ポケマン・マイスター カントー編 1章
ポケットモンスターシリーズ - 2021年12月15日 (水)


カントー地方最初の街となったのはフェリーが着いたクチバシティだ。
メイいわく、クチバは男リーダーなので、とりあえず周辺を散策したらどうかとのこと。
「確かに、狙いは女だけでいいしな」
「カントーも初めてだし、まずは歩くか」
「はいっ


「~~~

(御主人様と一緒に歩くなんて、まるでデートみたい

クチバの街中をブラブラしていると、ジムの建物が見えた。
「とりあえずどんなジムか見ておくか」
「はいっ

クチバジムが近づいた時、メイが「あっ」と言ってセイジを引き留める。
「ど、どうした?」
「あれ、今ジムに入っていった人……ジムリーダーのエリカさんだと思います」
「マジか!」
男のジムリーダーと聞いて出鼻をくじかれていたセイジにとって、女ジムリーダーを見かけたと言うのは僥倖だった。
下がりかけたモチベーションが一気に復活したからだ。
「でもさ、なんでこんなところに?」
「ジムリーダー同士でポケモンバトルとかってするもんなの?」
「交流試合とかはありますよ。クチバに来ている理由はわかりませんけど、待っていればそのうち出てくるんじゃないですか?」
「確かに……それもそうだな!」
エリカが出てくるのを待ちつつ腹ごなしするため、ジムが見えるカフェに入る。

「ここならジムの出入口がバッチリ見えますね」
中途半端な時間のせいか客もまばらで、視界を遮られることもなさそうだった。
注文を済ませたあとはメイにジムを注視させ、その間にセイジはポケマン図鑑でエリカの基本データを見ることにした。

図鑑を開き、エリカを選んでボタンを押す。
相手のデータを一方的に覗き見るという行為はセックスとは違った興奮があり、セイジもドキドキしながらデータを開いた。
ポケマン図鑑で基本データを確認できるということは、対象が30m以内にいるということ。
やはりエリカはクチバジムにいるようだ。

「おぉ……!」
(メイと似た体格だけど、ちょっとだけ胸でかいんだな)
(それにしても、淑女で清楚だけどエッチなことが好きで感じやすいって……ドスケベじゃねーか!)
ムラッ

「……!」
セイジのムラッとした気配に気付いたメイは、咄嗟にあることを思いついた。
そして、奴隷としてそれを実行する為にセイジの耳元に顔を寄せ、小声で耳打ちする。
「ん?どうした?」
「御主人様、あのですね……」
「ムラムラしてますよね?でしたら……」
「今、お口でシて差し上げますよ

「え!マジ?」
「はい

「うぉ……マジか。夢にまで見たテーブルの下でしゃぶらせるアレ……叶っちゃうのかよ」

「ふふ


「それでは、失礼しますね

椅子の下に潜り込んでズボンのジッパーからチンポを取り出し、フェラチオをする。
隠れた奉仕にドキドキし、幸せな気持ちでしゃぶるメイだったが、セイジはそれ以上にドキドキして幸せだった。

じゅる、れろれろっ♥
「くぅ……!」
図鑑を見ながらフェラされるのは想像以上に気持ち良く、画面の情報が頭に入ってこないほどに最高だった。
れろ、ちゅるるっ♥
「あうっ!」
「御主人様、声我慢しないとバレちゃいますよっ」
「え?あ、あぁ悪い」
(こんなAVみたいなシチュエーションで我慢とか無理だろ……!?)

じゅる、んっぼんっぼ♥
じゅるぢゅるるっ♥
れろれろっ♥れろれろれろれろっ♥
「~~~ッッ!」
フェラチオが気持ち良すぎてもはやエリカの情報どころではなく、そのまま射精してしまう。
「ふあっ!?」
暴発した精子が股ぐらのメイに降り注ぎ、顔や髪の毛に付着してしまう。
「……フフ、もう、仕方ないんですからぁ


「カフェでお茶するかわりに、御主人様のザーメンいただいちゃいました

(うわ……えっろ……)

「本当はこのままでいたいんですけど、さすがになんでちょっとお化粧室で綺麗にしてきますね」
「う、うんわかった」
メイが化粧室に行ったことで一人になったので、ジムの方にも目を配りつつ情報を見る。

(……ムッツリスケベじゃねーか!?)
(なんだよ、エッチな話は嫌いなのにエッチは好きで感じやすいって!)
想像が膨らむ情報を見て興奮していると、メイが戻ってきた。

「ただいま戻りました

「うん。ってあれ?」
「あ、バイザーは沁みちゃってたんで、袋に入れてます」
「そっか。捨てちゃえば?あとで新しいの買ってやるよ」
「え!本当ですか

「ま、まぁそれくらいは」
「御主人様やさしい~

感激したメイがセイジの腕に抱き着くと、胸の感触がムニュッと伝わる。
「あはは……」
(なにこれ最高なんですけど!)
セイジが照れていると、メイが「あ!」と声を上げる。
「御主人様、エリカが出てきましたよ!」
「マジか!やべ、金払わないとっ」
慌てるセイジに、メイが的確なフォローをする。
「御主人様は会計をお願いします!私は追いかけてポケモンバトル仕掛けますんで、バトルが終わるまでに御主人様は追い付いてエリカにボールを投げてください!」
「オッケー!あ、でもいきなりバトルってしてくれるもんなの?」
「大丈夫です。目線があっただけでも一方的にバトルを仕掛ける。そして申し込まれたバトルは断れない。それがポケモントレーナーですから!」
「じゃ、じゃあ任せた。すぐ追い付くから」
「ハイッ!」
二手に分かれ、メイはエリカの後を走って追いかけた。
実はこの時、アマボールをメイに持たせて、メイがそれをエリカに投げればことは済んだのだが、そこまで考えが及ばなかったのだ。

エリカに追いついたメイは、即座にポケモンバトルをしかけていた。
「はぁはぁ……ちょ、ちょっとすいません!」
「エリカさんですよね!?」
「はい。私はタマムシジムのエリカですが……」
「私とバトルしてください!」
「……あら、試合の申し込みですか」
「ジム以外では、あまりバトルしないようにしているのですけど……」
「問答無用ですよ!挑まれたら受ける、それがポケモントレーナーです」
「それもそうね。わかりました、受けて立ちましょう」
(やった!あとは御主人様が来るまで時間を稼がなくちゃ!)

「わたくし 負けませんわよ」
こうして首尾よくバトルに持ち込んだメイは、エリカが出したラフレシアに対して、同じ草タイプのポケモンを選んだ。

「頼むわ、ジャローダ!」
「あら、同じ草タイプですわね」
エリカからしてみると同じ草タイプのトレーナーだから勝負を挑んできたように思えた。
だがその実、同タイプにしてバトルを長引かせるためであり、メイは炎タイプのポケモンも持ってはいたのだ。

「なるほど、強いですね」
「エリカさんこそ、さすがはカントーのジムリーダーね!」
(ほんと強い!同じ草タイプじゃジリ貧……あ!)
メイはエリカが来た道を振り返らないような位置取りでバトルを進めている。
それは後から追い付いてきたセイジの姿をエリカに視認させないためだが、これが功を奏す。
(御主人様が来た!あとは射程距離まで来てボールを投げるだけ……なら、注意をひかなくちゃ!)
「ジャローダ、まもるよ!」

「……」
(このタイミングで?何か作戦があるのでしょうか?)
不自然なタイミングではあるが、他に打つ手がない苦肉の策だと判断したエリカは、ラフレシアに次の技を命じようとする。
その時だった。
「ラフレシア、次はっ――――」

ポンッとボールが開いた瞬間、エリカの言葉は途切れ、姿も吸い込まれるようにして消えた。

エリカを吸い込んだボールは地面に落ちると、何度か横に揺れる。

すぐに揺れは止まり、動かなくなる。
それはエリカの捕獲が成功したことを意味していた。

「やりましたね御主人様!」
「はぁはぁ……あぁ、これでゲットだな!」
「それにしてもめっちゃ走った……お前が時間稼いでくれて助かったよ」
「そんな、フフ……褒められたらアソコがキュンッてなっちゃいます

「けどさすがはジムリーダーですよ。正直、結構危なかったです」
ジャローダをボールに戻したメイは、エリカの入ったアマボールを拾いそれを手渡す。
少し前に自分も同じようにゲットされたわけだが、ポケマンカスタマイザーの洗脳によって生まれた時からセイジの奴隷だと認識しているメイは、そのことを覚えていない。
「どんなに強くてもゲットしちゃえば変わんないさ」
「こーなっちゃえば、ジムリーダーだろうがチャンピオンだろうが一緒」
「ですね

「とりあえずここに長居はしたくないから、ラブホテルに行こ。そこで事情聴取だ♪」
「なんでクチバに来ていたか聞くんですね?でも意外です、てっきりすぐセックスするんだと思ってました」
「それも兼ねた事情聴取だよ」
「なるほど

(やった!そうなったらきっと私も抱いてもらえるっ

(御奉仕させてもらえるっ

二人ともセックスのことを思い浮かべてウキウキしながら、最寄りのラブホテルに入るのだった。
つづく
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