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Author:REGZA
回転寿司で味噌汁は今日何がありますかって聞いたら
「あら汁」と「かに汁」あと……「ブラジル」って言われました。

思わずフフッって笑ってしまった自分が悔しい。

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Previous life heroine mind control ~四宮かぐや編~

四宮かぐや2

この日、生徒会の女性陣は新聞部の取材を受けていた。
予定が合わなかった藤原千花はいないが、受け答えはかぐやがいればそれで十分だった。

「ありがとうございました。最後に、写真いいですか?」

「はい。けど、それで撮るんですか?」

「確かに。新聞に掲載するならデジカメの方が良いんじゃ……」

新聞部が取り出したのがポラロイドカメラだったので、かぐやもミコも不思議がるが、これには理由があるという。

「今時ポラロイドカメラなんて、と思うかもしれませんが、データじゃないので破棄すればもう写真使えませんから、プライバシー保護しやすいんですよ」

「言われてみれば……なるほど、そういう考え方もありますか」

納得した二人はポラロイドカメラの撮影を受け入れる。
四宮かぐや、伊井野ミコそれぞれの写真を撮った新聞部部員は、部室に戻ると待っていた男子生徒にその写真を手渡した。

「おー、バッチリじゃん。ごくろうさん」

写真を手にした男。名を北村昌信。

彼は部員ではないただの部外者だ。
しかし、部長や顧問教師よりも遥かに大きな権力を持った、新聞部の裏の支配者とも呼べる存在なのだ。
とある理由により、新聞部は全員が彼に逆らうことはできないのだ。

四宮かぐや1

昌信は手に入れた写真をボードに貼ると、映っている四宮かぐやと伊井野ミコに向かって語り掛けはじめた。

「伊井野ミコ。あなたの前世は……」

写真の中の人物に語り掛けるという、一見すると気味の悪い行為。
だがそうすることで、対象の人物本人に暗示を吹き込むことが出来る力を昌信は持っているのだ。

写真を相手にかけた暗示は本人が寝ている間に脳内に刻まれ、起きた時から有効になる。
新聞部はこの力によって全員が支配され、手足となって働かされている。

多くの手駒を使えるようになった昌信は、生徒会やめぼしい女子を操り、わがものにしようと画策していた。
普通に支配するのは面白くないというただそれだけの理由で、かぐやとミコは都合の良い前世をインプットする形で支配することに。

どんなにデタラメで異常な内容でも、暗示が刻まれたが最後、その内容がその人物にとっては真実となってしまう。
そして、前世を思い出す方法も暗示で刻むことで、好きなタイミングで相手を支配することができるというわけだ。

伊井野ミコ

「お邪魔します」

「あなたは……?」

生徒会のメンバーに新聞部の取材を入れて、伊井野ミコが放課後一人でいる時間を作れば、あとは昌信の独壇場だ。
いきなりやってきた昌信が浮かべる下卑た笑みに、ミコは警戒した。

だが、警戒されても良かった。
何故なら、この場で即ミコを犯すつもりだったのだから。

伊井野ミコ

「嫌ああああ!!」

力づくで押し倒し、スカートの中からパンツを剥ぎ取り、そのまま挿入する。
まさにマンコにチンポを突っ込むだけのシンプルなレイフ゜だ。


「はい挿入~♪」

いざチンポを突っ込むと、ミコの抵抗は激しくない。
それはミコ自身も戸惑ってしまう現象だった。

体の自由は奪われていない。
手も足も動かせる。
なのに、強く抵抗しようという気持ちが犯されているのにもかかわらず薄いのだ。

潔癖でプライドが高い彼女の気質なら絶対に許せない行為。
なのに、そこまで嫌悪感が無い。
それどころか性的な快感すら得てしまい、あまつさえもっと使ってほしいという気持ちまで湧いてきてしまう。

(なんで、なんで私っ⁉)

「……ハッ!」

陵辱されるがままだったその時、ミコはあることを思い出す。
それは、あまりにも鮮明な過去の記憶。もっと正確に表現するなら、生まれ変わる前の記憶を思い出したのだ。

前世の記憶。
自分がどんな存在だったか。
それを思い出した時、伊井野ミコは犯されているのに嫌悪感が湧かない理由に合点が入ってしまう。

四宮かぐや5

伊井野ミコは前世でオナホールだった。
正確に言うなら、北村昌信の所有するオナホール。
つまり今まさに自分を犯している男こそ、前世に自分を所有し、何度も性欲処理に使ってくれた男だったのだ。

(あぁなんてことなの!?)

(わ、私、生まれ変わって、今までのこと全部……!)

前世が性に特化したオナホールだったのにも関わらず、淫らや不純とは程通い人間に生まれ変わった自分。
潔癖で貞操を守ってきたこと。

それらは前世の記憶が無意識に北村昌信を探していて、再び所有してもらい性欲処理に自分の体を使ってほしい。
そのために新品でい続ける必要があった。
だから自分は潔癖で男を寄せ付けてこなかったのだと気付いたのだ。

四宮かぐや6

「あぁイクゥッ!」

「えっ⁉」

前世を思い出しているうちに、中出しフィニュッシュを決められてしまう。
避妊もせずビュルルッと濃いザーメンが膣内に射精されるという悲劇。

しかしこの時ミコが感じていたのは恐怖や苦痛ではなく、「懐かしい」という感情だった。

四宮かぐや9

「……ッッ!」

昌信がチンポを抜いたとき、ミコは咄嗟に距離を取った。
しかし悲鳴や助けを叫ぶことはなく、逃げだすこともしなかった。

犯されたという事実や自分の前世、今抱いている感情、ありとあらゆる異常な状況がミコを沈黙させ、体をその場に留めていたのだ。

自分の前世がオナホールで、偶然にもかつての所有者に犯されたという事実を冷静に受け止められるはずもない。
だが、実際にレイフ゜されているし、前世はどうあれ今の自分は人間の女の子。

許すわけにはいかない。
怒りや屈辱の感情だってもちろんある。

だが、それでも目の前にいるかつての持ち主を罰せられるのか。
犯罪者にしていいのか。

複雑すぎる感情による葛藤で、次の行動をとれないのだ。
そして、考えれば考えるほどある感情の大きさに気付く。

四宮かぐや10

それは、また、オナホとして使われたいという思い。
性欲処理の道具にして欲しい、たくさん射精して欲しいという願望だった。

そんな胸の内を見透かしている昌信は、ヤリ足りないと再びミコを襲う。
この時、ミコはほとんど抵抗しなかった。
服を剥ぎ取られ、押し倒されて挿入されてもなされるがままだ。

抵抗しないのか、できないのか、それともしたくないのか。
いずれにせよ犯されることを受け入れてしまっているミコに対し、昌信は強烈な言葉を放つ。

「フフ、これじゃあまるでオナホだなぁ」

「……⁉」

その言葉を聞いた時、ミコの胸はドクンと高鳴りオナホールとして使われる喜びに震えた。
傍から見れば陵辱されて恐怖や苦痛に震えているように見えるだろうが、実際には喜びに震えていたのだ。

昌信にチンポを出し入れされる時間。
それは至福の時であった。

だがそこへ、最初に取材を終えたかぐやがやってきてしまう。

四宮かぐや11

「な、なにをしているんですかっ⁉」

経緯は不明。
だが普段のミコからするに、これは性犯罪なのだと察したかぐやは、それを止めようと動く。

四宮かぐや12

「……ッ!」

しかし駆け寄ろうとしたその時、ハッとなって足が止まる。

一方でミコも同様にハッとなっていた。
自分の感情はどうあれ、ここで助けを呼ばないなんてことはありえない。
人として、女として、目の前のかぐやに助けを求めなくては。

それに気付いて、声を絞り出す。

「し、四宮先輩っ。た、助けてっ!」

本心に反した声をなんとか絞り出すが、目の前のかぐやの耳に入っていない。
何故ならかぐやは急に思い出した前世の記憶に硬直していたのだ。

(私の前世は……この人の前世の母……!)

かぐやが思い出した前世。
それは、昌信の前世における人物の母親であったという記憶だ。

しかも、その記憶は残酷な記憶。
前世で最愛の息子の味方になれず裏切ることになり、非業の死をとげさせてしまった。

いつか生まれ変わって再び巡り合ったなら、どんなことがあっても、例え悪であったとしても自分だけは味方でいようと心に決めていた。

望むことはどんなことでもしてあげようと。求められたなら、どんなことにも応じる絶対的味方でいようと。
生まれ変わった息子がどんなに醜く、どんなに巨悪だったとしても、自分だけは味方でいよう。

その決意を持って自分も命を絶った……という記憶だ。

固まっているかぐやをよそに、昌信はミコへのレイフ゜を続行していた。

「先輩っ!?し、四宮先輩っ!?」

かぐやが何もしてくれないことにパニック状態のミコに、昌信が耳元で囁く。

「このままオナホにしてやるよ」

「えっ⁉」

「いやするんじゃないな、お前の意思で俺のオナホになれっ!」

「~~~ッッ!?!?」

あまりにも異常な状況にさらに追い打ちをかけられ、まるで正しい判断ができないミコ。
前世の記憶でオナホ扱いされることに悦びを見出してしまっていたミコは、なんと昌信のオナホになることを受け入れてしまう。

「な、なりますっ

「あなたのっ、オナホになりますっ」

「だから、だから中に出してくださいっ。私で性欲処理してくださいっ

「そうか!いいぞ、今からお前は俺のオナホだ!」

「俺専用のオナホだ!中に、俺のザーメンたっぷり注いでやるっ!!」

四宮かぐや6

「ああイクッ!」

「ひああ!?あ、あああ~~ッッ

中出しでミコはイッた。
オナホだった前世の記憶と体が一致して、中出しされること、つまりは性欲処理されることに強烈な幸福感と充実感を得ての絶頂だ。

人生で感じたことのない強烈な幸せはミコを文字通り昇天させ、気絶してしまう。

「ふぅー、スッキリ♪」

昌信は気絶したミコの携帯を彼女のポケットから取り出すと、彼女の指でロックを解除し、LINEを表示して自分と友達登録した。
これで昌信はミコに個人的な連絡を取れるようになったわけだ。

そして今度はズボンを履きつつ振り向いて、硬直しているかぐやに近寄る。

四宮かぐや12

「四宮先輩、俺を止めなかったってことは容認したってことですよね」

「……えっ⁉」

「つまり四宮かぐやは共犯ってことですよね。共犯者なら、ご自分の為にも黙っていてくださいね?」

一方的に言い放った昌信は、そのまま部屋から立ち去ってしまう。
引き留めることができなかったかぐやは、とりあえず倒れているミコを介抱した。

四宮かぐや13

「四宮先輩、最低です……!」

「伊井野さんっ⁉」

かぐやは罵られた挙句、差し伸べた手を払われてしまう。
そしてミコはすぐに制服を着て、逃げる用に部屋から出て行ってしまう。

四宮かぐや12

「伊井野さん……」

かぐやは追いかけることはできなかった。
結果として見捨てたことに変わりはないのだから。

共通 トイレ

生徒会室から飛び出したミコはトイレにいた。

(私……なんてことを受け入れちゃったの……!?)

戸惑いと落ち込み、犯された事実と喜び。
単純なレイフ゜が前世の記憶を思い出したせいで複雑なことになってしまった。

アソコからは中出しされた精液がこぼれ、太ももを伝っている。
とても冷静ではいられな現実。

だが、ふと鏡を見て気付いてしまう。
自分の表情は、恍惚としていることに。

「そんな……なんてこと……」

「やっぱり、私……」

生まれ変わっても本質はオナホのままなんだと気付かされる自分の表情。
するとそこに着信が入る。

(知らない番号……?)

「……まさか!?」


―――


四宮かぐや14

一方、かぐやも葛藤していた。

(彼は今……、間違いなく女の子を犯すと言う大罪に手を染めた)

(警察に突き出さなくてはいけない……けれど……私は……)

四宮かぐや15

翌日の土曜日、かぐやは内密の話があると昌信を呼び出していた。
人目を避け、生徒会室ではない空き教室だ。

そこでなぜあんなことをしたのかと問い詰めるが、はぐらかされてしまう。

「四宮先輩さぁ、逆に聞きますけど俺がレイフ゜したのをなんで黙ってたんですか?」

「それは……!」

「もしかしてあいつが犯されると、何か好都合だったのかな?四宮家って色々ヤバイっていいますもんね」

「なっ⁉そ、それは違います!」

「伊井野さんに危害を加えて得をすることなんてありませんし、そもそも伊井野さんは四宮にとって敵ではありません!」

「ふぅん」

強く否定するかぐやを前にしても、昌信は下卑た表情を崩さない。

「だとしても俺を見逃したことは事実だし」

「それは、あの時は気が動転していてっ……」

「いやいやそれは無理があるでしょ」

「ねぇ四宮先輩。共犯のあんたに……脅迫させてくれないかな」

「……⁉」

「会長と付き合ってるんでしょ?別れてさ、俺と付き合ってよ」

「卒業まで俺の彼女になる。そうすれば俺は四宮さんの共犯を黙っているし、俺は四宮かぐやの彼氏って肩書が手に入る」

「そーいう脅迫」

四宮かぐや16

「そんな馬鹿げたこと……」

かぐやの呆れた反応に、昌信が被せる。

「裏切るの?共犯者の俺を」

「!」

その一言が、かぐやの胸を強く締め付けた。
裏切る、という部分に強烈な罪悪感を抱いてしまったのだ。

(わ、私はまた息子を裏切って……!?)

『前世を思い出した』今の四宮かぐやにとっては、息子の生まれ変わりである昌信を裏切ってしまうことは耐えがたいことなのだ。

しかし、昌信の要求を飲むことはできない。
犯罪だからではない。息子だからこそ、恋人になるわけにはいかないのだ。

「……」

かぐやはその頭脳をフル回転させ、ある結論を出して提案した。
その時点で様々な覚悟を決めて、だ。

四宮かぐや17

「……では、こうしませんか?」

「私は仮に会長と別れたとしても、ある事情によってあなたと付き合うことは叶いません」

「それだけはできません……」

「ですからその代わりとして、私はあなたの全てを肯定し、絶対に裏切らない味方になると約束しましょう」

「絶対に裏切らないなんてそんな保証がどこにあるんだよ」

「それに絶対って簡単に言うけどさ、例えば強盗とか犯罪でも協力してくれるのかよ」

「しないでしょ?」

四宮かぐや16

「いいえ……」

「例えそれがどんな犯罪だろうと、私は協力します」

「あなたの味方となって、身を粉にして尽くしましょう」

「裏切らないという言葉の意味には、嘘も偽りも無く、全てをあなたには晒すということも含めます」

「私はあなたに嘘をつかない。そして私が直接交際できない代わりとして、あなたが本当に愛せる人物がみつかるまで、女性を紹介し続けます」

「無事恋愛に発展し、結婚するその日まで……性欲処理もしてあげます」

「その証に、今ここで……」

四宮かぐや18

「私の体、好きにしてください……」

「……!」

「ふ、ふ~ん。じゃあさ、さっそくその味方とやらの四宮かぐやさんに、性欲処理してもらおうかなぁ」

「ほら、裸になってみせろよ。早くっ」

「わ、わかりました……」

かぐやは心の中では羞恥に悶えながらも、淡々と服を脱いだ。

四宮かぐや19

「……脱ぎました」

「手で隠すな」

「ちゃんと見せろよ」

昌信の高圧的な態度はもちろん不愉快だが、こんな風にさせてしまったのは前世の自分のせい。
そんな謝罪感情もあり、かぐやは何の口ごたえもせず従順だった。

四宮かぐや20

「は、はい……これで良いでしょうか……」

恥ずかしそうに手をどけると、まさに綺麗という言葉が相応しい秘所が露になる。

「フフ!ムフフフ!綺麗だなぁ」

「……」

「さぁ、壁に手をついて尻をこっち向けろ」

「チンポ突っ込んでやるから、性欲処理させていただきます、チンポをハメてくださいって言え」

「……はい。性欲処理させていただきます」

「チンポを……ハメてください……」

顔を真っ赤にしながら口にしたかぐやだが、その表情はそれほど不愉快さを含んではいなかった。

四宮かぐや21

「……ッ」

「ん、お……?」

四宮かぐや。
周知院学園におけるヒエラルキーの最上位に位置する女についに挿入を果たす。

だが挿入してすぐあることに気付く。

「処女じゃないの?」

「……は、はい」

「マジか……何回ヤッた?」

「…………一回、です」

「ふ~ん。会長だよね?そうか……でも一回なら生は俺が初めてだよな?」

「え、えぇ……会長とはその、ゴムで……」

「だよな!そうだよな!」

かぐやが処女じゃなかったことにはかなりの残念さを感じた昌信だが、生ハメは自分が最初だと知って気を良くした。
対してかぐやは恋人の白銀御行に対し貞操を守れないことを強く申し訳ないと思うが、これは四宮かぐやとしてではなく、前世の自分が四宮かぐやの体を借りてすることなのだと半ば無理に納得して性行為に及んでいた。

「クク!このキッツイ感じ、会長は俺のチンポより小さかったんだなぁ!」

「あんな立派な会長に、チンポの立派さでは勝っちゃってるんだなアハハ」

「……ッ!?」

御行への侮辱は本来許しがたいこと。
だが何も言えない。

それは御行への思いが、前世の息子の生まれ変わりへの贖罪の感情が上回っているからに他ならない。
だからゴム無しでのセックスも受け入れているし、それはイコールこの先に待っている中出しも許容するということだ。

「お嬢様はマンコも繊細ってエロ漫画とかで見たけど、まさかほんとだとはなー」

「ヤバイよこのマンコ。気持ち良すぎっ」

「こんなのさ……も、持たないよっ」

チンポが軽い痙攣を起こしている射精の前兆。
御行の時よりもハッキリと感じ取れるその感覚と、中出しへの恐怖。

この時ばかりはいくら息子とはいえ負の感情が高まるかぐやだったが、遂にその時が来てしまう。



「く、イクゥッ!」

四宮かぐや22

ビュルルッ!ビュルルッ!と凄い量の精液が中出しされ、小さい膣内の容量を一瞬でパンクさせてしまう。

「~~~ッッ!?」

(お、男の人ってこんなに出せるものなの!?)

ゴム有だったとはいえ、御行と比べても明らかに量が違う。
経験の少ないかぐやにはどちらが普通なのかわからなかった。

四宮かぐや19

事後、なぜそこまで自分に尽くしてくれるのかと、答えを知っていながら昌信は聞く。
予想外なことがあるとすれば、それは正直に前世の記憶を答えると思っていたかぐやが、秘密にさせて欲しいとお願いしてきたことだ。

「それを知れば、あなたの人生にも少なからず影響を与えてしまうと思います」

「ですから、それは秘密に……ただ一つ言えることがあれば、私はあなたの味方になるために生まれてきた……ということです」

あくまで昌信を気遣って秘密にしようとしていることに、内心感心してしまう。
子供を産んだことのない女が、植え付けた前世の母としての愛情でこれほど母性を発揮するとは思っていなかったのだ。

「へぇ~、ま、話はわかったよ」

「秘密でいいや」

「……ありがとうございます」

「ところでさ、お掃除フェラにしてもらえる?」

「お、お掃除フェラ……?」

「チンポしゃぶって綺麗にしろってこと」

フェラチオ自体をまだ未経験なかぐやは、お掃除フェラという言葉があること自体にも驚いた。

「で、では……」

恐る恐るフェラチオを始めようとしたところで、伊井野ミコがやってきてしまう。

四宮かぐや24

「い、伊井野さん!?」

「え?えっ?なぜここに!?」

かぐやは慌て取り乱すが、昌信は落ち着いていた。

「大丈夫だよ。こいつはもう手懐けたから」

「ここに呼んだのも俺だし」

「て、手懐け……ど、どういうことですかっ」

「わかりやすく言うとなそうだな……あ、お前が自己紹介すれば早いか?」

「……わかりました。自己紹介します」

四宮かぐや25

「私は今、このお方のオナホなんです」

「……はい?」

恥ずかしそうな表情から出た言葉があまりにも予想外で、かぐやは固まる。
最近ではある程度性的な知識も付けたかぐやは、オナホの存在も知ってはいたが、まさかその単語が女の、それも伊井野ミコの口から出るとは思っていなかった。

「お、驚きますよね。オナホールなんて……けど、本当なんです」

四宮かぐや26

「私、昨日……たくさん体を使っていただいて……それで……オナホールになることにしたんです」

「この人の性欲を処理する為に、一生を捧げようって……」

「伊井野さん……!?」

そう、昨日の晩、昌信はミコの家におしかけ朝まで徹底的に抱いたのだ。
もちろん不法侵入ではなく、ミコが家の鍵を開け招き入れ、あくまで同意の上でだ。

「説明しても理解してもらえないと思いますけど、私……この人のオナホになるために生まれてきたんだと思うんです」

ミコは前世の記憶のことは言わなかった。
言っても信じてもらえるわけもないし、頭のおかしい女だと思われたくもなかった。

事実としてはミコは昨日抱かれた時に前世と今の自分は違うんだとわかっていてもオナホでありたいという想いが高まり続けた結果、気持ちを抑えきれなくなり自分の意思でオナホにしてくださいと正式に懇願したのだ。

「この体で性欲処理してもらうこと、それが私の幸せなんです」

ミコは徹底的に使われる喜びを教え込まれ、オナホとしての自分を完全に受け入れたと語る。

「ってなわけだから、こいつはもう人間って言うより俺のオナホなんだよ」

「だから俺に不利益なことはしないし、この場を見られても問題無いってわけ」

「しょ、正直理解が追い付きませんが……と、とにかく伊井野さんが他言しないなら私としては助かります」

「いや、問題ありますよ!」

「え?」

四宮かぐや27

「オナホである自分の所有者様が、自分以外で性欲処理したなんて、問題大ありです」

「すごく悲しいです」

「あぁそういうことね」

まさか催眠が解けたのではとヒヤリとしたが、話を聞いてホッとする。

「ま、オナホはオナホなんだから、その辺は我慢してよ」

「わかってます。私はあくまで昌信様の性欲処理の選択肢の一つに過ぎないんだってこと……わかってますけど、悲しいし、嫉妬しちゃうんです」

「まぁまぁ。この人は味方で、性欲処理はオマケみたいなもんだから」

「それって私と何か違いあります!?オナホと変わらないじゃないですか!」

「な!伊井野さん、それは違います!」

「私はあくまで……!」

「ちょっとちょっと、喧嘩しないでよ」

「ハッ!そ、そうですよね……昌信様、ごめんなさい」

「す、すいません……私も取り乱してしまいました」

二人が変にギクシャクしても困るので、昌信はある提案をした。

「そうだ、二人が今後仲良くできるように、ここでキスしなよ」

「はい!?」

「ええ!?」

「四宮先輩はなんでも言うこと聞いてくれるんでしょ?」

「それにミコも、オナホの癖に逆らうのか?」

「そ、それは……はい……そうです。あなたが仰るなら……」

「私も……逆らいません。オナホですから、所有者の意思に反することはしません」

表情的には渋々だがすんなり了承した二人は、キスをすることにした。

四宮かぐや28

「で、では伊井野さん……」

「はい……四宮先輩……」

四宮かぐや29

「チュッ」

「んっ……」

キスをした二人は、とても強い絆で結ばれた気がした。
お互いに常識の外にある理由から昌信に尽くすことを決めた二人。
似たような境遇同士、親近感を持つのは当然だし、何よりも仲間を欲していたのかもしれない。

そんな二人は自然と下の名前で呼び合うようになった。

「ミコさん。これからよろしくお願いします」

「……はい、かぐや先輩」

そんな二人をうんうんと頷いて見ていた昌信は、お掃除フェラがまだだったから一緒にしろと命令した。

「はい!昌信様っ

「承知しました」

四宮かぐや30

「じゅぼっじゅぼっ

「ぺろ、れろれろっ……」

教室で仁王立ちして、あの四宮かぐやと伊井野ミコにしゃぶらせる。

最高の学園生活が始まったと思いつつ、再び射精する昌信であった――――。



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