一条楽の究極マゾ道 NTR.3「いまさら気付いた両想い」
ニセコイ - 2019年06月14日 (金)
「ダーリン、一緒に帰るわよ」
今日は千棘と下校することにした。
一応恋人関係なわけだし、一緒に帰ろうと言ってきたところを無下にするわけにはいかない。
違和感を持たせると、草雄様が千棘を俺から寝取る時に支障がでるかもしれないしな。
「ところでダーリン、最近大門を舎弟にしたみたいだけど、よりにもよってなんであんな奴なわけ?」
こいつ……!
俺の目的も知らないで草雄様を馬鹿に……!
「……確かにゲスだし、根も悪い奴さ。だけど……だからこそ舎弟にして近くに置いておきたいんだ」
「これも極道の仕事ってやつかな」
「ふーん。マフィアも色々面倒なところあるけど、極道は極道で大変なのね」
「ま、まぁな」
嘘をつくのは心が痛む。けどそれも心地よい。
仕方なく自分の気持ちに嘘をつくというのは、マゾとしては感じちゃうな。
帰宅した俺は、準備を始めた。
今日は小野寺小咲を家に呼び出してある。
勉強の名目でだけど、当然俺の狙いは別にあるからその準備だ。
「お、お邪魔します」
「ど、どうぞ」
小野寺も一人で来て緊張してるんだろうけど、こっちも催眠をかけなくちゃいけないから緊張する。
焦っちゃいけない。違和感なく、催眠をかける流れに持ち込まないと……。
「小野寺。一時間経ったし、ちょっと休憩しよっか」
「うん。そうだね」
「慣れないところで勉強して、ちょっと緊張した?」
「ちょ、ちょっとだけ……」
「そうだよな。いつもと違う場所で勉強するって、結構落ち着かないし……そうだ、リラックスして勉強できる方法があるんだけど、試してみる?」
「どんな方法なの?」
ここからは滅茶苦茶緊張したけど、催眠術って胡散臭い方法を小野寺はすんなり受け入れてくれた。
簡単に催眠状態に持ち込むことに成功した俺は、小野寺に暗示をかけていく。
「……え?も、もう一度、今言ったことを言ってください」
「……私が好きな人は、一条楽くんです……」
「……!!」
ま、マジか!?小野寺って俺のことがす、好きだったのか!!
……うおおおおおお!!
これを知った俺は超テンションがあがった。
両想いだったことには驚いたけど、そんな小野寺を寝取られるなんて最高すぎる!
「はぁはぁ……お、落ち着け!」
「……はい、落ち着きます……」
「へ?そ、そうじゃない!」
「……?」
お、落ち着け俺!
いかん、両想いだった小野寺を寝取られると思ったら興奮しすぎて胸がバクバクいってる!
やばい……想像したらアソコが。
実際に寝取られたら俺どうなっちゃうんだ……触らなくても射精しちゃうかもな……。
「すー……はぁ……」
深呼吸して……まずは導入用のキーワードからだ。
それが出来たら次は本題の暗示をかける。
俺にすることは草雄様にするという認識に書き換える。
逆に草雄様が小野寺にすることは俺がしていることと同じだと認識させる。
例えば小野寺が俺に告白するとなれば、草雄様に告白することになる。
俺とキスをするつもりでも、草雄様にキスする。それも小野寺本人の中では俺としたことと同じと認識される。
逆に草雄様が小野寺の尻を撫でたり、犯しても俺がやっていることだと思う。
こうすれば小野寺からの俺へに向けた好意も行為も全て草雄様にいくし、逆に小野寺に対しては俺でも草雄様でもアプローチ可能だ。
本当は俺への愛も暗示で植え付ける予定だったけど、それが最初からあるっていうならいきなり次のステップにいける。
だから仕上に――
―――
―――
「指示通りちゃんとできたんだね」
俺は草雄様に土下座をしながら小野寺にかけた暗示の内容を報告した。
「俺のことが好きってわかったんで、ついでにその愛情を最大にしておきました。俺のことが好きすぎて、何をしても愛情が減ったりしない、むしろ何をしても好意に変換しちゃうような恋愛脳にしてあります」
「草雄様のする事は俺のする事と同じなので、草雄様からは何をしてもOKってわけです」
「いいじゃん。セクハラし放題ってわけだね」
「はい!しばらくは普通に楽しんでもらって、好きなタイミングで俺への愛情や記憶を消して全て草雄様に置き換えるっていうのもいいかもしれません」
「それもそのうちね」
草雄様は機嫌が良かったらしく、うまく暗示をかけた俺に御褒美の命令を与えてくれた。
「永久脱毛ですか?」
「そう。腋毛と陰毛をぜーんぶ綺麗に脱毛するんだ。それが出来たら、チンコに皮を被せる手術をして真性包茎チンコにするんだ」
マジか!
脱門なんてしたら温泉とかで人目に裸を晒せなくなる……!
それに真性包茎に自分からするなんて。
そ、そんなのって……!
「さ、最高ですっ!御褒美命令ありがとうございますっ!!」
御褒美に命令ってなんか矛盾してるけど、究極のマゾを目指す俺にとっては自分にプラスになる御褒美なんていらいない。
さすが草雄様だ。すっごく俺の事をわかってくれてる。
俺は草雄様にお礼をして、さっそく脱毛の予約をした。
「―――はい、永久脱毛コースで。そうです、ツルッツルにしてください」
つづく――次回予告――
小咲です。楽くんのお家、緊張した……!
緊張しすぎて何したかほとんど覚えていないんだよね……。
次回は私が主役?だ、大丈夫かな。
次回、一条楽の究極マゾ道「告白」
御期待下さい。
今日は千棘と下校することにした。
一応恋人関係なわけだし、一緒に帰ろうと言ってきたところを無下にするわけにはいかない。
違和感を持たせると、草雄様が千棘を俺から寝取る時に支障がでるかもしれないしな。
「ところでダーリン、最近大門を舎弟にしたみたいだけど、よりにもよってなんであんな奴なわけ?」
こいつ……!
俺の目的も知らないで草雄様を馬鹿に……!
「……確かにゲスだし、根も悪い奴さ。だけど……だからこそ舎弟にして近くに置いておきたいんだ」
「これも極道の仕事ってやつかな」
「ふーん。マフィアも色々面倒なところあるけど、極道は極道で大変なのね」
「ま、まぁな」
嘘をつくのは心が痛む。けどそれも心地よい。
仕方なく自分の気持ちに嘘をつくというのは、マゾとしては感じちゃうな。
帰宅した俺は、準備を始めた。
今日は小野寺小咲を家に呼び出してある。
勉強の名目でだけど、当然俺の狙いは別にあるからその準備だ。
「お、お邪魔します」
「ど、どうぞ」
小野寺も一人で来て緊張してるんだろうけど、こっちも催眠をかけなくちゃいけないから緊張する。
焦っちゃいけない。違和感なく、催眠をかける流れに持ち込まないと……。
「小野寺。一時間経ったし、ちょっと休憩しよっか」
「うん。そうだね」
「慣れないところで勉強して、ちょっと緊張した?」
「ちょ、ちょっとだけ……」
「そうだよな。いつもと違う場所で勉強するって、結構落ち着かないし……そうだ、リラックスして勉強できる方法があるんだけど、試してみる?」
「どんな方法なの?」
ここからは滅茶苦茶緊張したけど、催眠術って胡散臭い方法を小野寺はすんなり受け入れてくれた。
簡単に催眠状態に持ち込むことに成功した俺は、小野寺に暗示をかけていく。
「……え?も、もう一度、今言ったことを言ってください」
「……私が好きな人は、一条楽くんです……」
「……!!」
ま、マジか!?小野寺って俺のことがす、好きだったのか!!
……うおおおおおお!!
これを知った俺は超テンションがあがった。
両想いだったことには驚いたけど、そんな小野寺を寝取られるなんて最高すぎる!
「はぁはぁ……お、落ち着け!」
「……はい、落ち着きます……」
「へ?そ、そうじゃない!」
「……?」
お、落ち着け俺!
いかん、両想いだった小野寺を寝取られると思ったら興奮しすぎて胸がバクバクいってる!
やばい……想像したらアソコが。
実際に寝取られたら俺どうなっちゃうんだ……触らなくても射精しちゃうかもな……。
「すー……はぁ……」
深呼吸して……まずは導入用のキーワードからだ。
それが出来たら次は本題の暗示をかける。
俺にすることは草雄様にするという認識に書き換える。
逆に草雄様が小野寺にすることは俺がしていることと同じだと認識させる。
例えば小野寺が俺に告白するとなれば、草雄様に告白することになる。
俺とキスをするつもりでも、草雄様にキスする。それも小野寺本人の中では俺としたことと同じと認識される。
逆に草雄様が小野寺の尻を撫でたり、犯しても俺がやっていることだと思う。
こうすれば小野寺からの俺へに向けた好意も行為も全て草雄様にいくし、逆に小野寺に対しては俺でも草雄様でもアプローチ可能だ。
本当は俺への愛も暗示で植え付ける予定だったけど、それが最初からあるっていうならいきなり次のステップにいける。
だから仕上に――
―――
―――
「指示通りちゃんとできたんだね」
俺は草雄様に土下座をしながら小野寺にかけた暗示の内容を報告した。
「俺のことが好きってわかったんで、ついでにその愛情を最大にしておきました。俺のことが好きすぎて、何をしても愛情が減ったりしない、むしろ何をしても好意に変換しちゃうような恋愛脳にしてあります」
「草雄様のする事は俺のする事と同じなので、草雄様からは何をしてもOKってわけです」
「いいじゃん。セクハラし放題ってわけだね」
「はい!しばらくは普通に楽しんでもらって、好きなタイミングで俺への愛情や記憶を消して全て草雄様に置き換えるっていうのもいいかもしれません」
「それもそのうちね」
草雄様は機嫌が良かったらしく、うまく暗示をかけた俺に御褒美の命令を与えてくれた。
「永久脱毛ですか?」
「そう。腋毛と陰毛をぜーんぶ綺麗に脱毛するんだ。それが出来たら、チンコに皮を被せる手術をして真性包茎チンコにするんだ」
マジか!
脱門なんてしたら温泉とかで人目に裸を晒せなくなる……!
それに真性包茎に自分からするなんて。
そ、そんなのって……!
「さ、最高ですっ!御褒美命令ありがとうございますっ!!」
御褒美に命令ってなんか矛盾してるけど、究極のマゾを目指す俺にとっては自分にプラスになる御褒美なんていらいない。
さすが草雄様だ。すっごく俺の事をわかってくれてる。
俺は草雄様にお礼をして、さっそく脱毛の予約をした。
「―――はい、永久脱毛コースで。そうです、ツルッツルにしてください」
つづく――次回予告――
小咲です。楽くんのお家、緊張した……!
緊張しすぎて何したかほとんど覚えていないんだよね……。
次回は私が主役?だ、大丈夫かな。
次回、一条楽の究極マゾ道「告白」
御期待下さい。
- 関連記事
-
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.10「下準備の内幕」 (2022/09/27)
- 奏倉羽(MC済)の放課後生殖指導 (2020/08/18)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.9「下準備」 (2020/08/03)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.8「集の日常と週末デート」 (2020/07/17)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.7「休み時間」 (2020/01/14)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.6「二人追加」 (2019/09/23)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.5「デート鑑賞」 (2019/08/08)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.4「告白」 (2019/07/22)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.3「いまさら気付いた両想い」 (2019/06/14)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.2「最後の選択」 (2018/12/20)
- 一条楽の究極マゾ道 NTR.1「夢への第一歩」 (2018/09/30)
- 桐崎千棘の催眠恋愛 (2018/08/28)
- [アンケート企画㉘](番外編)狂った学校。赴任してきた奏倉羽 (2018/07/27)
- [アンケート企画㉞]鶫誠士郎、催眠空間で孤軍奮闘!~私達の普通を返せ!~ (2017/10/05)
- [アンケート企画㉘]既に学校は。桐崎千棘の転校初日 (2017/04/10)