小鳥遊ことりの誕生日パーティー 前編
WORKING!! - 2022年07月17日 (日)

「さぁ……来てください

「いいのかい?今日は誕生日パーティーなんだろ」
「大丈夫です

「それに確かに今日は私が主役ですけど、御主人様の性欲処理に優先するものなんてありませんから……

「そういうことなら遠慮なく♪」
「ああっ




「ああ、気持ち良いよ」
「んん


「んんんっ


「このマンコはいつヤッても最高だ」
「また……くぅ、イッちゃう……!」
「~~~ッ



―――激しいセックスから5時間後

「「誕生部おめでとう!」」
「ありがとう……

「こんなにケーキにもこんなにたくさん御主人様の精液かかってて……姉さんたちとなずなが頑張って御主人様に御奉仕してくれたんだなってわかって……感動しちゃった」
「お前とセックスしちゃったせいで少し量が減っちゃったな。ザーメンケーキ作るって知ってれば少しはセーブしたんだけど」
「そんなことお気になさらないでください

この日は小鳥遊家の姉妹が久々に全員揃ってのお祝いだった。
性転換し、小鳥遊ことりと名を改めた宗太の31歳の誕生日と、姉妹では最後になった単体AV女優デビューの記念だ。
なぜ彼女達がこのような仕事をし、一人の男を御主人様と呼ぶようになったのか。
それには理由がある。
現況は母の小鳥遊静だ。
彼女が連れて来た一人の男によって、小鳥遊家は全てが変わった。
催眠術を使うその男は、小鳥遊ファミリーの全員に催眠術をかけ、全てを変えてしまった。
まず、かけられた暗示は絶対服従の暗示だ。
小鳥遊家は代々MC主の家に服従し、それが至高の喜びであると言う風に植え付けて、
なんでも嬉嬉として従う奴隷一家にしてしまったのだ。
姉妹に全員にはそれぞれ特殊な性癖を植え付け、
さらには自ら体を改造することもさせられた。
なずなはクリトリス、こずえは乳首、
舌や、アナルをそれぞれ異常なまでに開発させたのだ。
そして開発完了と同時に背中には和彫りのいわゆる刺青を入れられ、卑猥になった見た目と和彫りは裏社会の人間を連想させるほどにすらなっていた。
少なくとも、彼女達の裸を見て健全な人間だと思う者は誰もいない状態だ。
こうなっては、仮に催眠から解放されたとしても元通りの生活など望めない。
もっとも男のかけた催眠術は強力で、突然に解除されるようなことは期待できなかったし、事実解除されることはなかった。

「いただきまーす

「パクッ……モグモグ……んぅ~最高ですぅ

「ほんと、どんなケーキよりも美味しいわね

「そりゃそうよ、御主人様のザーメンがたっぷりかかっているんだもの

みんなでザーメンケーキをほおばりながら、気付けば話の流れは過去の思い出話になっていた。
「あの時、ことりがまだ宗太だった時にいきなり高校を中退するって言いだしたのには驚いたな」
「そうねー。御主人様が今すぐ高校を中退してバイトも辞めろって命令されたのを知って納得したけど、そうじゃなかったら家族会議だったわよね」
「あー、あの時は俺が男を辞めて水商売女になれって言ったんだよ」
「そのついでに、高校もバイトも辞めろって言ったんだっけな」
「はい


「存在価値が無い雄の自分に牝として生きる道筋を示して下さるなんて、まるで聖人君子ように慈悲深い御方だって心底感動しちゃいましたから

ここで会話は小鳥遊宗太が小鳥遊ことりへと変わっていった思い出話になっていった。
「学校を辞めてすぐ、そうね3日後くらいだったかな」
「御主人様が支配下に置いた人が経営者のニューハーフ系の風俗で働くことになったの」
「あー、覚えてるぞ。虎ん巣♡セク写るだろ?全員虎柄ビキニの。そんな店もあったなw」
「はいっ


「それでやっすいボロアパートに引っ越したのよね」
「うん。とにかく近ければ良かったから」
「そうだったね。でもことりお姉ちゃん、お店の近くに引っ越すからって立地優先しすぎて、ほんとにこんなところに住むのって思ったもん」
「フフ、今にして思えばボロ過ぎたわね」
「でもね、手術代を稼ぐのもそうだけど、女らしさとセックステクと風俗流の接客術を磨くためには1分1秒でも無駄にしたくなかったのよ」
「さすがよね。うちの家って水商売や風俗で性を極めるのが至上命題というか家訓みたくなってるけど、まだ性転換前で体は男なのによく頑張るなって思ったもん」
「頑張らなくちゃ、元々女のお姉ちゃんたちに追いつくなんて一生無理だと思ったからね」
ことりの風俗初出勤の話などから、各々の初出勤話にもなった。
全員が共通して初めて客のチンポをしゃぶった時はアゴが大変だったなどのあるある話も盛り上がった。

「ナンバーワンになるまで、二ヶ月かかっちゃったのよね」
「よく二か月でナンバーワンなれたわね」
「ほんと、あの時は気にしなかったけどよくよく考えたら凄すぎるわね」
ことりの成長は著しく、レベルの高い女装と一人一人に対する濃い接客が人気を博し短期間で売り上げナンバーワンに上り詰めた。
だがそれは、ことりにとってはあくまで通過点でしかなく、仕事中以外はいずれキャバクラやソープで働くことを念頭に水商売全般の勉強をひたすらした。
性転換手術の費用を貯めながら、準備として女性ホルモンを打つなどの行為も始め、1年が経ったときに性転換手術を受けたのだ。
その頃には女顔になる為のプチ整形、豊胸、性転換、女声化、永久脱毛、喉仏除去、肩幅縮小、肋骨除去、豊尻などがもう済んでいて、男性器が残っていること以外は誰が見ても女になっていた。
「チンポが無くなる時、寂しかった?」
「フフ、そんなわけないじゃない。1秒でも早く取りたかった異物が無くなったのよ?もう清々しいの一言だったわ

「これで御主人様のオチンポをお迎えできる。そう思ったら、イッちゃったんだから

性転換の時のことを嬉々として語ることりは、時々御主人様へ潤んだ視線を見せながら振り返っていた。
無事に女の体になったことりは、ニューハーフ風俗を卒業し、小鳥遊家の女達が所属しているキャバクラに遅ればせながら入店した。
女性らしく改造された全身。
特に豊胸で盛に盛った胸を起点とするボディラインを強調する派手なドレスを身に纏うと、そのグラマラスな女の体に多くの客が惹かれた。
既に磨かれた接客技術も相まって、瞬く間にランキングを駆け上っていったのだ。
「確かお前がトップ10入りした記念に、俺が店に行ったんだよな」
「はいっ

「御主人様がお祝いしてくださるって聞いたから、姉妹全員予定をキャンセルして店に集まってお出迎えしたんだったわね」
「そうだったわね。御主人様専用のVIPルームで御奉仕したの覚えてるわ

「朝まで酒池肉林で、タダにしてもらったんだよな」
「御主人様からお金をいただいたりなんてしたら、私達牝奴隷一家の沽券にかかわりますよ」
「そうですよ。私達は一生、一方的に御主人様に全てを捧げ続ける……それが生甲斐なんですから

そんな話をしているなかで、今度は源氏名の話題になった。
つづく
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