ポケマン・マイスター 2章
ポケットモンスターシリーズ - 2021年10月22日 (金)

「ハァハァ……!」
アマボールによってメイという名のポケモントレーナーをゲットしたセイジは、フェリーに乗っていた。
乗り場の周辺は手頃な場所が無く、興奮して冷静でもなかったので焦って適当にチケットを買い、飛び乗っていた。
3等個室は3畳しかないが、個室だけあってそれなりに金額は張る。
だがセイジは目的地すら考えず適当にチケットを買ったくらいなので、金額も頭に入っていなかった。
それほど、「女」をゲットしたという事実は大きかったのだ。
「カントー地方行きか。ま、まぁ別に行先はどうだっていいんだけど」
「ゴクリ……」
(と、とにかく個室なら……)
ここでなら色々とできる。
もっと直接的に言うならセックスが出来ると思えば胸が高鳴り、心臓がバクバクして手が震える。
カントー地方までは約5時間。
時間は十分にある。
「まずはボールから出さないと始まらないよな」

普通のモンスターボールのように投げるのは怖かったので、低い位置からそっと落とすようにして投げる。
地面に落ちたボールは発光すると、ポンッと音を立てて中からメイが出てきた。

「うわ!」
ボンッと現れたメイに思わず後ずさりしてしまう。
どうみても怒っている表情なので、誘拐犯として訴えられることすら頭を過った。
だが、結果的にそれは杞憂だった。
メイはしばらく無言で、ずっと立ったままで動きもしなかった。
恐る恐る話しかけてみる。
「あ、あの~……お、怒ってます?」
「怒ってますよ!せっかく新しい土地で色んなポケモンと出会えると思っていたのに、その私がゲットされてポケマンにされちゃったんですから!」
「そ、そりゃそうだよね」
「でも、あれか……お、俺のポケマンだって自覚は、あるってことだよね?」
「もちろんです。アマボールで捕まえられちゃった私はもう人間じゃないんです。あなたのポケマンです」
「ホッ……良かった……け、けどなんで怒ってるの?」
安心するのと同時にその疑問が湧いた。
普通、こういう場合は自分に好意的になるものじゃないかと思うのは当然だ。
「見ず知らずの人にいきなりつかまって、ポケマンにされちゃったんですよ!怒らないと思います!?」
「いやそうなんだけど……お、俺の言うことには従ってくれるんだよね……?」
「それはそうです。ポケマンですから」
ここまで聞いてセイジはピンときた。
服従化処理はされているので命令には従うが、本来の感性はそのままだから怒っている。
心までは変えられないと言っていた意味はこれなのだと。
そして、捕まえた女を変えたければ、ポケマンカスタマイザーで洗脳しなくてはいけない。
エロゲー脳のセイジにはそれらが全て理解できた。
そして、服従するのであれば、怒っている今の状態でもエロ行為に及ぶことが出来る、ということも。
「と、とりあえず上着脱いでみてもらえる?」
「……ッ」
「わかりました……」
嫌悪感は露骨だが、やはり拒絶はしない。

「……ッ」
「お、おぉ~!!」
ただ上半身がブラだけになった、それだけでもセイジにとっては大きな興奮だった。
この現実は、ここから先の行為もできるというのを確信させるものだったからだ。
「じゃあその、次はスカートとパンストも脱いで」
「~~~ッ」
この要求にメイは顔を真っ赤にして目をつむり、唇を噛んだ。
数秒して結局は拒絶せず、スカートに手をかけて渋々、ゆっくりと脱ぎ降ろしていく。
それがかえってストリップのようで、卑猥さを増しているのは皮肉だった。

「えっろ……」
「ッッ!」
思わずこぼれた言葉にメイの表情はさらに険しさを増す。
だが睨みつけようとも絶対服従は変わらず、セイジもこのまま踏みとどまるつもりなどさらさらない。
「ゴクリッ……じゃ、次は…ぱ、パンツとブラも脱いで」
メイも脱がされることは覚悟していたが、この時の対応は今までで一番ゆっくりだった。

「す、すご……」
女の裸を生で見るのが初めてなセイジは、純粋にその美しさに見とれた。
ある意味で芸術に惚れ惚れするような感覚だが、そんなものはすぐ消え去り、この美しい女体を貪りたいという性の欲求が頭も心もを支配した。
気付いたらカチャカチャとベルトを外し、ズボンを下ろしていた。
そして最初に口から出た言葉、それは「しゃぶれ」だった。
「……ッ」
この時メイは怯えるような表情を見せていた。
怒りよりも恐怖が勝ったのかもしれない。
だがそんなことはセイジにとってはどうでも良いことだった。

「……ぺろっ」
「くぁ!」
しゃぶれという言葉の意味がフェラチオであることはわかっているらしく、メイは恐る恐るチンポの先を舌で舐める。
オナニーしか経験のないセイジには女が自分のチンポを舐めたというその事実だけでも射精級の興奮があった。
「もっと舐めて。お、俺がイクまでっ」
「うぅ……わ、わかりました……」
反対にメイは既に涙目であり、イクまで舐めろと言われて顔を真っ青にしていた。
そもそもどの程度やったら射精するかもわからないメイにとってはゴールの見えない性奉仕で、地獄に他ならない。
「ぺろ、んくっ……ぺろぺろ……」
「あぁ……!」
(こんな可愛い子が俺のチンポ舐めてる……!)
(凄いよ爺ちゃん、これで俺は……俺は……!)
怯えながらも舌で亀頭を舐める姿に身震いするほどの興奮を感じた。
タンゾウのDNAがそうさせるのか、セイジは女を支配することに対して異常なほどの快感と、まだフェラチオさせているだけの段階にもかかわらずもっともっと多くの女を支配したいという欲求に駆られていた。
「ぺろ、れろっ……れろんっ」
「あうっ!くっ……今の、ヤバイッ……!」
亀頭の裏に舌が触れた瞬間、電撃のような快感が背筋を伝わった。
どうやらセイジの弱点と言うか感じやすい部分らしく、メイにもそのことは理解できた。
(ここ舐めてれば射精するのかも……)
メイは射精への光明にすがりつくように必死に亀頭の裏を舐めた。
それは功を奏して、セイジはあっという間に高まり、射精寸前の状態となった。
射精する、まさのその瞬間。
セイジがしたのはチンポをメイの口に押し込み、そのまま口の中に射精することだった。
「ぐぶっ!?」
「あ、あぁイクッ!」
「んぐぶっ!」
ドピュドピュと射精される精液。
突然のことにパニック状態なメイの口に、初めての興奮でオナニーとは比較にならないほどの量が放たれる。
押し込まれたチンポと、臭い精液。
メイは苦痛ですぐに口を離してしまい、そのまま精液を床に吐き出そうとする。
「あ、だめ、口から出すなっ!」
「うぶっ!~~~ッッ!」
制止されたメイは意思に反して体が従い、口を閉じて吐き出すのを止める。
それによって精液の味と臭いが口から鼻へと充満し、その辛さに涙を浮かべて苦しんだ。
「ぐ、ん……うぷっ!」
「あ~、やっぱザーメンって不味いか……そうだよなぁフフ」
苦しむメイを前に、セイジは自分でも気づかなかったが下卑た笑みを浮かべ、自然と言葉が出た。
「そのまま口の中でくちゅくちゅ味わって」
「んぅ!?……ぐ、くちゅ……~ッ!くちゅ、んぶっ!」
「味を覚えたら、ごっくんしてね」
「くちゅ、ん、くちゅくちゅ……ごくんっ……!」
「はぁはぁ……!」
飲み干したメイはまるで親の仇を見るかのような眼差しでセイジを睨んだが、それはただ彼を興奮させる材料にしかならなかった。
「うっわ……俺に逆らえない女が俺を睨んでるって……めちゃくちゃゾクゾクする」
「……!?」
「まぁでも、睨まれたらお仕置きとかするのがお約束だよね」
「俺ももう我慢なんてできないし、ヤりたいから股開いてよ」
「うぅ……」
「返事は?」
「わ、わかりました……」

「こ、こうなかな……?」
「うぅ……」
AVで何度も見てきた正常位で挿入することにしたが、スムーズにはいかなかった。
メイが処女なのに加え、緊張と嫌悪感が重なり、アソコに力が入ってしまってなかなかチンポを受け入れなかったのだ。
「ここで合ってるよね?」
「……はい」
一切視線を合わせずメイは涙を流しながら答えた。
「だよね?う~ん、なかなか押しても入らないな……」
「そうだ、力抜いてみて」
「ぅ……わかりました……」
服従化処理は感情を上回る。
その為メイは嫌がってはいても従い、股の力を抜いた。
それによって拒むように閉じ切っていた入り口は狭いながらにも解放され、セイジのチンポを受け入れたのだった。

「痛っ!?」
「ああ、は、入った……入ったよねこれっ!?」
力を込めて押し込むと、ぶちゅっと音を立ててチンポが膣内に入る。
めり込ませたという表現が正しいかもしれないというほど強引な挿入ではあったが、メイが力を抜いていたことで一気に突き入れることが出来た。
「これが女の子のナカ……そ、想像していたのより……あ、熱いっ」
「キツくて、う、動かしたら俺……!」
自分のチンポがマンコの中に入っている。
それもこんなにも可愛い女の子のだ。
その現実だけでも射精級の幸福感だったが、もしこれで腰を動かしてチンポを出し入れしたらどうなってしまうのか。
次の瞬間には射精してしまうのではないかというほどの快感の予想と興奮に、セイジは過去最高に胸が高鳴っていた。
そしてその胸の高鳴り、興奮を抑えることなどできないし、するつもりもないセイジは、ただ思うがままに腰を振った。
「あぁ最高っ、気持ち良すぎっあああっ!」
「う、くっ、ぅ……!」
快感に酔いしれるセイジと、痛みに苦悶するメイ。
あまりにも対極的な二人の交わりが果たしてセックスと呼べるのかはわからないが、
少なくともメイは従う形で同意しているので和姦には違いない。
処女と童貞の、それも童貞が一方的に腰を振るだけの拙いセックス。
それでも男の方にしてみれば人生で得たことのない凄まじい快感だった。
そしてその快感は瞬く間に精巣から肉竿を伝って亀頭へと精液を押し上げ、絶頂と言う名の射精に至る。

「う……あぁっ!」
「ひっ!?」

ビュルルッと注がれる精液。
子供ができるかもしれないその行為にメイは真っ青な顔をしていた。
「はぁはぁ……!女とヤるってこんなに気持ち良いのかよ……」
「あ~……ヤバイこれ。ハマる」
「あ、そうだ。処女だったよね。今どんな気持ち?」
「う、うぅ……夢なら……覚めて欲しいです……」
「……!」
メイのその言葉がセイジの興奮スイッチを入れてしまう。
「アハハ!俺も夢みたいだよ」
「けど残念。現実なんだよな~」
「……え?」
股の中で再び大きくなっていくチンポにメイが気付く。
同時に、興奮した獣のような表情をしているセイジにも。
「もう一回戦するから!」
「う、ぅ……は、はい……」
従うしかないメイは泣きながらセイジの高ぶりが治まるまでヤられてしまうのだった。
つづく
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