エヴァンゲリオン/True 『Book004:恋は絶対成就?キューピッドには逆らえない』
新世紀エヴァンゲリオン - 2017年06月30日 (金)
元セーラー戦士である水野亜美を秘書にしたスギオは、ネルフ内を歩いていた。
理由は、人事や各々に与える任務を決める為で、特に女は実際にハメてみてどうするかを決めていた。
伊吹マヤと偶然すれ違ったスギオは、さっそくその場でハメてマヤをどうするか考えることに。
「伊吹マヤの抱き心地はいかがですか?」
「うん、悪くないよ。こいつは若すぎず大人過ぎずで結構バランスのいいマンコしてるんだよ」
「特徴の無いのが……特徴、と」
脇でセックスを眺めながらメモを取る亜美。
喘ぎ声の特徴やセックスに対する細かい挙動をメモしながら、亜美はマヤをどうするか質問した。
それに対してスギオがどういう選択肢があるかを聞くと、例を挙げる。
「例えばですが、第二秘書、メイド、着替え担当、給仕、愛人、友人、幼馴染、妹、姉、母親、娘、性奴隷、肉便器、肉オナホ、ペット、ボディーガード……」
「あげたらキリがありません」
「役職そのものの選択肢も多いですけど、気持ちの持たせ方でもバリエーションは増えます」
「その役職や任務を喜んでやらせてもいいですし、嫌々という気持ちでやらせるのもそれはそれで面白いかと」
「なるほど。組合せは無限にあるってわけか」
スギオは腰を動かしながら考えている様子だが、特に良い案は思いつかないようだ。
そこで亜美は『ネルフ内にストリップ劇場を作り、そこでストリッパーを嫌々やらせる』という人事を提案しようとした。
潔癖な亜美にネルフの男性スタッフの前でストリップをやらせると言う鬼畜な提案だが、それを言う前にスギオが射精間近になったことであることを思いついた。
「スギオ様の子を常に孕み、出産し続ける子孫繁栄課の課長ですか」
「そう。もちろん嫌々で」
「スギオ様も鬼畜ですね。私が考えていた案の上を行くなんて」
「うっ、だ、だすぞっ」
スギオが射精すると、マヤはそこからすぐに立ち去ろうとした。
それを引き止めて、人事を与える。
「お前の案もなかなか面白いな!」
「それじゃあ、伊吹マヤに新しい人事を与える」
「子孫繁栄課を新設し、そこの課長に任命する。取組は嫌々という精神状態を維持すること」
「詳細は追って亜美から伝達する」
「それに加えて、妊娠していない期間はストリップ劇場のストリッパーとして男性職員の慰安に勤めること。ただし、性行為は禁止とする」
「以後、ネルフの通常職は解任とする」
「……わかりました。スギオ様の人事に従います」
物凄く嫌そうな顔をしながらも、与えられた人事を受け入れたマヤはさっそく外へ買い物に出かけた。
ストリッパーとして着るための衣装を買いに行ったのだ。
今は妊娠していないし、詳細も伝えられていないし通常職も解任されたので彼女はストリッパーとしての役職をまっとうするために衣装を揃える必要があるのだ。
「彼女には相当負荷がかかりそうですね。精神的にも肉体的にも壊れてしまわないでしょうか」
「まぁ、潔癖症に加えて身体的にも過酷だろうしな。でも大丈夫!」
スギオは真実の本に、新しい文言を書き加えた。
『国栖スギオ及びネルフ関係者は病気、ケガをせず、常に健康でいられる』
『国栖スギオ及びネルフ関係者は精神的に壊れておかしくなってしまうことはない』
「これで良し。と」
「なるほど、これなら問題ありませんね」
「でしたらスギオ様。せっかく子孫繁栄課を新設されるのですから、本を使ってスギオ様の意志で受精するかどうか決められるようにしてはいかがでしょうか」
「孕め!と念じたら必ず孕むように。念じなければ通常の確率で……とすればよろしいかと」
「さすがだな。それも採用することにしよう」
亜美の提案を受け入れ、スギオはどんな相手でも念じれば一発で受精させることができるように本に書き加えたのだった。
その後は亜美が子孫繁栄課とストリップ劇場の素案を作りに別室へ行ったので、スギオは調教室室長に任命したミサトのところへ出向くことにした。
「スギオ様。ちょうど良いところに来たわね」
「これは?」
「ちゅっ、ちゅっ……」
「んっ……ちゅっ……」
部屋に入るとアスカとレイがお互いにの体を触りながらキスをしている。
二人とも表情は暗く、好きでしているようには思えない。
「今やっているのは、仲の悪い二人に性行為させることで、嫌なことでもできるように精神的耐性を付ける調教よ」
「この二人は元々噛みあってなかったし、アスカの方はレイを嫌ってたからね」
「今はまだスギオ様が命令しても嫌々でしかやらないと思うけど、そのうち自分の意志なんて捨てて命令に従えるようになるわよ♪」
「ふーん。なるほど、体を淫乱にするとかそういう調教じゃなくて、精神面のトレーニングか」
「やらせてるのは性行為だから、体をエッチにする調教も兼ねてるわよ」
「考えてるな」
「まぁねー♪」
面白いことをしていると思ったスギオは、その調教に混ざることにした。
「ぺろぺろ……」
「んんっ……れろれろっ」
(ファーストがいたんじゃ集中できないわよ!)
5Sであり、スギオを愛しているアスカは綾波がいる状況では集中できるわけがなかった。
対抗心と焦りは、アスカの性奉仕のパフォーマンスを著しく落すのだとスギオは知った。
(うーん、綾波レイとの関係はある程度弄った方がいいかも)
―――
調教が一段落したところで、新たな使徒が襲来する。
アスカとレイがエヴァで撃退にあたることになったが、5S所属のアスカは特に張り切っていた。
「私に任せてくださいスギオ様!」
「あっさり使徒を片づけて、すぐに安全を確保してみせますから!」
この言葉はそのまま現実のものとなった。
アスカは高いテンションをそのまま戦闘にぶつけ、使徒を圧倒する。
「ニプルファックウウウウウウウウ!!!」
「アナルビィイイイイイイッズ!」
淫語全開の攻撃に使徒は手も足も出ない。
ただでさえスギオが見ていてモチベーションが上がっているうえに、アスカの淫語攻撃はその威力が3倍にされているので、効果は目に見えて高い。
一方、特に補正も無くテンションもいつも通りの綾波の攻撃はそれほど効果を発揮しない。
「目標補足……精液……オマンコ……」
声量も無いので、その攻撃力は使徒の移動すら止められないほど微々たるものだった。
「ふーむ」
戦いを見ている最中、考え事をするスギオ。
その様子を見ていた亜美はレイのテンションをあげるため5Sに加えてはと提案する。
「いや、綾波レイをどうするかはもう少し考えたい」
「それに今は違うことを考えていた」
「それは?」
「仲の悪い二人を無理矢理くっつけるって、おもしろいなーと思ってさ」
「綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーの組み合わせに限らず……ですね?」
「亜美は察しも良いんだな」
「なんとなくわかるんですIQ300ですから」
「使徒なんて私にかかればラクショーよ!」
あっさりと使徒を撃破し帰還したアスカは、自分の戦果に胸を張ってスギオのところへ駆け寄った。
「お疲れさん」
「御主人様の為に頑張りましたっ」
「これからもその調子で頼むよ」
「はいっ」
「じゃ、裸になってね。アソコのチェックするから」
「はいっ!……はいっ!?」
急に裸になれと言われて、アスカも理解が追いつかない。
スギオのざっくりすぎる命令で意図が伝わるわけもないので、亜美がフォローする。
「スギオ様は戦闘後のオマンコがどんな味なのかを確かめたいということです」
「そういうこと」
「ですから今ここで裸になって、舐めやすいようにオマンコを広げてください」
「み、みんないる前で……!?」
「はい。何か問題でも?」
「も、問題……はない。ないわ」
スギオの行動を妨げることはできないしそういう発想にもならない。
5Sの隊員はセックススレイブでもあるので、性行為を伴う命令に対しても従順かつ絶対遵守なので、アスカにとっては何の問題もない。ただ恥ずかしいという感情があるだけだった。
「ぺろぺろ……濡れてるじゃんか」
「あんなエッチな事ばっかり叫んでたらそりゃ誰だって濡れちゃいますよっ」
「いくらテンションあげても淫語は淫語だもんな……れろれろっ」
「んあっ♥」
みんなに見られながらクンニされ、アスカは終始恥ずかしそうにしていた。
翌日、スギオはアスカとレイの通う学校に行くことにした。
聞いてわかったことだが、その学校もネルフの関連施設でエヴァパイロットの候補が通っているらしい。
ネルフ関連であるならば、当然本部と同様に自由な行動ができる。
とりあえずはアスカとレイの様子を見る目的で行くが、気に入った女がいればスカウトもするつもりだ。
もちろんそれ以外にも色々遊ぶつもりなので、真実の本を使ってあることを設定してから学校に向かう。
「ん……なんだろう?違和感があるわね」
翌日、登校したアスカは違和感を感じていた。
「いつもと同じはずなのに……」
「オマンコにも……うん、リモコンバイブは入ってる。いつも通りよね」
「なのにすっごい違和感!」
【30歳以下の健康で美しい全ての女はリモコンバイブを処女はアナル、非処女はオマンコに挿入していて、それらはスギオの意志でオンオフできる。】
「あーーもうイライラする!」
当たり前になったリモコンバイブの挿入。
だがその変化に機敏なアスカは違和感を抱いたのだ。
しかし、違和感はあってもなぜかはわからない。それが普通になってしまったのだから。
そして日常が犯されていると気付くことがなければ、自然と違和感は消えていく。
朝のホームルームが始まる頃には、バイブへの違和感はなくなっていた。
「アスカ今日って暇?」
「今日はちょっと用事があひゃあんっ」
「ど、どうしたの?」
「ば、バイブがONになって……んあっ」
「ってことはスギオ様が来てるのかな?」
「気まぐれでスイッチONにしただけじゃない?わざわざ学校まで来る用事なんてないはず……んっだしっ」
「それがあるんだな」
「す、スギオ様っ!?」
突然教室にスギオが現れ、アスカもビックリして立ち上がる。
5S所属のアスカは、即スギオに駆け寄って跪いた。
「スギオ様っ今日はんんっど、どんな御用でっ」
「学校視察ついでに色々とね♪」
学校で誰と誰の仲が悪いのか教えて欲しいと言う。
そんな会話の中で、突然教室全員のバイブのONになり、振動音と嬌声でうるさくなった。
「あんっな、仲が悪いって言うのはっ」
「あんまりないですけどっ」
「仲が良すぎるのはっいますっ」
アスカは隣のクラスのカップルが仲が良すぎてバカップル認定されていると言った。
スギオが廊下に出て隣のクラスを覗くと、それが誰なのかはすぐにわかった。
「さっすがにわかいなー。いちゃいちゃが……」
「にしても彼女の方……尋常じゃない可愛さだな」
「いいね、それじゃあこいつらを俺がちゃんと導いてやるとしますか!」
『スギオが恋のキューピッドのお告げと宣言して指名した二人は絶対に恋愛関係になり、永遠の愛で結ばれる』
スギオはこの文言によって、どんなに険悪な二人でも恋仲にしてしまうことができるようになった。
その最初の対象となったのは、バカップルっぷりを見せつけられた一条楽ともう一人は……。
「なんやお前、しゃべったらめっちゃ良い奴やん」
「トウジくんも……もっとはやく出会えてれば良かった」
それまで全然面識のなかった一条楽と鈴原トウジの二人を指名した途端、偶然にも彼らは会話する機会を得て、そのまま意気投合した。
「うん。男でもちゃんと効果出るな」
二人のホモカップル成立を確信したスギオは、楽と付き合っている桐崎千棘の方でもテストをすることにした。
「えー……ゴホン!」
「恋のキューピッドのお告げ」
「桐崎千棘と、桐崎千棘が次に喧嘩した女」
こういうアバウトな宣言でも、効果が発揮されるかテストするのだ。
そして、そんな喧嘩した女と結ばれることになった千棘に差し向けたのは他でもないアスカだ。
自分に対する愛を抱かせ、奴隷でもある5S所属のアスカが千棘と結ばれた場合、どうなるのかもこれでわかる。
都合よく解釈される真実の本であれば、恐らく千棘と結ばれつつスギオへの愛や態度は揺るがないはずだ。
スギオへの愛が千棘への愛より勝っている状態で、うまく事が納まるとスギオは思った。
そして実際にそれは正解だった。
この直後、命令されて千棘に喧嘩を売ったアスカは、会話の中で千棘に恋心を抱く。
千棘もそれは同じで、アスカとの関係は急速に深まっていった。
その日のうちに、一条楽と別れた千棘は、その翌日アスカに告白する。
それを受け入れたアスカとカップルが成立し、二人は愛を確かめ合った。
その後でアスカは千棘にカミングアウトをしたのだ。
自分がネルフのエヴァパイロットであり、5S所属であること。
千棘のことは好きだが、一番の愛と忠誠を捧げるのはあくまでスギオなのだと。
スギオの予想は完全に的中し、真実の本は複数の内容が重複した場合でも、スギオに都合が良い解釈がされると完全にわかった。
―――数日後
「じゅるるっじゅるるっ」
「アスカ、あの千棘って子とはうまくやっているのか」
「はいっ。千棘とは喧嘩もしないし、とっても仲良くやってます」
「私がスギオ様に尽くす5S所属だって知って、千棘もネルフに入りたいって言ってました」
「ふ~ん、じゃあ亜美に言ってネルフに入れるように手続きしておくよ」
「正式に入ったらお前と同じ5S隊員にしてやる」
「本当ですか!私も嬉しいですし、千棘も大喜びすると思います」
アスカに近況を報告させていると、色々と面白いことがわかった。
スギオに対する感情を操作していないにも関わらず、千棘もアスカ同様に敬愛の念を抱いているらしい。
恐らく、アスカとの関係を上手く保って結ばれ続ける為に必要な要素として、千棘の感情も変化したのだろうと思った。
さらに、スギオが来た日以来学園はレズカップルとホモカップルだらけになっているらしい。
これはかなりの数の男同士、女同士をスギオがカップルにしたからなのだが、異常な状況に教師達も対処に困っているようだ。
(あー、先生達はカップルにしなかったからな)
(どうせなら先生もカップルにすればよかったか……いや、教師と生徒っていうのもアリだな)
アスカの報告を受けて、色々と面白そうなアイデアが湧いていくスギオ。
「ああっスギオ様のっオチンポッ」
「んっあっすごいっ」
色々と思いついた流れで、アスカとセックスしながらふと思うことがあった。
いっそ自分以外の世の中に存在する全てに人間を若くて可愛い女だけにしてしまい、自分以外のカップルは念じれば子供が出来るようにしてしまえば……。
そうすれば今こうしている間にも世界中で行われているであろうセックスそのものが、自分だけの特権にしてしまえると。
スギオの心の中に、世界に存在する概念そのものを作り変えようと言う気持ちが芽生えつつあった―――。
つづく
理由は、人事や各々に与える任務を決める為で、特に女は実際にハメてみてどうするかを決めていた。
伊吹マヤと偶然すれ違ったスギオは、さっそくその場でハメてマヤをどうするか考えることに。
「伊吹マヤの抱き心地はいかがですか?」
「うん、悪くないよ。こいつは若すぎず大人過ぎずで結構バランスのいいマンコしてるんだよ」
「特徴の無いのが……特徴、と」
脇でセックスを眺めながらメモを取る亜美。
喘ぎ声の特徴やセックスに対する細かい挙動をメモしながら、亜美はマヤをどうするか質問した。
それに対してスギオがどういう選択肢があるかを聞くと、例を挙げる。
「例えばですが、第二秘書、メイド、着替え担当、給仕、愛人、友人、幼馴染、妹、姉、母親、娘、性奴隷、肉便器、肉オナホ、ペット、ボディーガード……」
「あげたらキリがありません」
「役職そのものの選択肢も多いですけど、気持ちの持たせ方でもバリエーションは増えます」
「その役職や任務を喜んでやらせてもいいですし、嫌々という気持ちでやらせるのもそれはそれで面白いかと」
「なるほど。組合せは無限にあるってわけか」
スギオは腰を動かしながら考えている様子だが、特に良い案は思いつかないようだ。
そこで亜美は『ネルフ内にストリップ劇場を作り、そこでストリッパーを嫌々やらせる』という人事を提案しようとした。
潔癖な亜美にネルフの男性スタッフの前でストリップをやらせると言う鬼畜な提案だが、それを言う前にスギオが射精間近になったことであることを思いついた。
「スギオ様の子を常に孕み、出産し続ける子孫繁栄課の課長ですか」
「そう。もちろん嫌々で」
「スギオ様も鬼畜ですね。私が考えていた案の上を行くなんて」
「うっ、だ、だすぞっ」
スギオが射精すると、マヤはそこからすぐに立ち去ろうとした。
それを引き止めて、人事を与える。
「お前の案もなかなか面白いな!」
「それじゃあ、伊吹マヤに新しい人事を与える」
「子孫繁栄課を新設し、そこの課長に任命する。取組は嫌々という精神状態を維持すること」
「詳細は追って亜美から伝達する」
「それに加えて、妊娠していない期間はストリップ劇場のストリッパーとして男性職員の慰安に勤めること。ただし、性行為は禁止とする」
「以後、ネルフの通常職は解任とする」
「……わかりました。スギオ様の人事に従います」
物凄く嫌そうな顔をしながらも、与えられた人事を受け入れたマヤはさっそく外へ買い物に出かけた。
ストリッパーとして着るための衣装を買いに行ったのだ。
今は妊娠していないし、詳細も伝えられていないし通常職も解任されたので彼女はストリッパーとしての役職をまっとうするために衣装を揃える必要があるのだ。
「彼女には相当負荷がかかりそうですね。精神的にも肉体的にも壊れてしまわないでしょうか」
「まぁ、潔癖症に加えて身体的にも過酷だろうしな。でも大丈夫!」
スギオは真実の本に、新しい文言を書き加えた。
『国栖スギオ及びネルフ関係者は病気、ケガをせず、常に健康でいられる』
『国栖スギオ及びネルフ関係者は精神的に壊れておかしくなってしまうことはない』
「これで良し。と」
「なるほど、これなら問題ありませんね」
「でしたらスギオ様。せっかく子孫繁栄課を新設されるのですから、本を使ってスギオ様の意志で受精するかどうか決められるようにしてはいかがでしょうか」
「孕め!と念じたら必ず孕むように。念じなければ通常の確率で……とすればよろしいかと」
「さすがだな。それも採用することにしよう」
亜美の提案を受け入れ、スギオはどんな相手でも念じれば一発で受精させることができるように本に書き加えたのだった。
その後は亜美が子孫繁栄課とストリップ劇場の素案を作りに別室へ行ったので、スギオは調教室室長に任命したミサトのところへ出向くことにした。
「スギオ様。ちょうど良いところに来たわね」
「これは?」
「ちゅっ、ちゅっ……」
「んっ……ちゅっ……」
部屋に入るとアスカとレイがお互いにの体を触りながらキスをしている。
二人とも表情は暗く、好きでしているようには思えない。
「今やっているのは、仲の悪い二人に性行為させることで、嫌なことでもできるように精神的耐性を付ける調教よ」
「この二人は元々噛みあってなかったし、アスカの方はレイを嫌ってたからね」
「今はまだスギオ様が命令しても嫌々でしかやらないと思うけど、そのうち自分の意志なんて捨てて命令に従えるようになるわよ♪」
「ふーん。なるほど、体を淫乱にするとかそういう調教じゃなくて、精神面のトレーニングか」
「やらせてるのは性行為だから、体をエッチにする調教も兼ねてるわよ」
「考えてるな」
「まぁねー♪」
面白いことをしていると思ったスギオは、その調教に混ざることにした。
「ぺろぺろ……」
「んんっ……れろれろっ」
(ファーストがいたんじゃ集中できないわよ!)
5Sであり、スギオを愛しているアスカは綾波がいる状況では集中できるわけがなかった。
対抗心と焦りは、アスカの性奉仕のパフォーマンスを著しく落すのだとスギオは知った。
(うーん、綾波レイとの関係はある程度弄った方がいいかも)
―――
調教が一段落したところで、新たな使徒が襲来する。
アスカとレイがエヴァで撃退にあたることになったが、5S所属のアスカは特に張り切っていた。
「私に任せてくださいスギオ様!」
「あっさり使徒を片づけて、すぐに安全を確保してみせますから!」
この言葉はそのまま現実のものとなった。
アスカは高いテンションをそのまま戦闘にぶつけ、使徒を圧倒する。
「ニプルファックウウウウウウウウ!!!」
「アナルビィイイイイイイッズ!」
淫語全開の攻撃に使徒は手も足も出ない。
ただでさえスギオが見ていてモチベーションが上がっているうえに、アスカの淫語攻撃はその威力が3倍にされているので、効果は目に見えて高い。
一方、特に補正も無くテンションもいつも通りの綾波の攻撃はそれほど効果を発揮しない。
「目標補足……精液……オマンコ……」
声量も無いので、その攻撃力は使徒の移動すら止められないほど微々たるものだった。
「ふーむ」
戦いを見ている最中、考え事をするスギオ。
その様子を見ていた亜美はレイのテンションをあげるため5Sに加えてはと提案する。
「いや、綾波レイをどうするかはもう少し考えたい」
「それに今は違うことを考えていた」
「それは?」
「仲の悪い二人を無理矢理くっつけるって、おもしろいなーと思ってさ」
「綾波レイと惣流・アスカ・ラングレーの組み合わせに限らず……ですね?」
「亜美は察しも良いんだな」
「なんとなくわかるんですIQ300ですから」
「使徒なんて私にかかればラクショーよ!」
あっさりと使徒を撃破し帰還したアスカは、自分の戦果に胸を張ってスギオのところへ駆け寄った。
「お疲れさん」
「御主人様の為に頑張りましたっ」
「これからもその調子で頼むよ」
「はいっ」
「じゃ、裸になってね。アソコのチェックするから」
「はいっ!……はいっ!?」
急に裸になれと言われて、アスカも理解が追いつかない。
スギオのざっくりすぎる命令で意図が伝わるわけもないので、亜美がフォローする。
「スギオ様は戦闘後のオマンコがどんな味なのかを確かめたいということです」
「そういうこと」
「ですから今ここで裸になって、舐めやすいようにオマンコを広げてください」
「み、みんないる前で……!?」
「はい。何か問題でも?」
「も、問題……はない。ないわ」
スギオの行動を妨げることはできないしそういう発想にもならない。
5Sの隊員はセックススレイブでもあるので、性行為を伴う命令に対しても従順かつ絶対遵守なので、アスカにとっては何の問題もない。ただ恥ずかしいという感情があるだけだった。
「ぺろぺろ……濡れてるじゃんか」
「あんなエッチな事ばっかり叫んでたらそりゃ誰だって濡れちゃいますよっ」
「いくらテンションあげても淫語は淫語だもんな……れろれろっ」
「んあっ♥」
みんなに見られながらクンニされ、アスカは終始恥ずかしそうにしていた。
翌日、スギオはアスカとレイの通う学校に行くことにした。
聞いてわかったことだが、その学校もネルフの関連施設でエヴァパイロットの候補が通っているらしい。
ネルフ関連であるならば、当然本部と同様に自由な行動ができる。
とりあえずはアスカとレイの様子を見る目的で行くが、気に入った女がいればスカウトもするつもりだ。
もちろんそれ以外にも色々遊ぶつもりなので、真実の本を使ってあることを設定してから学校に向かう。
「ん……なんだろう?違和感があるわね」
翌日、登校したアスカは違和感を感じていた。
「いつもと同じはずなのに……」
「オマンコにも……うん、リモコンバイブは入ってる。いつも通りよね」
「なのにすっごい違和感!」
【30歳以下の健康で美しい全ての女はリモコンバイブを処女はアナル、非処女はオマンコに挿入していて、それらはスギオの意志でオンオフできる。】
「あーーもうイライラする!」
当たり前になったリモコンバイブの挿入。
だがその変化に機敏なアスカは違和感を抱いたのだ。
しかし、違和感はあってもなぜかはわからない。それが普通になってしまったのだから。
そして日常が犯されていると気付くことがなければ、自然と違和感は消えていく。
朝のホームルームが始まる頃には、バイブへの違和感はなくなっていた。
「アスカ今日って暇?」
「今日はちょっと用事があひゃあんっ」
「ど、どうしたの?」
「ば、バイブがONになって……んあっ」
「ってことはスギオ様が来てるのかな?」
「気まぐれでスイッチONにしただけじゃない?わざわざ学校まで来る用事なんてないはず……んっだしっ」
「それがあるんだな」
「す、スギオ様っ!?」
突然教室にスギオが現れ、アスカもビックリして立ち上がる。
5S所属のアスカは、即スギオに駆け寄って跪いた。
「スギオ様っ今日はんんっど、どんな御用でっ」
「学校視察ついでに色々とね♪」
学校で誰と誰の仲が悪いのか教えて欲しいと言う。
そんな会話の中で、突然教室全員のバイブのONになり、振動音と嬌声でうるさくなった。
「あんっな、仲が悪いって言うのはっ」
「あんまりないですけどっ」
「仲が良すぎるのはっいますっ」
アスカは隣のクラスのカップルが仲が良すぎてバカップル認定されていると言った。
スギオが廊下に出て隣のクラスを覗くと、それが誰なのかはすぐにわかった。
「さっすがにわかいなー。いちゃいちゃが……」
「にしても彼女の方……尋常じゃない可愛さだな」
「いいね、それじゃあこいつらを俺がちゃんと導いてやるとしますか!」
『スギオが恋のキューピッドのお告げと宣言して指名した二人は絶対に恋愛関係になり、永遠の愛で結ばれる』
スギオはこの文言によって、どんなに険悪な二人でも恋仲にしてしまうことができるようになった。
その最初の対象となったのは、バカップルっぷりを見せつけられた一条楽ともう一人は……。
「なんやお前、しゃべったらめっちゃ良い奴やん」
「トウジくんも……もっとはやく出会えてれば良かった」
それまで全然面識のなかった一条楽と鈴原トウジの二人を指名した途端、偶然にも彼らは会話する機会を得て、そのまま意気投合した。
「うん。男でもちゃんと効果出るな」
二人のホモカップル成立を確信したスギオは、楽と付き合っている桐崎千棘の方でもテストをすることにした。
「えー……ゴホン!」
「恋のキューピッドのお告げ」
「桐崎千棘と、桐崎千棘が次に喧嘩した女」
こういうアバウトな宣言でも、効果が発揮されるかテストするのだ。
そして、そんな喧嘩した女と結ばれることになった千棘に差し向けたのは他でもないアスカだ。
自分に対する愛を抱かせ、奴隷でもある5S所属のアスカが千棘と結ばれた場合、どうなるのかもこれでわかる。
都合よく解釈される真実の本であれば、恐らく千棘と結ばれつつスギオへの愛や態度は揺るがないはずだ。
スギオへの愛が千棘への愛より勝っている状態で、うまく事が納まるとスギオは思った。
そして実際にそれは正解だった。
この直後、命令されて千棘に喧嘩を売ったアスカは、会話の中で千棘に恋心を抱く。
千棘もそれは同じで、アスカとの関係は急速に深まっていった。
その日のうちに、一条楽と別れた千棘は、その翌日アスカに告白する。
それを受け入れたアスカとカップルが成立し、二人は愛を確かめ合った。
その後でアスカは千棘にカミングアウトをしたのだ。
自分がネルフのエヴァパイロットであり、5S所属であること。
千棘のことは好きだが、一番の愛と忠誠を捧げるのはあくまでスギオなのだと。
スギオの予想は完全に的中し、真実の本は複数の内容が重複した場合でも、スギオに都合が良い解釈がされると完全にわかった。
―――数日後
「じゅるるっじゅるるっ」
「アスカ、あの千棘って子とはうまくやっているのか」
「はいっ。千棘とは喧嘩もしないし、とっても仲良くやってます」
「私がスギオ様に尽くす5S所属だって知って、千棘もネルフに入りたいって言ってました」
「ふ~ん、じゃあ亜美に言ってネルフに入れるように手続きしておくよ」
「正式に入ったらお前と同じ5S隊員にしてやる」
「本当ですか!私も嬉しいですし、千棘も大喜びすると思います」
アスカに近況を報告させていると、色々と面白いことがわかった。
スギオに対する感情を操作していないにも関わらず、千棘もアスカ同様に敬愛の念を抱いているらしい。
恐らく、アスカとの関係を上手く保って結ばれ続ける為に必要な要素として、千棘の感情も変化したのだろうと思った。
さらに、スギオが来た日以来学園はレズカップルとホモカップルだらけになっているらしい。
これはかなりの数の男同士、女同士をスギオがカップルにしたからなのだが、異常な状況に教師達も対処に困っているようだ。
(あー、先生達はカップルにしなかったからな)
(どうせなら先生もカップルにすればよかったか……いや、教師と生徒っていうのもアリだな)
アスカの報告を受けて、色々と面白そうなアイデアが湧いていくスギオ。
「ああっスギオ様のっオチンポッ」
「んっあっすごいっ」
色々と思いついた流れで、アスカとセックスしながらふと思うことがあった。
いっそ自分以外の世の中に存在する全てに人間を若くて可愛い女だけにしてしまい、自分以外のカップルは念じれば子供が出来るようにしてしまえば……。
そうすれば今こうしている間にも世界中で行われているであろうセックスそのものが、自分だけの特権にしてしまえると。
スギオの心の中に、世界に存在する概念そのものを作り変えようと言う気持ちが芽生えつつあった―――。
つづく
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