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REGZA

Author:REGZA
回転寿司で味噌汁は今日何がありますかって聞いたら
「あら汁」と「かに汁」あと……「ブラジル」って言われました。

思わずフフッって笑ってしまった自分が悔しい。

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常設アンケート復活させました。しばらくは試験運用ですが、皆様是非投票をお願いします! 1日2回投票可能で、結果発表は定期的にブログの記事で行い、その時にSSの採用キャラを発表する流れとなります。 希望シチュエーションなどをコメントいただければ参考にします。 ※リクエスト全てにお応えできるわけではないのでご了承ください。 50を上限にキャラを追加できるので、是非☆

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真・バカとテストと催眠術 吉井玲編 6話『キスとフェラチオと』



マンション

ピンポーン

605号室の玄関インターホンを押すと、すぐに扉が開きました。

「きゃっ!」

「あ、すいません!驚いちゃいました?」

凄い勢いで扉が開いたのでちょっと驚いてしまいましたね。

「あ、はい大丈夫ですよ」

「あなたがこの家に住む童貞さんですか?」

「は、はい!そうです!どど童貞っす!」

童貞特有の反応なのでしょうか、とても緊張しているようですね。
少し落ち着かせ……いえ、このままの方がこちらが主導権を握りやすいかもしれません。
ここはこのまま話を進めましょう。

「……わかりました」

「それではあなたの童貞と私の処女を交換したいので、お邪魔してもよろしいでしょうか?」

「もちろん!もちろんオッケーっす!ささ、どうぞどうぞ!」

目論見通り部屋に上げてはもらえましたが、彼はかなり興奮しているようですね。
名前は赤路玄児(あかじ くろじ)さんと言うようです。

……ふむ、部屋は1LDKですか。

「あら、思春期の童貞男子にしては片付いていますね」

「ま、まぁね!」

「ずいぶん緊張しているようですけど、心の準備はできていますか?」

「もももちろんっす!い、イメージトレーニングしてましたから!」

「そうですか。私も弟の参考書を熟読して性の知識は十分に蓄えてきました」

「あなたをリードしてあげることが出来ると思いますので、安心してくださいね」

「そ、それじゃあお願いします!」

フフ、初めて同士条件は一緒ですが、リードすると言ったもの勝ち。
これで私のペースですね。

「わかりました。では……そうですね」

「性行為に行うにあたってまずは前戯を……キスあたりから初めてみましょうか」

「はははい!き、キス、ですね!」

正直緊張しますが、完全に主導権を握る為にも、ここは躊躇せずしてしまいましょう。

私は一気に顔を近づけ、そのまま唇を重ねました。

吉井玲

「……チュッ」

私にとってのファーストキスでした。
唇と唇が触れ合った瞬間は想像以上に柔らかく、存外悪くないと思えました。

これがキスですか。
アキ君意外の男性とするとは思ってませんでしたが、なかなか……。

さて、せっかく初めてを捧げたのです。
彼の感想も聞いてみなくては。

「どうでしたか?キスの感触は」

「……」

あれ?反応がありませんね。

「ちょっと玄児さん。聞いているんですか?」

「へ?」

「へ?じゃありません。私とのキスはどうだったかと感想を聞いているんです」

女性とキスしてこんなにボーットしているなんて、少し失礼じゃないでしょうか。

「あ……あぁ!キス!キスね!ええっと……なんつーかもう……最高!って感じっす」

「最高ですか」

玄児さんが落ち着かない分、私は冷静でいられました。
けれど私だってファーストキスだったんです。

胸の鼓動は普段よりはるかに高鳴っているのを抑えて冷静を装うのは大変でした。

私としてもキスの感触をもう一度確認しておきたい。
なら、このままもう一回しちゃえばいいですね。

「ではもう一度……チュッ」

吉井玲

「んむっ」

「ん……。ふふ、顔が赤いですよ?」

「そ、そりゃあこんなきれいな人とキスしたら赤くもなるって」

「そうですか。では次のはもっと顔が赤くなるかもしれませんね」

「ていうと?」

恐らく私も顔が赤くなっているでしょうけど、まだまだ踏まなくてはいけないステップがたくさんあります。

「次はディープキスをしてみましょう」

「!!」

「よっ、よよ!よろこんで!」

「では」

こういうのは技術ではなく、恐らくは激しさ。
雄と雌が快楽をむさぼるように、本能のようにするのが良いはず。

となれば……!




「んちゅっじゅるじゅるっれろぉ~ちゅぱっ……」

「じゅるっべろれろっ……んんっ……」

これはなるほど……気持ち良いですね。
もし相手がアキ君だったなら、どれほどの快感だったことか……。

でも仕方ありません。
私の処女は玄児さんの童貞と引き換えに奪わなければならないんですから。

「べろっ……んちゅっじゅるっ……じゅぱっ」

最初こそ彼も激しく舌で舐め帰してきましたが、どうやら蕩けてそれどころじゃないようですね。
私に身を任せてきていることからみても、主導権は完全に握れましたね。

「んちゅっれろっ……あら?」

彼が体を小刻みに揺らすので気付きましたが、どうやら射精したようですね。

「あらあら。射精してしまいましたか」

「す、すいません……。めちゃめちゃ気持ちよくてその……」

「かまいませんよ。性行為を行う過程で男性が射精してしまうことは良くあることのようですから」

「は、はぁ……」

「ふむ。さすがにズボンの下に射精してしまった状態では気持ち悪いですよね」

「キスは一旦ここまでにしましょう。」

「は、はい」

あまり前戯にこだわる必要もありませんしね。

吉井玲

「では脱いで下さい。私が綺麗にしてあげます」

「ええっ!?ここで脱ぐんすか!?」

「脱がなくては拭くこともできないでしょう?」

「そ、それは……」

この期に及んで何を恥じらっているのでしょうか。
射精したのを見られるのが嫌なのか、それとも他に理由が?

「どうしました?早く脱いで下さい。乾くとカピカピになってしまいますよ」

「そ、その……なんつーか恥ずかしいというか……へへっ☆」

「何を乙女みたいなことを言っているんですか」

「実はその……包茎……でして」

「包茎……」

なるほど、それが恥じらいの理由でしたか。

「大丈夫です。包茎だろうと性行為には特に支障ありませんから」

「そ、そうっすか……じゃあ……」

彼がモジモジしながらとズボンを脱ぐと、トランクスは既に精液が滲んでいました。
なんて量……男性の射精とはこんなにも……?

「これは……凄い量ですね」

「アハハ……パンツも脱ぎます……?」

「はい。脱いで、そのままゴミ箱に捨ててください。洗っても落ちないでしょうし」

「ええぃままよ!」

男性器を包むものが無くなった途端、精液特有のムワッとした匂いが鼻に刺さりました。

「……ッ」

臭い……!けど、我慢しなくては。


「まぁでも丁度いいですね」

「ちょうどいいって?」

「次のステップはフェラをしようと思っていたのですが、この状態なら同時にその次のステップも行えそうです」

「ふぇふぇふぇふぇふぇフェラ!?」

「はい。フェラには通常2種類あり、1つは普通のフェラチオ」

「もう1つは射精後のチンポを綺麗にするためのお掃除フェラです」

「今あなたのチンポは精液で汚れていますから、まずはお掃除フェラできれいにして、そのまま通常のフェラでまた射精させてあげます」

「順番は逆になってしまいますが、それは大した問題ではないでしょう」

「がふっ!!」

されるところを想像して興奮したのか、彼は鼻血を流してしまいました。
なんとも情けない……けど、血を流すのは私も同じです。
処女を失う時、破瓜の血は見られてしまうでしょう。

ここで彼が鼻血を流したことは、お互い血を見るという点では同じで良かったかもしれませんね。

「それでは失礼します」

「はははははいっ!」

吉井玲

「はむっ。……んんっ。じゅる……じゅる……ごくんっ」

不味い……!
精液ですから美味しいとは考えていませんでしたが、想像以上に酷い。

「んぷっ……これはあまり美味しいものではありませんね」

「苦いっすか?」

「はい。ですがこんなものなんでしょうね」

おや、まだ残っていますね。

「ぺろっ、れろっ」

「んふああ!」

このよがりよう……相当気持ち良いようですね。
はじめてでしたが、どうやら気持ちよくさせることは出来ているのでしょう。
アキ君の参考書で勉強した甲斐がありました。

「くちゅっんぐんぐ……ごくんっ」

亀頭に残った精液を舌で掬い、不味さとのど越しの悪さを緩和する為唾液を混ぜてから咀嚼して飲みました。
結果的に咀嚼せず飲み込んだ方が良かったのですが……これも経験です。

それに、咀嚼すれば男性を喜ばせることになると参考書にもありました。
事実、彼の表情がそれを裏付けています。

「うわぁ……!」

「ふふっ。きれいになりましたね。気持ちよかったですか?」

「はい!マジで超気持ちいいです!」

「そうですか。では次はあなたを射精させるためのちゃんとしたフェラをしてあげます」

「オナシャス!」

吉井玲

「では、あらためてフェラチオをしますね」

「お……オナシャス!」

「先程はお掃除フェラということで精液を舐めとるのが目的でしたが、今度は貴方を射精させることが目的です」

「ですから、こうした方が気持ち良いとか、何か要望があればおっしゃって下さいね」

「ハイ!」

私としても男性の意見は貴重です。
受けての感覚をフィードバックできれば、より良いフェラチオ技術が身に付くはずです。

「ちゅるっ……ぺろっ……」

「う、うあっ」

射精直後で少し萎えているようでしたが、先端に舌を這わせ刺激を与えるとすぐに硬さが戻ってきました。

「ふむ。若いからか先程と同じかそれ以上の硬さになっていますね」

「あの、さ、さっそくリクエストしてもいいっすか?」

「もちろんどうぞ。私がフェラをするのはあなたを射精させる為なんですから、言ってくださればなんでもしてあげますよ」

「じゃ、じゃあ上目使いで竿全体を舐めてもらいたいんですけど」

なるほど。女性を見下し、優越感を得ようというわけですね。

「わかりました。では立って下さい」

「ハイッッ!」

要望に沿うため、彼を立たせてから私は跪いて視線を上げました。
できるだけ優越感を刺激できるように、媚びるような目線を向けます。

「お、おぉ……!」

この時点でも相当の優越感があるのでしょう。
興奮でプルプルと震えているのがわかります。

ふと、ここでもう一押し、アレンジを思いついてしまいました。


「玄児様のオチンポ……しゃぶらせてもらいます……。はむっ」

「!!!!」

どうやらアレンジは大成功のようですね。
様付がよほど琴線に触れたのでしょう、男として満たされたようなこの表情……なかなか引き出せるものでないと思います。

どうやらアキ君の参考書に書いてることは効果大の用ですね。



私はそのまま、彼を見上げながらフェラチオを続けました。


童貞と処女を交換する、その時を思い浮かべながら。



つづく





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