魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-1 スカリエッティの影
魔法少女リリカルなのは - 2021年03月06日 (土)

―――某所
「協力者の分際で俺を呼び出すとは良い身分だな」
「まぁまぁ、許してよスカリエッティ。盗聴されない場所で話をしたかったんだ」
バーに呼び出されたジェイル・スカリエッティは軽いため息と共に自分を呼び出した男、低村ニナヒの隣に座った。
「やれやれ……。で、話とはなんだ」
「話って言うか、アドバイスなんだけどね」
「アドバイスだと?」
「うん!君の今後の為にも、機動六課の連中を捕らえて洗脳改造するのが良いと思うんだ」
「戦闘機人の数も揃って来たことだし、洗脳装置の調整も完了してるでしょ?」
「まぁな。洗脳装置の調整は俺が毎日しているから、常に万全だ」
「そうだよね。なら、後はわかるでしょ?」
「……いいだろう。お前のアドバイスは間違いないからな、言う通りにしてやる」
「ただし!お前はあくまで裏方だ」
「わかってるよ。僕はスカリエッティの影として助言だけする。それでいいんだ」
「そうしてくれ。いざなにかあった時、お前に捜査の手が届かないようにしておかなければならないからな」
「スカリエッティは優しいなぁ」
「冗談はよせ。お前と言う駒を失いたくないだけだ」
少し苛立ちをみせるスカリエッティに、ニナヒはクスクスと笑う。
「フフ、そういうことにしておくね」
「じゃあ、具体的な助言は改めてするから、ヨロシク♪」
「僕はこれで帰るよ。君はもう少しゆっくり飲んでいくんだろ?ね?」
「……そうだな。まだ来たばかりだ、少し飲んでいくさ」
ここで話を切り上げたニナヒは、ここの酒代はスカリエッティの分まで払ってあることを伝え、去り際に一つ頼みごとをした。
「あ、そうだ。今晩ウーノを僕の部屋によこしてね。君へのアドバイスはウーノに伝えておくから」
「チッ……俺は子供の使いじゃないんだ、お前が直接呼べばいいだろう」
不満そうなスカリエッティにやれやれと首を振り、ニナヒは耳元で囁いた。
「わかってないなぁ」
「あくまで僕が呼んだってことじゃなくて、スカリエッティに命令されてウーノが僕の家に押しかけてくるって建前じゃなくちゃダメでしょ」
「僕はウーノと君に脅迫されて、この優秀な頭脳を提供させられている。そうじゃなきゃ、僕も捕まる可能性あるじゃない」
「フッ……用心深いことだ。わかった。手配しよう」
「今ここに来たのも、お前を俺が呼びだした。そういうことにする」
「そうそう♪僕は常に受け身で被害者、それを忘れずにね」
そう言ってニナヒは店を後にした。

夜、ニナヒのマンションにウーノがやってきた。
彼女はインターホンで呼び出しすることなく、暗証番号でオートロックを解除して直接部屋にやってくる。
あくまでニナヒが突然、勝手に家に押しかけて来たという体裁を守るためだ。
「低村ニナヒ、入るぞ」
ウーノは家の鍵も持っていて、勝手に解錠して家に入ってくる。
この鍵もニナヒはウーノに脅されて奪われてしまったという設定の徹底ぶりだ。
しかし、家に入ってしまえばウーノは本来の立場でニナヒに接することとなる。
それは奴隷と主という主従関係。
ウーノは低村ニナヒの奴隷なのだ。これは現状スカリエッティすら知らない事実だった。
「御主人様、本日はどのようなご用件でしょうか」
「スカリエッティから聞いてると思うけど、伝言だよ」
「あいつにやらせたいことの内容はこのディスクに入ってるから、お前は中身を見てその通り指示して欲しいんだ」
「承知しました」
「それはそうと、とりあえず脱いでくれる?」
「スカリエッティなんかと表向き対等に会話したもんだから、イライラでムラムラしちゃってさ」
「それはお気の毒に……私ごときの体で慰めになれば、どうか気の済むまでなさってください」
「うん、そうさせてもらうよ」
ウーノは鬱憤を発散したいと言うニナヒの欲求から最適な体勢を察して、服を脱ぐと床に土下座の様に頭をつけるとチンポを挿入しやすい位置に腰だけを上げて尻を振った。
挿入すると、にゅぶりっ と音を立ててチンポが飲み込まれていく。
何度もチンポを出し入れされ、すっかりこなれたマンコに新鮮味は無いが、反面得られる快感はかなりのものだった。
「ああっ


尻肉を鷲掴みにして後ろから突くたびに熱いチンポは彼女のオマンコに深々と突き刺さった。
最奥の子宮口を何度も貫くたびに膣襞がぬらぬらと絡みつきいやらしい刺激が伝わってくる。
「んんっ


「感じるっ


「いつもよりすごくッ!アッ!オマンコがッ…オマンコがグリグリってッ


普段の落ち着きが嘘のようにチンポによがるウーノの姿は、ニナヒの征服欲を満たし快感を高めていく。
同時にオマンコが収縮を繰り返しギリギリと挿入されたチンポを締め上げ、精子を待ち望み射精を促しているかのようだった。
「んっ……くぅ…っ!で、出るっ!!」
限界を超えた快感によって白濁液の堰は一気に解き放たれ、彼女の奥深くへとドクドクと言う激しい脈動とともに注がれていった。
「ああああっ

断続的に膣内に放出される白濁液を子宮が受け止めるたびに彼女はブルッ、ブルルッと身体を震わせた。
「あっ!あっ!!イッちゃう!!あっ…はぁっ!イクッイクッ!あああああぁぁぁぁ!」
「ぶっひいいいいいっ

達する瞬間、ウーノはまるで豚のような悲鳴を上げて痙攣した。
これはニナヒの趣味であり、彼は自らの奴隷が絶頂するとき、動物の様な鳴き声をあげるようにしているのだ。
事後、ニナヒは水分を摂りながらウーノにお掃除フェラをさせていた。
「ウーノ、スカリエッティの監視と洗脳は念入りにね」
「ちゅぱちゅぱ……んはっ……

「承知しております。御主人様の意に反する行動を実行、もしくは示唆した場合は即再洗脳を施し、修正しております」
「また、毎晩の洗脳も欠かしておりません」
「本人は調整・メンテナンスをしているつもりになっていますが、実態は触手洗脳装置の洗脳・射精によって表層意識は御主人様への絶対の信頼を植え付け、深層意識には服従・畏怖・尊敬を植え付ける追加洗脳です」
「これによって、既にスカリエッティは完全な傀儡となっております」
「フフ……自慰行為だけに快楽を見出すオナニー猿化されているとも知らずに馬鹿だよねぇ」
「れろ、ぺろぺろっ

「ま、良い実験台になってるから少しは役に立ってるけどね」
「ちゅ、ぢゅるっ

「現在の装置は御主人様が改良を重ねたことで、私を洗脳してくださったときよりもはるかに強力な拘束力を持つと共に、洗脳に要する所要時間は初期の20分の一まで短縮しています」
「そう。そこまでクオリティが上がったから、次の標的…八神はやてに手を出せるわけだね♪」
「とりあえずお前も指示通りしっかり働いてね」
「はい。全ては御主人様の御心のままに……

つづく
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