被害者賈詡文和~接触隷属攻撃~
一騎当千 - 2020年08月22日 (土)
一人の所を狙われた賈詡文和は、止む負えず逃げる為の応戦をすることにした。
いざ戦闘になってみると戦闘力はむしろ彼女の方が勝っていて、撃退出来そうだった。
しかし相手に先制を取られたこともあって攻撃を回避しきれず、腕に攻撃をもらってしまう。
だが、その攻撃は攻撃と呼ぶにはあまりにも優しいものだった。
(触れただけ……?)
攻撃と言えない接触に戸惑う賈詡文和。
しかしその接触は彼女を蝕む為の明確な攻撃だった。
「……うっ!?」
「な、なんのこれ!?」
「こ、心が書き換えられていくような……あ、あぁ……!」
敵の能力は触れた相手の心を侵食し、自らの配下に作り変えてしまうものだった。
闘士としてそれほど戦闘力の高くない彼女は能力への耐性も低く、わずかな時間で心を作り変えられてしまう。
「……賈詡文和、ご主人様の忠実なる配下へと生まれ変わりました」
「どうか、なんなりとご命令ください」
どんな命令だろうと躊躇わず喜んで遂行する配下に変貌した賈詡文和。
彼女に最初に下された命令は、体を使って性的な奉仕をすることだった。
「僭越ながら、ご主人様のチンポをマンコで包ませていただきます」
彼女はベッドに寝そべっている主の股間に跨り、口上を述べてから腰を落とした。
「それでは、失礼致します」
「あんっ


騎乗位で腰を振っていると、体位を変えたいというので後背位の姿勢に移る。
得意げにパンパンと腰を打ち付けられた賈詡は、あん あんっ と喘ぎ声を出すが、感じているふりだった。
(ご主人様、セックス下手ね……)
(今度から出来るだけ私主導で御奉仕しよう……)
気を害するわけにもいかないので演技を続けたが、結局満足することはできなかった。
事後、これまた得意気に気持ち良かったかと聞かれた賈詡は、心にも無いお世辞を言った。
「……とても気持ち良かったです。ご主人様とするセックスは誰よりも感じてしまいました」
この時彼女は、奴隷として奉仕する中でテクニックが身につくように主を導こうと決心していた。
それほど彼のセックスは下手だったのだ。
それからの彼女は主の家に住み込みで身の回りの世話をするようになった。
もちろん、普通に学生生活もするが、闘士としてはもはや活動していない。
ほとんど住み込みの家政婦だ。
この日も買い出しをしていると、メールがきた。
「御主人様からメール……」
「帰宅途中にアダルトショップでバニーの衣装を買って、店で着替えて歩いて帰ってくること……」
賈詡は承知しましたと返信し、指示通りに行動した。
―――
「帰り道、恥ずかしくなかったか……ですか?」
「もちろん恥ずかしかったですよ。でも、ご命令ですから」
「バニーでセックスですね。かしこまりました」
「ではまず、お口でしますね

こうして賈詡文和の日常は続いた。
徐々に主からセックスの主導権を奪いながら……。
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