久宇舞弥。操り、裏切り、そして
Fateシリーズ - 2020年06月26日 (金)
「久宇舞弥さんですね?」
「……あなたは誰ですか?」
「いやだなぁ、忘れちゃったんですか?」
「……そうでした」
「私から見ず知らずの貴方に接触し、交渉をもちかけたんでしたね」
「ですよね」
「はい。それでは本題に入ります」
「私のこと、買いませんか?」
(これもキリツグの命令……)
「買うとは?」
「私自身です。私の全てと言えばわかりやすいでしょうか……金額は言い値で構いません」
「とにかく、買って欲しいんです」
「言い値って……1000円でもいいんですか?」
「はい。1000円で結構です。今、手持ちありますか?」
「ありますけど……どうぞ」
「念のため本物か確認させてください」
(これは本物の千円札……偽物ではなさそうですね)
「ありがとうございます。確かに1000円頂きました」
「これで私の体、人権、人生、思想にいたるまで全てあなたものです」
「どうかなんなりと御命令下さい」
(これで任務の第一段階は完了。あとは私を買った御主人様に捨てられるまで、忠実に命令に従うだけ)
「命令か……そうだな、とりあえず本当に命令を聞くのか確認したいから、一緒について来てもらえるかな」
「ま、デートみたいなものだと思って」
「……デートですか?わかりました」
この命令は簡単だった。
ショッピングセンターで買い物に付き合い、時々体を触られはしたが、それ以上は特に何もされなかった。
買い物の最後に入ったカフェで具体的な要求をされたが、それも特に難易度は高くなかった。
「もっと高いのじゃなくていいの?」
「これ、好きなんですよ」
「そう、ところでさ……」
「はい。……え?テーブルの下にもぐり、フェラチオをして射精した精液をかけて食べろ、ですか」
美味しいケーキが精液で台無しになってしまうけど、命令なら従わなければ。
「そうしろと仰るなら」
「別に嫌じゃないでしょ。だって、お前にとっては精液まみれのケーキ、それが一番の大好物だろ?」
「……そう、ですね。いえ、そうでした。一番の好物です」
そう、それが私の一番好きな食べ物。
私を買った御主人様には私の全てを決める権利がある。
だから、御主人様が言ったなら、私はそうなるだけ。
久宇舞弥の一番の好物は、今から御主人様の精液がかかったケーキ。
私は迷うことなくテーブルの下に潜り込み、御主人様の陰茎をしゃぶって射精していただいた。
たっぷり注がれた精液の匂いを感じながら口にしたケーキの味は……最高だった。
ゆっくり咀嚼しながら大好物を食べる私に御主人様は満足した様で、デートはそれで終わりになった。
そこから先は肉体奉仕を命じられ、ホテルで翌朝までお相手させていただいた。
御主人様は疲れた私を気遣ってくださり、睡眠を取ることが出来た。
昼過ぎにホテルを出て人気のない場所を歩いていると、ふと御主人様に質問される。
『衛宮切嗣を殺せるか』と
私は躊躇わずに答えた。
「はい」
「私はキリツグの命令であなたに買われましたが、今となってはあなたものです」
「キリツグを抹殺しろと命令されれば、それを遂行するだけです」
御主人様は『そっか』と一言だけ呟いて、手のサインを私に送った。
それは、衛宮切嗣を殺せと言う意味を持ったサインだった。
「……数日お待ちください」
命令は下った。
私は衛宮切嗣を殺す。
私が彼を殺せるかはわからない。
それほどの相手。
けれど殺る。
私は任務を粛々とこなすだけ。
幸い、ターゲットに接近するのは容易だ。
後は、いかに殺意を消して実行するか。
早い方が良い。
―――
――
―
「……ッ」
「何故だ!?なぜ僕を殺そうとした!」
キリツグ……依頼主を明かす暗殺者がどこにいると言うんですか……。
それにしても…なんという回復力……。
御主人様…申し訳ありません……。
私は…御命令……を……し…っ…ぱ……ぃ……
「……あなたは誰ですか?」
「いやだなぁ、忘れちゃったんですか?」
「……そうでした」
「私から見ず知らずの貴方に接触し、交渉をもちかけたんでしたね」
「ですよね」
「はい。それでは本題に入ります」
「私のこと、買いませんか?」
(これもキリツグの命令……)
「買うとは?」
「私自身です。私の全てと言えばわかりやすいでしょうか……金額は言い値で構いません」
「とにかく、買って欲しいんです」
「言い値って……1000円でもいいんですか?」
「はい。1000円で結構です。今、手持ちありますか?」
「ありますけど……どうぞ」
「念のため本物か確認させてください」
(これは本物の千円札……偽物ではなさそうですね)
「ありがとうございます。確かに1000円頂きました」
「これで私の体、人権、人生、思想にいたるまで全てあなたものです」
「どうかなんなりと御命令下さい」
(これで任務の第一段階は完了。あとは私を買った御主人様に捨てられるまで、忠実に命令に従うだけ)
「命令か……そうだな、とりあえず本当に命令を聞くのか確認したいから、一緒について来てもらえるかな」
「ま、デートみたいなものだと思って」
「……デートですか?わかりました」
この命令は簡単だった。
ショッピングセンターで買い物に付き合い、時々体を触られはしたが、それ以上は特に何もされなかった。
買い物の最後に入ったカフェで具体的な要求をされたが、それも特に難易度は高くなかった。
「もっと高いのじゃなくていいの?」
「これ、好きなんですよ」
「そう、ところでさ……」
「はい。……え?テーブルの下にもぐり、フェラチオをして射精した精液をかけて食べろ、ですか」
美味しいケーキが精液で台無しになってしまうけど、命令なら従わなければ。
「そうしろと仰るなら」
「別に嫌じゃないでしょ。だって、お前にとっては精液まみれのケーキ、それが一番の大好物だろ?」
「……そう、ですね。いえ、そうでした。一番の好物です」
そう、それが私の一番好きな食べ物。
私を買った御主人様には私の全てを決める権利がある。
だから、御主人様が言ったなら、私はそうなるだけ。
久宇舞弥の一番の好物は、今から御主人様の精液がかかったケーキ。
私は迷うことなくテーブルの下に潜り込み、御主人様の陰茎をしゃぶって射精していただいた。
たっぷり注がれた精液の匂いを感じながら口にしたケーキの味は……最高だった。
ゆっくり咀嚼しながら大好物を食べる私に御主人様は満足した様で、デートはそれで終わりになった。
そこから先は肉体奉仕を命じられ、ホテルで翌朝までお相手させていただいた。
御主人様は疲れた私を気遣ってくださり、睡眠を取ることが出来た。
昼過ぎにホテルを出て人気のない場所を歩いていると、ふと御主人様に質問される。
『衛宮切嗣を殺せるか』と
私は躊躇わずに答えた。
「はい」
「私はキリツグの命令であなたに買われましたが、今となってはあなたものです」
「キリツグを抹殺しろと命令されれば、それを遂行するだけです」
御主人様は『そっか』と一言だけ呟いて、手のサインを私に送った。
それは、衛宮切嗣を殺せと言う意味を持ったサインだった。
「……数日お待ちください」
命令は下った。
私は衛宮切嗣を殺す。
私が彼を殺せるかはわからない。
それほどの相手。
けれど殺る。
私は任務を粛々とこなすだけ。
幸い、ターゲットに接近するのは容易だ。
後は、いかに殺意を消して実行するか。
早い方が良い。
―――
――
―
「……ッ」
「何故だ!?なぜ僕を殺そうとした!」
キリツグ……依頼主を明かす暗殺者がどこにいると言うんですか……。
それにしても…なんという回復力……。
御主人様…申し訳ありません……。
私は…御命令……を……し…っ…ぱ……ぃ……
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