Previous life　heroine mind control　～四宮かぐや編　後日談～

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かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 - 2022年09月13日 (火)

「お邪魔します」

この日、四宮かぐやは白銀家にやってきていた。

「自分の家だと思って楽にしてくれ」

「ゆっくりしていってくださいね」

恋人の御行はもちろん、家族にも歓迎されたかぐやは素直に喜んだ。
会話をしていくうちに、笑顔が似ている家族だなと思う。
圭は否定するだろうが、彼女も雰囲気は御行に似ていて、やはり兄妹だと感じさせる。

そんな和やかな訪問となったわけだが、かぐやには目的があった。

それは御行の妹、白銀圭の写真を手に入れることだった。

（ごめんなさい会長。）

心の中で謝りつつも、理由を付けて圭の写真を撮るかぐや。
撮影した写真は北村昌信に渡すが、彼の力によって圭がどうなるかまでは知らない。
ただ言われた通り指示に従っているだけだ。

なぜかぐやが指示にしたがうか。
それは彼女自身が昌信の催眠支配下にあるからだ。

写真に写った人物に催眠暗示をかける力を持つ北村昌信によって、前世を昌信の母だと思い込ませられた四宮かぐやは、彼の絶対的協力者、そして慰み者となっていた。
白銀家に来たのも、命令されて自分から訪問を希望したのであって、本来ならもう少し時期を見てからにしようと思っていたのを前倒ししたのだ。

夜、気を利かせた父が圭を連れ出している間、愛する会長とセックスする時間が出来た。

かぐやにとって御行とのセックスは心の底から満たされる行為だが、この時は不安をかかえていた。
明らかに御行よりもチンポが大きい昌信に抱かれたあとなので、アソコが広がっていないか、そしてそれを御行が気付いてしまわないか心配だったのだ。

結果的にその心配は杞憂で終わるのだが、別の問題に直面することとなってしまう。

「か、かぐやっ……！」

「んっ……会長……」

夢中で腰を動かす御行。
それに対してかぐやは内心で動揺していた。

（か、感じない……そんな……！）

（会長のが入っているのに……嬉しいはずなのに……気持ち良くなれない……！？）

昌信に何度も抱かれ、アソコを開発されたかぐやにとって、もはや御行のでは満足に感じることはできなかった。
実は御行も緩くなった締まりに気付きはしていたが、それがまさか別の男と寝ているせいだなどとは想像もせず、何度か自分としたセックスで慣れたからだと思っている。
セックスに慣れてほぐれたマンコと、他人に耕されたマンコの違いをわかるほど、御行には女性経験がないのだから無理もない。

かぐやが性的な悩みを抱える一方で、別の日では伊井野ミコも問題に直面していた

風紀委員として手荷物検査をしていた時だ。
ちょっとした事件が起きる。

「これは没収です！」

オナホを所持していた男子生徒から没収したミコだが、それを処分することができなかったのだ。

捨てようにも手が止まる。
自分が前世でオナホだったと思い込んでいるミコに、同族であるオナホを捨てることはできなかった。

（こうなったら……私の家に持ち帰ろう……）

（妹……、そう妹として持ち帰ればいいんだわ。同じオナホなんだから……！）

ミコは男子生徒から没収したオナホを持ち帰り、妹として大事に扱うことにしたのだった。

同じ日の放課後、かぐやは昌信と会っていた。

「ご所望の写真です」

「おぉ、さすが！」

かぐやは早坂愛と藤原千花、そして先日訪問した時に撮影した白銀圭の写真を渡した。
その時の表情が浮かないのでどうしたのかと聞くと黙ってしまったので追及すると、会長とのセックスでは感じなかったことにショックを受けていると告白した。

「ふーん、そうなんだｗ」

実は昌信とセックスすればするほど、他人とのセックスでは感じなくなるように暗示をかけてあり、その効果が出てきたのだ。
そんな事実をかぐやは知りようがないので、まさか今後もさらに感じなくなっていくとは考えていない。