人妻催眠NTR~宇崎月×宇崎藤生~ 1話「夫の海外出張」
宇崎ちゃんは遊びたい! - 2022年06月14日 (火)

「藤生さん、荷物は大丈夫ですか」
「うん、バッチリ!」
「準備手伝ってくれてありがとう」
「フフ、これも妻の役目ですから

「月さん……!」

玄関先で夫を見送る女性の名前は宇崎月。
夫の藤生とは結婚して2年目になる。
少し寒さの残る初春、夫婦に転機が訪れていた。
仕事のキャリアアップの為、藤生が半年程度を目安にアメリカで最大手のジム、ドルーゴジムへ研修に行くことになったのだ。
まだ結婚して1年そこそこの二人が離れ離れになるのは辛いことだったが、夫を思う月は快く送り出すことにし、今日はその出発日だ。

「……ちゅっ

見送りのキスをし、しばらく会えなくなる藤生とギュッと抱きあう。

「藤生さん、頑張ってくださいね

「はい!」
最愛の月に見送られた藤生は、これ以上ないモチベーションで出かけるのだった。

「さて、私もお仕事に行かなくちゃ」
月が空港まで見送らなかったのは、一つには藤生が他の同僚と一緒に向かうから。
もう一つは月も働いているというのがあった。

「いらっしゃいませー」
月は週4でカフェのアルバイトをしていて、シフトの大半が平日の昼間だ。

「宇崎さん、ちょっと」
「店長。はい、なんでしょう」
「納品の業者が来たんだけど今手を離せないから、受け取りお願いしていいかな?」
「わかりました」

店長の指示でバックヤードに行くと、業者が待っていた。
「これ、どこに置いたらいいですか」

「こっちの棚でお願いします」
「わかりました」
月が指示した場所に業者が荷物を置く。
箱は3つあったが、どれも軽いのですぐに終わった。

「では納品書にサインをお願いします」
「わかりました」
月がサインをし、納品書を手渡そうとしたその時だった。

「これでいいですか……えっ!?」
業者の男は銃のようなものを持っていて、それを月に向けていたのだ。

「な、なんですかいったいっ」
おもちゃのような見た目をしたそれが本物の銃ではないことはすぐにわかったが、男が危険人物なことには違いない。
すぐさま振り向こうとするが、一瞬早く男が引き金を引いてしまう。

ピカッ
―――
――
-

「はっ!」
(あ、あれ……私……?)
(あ、あぁそうよ。納品に業者さんが来て、受け取りしたんだったわ)
(私ったらぼーっとしちゃって……早く仕事に戻らないと)
一瞬、意識の空白があったような気がしたが、月がそれ以上気にすることは無かった。
フロアに戻ってからは普通に仕事をこなし、数時間して上りの時間となった。

「宇崎さん、お疲れさま」
「お疲れ様でした店長」
「お先に失礼します」
夕方の5時過ぎ、月はバイトを上がって帰路についた。

「あれ、さっきの店員さんじゃないですか」
「あら、業者さん」
帰り道、業者の男とバッタリ会う。
会釈だけで去ろうとしたが、男は月を呼び止めた。
「せっかくの偶然ですし、お茶でもどうです?奢りますよ」
「う~ん……そうですね」
「御馳走になろうかしら」
普通だった断ることなのに、この時の月はなんとなくお茶くらいならいいかとOKしてしまう。

「じゃあ着いてきてください」
「はい」

「そういえばお名前聞いてもいいですか?俺は八倉直樹っていいます」
「私は宇崎月です」
「良い名前ですね。ご結婚はされてるんですか?」
「はい、してます」
移動しながら、通り一遍自分の話を聞かれた月。
当たり障りのない会話ではあるが、途中から違和感が出てくる。

「なるほど、ということは旦那さんとはしばらく離れ離れなんですね」
「え、えぇ……そうです」
不思議と聞かれたことを全部答えてしまう月は、自分に戸惑う。
(そこまで言う必要ないのに……私ったらなんで……?)
「どうしました?」

「あ、いえ。なんでもありません」
「ところで、喫茶店ってもうすぐですか?」
「そうですね……」
(フフ、これなら店はあっちを使って良さそうだな。)
「もうすぐですから♪」

「さ、ここが喫茶店ですよ」
「え?あ、あの?ここって……?」
そこはどう見てもラブホテルで、月は戸惑ってしまう。
「俺が言うんですから、健全な喫茶店ですよ。でしょ?」
その一言で月の中の疑念は消えさった。
どう見てもラブホテルにしか見えないその建物が、途端に喫茶店に見えてくる。

「……そうですね、確かにここは健全な喫茶店ですね」
「私ったら、どうしちゃったのかしら」
「ハハ、そういうこともありますよ」
腑に落ちた月は促されて、ラブホテルに入っていく。
本人は喫茶店に入っているつもりだが、傍から見れば明らかにこれからセックスをするカップルに思うだろう。

ホテルでは直樹が選んだ部屋に入室した。
ベッドとバスルームが備え付けられた、いかにもラブホテルという内装の部屋だ。
「とりあえずそこに座ってください」
「はい」

座ったのは背の低いソファ。
男が正面に立つと、ちょうど股間が目の前に来る高さのソファだ。
要はフェラチオしやすい高さに作られたラブホソファというわけだ。
「喫茶店ですから、飲み物を飲まないとですよね」
「ミルクでいいですか?」
「え?あ、はい」
「ところで喫茶店で頼むミルクって、どうやって飲むんでしたっけ?」
「えぇと……一緒に入った男性の……つまり八倉さんのオチンポから直接飲ませてもらいます」
「ですね♪」
「では、少しお待ちを」
直樹はズボンを下げると、月の目の前に立ってチンポをシコシコと扱いた。
(なにかしら……ミルクはこうやって飲むのが当たり前なはずなのに変な感じが……)
内心では違和感を覚えていたが、目の前で自分の為にミルクを用意してもらっている手前、それは口にしなかった。
そうこうしていると、直樹がイキそうになる。
「そ、そろそろ出そうです」
「先っちょに口をあててください」
「は、はいっ」

「んっ……」
「く、うあっ!」
「んんっ!」
チンポにキスしたことがきっかけで直樹は射精し、精液が口に注がれる。
当たり前のことなのになぜか恥ずかしさを感じながらも、月はねっとりとしたザーメンミルクを飲み込んだ。
「……ごくんっ」

「はぁ……

「凄く美味しいミルクですね。こんなに美味しいのは初めて飲みました」
「そうですか。ま、喫茶店のミルクですからね」
「それもそうですね」
あまりにも美味しいのでもう一度ミルクを頼もうかと思った月だが、結果的にそうはならなかった。
「さて、ここからのことは思い出に残したくないんで、こっちでさせてもらいます」
「はい?」
『あなたは、今から僕だけのお人形さんになる』
「あう……」
一方的に言葉を投げかけられた月は、それを聞いた瞬間に意識が途切れた。
そして――――

「……あれ?」
家の近くの道路でハッとなる月。
あたりは暗く、時計を見ると時間は21時を回っていた。
(なんでこんな時間に……?)
(あ、あぁそうよ……思い出したわ)
(業者さんとお茶して、美味しいミルクをご馳走になったんだった)
(当たり障りのない会話をしただけですぐ終わって、そのあとは……そう……)
(読みたい小説があって、本屋で何を買うか迷って時間を使っちゃったんだわ……)
まるで一瞬にして家の前にワープしたような感覚と、欠落した意識。
それらの辻褄が合う記憶を『思い出した』月は、自分がぼーっとしてしまったいたのだと思い、気を取り直して家に向かった。
「……えっ?」
歩き始めた直後、アソコが凄く濡れていることに気付く。
(ど、どうしちゃったのかしら……)

(ま、気にしなくていいわね)
異常なほどに濡れていたアソコだが、そのことはすぐにどうでも良くなり再び歩き始める。
「さ、帰って本を読まなくちゃ♪」

月は家に帰った後、「買った本」を読みふけった。
それは官能小説。夫を愛したまま不倫する女の肉欲にまみれた官能小説だった。
それを読んだ月は、なぜか体が高まり、それが発散できるまで何度も何度もオナニーした。
「あんっ


「手が止まらないっ


「しなくちゃ、あと14回はイかなくちゃっ

「ああイクッ


「あああイクウウッ



つづく
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