夢と欲望の幸せ監獄楽園 STAGE.08
コラボ企画 - 2022年10月16日 (日)
小悪魔さんとのコラボ作品となります。

マヤ様との出掛けを終えた翌日、いつも通りにマヤ様を起こしに向かった。
その最中にピカと遭遇したが、珍しく女装ではなかった。
「やぁ、クロ」
「ピカ、今日は女装ではないのだな?解放されたのか」
「そう、ようやく解放されたのさ!アリシア様とマヤ様が残念がっていたけど、僕は男な上に女装は趣味ではないからね?」
「どうだか?女装しているときの君はノリノリとやっていたではないか?」
思い出すのは、マヤ王女様がフード姿で出掛けているときにナンパされることがあった。その時のこいつは……。
『ごきげんよう。急いでいますので、失礼しますね?もしも、しつこく誘うようでしたら…ね…?』
と深いようで深くないメッセージを込めていた。
こいつは、こういうのノリノリで対応していたのをマヤ様と俺は少し引いていたのを忘れない。
「さて、マヤ様の部屋に到着……マヤ様、おはようございます。お部屋に入ってよろしいでしょうか?」
「く、クロ!!いいところに来てくれました!助けてください!」
「「!?」」
あのマヤ様が助けてくださいと言うことはきっととんでもないなにかが起きたと言うことか!?
ピカも驚きながらも同時に部屋を入り込むと、涙目のマヤ様がいた
「マヤ様、何がありました!?まさか不敬者が!」
「あ……あれを……」
「「あれ……?」」
マヤ様の指した方向を見ると、小さな虫がそこにいた。つまり、マヤ様は虫が苦手と言うとか……。
「ピカ、窓開けて」
「了解」
ピカには窓をすぐに開けてもらい、虫を外に追い払った。さっさと追い払った俺は、すぐに周りを確認した。
「こちら異常なし。クロの方は?」
「こちらも異常ない。マヤ様、もう大丈夫です」
「うぅ……恥ずかしいところを見られました……ありがとうございます」
マヤ様は自身の振る舞い恥ずかしげに俯いていた。
嫌々、恥ずかしくなることはないと思いたいけど口出せば何されるかわからない。
「では、俺達は出ます。アリシア様もお待ちしていますので」
ここにいつまでいてもあれなので、急いで出ていった。
そして、ある程度時間経過してからアリシア様がいるところへとマヤ様と一緒に向かった。
ピカは女装命令されるのはいやがっていたので、見回りをすると動いていった。
「マヤ、朝はなんだか騒がしかったがどうした?」
「うっ……その……」
「まさかと思うが、またか?」
「……はい。恥ずかしながら……」
またということは、前はどうされていたのだろうか?マヤ様が虫が苦手なのは把握したけども……。
「マヤは昔から虫が大の苦手でな……前に虫が出まくっていたときにはレーザーガンを撃ちまくって壁を穴だらけにしていたからな」
「そ、それを彼の前で話さなくってもよろしいではないですか!?」
マヤが恥ずかしげに訴えているが、アリシア様はクスクスと笑っていた。
俺はどういう顔をすればわからなかったが、とりあえずは抜けておこう。
「あ、そうですわ。クロ」
「……はい?」
「あら、どうした驚かれますか?」
「い、いえ!こちらの世界に保護されてから初めて名前呼ばれたので……」
そう、この世界に保護されてから初めてだし。
今までは貴方とかそんな感じにしか呼ばれていなかったものだから……。
「あぁ、確かに名前を呼んでいませんでしたね。貴方のこの期間の間に、監視した結果信頼できるとわかったがゆえの判断です」
「か、勘違いしないでほしいのは部下として信頼できると判断したからですよ!」
マヤ様が顔真っ赤にしているのをみて、この人は本当に優しい人だなぁと思った。
そういえば、俺に話があるということはなんだろうか?
「えぇ。近々、異邦人のものがこちらに来ますが……クロ。貴方も帯同して欲しいのです」
「俺がですか?よろしいのですか?」
「えぇ。貴方の料理は本当に美味しいので、そのもの達に提供して欲しいのです」
なるほど、国としても美味しいのを知れば交渉としても使える上に親密になれるのは理解できる。
「それと、今夜は姫姉様の帯同をしてほしいの」
「これはマヤと話して決めたことだ。実は今夜は夜会があるのでな……私の従者として今夜はついてこい」
「俺だけでしょうか?」
「あぁ。ピカは、たまには休ませるつもりだ」
まぁ、夜会となればあんまり大勢につれていくのもあれなのだろうけど、なぜ俺を指名としているのだろうか?
「そういえば、クロ。この間の機体を覚えているか?」
「
あぁ、安心してほしいが、私とマヤ以外は入れないようにしているからな。尤も貴様以外は起動しないようにされているがな」
「はっ。俺の機体になにか異変が?」
「いや、そこはいい。貴様のあの機体のなかに何が入っているのだ?」
「護身用ですね。主に銃とかナイフとかですが…」
「ふむ……」
アリシア様はなにか考えるようにしてから、俺にあるものを投げてきた。
投げてきたものを受けとると、刀とそれを納めている鞘を渡された。
「こいつは、少し古い刀だが貴様にやる。それで今夜つけて私についてこい」
「御意」
「ふ、では下がれ」
アリシア様は満足するように下がった。今夜の動きは決まったし、今後の動きは決まったが……異邦人っていっていたが、戦争とかしているのにいいのかな?まっ、あの二人には恩があるし別にいいか。
???side
ある暗闇の場所で男は一人の女性を抱いていた。その女性は抵抗する力はなく、ただ抱かれていた。
「ほう?近々そちらに行くつもりだか準備は万端なのか?」
「あっあっ……!」
一人の男が女性を抱きながら通信を開いていた。その通信相手は、笑いながらその回答にはyesと答えていた。
《えぇ。今はなにも仕掛けていませんが……そちらの画像を送信しますね》
「ほう……ふふふ」
《満足いただけましたか?では、通信きりますね》
「あぁ。定時報告ご苦労」
男は相手との通信を終えると、一人の女性の胸を鷲掴みして挿入していた。
「あっ!あぁっん!」
「くくく、美貌の王女達か……ふふ……あははは!貴様達も利用できる以上使わせてもらうぞ!」
男が嬉しそうに見ていたのは、気高く美しい女性である二人の画面を見て愉快そうに笑いながら女性を抱いていた。
この小説は
シナリオ:小悪魔さん
編集、タイトルイラスト:REGZA
でお送りいたしました。
初日の今日は一挙24話掲載!
次回更新は本日AM8:00!是非また見に来てください!!

マヤ様との出掛けを終えた翌日、いつも通りにマヤ様を起こしに向かった。
その最中にピカと遭遇したが、珍しく女装ではなかった。
「やぁ、クロ」
「ピカ、今日は女装ではないのだな?解放されたのか」
「そう、ようやく解放されたのさ!アリシア様とマヤ様が残念がっていたけど、僕は男な上に女装は趣味ではないからね?」
「どうだか?女装しているときの君はノリノリとやっていたではないか?」
思い出すのは、マヤ王女様がフード姿で出掛けているときにナンパされることがあった。その時のこいつは……。
『ごきげんよう。急いでいますので、失礼しますね?もしも、しつこく誘うようでしたら…ね…?』
と深いようで深くないメッセージを込めていた。
こいつは、こういうのノリノリで対応していたのをマヤ様と俺は少し引いていたのを忘れない。
「さて、マヤ様の部屋に到着……マヤ様、おはようございます。お部屋に入ってよろしいでしょうか?」
「く、クロ!!いいところに来てくれました!助けてください!」
「「!?」」
あのマヤ様が助けてくださいと言うことはきっととんでもないなにかが起きたと言うことか!?
ピカも驚きながらも同時に部屋を入り込むと、涙目のマヤ様がいた
「マヤ様、何がありました!?まさか不敬者が!」
「あ……あれを……」
「「あれ……?」」
マヤ様の指した方向を見ると、小さな虫がそこにいた。つまり、マヤ様は虫が苦手と言うとか……。
「ピカ、窓開けて」
「了解」
ピカには窓をすぐに開けてもらい、虫を外に追い払った。さっさと追い払った俺は、すぐに周りを確認した。
「こちら異常なし。クロの方は?」
「こちらも異常ない。マヤ様、もう大丈夫です」
「うぅ……恥ずかしいところを見られました……ありがとうございます」
マヤ様は自身の振る舞い恥ずかしげに俯いていた。
嫌々、恥ずかしくなることはないと思いたいけど口出せば何されるかわからない。
「では、俺達は出ます。アリシア様もお待ちしていますので」
ここにいつまでいてもあれなので、急いで出ていった。
そして、ある程度時間経過してからアリシア様がいるところへとマヤ様と一緒に向かった。
ピカは女装命令されるのはいやがっていたので、見回りをすると動いていった。
「マヤ、朝はなんだか騒がしかったがどうした?」
「うっ……その……」
「まさかと思うが、またか?」
「……はい。恥ずかしながら……」
またということは、前はどうされていたのだろうか?マヤ様が虫が苦手なのは把握したけども……。
「マヤは昔から虫が大の苦手でな……前に虫が出まくっていたときにはレーザーガンを撃ちまくって壁を穴だらけにしていたからな」
「そ、それを彼の前で話さなくってもよろしいではないですか!?」
マヤが恥ずかしげに訴えているが、アリシア様はクスクスと笑っていた。
俺はどういう顔をすればわからなかったが、とりあえずは抜けておこう。
「あ、そうですわ。クロ」
「……はい?」
「あら、どうした驚かれますか?」
「い、いえ!こちらの世界に保護されてから初めて名前呼ばれたので……」
そう、この世界に保護されてから初めてだし。
今までは貴方とかそんな感じにしか呼ばれていなかったものだから……。
「あぁ、確かに名前を呼んでいませんでしたね。貴方のこの期間の間に、監視した結果信頼できるとわかったがゆえの判断です」
「か、勘違いしないでほしいのは部下として信頼できると判断したからですよ!」
マヤ様が顔真っ赤にしているのをみて、この人は本当に優しい人だなぁと思った。
そういえば、俺に話があるということはなんだろうか?
「えぇ。近々、異邦人のものがこちらに来ますが……クロ。貴方も帯同して欲しいのです」
「俺がですか?よろしいのですか?」
「えぇ。貴方の料理は本当に美味しいので、そのもの達に提供して欲しいのです」
なるほど、国としても美味しいのを知れば交渉としても使える上に親密になれるのは理解できる。
「それと、今夜は姫姉様の帯同をしてほしいの」
「これはマヤと話して決めたことだ。実は今夜は夜会があるのでな……私の従者として今夜はついてこい」
「俺だけでしょうか?」
「あぁ。ピカは、たまには休ませるつもりだ」
まぁ、夜会となればあんまり大勢につれていくのもあれなのだろうけど、なぜ俺を指名としているのだろうか?
「そういえば、クロ。この間の機体を覚えているか?」
「
あぁ、安心してほしいが、私とマヤ以外は入れないようにしているからな。尤も貴様以外は起動しないようにされているがな」
「はっ。俺の機体になにか異変が?」
「いや、そこはいい。貴様のあの機体のなかに何が入っているのだ?」
「護身用ですね。主に銃とかナイフとかですが…」
「ふむ……」
アリシア様はなにか考えるようにしてから、俺にあるものを投げてきた。
投げてきたものを受けとると、刀とそれを納めている鞘を渡された。
「こいつは、少し古い刀だが貴様にやる。それで今夜つけて私についてこい」
「御意」
「ふ、では下がれ」
アリシア様は満足するように下がった。今夜の動きは決まったし、今後の動きは決まったが……異邦人っていっていたが、戦争とかしているのにいいのかな?まっ、あの二人には恩があるし別にいいか。
???side
ある暗闇の場所で男は一人の女性を抱いていた。その女性は抵抗する力はなく、ただ抱かれていた。
「ほう?近々そちらに行くつもりだか準備は万端なのか?」
「あっあっ……!」
一人の男が女性を抱きながら通信を開いていた。その通信相手は、笑いながらその回答にはyesと答えていた。
《えぇ。今はなにも仕掛けていませんが……そちらの画像を送信しますね》
「ほう……ふふふ」
《満足いただけましたか?では、通信きりますね》
「あぁ。定時報告ご苦労」
男は相手との通信を終えると、一人の女性の胸を鷲掴みして挿入していた。
「あっ!あぁっん!」
「くくく、美貌の王女達か……ふふ……あははは!貴様達も利用できる以上使わせてもらうぞ!」
男が嬉しそうに見ていたのは、気高く美しい女性である二人の画面を見て愉快そうに笑いながら女性を抱いていた。
この小説は
シナリオ:小悪魔さん
編集、タイトルイラスト:REGZA
でお送りいたしました。
初日の今日は一挙24話掲載!
次回更新は本日AM8:00!是非また見に来てください!!
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