢の限界を超えて反旗を翻そうというのだ。

それを聞いたジーナは、自身も計画に加担するのを装い……その仲間が油断した隙をついて気絶させた。



「ごめんね」

「私はこの組織と施設に絶対の忠誠を誓っているの」

「脱走なんてとんでもない、むしろあなたみたいな人を捕まえて壊すのが仕事なのよ♪」

「大丈夫、同じＥパンドラのよしみで死なないように拷問してあげるから」

洗脳されてしまっているジーナは倒れている仲間を拘束し、意識が戻るのと同時に計画を履かせるための拷問を行った。



仲間の処女を棒で貫き、本当に壊すかのように突きながらの拷問は熾烈を極め、Ｅパンドラという特別な体であっても泣き叫ぶほどの苦痛が与えられた。

「他に何人協力者がいるの！？」

「教えなさい！さもないと……！！」

この拷問でジーナは口を割らせることに成功し、脱走を企てたＥパンドラ全員を事前に抑えることに成功したのだった。
次々と仲間を捉えるなかで、裏切り者と罵られもしたが、ジーナにとってはどうでも良いことだった。

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