御坂美琴の裏稼業

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とある科学の超電磁砲 - 2019年10月31日 (木)

「ん？」

なんだろう、ちょっと頭がピリピリする。
頭痛とも違う感じだけど……ま、気にしなくていっか。

……もうなんともないし。

「っていうか待ち合わせしてたんだった」

近くだけど、早く行かなくちゃ。
人目につくといけないしね。

「むふ！御坂ちゃん、本当に来てくれたんだぁ♪」

「アンタが呼び出したんでしょ」

「そうだったそうだった」

全く。自分が呼び出したことくらいちゃんと覚えてなさいよね！

「……まぁいいけど、何の用よ？」

「御坂ちゃんってさぁ、裏稼業やってるんでしょ？頼みがあるんだけどぉ」

こいつ……私の裏稼業を知ってる？
だとしたら客として依頼する気？

「……用件は？」

「大きい声では言えないからぁ耳元で言うね～」

キモイから止めて欲しいけど、依頼人かもしれないわけだし仕方ないわね。

「ゴニョゴニョ」

「……あぁ、そういう依頼ね」

やっぱりこいつ客だったわ。
でも簡単な依頼で良かった、これならすぐにこなせるし。

「依頼内容はわかったから、引き受けさせてもらうわ」

「人目につかない物陰に移動するわよ」

「むふふ！了解～♪」

初めての仕事だけど……まぁこいつも初心そうだしなんとかなるかな。

「はう！」

「あっ……ふぅ、射精したわね」

初任務、一丁上がりね♪

「初めてだったから時間かかっちゃって悪かったわね」

「いやぁ～初々しい感じも良かったよぉ」

「そう。なら良かったわ」

「じゃ、フェラチオで射精一回だから、依頼料は１００円いただくわよ」

「は～い、それじゃあ……ふひひ！１００円～」

「確かに受け取ったわ」

やった！これで初任務クリアね！
お金を貰うまでは正直安心できなかったけど、いざ報酬を手にするとちゃんと出来たんだって自信になるわね。

「またいつでも呼んで頂戴」

「ふひひ！常連になっちゃうかもよぉ」

「もちろんＯＫよ」

嬉しいこと言ってくれるじゃない。
金払いの良い客は大事にしたいし、本当に常連になってくれるように頑張らなくちゃ。

「でも、この稼業のことは内緒にしてよね」

「了解～♪」

―――

――

―

「で、昨日の今日で来ました……と」

「むっふっふ！お金なら用意してきたよん♪」

「まぁそれならいいけどさ、依頼は何？」

「ふひひ！注文は紙に書いてきたから、これ読んでみて」

記録に残したくないからメモとかで渡すの止めて欲しいんだけどね。

「えっと、なになに……」

①御坂美琴が屋外露出して立ションをする姿が見たい
②それをビデオ撮影したい
③ついでにフェラで抜いて欲しい

……はぁ。

「あんたね……依頼なら受けるし内容も問題ないけど、これは高くつくわよ？」

「わかってるってぇ。でもさ、少しくらい割り引きしてくれるんでしょぉ？」

「そりゃセットなら少しは割り引いてあげるけどね。限度はあるわよ？」

「だいじょうぶ！ふひひ！言い値で払うからさぁ」

「……なるほど、確かに足りそうね」

財布の中身を見せられて安心した。
こいつこの依頼でもちゃんと払える金を持ってきていた。

「ＯＫ。じゃ、さっそく始めましょう」

「らじゃー♪」

「ん……ちゃんと逃さず撮影してよ」

「あんまり長くは……でてないからっ」

人前でするなんて初めてだから緊張するけど……んん。
大丈夫、出せる。
尿意があってよかった。

「んんっ」

「おほ！出てる出てるよぉ！」

ジョロジョロって音が恥ずかしいけど、こいつも楽しそうだしいっか。

「……ふぅ。もう出ないから立ちション撮影は終ね」

「次はフェラで抜くんだったわよね。早くチンポだして」

「はーい♪ふひひ、もうギンギンだよぉ！」

うわ、ほんとだ。
そんなに露出立ションが良かったのかしら。

「……はむっ」

「んぢゅるるっ、じゅるうっ」

「うぇ……まっず……」

「いやー、昨日より興奮しちゃったなぁ♪」

まったく、凄い量の精液ね。
昨日より全然多いから驚いちゃったわ。

「これで今回の依頼はクリアね」

「じゃ、代金をいただくわよ」

「はいはーい。おいくらかなぁ？」

「えっとね、露出が２００円、立ションが１５０円、撮影が３５０円、フェラが１００円で合計８００円……かな」

昨日の８倍の金額か、こう見ると凄い金額だけど……。

「あれれ～？割引はないのぉ？」

だよね。
セットだもん、割引はしないと。

「わかってるって」

「二つセットで依頼してくれたから、まず半額ね」

「アンタはリピート顧客で２回目だからそこからさらに２割引きしてあげる」

「８０0÷2×0.8で320円……端数値引きもするから、ちょうど300円でいいわよ」

だいぶ減ったけど、これでも昨日の３倍だし即金でもらえるなら十分すぎる金額。

「ＯＫ～。じゃあ３００円ピッタリね」

「……ありがと」

やっぱこいつ良い客だわ。
即金で払ってくれるし、何より今の所こいつしか依頼してくれる人いないし……大切にしないと。

「また依頼あったらいつでも言ってね」

「ふひひ！もちろんもちろんだよぉ」

「よろしくね」

―――

――

－

「……ふぅ」

これで裏稼業で稼いだお金は４００円……か。
裏稼業だけで１億円貯めるまで頑張らないと。

あれ？
なんで１億円貯めなくちゃいけないんだっけ……？

あ、そうだ。
私には壮大な夢があったんだ。その為に１億が必要なんだった。

でも１億……何に？あれ？ん～……？

……ま、いっか！
理由なんて気にすることじゃない。
とにかく今は４００円。まだまだ全然だから頑張らなくちゃ。

私の壮大な夢の為にも！

To Be Continued？

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