総集編 ポケマン・マイスター 旅立ち編
総集編 - 2021年12月28日 (火)
トアル地方の孤島「スター島」

その島に来るよう手紙で祖父に呼び出された青年セイジ、同封されていた切符とお金を使い船でやってきた。
彼はニートであり、祖父であるタンゾウ博士からの仕送りで生活していたが、どうやらそれもままならなくなりそうだということで、焦ってやって来たのだ。
幸い、手紙には一生楽しんでくらせる素晴らしい道具を授けると書いてあったので、それほど不安は無かった。

屋敷の玄関は指紋と正門認証で、セイジも過去にきた経験から鍵が無くても入れることを知っていた。
「じいちゃん、お邪魔するよ」
屋敷に入ると、ご丁寧に廊下にテープで矢印が作られていて、その通りに進んだ。
階段を下りて地下室に誘導されたセイジは、なんとなく祖父タンゾウはもうここにいないということを察していた。

「ここはじいちゃんの研究室か……懐かしいな」
「勝手に弄って、滅茶苦茶キレられたっけ」
床のテープは研究室の中央にあるテーブルを最後に切れていて、そこに目をやると一台のパソコンが置いてあった。

「来たかセイジ」
「うわ!?」
パソコンの前に立った瞬間、画面から声をかけられて思わず尻もちをつきそうになる。
モニターがセンサーで自動起動するようになっていたようで、画面に映っていたのはタンゾウ博士だった。
「久しぶりじゃなセイジ。と言っても、今ワシの目の前にあるのはカメラじゃが」
「ゴホン!それはそうと、録画だから単刀直入に言うが……セイジ、お前は今からポケモントレーナーのトレーナーになるのじゃ!」
「そしてワシの代わりに、夢のハーレムを築くのじゃ!いいな!」
「は、はああ!?」
「わかっておる。どうせこれを聞いて驚いておるのじゃろ」
「じゃが納得せい!というか受け答えできんから納得してもらわんと困る」
「……と、言うわけで話を続けるぞ」
タンゾウが言うように録画映像と会話できるわけがないので、セイジはあっけにとられながらも話を聞くしかなかった。

「まず、ワシは女ポケモントレーナーをポケマンと呼んでおる。本当は違うが、とりあえずポケモントレーナーウーマンの略だと思っておいてくれい」
「……マジかよ。発想が相変わらず変態なんだよな」
「セイジよ。お前はポケモンマスターならぬ、ポケマンマイスターを目指すのじゃ!」
「ぽ、ポケマンマス…マイスター?」
マイスターってなんだっけ?とセイジは思ったが、話は続いた。
ちなみにここでのマイスターとは主人・名人の2つの意味を含めたものであり、女ポケモントレーナーを操り支配する主人であり名人になれということだった。
今はちゃんと理解していないセイジだが、近い将来そうなることは間違いない。
その自信がタンゾウにはあったのだ。
なぜなら、セイジには確実の自分の血が流れているのだから。
「ワシの血を引き、若さもあるお前になら必ずできる!」
「と言っても、何も無しではそれも叶わんからの。その為の手助けとなる三つの道具を与える!」
「モニターの脇に箱があるじゃろう?それを開けて中身を出すのだ」
「ちなみに20秒以内に取り出さないとワシは次の話に進むから急げ」
セイジは慌てて箱を開け、中に入っていた三つの物を取り出した。
「お前に授けるのは三つの道具じゃ。全部ワシの発明だから世界に一つだけのものばかり」

「一つは、どんな人間の情報も表示することのできるポケマン図鑑」
「半径30m以内にいる人間であれば、基本的な情報は全て表示できる優れモノじゃ」
「どういう理屈でだよ!?」
「ちなみに一度でも図鑑で見た人間の情報は離れていても確認できる。お前がゲットしたポケマンの情報は特に詳細なデータが出るから見てみるとええ」

「二つ目は、どんな人間でも捕獲してしまうことのできるアブソリュートマイスターボールじゃ」
「略してアマボールと呼んでおる」
「普通に投げてぶつけるのはモンスターボールと一緒じゃが、外れても自動追尾する優れものじゃからまず捕らえられるじゃろう」
「自動追尾の有効射程距離は約3mじゃが、射程は捕らえた数に合わせて伸びていく仕組みで、一人捕まえるごとに5m伸びる。こういう成長要素も楽しいじゃろ?」
そこは最初から最大性能にしとけよとセイジは思ったが、話は続いた。
「捕らえたポケマンは自動的に服従化処理が施され、お前の命令には絶対服従するようになる」
「お、俺の命令に絶対服従……!」
急に胸が熱くなるワードが出てきて、セイジの心臓は鼓動が聞こえるほどバクバクと高鳴りはじめた。
「ちなみにアマボールはお前以外にも使用できるが、誰が使っても効果は一緒じゃ」
「つまり、他人がアマボールで誰かを捕まえたとしても、セイジに絶対服従するようになる」
「じゃから盗まれても安心してええ」

「最後の三つ目は、アマボールをセットすることでポケマンを洗脳支配することができる装置」
「名付けて、ポケマンカスタマイザーじゃ」
「せ、洗脳支配……!」
「先に言ったようにアマボール自体には命令を強制的にきかせる服従化が備わっておるが、心までは変えることはできんのじゃ」
「そこで、この装置を使い自分の意のままに心を書き換えれば、どんなポケマンだろうがお前好みになるじゃろう」
「ちなみにポケマンカスタマイザーにも隠し機能があるが、それはお前の成長後に開放されるから楽しみにな!」
ゴクリと、生唾を飲む。
女を服従させ、洗脳して自分好みに帰られる。
そんなAVみたいなことが現実に出来るのかと思うと、胸の鼓動がとめどなく高まっていった。
「これらを駆使して、お前は全国各地を飛び回り、ポケマンを捕まえてハーレムを作り上げるのじゃ!」
「アマボールはとりあえず地下倉庫に20個用意しておいた」
「足りなくなったら同じく地下にある自動製造装置が勝手に作ってくれるから安心せい」
「材料も地中から自動採取しておるから、無限に作れる」
「ワシがこのスター島に拠点を置いたのも、アマボールの材料が全て取れるからなんじゃ」
「……と、話がそれたの」
「説明は以上じゃが、ワシはお前がこの映像を見るころには恐らくもうこの世におらん」
「持病と寿命のダブルパンチじゃからな」
「この屋敷はお前に譲るから、拠点とするといい」
「ワシはこの映像の撮影後、手紙をお前に出し、ここへ呼び寄せる」
「お前が到着するのには少なくとも5日はかかるじゃろう」
「そのあいだ、ワシは最後の命を振り絞ってどこかの地方へ行き、残った金を使いきるまで女を買い漁るつもりじゃ」
「じいちゃん……」
普通こういう時は最後に一目会いたかったとか、感動的なメッセージにするものじゃないのか。
そう思ったが、この非常識な血が自分にも流れているのだと思うと、一方的に呆れることもできなかった。
「まずはこの島からフェリーで行ける、カントー地方へ行け!」
「あとはお前の股間の導くままに突き進めばよい」
「それじゃあな!我が孫よ、頑張れい!」
「以上、映像終わり!」
「えっ!?」
唐突な終了に祖父との別れを惜しむ間もなかったが、セイジの頭は既にアマボールのことで一杯だった。
そしてそれはタンゾウの臨んだことでもあった。
「しっかし……まずはカントーに行けっつってもな……」
まずアマボールで本当に人間をゲットできるのか試してみないことには不安で船旅などできない。
ただどのみち屋敷周辺に人はいないので、切符を買うついでにフェリー乗り場に行くことにした。
「切符売り場あたりで良さそうな人がいたら使ってみるか」

セイジがフェリー乗り場に行くと、ちょうどフェリーが到着したところだった。
数人の乗客が降りてくるのを遠目で眺めていると、ポケモントレーナーらしき格好をした女が降りてきた。

「ここがスター島ね。めずらしいポケモンいるといいな」
男性の中に一人だけで混じっていた彼女は遠目でも可愛いとわかる容姿で、気付かれないように近寄って物陰から様子を伺ってみることに。

「か、可愛い……!」
近くで見ると、思わず心の声が漏れるほどに可愛い女の子だった。
アマボールを使うならこの子しかないとセイジは直感し、ポケットに手を伸ばす。
(ま、待てよ。ここで使うと誰かに見つかるかも……)
射程は3m。
相当近付かなければいけない為、人目につかないようにするには一人になったところを狙うしかないわけだが、チャンスはすぐにやってきた。
フェリー乗り場の昇降桟橋から接続されている建物の中で、公衆トイレに入っていったのだ。
(これはチャンス来たんじゃないか!?)
降りてきた客はその女以外は男だけ。
しかも、降りる時は手続きがないこともあって男の客は建物から既に出ていてトイレを使いに来ることもなさそうだ。
トイレの場所もロビーから廊下を少し進んだところにあるため、周囲に人目はない。
そこで女子トイレの入り口近くで立って待ち伏せることに。
トイレ前の廊下でボールを握りしめ待つセイジは、まさに手に汗握っていた。
(……ヤバイ、滅茶苦茶緊張する)
本当に人間を捕獲できるのか。
そもそも投げてちゃんと当たるのか。
不安で緊張しつつ、それでも成功した時のことが頭をよぎり同じくらい興奮する。

するとすぐに女が出てきた。
(は、早っ!?)
不意をつかれ咄嗟にボールを投げるのではなく強く握ってしまったその時、
さらに悪いことに話しかけられてしまう。
「あれ?それモンスターボールですか?」
「もしかしてポケモンバトルですか?」
「あ、いやこれはそのっ」
「バトルじゃないんですか?……変わったボールですね。この島のご当地ボールかな」
「えと!そのあのっ……あっ!?」
慌てて取り繕うとした時、うっかりボールが手から離れてしまう。
手を離れたボールに慌てて手を伸ばすが、地面に到達する直前、ボールは落下を止める。
アマボールの機能である自動追尾機能が働き、目の前の女に吸い寄せられるように移動して接触したのだ。
そして次の瞬間……

「きゃあああ!!」

ボールがパカッと開き発光したと思った矢先、女が吸い込まれたのだ。
それはまるでポケモンを捕まえる時のモンスターボールに瓜二つだった。

彼女を吸い込んだボールはボトッと地面に落ちると、左右に何度か揺れ、少ししてから動きが止まった。
「げ、ゲットした……のか?」
ボールを取ろうと手を伸ばした時、ピロロロリーンと音が鳴る。
「この音……あ!図鑑か!?」
ポケモン同様に、ゲットしたことで情報を読み上げる機能が働いたのではと、ポケマン図鑑を開く。

「おぉ……!」
するとやはり図鑑が表示されていて、今ゲットした女の子の情報が読み上げられた。

「す、すげぇ……」
プライベートなことまで載せられた図鑑内容を見て、驚きと興奮が同時にやってくる。
目の前に落ちておるボールも含め、女を捕まえたんだという実感が湧く。
「ディ……Dカップか」
「セックス経験なしって……しょ、処女ってことだよな……!」
食い入るように情報を見ていると、図鑑に『さらに詳しく』というボタンがあることに気付く。
試しに押してみると、表示が変わった。

「裸っ!?」
「ま、マジかよこれ!」
なんと全裸が表示され、しかもオナニーを始めとする性行為の回数まで表示されていたのだ。
「ややや、やべぇ……超すげーじゃんこの図鑑!」
改めてポケマン図鑑とアマボールの凄さを知ったセイジは、このときが恐らく初めてであろう本当の意味で尊敬の念を祖父タンゾウに対して抱くのだった。
「メイっていうのか……図鑑にも書いてあるし、本当に俺の命令を聞くんだよな……」
「ってことは……!」
セイジは生唾を飲み込み、ボールを拾ってポケットに入れ、とにかくその場を去るのだった。
つづく

「ハァハァ……!」
アマボールによってメイという名のポケモントレーナーをゲットしたセイジは、フェリーに乗っていた。
乗り場の周辺は手頃な場所が無く、興奮して冷静でもなかったので焦って適当にチケットを買い、飛び乗っていた。
3等個室は3畳しかないが、個室だけあってそれなりに金額は張る。
だがセイジは目的地すら考えず適当にチケットを買ったくらいなので、金額も頭に入っていなかった。
それほど、「女」をゲットしたという事実は大きかったのだ。
「カントー地方行きか。ま、まぁ別に行先はどうだっていいんだけど」
「ゴクリ……」
(と、とにかく個室なら……)
ここでなら色々とできる。
もっと直接的に言うならセックスが出来ると思えば胸が高鳴り、心臓がバクバクして手が震える。
カントー地方までは約5時間。
時間は十分にある。
「まずはボールから出さないと始まらないよな」

普通のモンスターボールのように投げるのは怖かったので、低い位置からそっと落とすようにして投げる。
地面に落ちたボールは発光すると、ポンッと音を立てて中からメイが出てきた。

「うわ!」
ボンッと現れたメイに思わず後ずさりしてしまう。
どうみても怒っている表情なので、誘拐犯として訴えられることすら頭を過った。
だが、結果的にそれは杞憂だった。
メイはしばらく無言で、ずっと立ったままで動きもしなかった。
恐る恐る話しかけてみる。
「あ、あの~……お、怒ってます?」
「怒ってますよ!せっかく新しい土地で色んなポケモンと出会えると思っていたのに、その私がゲットされてポケマンにされちゃったんですから!」
「そ、そりゃそうだよね」
「でも、あれか……お、俺のポケマンだって自覚は、あるってことだよね?」
「もちろんです。アマボールで捕まえられちゃった私はもう人間じゃないんです。あなたのポケマンです」
「ホッ……良かった……け、けどなんで怒ってるの?」
安心するのと同時にその疑問が湧いた。
普通、こういう場合は自分に好意的になるものじゃないかと思うのは当然だ。
「見ず知らずの人にいきなりつかまって、ポケマンにされちゃったんですよ!怒らないと思います!?」
「いやそうなんだけど……お、俺の言うことには従ってくれるんだよね……?」
「それはそうです。ポケマンですから」
ここまで聞いてセイジはピンときた。
服従化処理はされているので命令には従うが、本来の感性はそのままだから怒っている。
心までは変えられないと言っていた意味はこれなのだと。
そして、捕まえた女を変えたければ、ポケマンカスタマイザーで洗脳しなくてはいけない。
エロゲー脳のセイジにはそれらが全て理解できた。
そして、服従するのであれば、怒っている今の状態でもエロ行為に及ぶことが出来る、ということも。
「と、とりあえず上着脱いでみてもらえる?」
「……ッ」
「わかりました……」
嫌悪感は露骨だが、やはり拒絶はしない。

「……ッ」
「お、おぉ~!!」
ただ上半身がブラだけになった、それだけでもセイジにとっては大きな興奮だった。
この現実は、ここから先の行為もできるというのを確信させるものだったからだ。
「じゃあその、次はスカートとパンストも脱いで」
「~~~ッ」
この要求にメイは顔を真っ赤にして目をつむり、唇を噛んだ。
数秒して結局は拒絶せず、スカートに手をかけて渋々、ゆっくりと脱ぎ降ろしていく。
それがかえってストリップのようで、卑猥さを増しているのは皮肉だった。

「えっろ……」
「ッッ!」
思わずこぼれた言葉にメイの表情はさらに険しさを増す。
だが睨みつけようとも絶対服従は変わらず、セイジもこのまま踏みとどまるつもりなどさらさらない。
「ゴクリッ……じゃ、次は…ぱ、パンツとブラも脱いで」
メイも脱がされることは覚悟していたが、この時の対応は今までで一番ゆっくりだった。

「す、すご……」
女の裸を生で見るのが初めてなセイジは、純粋にその美しさに見とれた。
ある意味で芸術に惚れ惚れするような感覚だが、そんなものはすぐ消え去り、この美しい女体を貪りたいという性の欲求が頭も心もを支配した。
気付いたらカチャカチャとベルトを外し、ズボンを下ろしていた。
そして最初に口から出た言葉、それは「しゃぶれ」だった。
「……ッ」
この時メイは怯えるような表情を見せていた。
怒りよりも恐怖が勝ったのかもしれない。
だがそんなことはセイジにとってはどうでも良いことだった。

「……ぺろっ」
「くぁ!」
しゃぶれという言葉の意味がフェラチオであることはわかっているらしく、メイは恐る恐るチンポの先を舌で舐める。
オナニーしか経験のないセイジには女が自分のチンポを舐めたというその事実だけでも射精級の興奮があった。
「もっと舐めて。お、俺がイクまでっ」
「うぅ……わ、わかりました……」
反対にメイは既に涙目であり、イクまで舐めろと言われて顔を真っ青にしていた。
そもそもどの程度やったら射精するかもわからないメイにとってはゴールの見えない性奉仕で、地獄に他ならない。
「ぺろ、んくっ……ぺろぺろ……」
「あぁ……!」
(こんな可愛い子が俺のチンポ舐めてる……!)
(凄いよ爺ちゃん、これで俺は……俺は……!)
怯えながらも舌で亀頭を舐める姿に身震いするほどの興奮を感じた。
タンゾウのDNAがそうさせるのか、セイジは女を支配することに対して異常なほどの快感と、まだフェラチオさせているだけの段階にもかかわらずもっともっと多くの女を支配したいという欲求に駆られていた。
「ぺろ、れろっ……れろんっ」
「あうっ!くっ……今の、ヤバイッ……!」
亀頭の裏に舌が触れた瞬間、電撃のような快感が背筋を伝わった。
どうやらセイジの弱点と言うか感じやすい部分らしく、メイにもそのことは理解できた。
(ここ舐めてれば射精するのかも……)
メイは射精への光明にすがりつくように必死に亀頭の裏を舐めた。
それは功を奏して、セイジはあっという間に高まり、射精寸前の状態となった。
射精する、まさのその瞬間。
セイジがしたのはチンポをメイの口に押し込み、そのまま口の中に射精することだった。
「ぐぶっ!?」
「あ、あぁイクッ!」
「んぐぶっ!」
ドピュドピュと射精される精液。
突然のことにパニック状態なメイの口に、初めての興奮でオナニーとは比較にならないほどの量が放たれる。
押し込まれたチンポと、臭い精液。
メイは苦痛ですぐに口を離してしまい、そのまま精液を床に吐き出そうとする。
「あ、だめ、口から出すなっ!」
「うぶっ!~~~ッッ!」
制止されたメイは意思に反して体が従い、口を閉じて吐き出すのを止める。
それによって精液の味と臭いが口から鼻へと充満し、その辛さに涙を浮かべて苦しんだ。
「ぐ、ん……うぷっ!」
「あ~、やっぱザーメンって不味いか……そうだよなぁフフ」
苦しむメイを前に、セイジは自分でも気づかなかったが下卑た笑みを浮かべ、自然と言葉が出た。
「そのまま口の中でくちゅくちゅ味わって」
「んぅ!?……ぐ、くちゅ……~ッ!くちゅ、んぶっ!」
「味を覚えたら、ごっくんしてね」
「くちゅ、ん、くちゅくちゅ……ごくんっ……!」
「はぁはぁ……!」
飲み干したメイはまるで親の仇を見るかのような眼差しでセイジを睨んだが、それはただ彼を興奮させる材料にしかならなかった。
「うっわ……俺に逆らえない女が俺を睨んでるって……めちゃくちゃゾクゾクする」
「……!?」
「まぁでも、睨まれたらお仕置きとかするのがお約束だよね」
「俺ももう我慢なんてできないし、ヤりたいから股開いてよ」
「うぅ……」
「返事は?」
「わ、わかりました……」

「こ、こうなかな……?」
「うぅ……」
AVで何度も見てきた正常位で挿入することにしたが、スムーズにはいかなかった。
メイが処女なのに加え、緊張と嫌悪感が重なり、アソコに力が入ってしまってなかなかチンポを受け入れなかったのだ。
「ここで合ってるよね?」
「……はい」
一切視線を合わせずメイは涙を流しながら答えた。
「だよね?う~ん、なかなか押しても入らないな……」
「そうだ、力抜いてみて」
「ぅ……わかりました……」
服従化処理は感情を上回る。
その為メイは嫌がってはいても従い、股の力を抜いた。
それによって拒むように閉じ切っていた入り口は狭いながらにも解放され、セイジのチンポを受け入れたのだった。

「痛っ!?」
「ああ、は、入った……入ったよねこれっ!?」
力を込めて押し込むと、ぶちゅっと音を立ててチンポが膣内に入る。
めり込ませたという表現が正しいかもしれないというほど強引な挿入ではあったが、メイが力を抜いていたことで一気に突き入れることが出来た。
「これが女の子のナカ……そ、想像していたのより……あ、熱いっ」
「キツくて、う、動かしたら俺……!」
自分のチンポがマンコの中に入っている。
それもこんなにも可愛い女の子のだ。
その現実だけでも射精級の幸福感だったが、もしこれで腰を動かしてチンポを出し入れしたらどうなってしまうのか。
次の瞬間には射精してしまうのではないかというほどの快感の予想と興奮に、セイジは過去最高に胸が高鳴っていた。
そしてその胸の高鳴り、興奮を抑えることなどできないし、するつもりもないセイジは、ただ思うがままに腰を振った。
「あぁ最高っ、気持ち良すぎっあああっ!」
「う、くっ、ぅ……!」
快感に酔いしれるセイジと、痛みに苦悶するメイ。
あまりにも対極的な二人の交わりが果たしてセックスと呼べるのかはわからないが、
少なくともメイは従う形で同意しているので和姦には違いない。
処女と童貞の、それも童貞が一方的に腰を振るだけの拙いセックス。
それでも男の方にしてみれば人生で得たことのない凄まじい快感だった。
そしてその快感は瞬く間に精巣から肉竿を伝って亀頭へと精液を押し上げ、絶頂と言う名の射精に至る。

「う……あぁっ!」
「ひっ!?」

ビュルルッと注がれる精液。
子供ができるかもしれないその行為にメイは真っ青な顔をしていた。
「はぁはぁ……!女とヤるってこんなに気持ち良いのかよ……」
「あ~……ヤバイこれ。ハマる」
「あ、そうだ。処女だったよね。今どんな気持ち?」
「う、うぅ……夢なら……覚めて欲しいです……」
「……!」
メイのその言葉がセイジの興奮スイッチを入れてしまう。
「アハハ!俺も夢みたいだよ」
「けど残念。現実なんだよな~」
「……え?」
股の中で再び大きくなっていくチンポにメイが気付く。
同時に、興奮した獣のような表情をしているセイジにも。
「もう一回戦するから!」
「う、ぅ……は、はい……」
従うしかないメイは泣きながらセイジの高ぶりが治まるまでヤられてしまうのだった。
つづく

「あ~……スッキリしたぁ~……!」
「うぅ……ぁ……」
メイ、というよりは女の体に魅せられたセイジは結局6回も連続してセックスした。
溜まっていたもの全てを吐き出すかのようなセックスで童貞を卒業したセイジは、「スッキリした」とはこのことだと心底晴れ晴れとしていた。
対照的に処女を失い、汚されたメイはようやく解放されぐったりと寝そべっている。
意識はあるがその眼は虚ろで、涙も流していて、まさに「犯された」姿であった。
思考を曇らせていた性欲が発散されたことでセイジは冷静さを取り戻し、そうなると今度はポケマンカスタマイザーを試してみたくなった。

(確か……アマボールをセットすることでポケマンを洗脳できるって言ってたよな)
「ごくり……!」
「よ、よし。試しにやってみよう」
横たわるメイをアマボールに戻し、慎重にポケマンカスタマイザーの上に載せる。

セットすると『洗脳内容を音声入力してください』と機械的な音声が流れ、音声入力であることがわかった。
『尚、入力内容に曖昧な点がある場合は、適宜判断して洗脳を行います』
「へ~便利にできてるもんだな」
(とりあえず一人目だけど可愛いし、俺のことが大好きな奴隷にしてやるか……。)
(嫌われているよりは好かれている方がいいし、それでいて言うこと聞いてくれるなら最高だよな)
メイに対する入力内容を頭の中で浮かべたセイジは、顔を機械に近付けてゆっくりと言葉を口にした。
「メイは生まれつき俺の奴隷で、俺のことと俺の奴隷である自分が大好きな女になるっ」
「そ、それと俺の奴隷であることに違和感も疑問も不満も持たない」
言い終えて2秒ほどすると、機械音声が。
『洗脳内容を確認します』
『メイは生まれつきセイジの奴隷である』
『セイジのことが大好き』
『セイジの奴隷である自分のことも大好き』
『自分が奴隷であることに対し、違和感・疑問・不満を覚えない』
『以上の内容で洗脳を開始する場合はハートマークをタッチするか、洗脳開始と宣言してください』
『30秒間操作が無い場合は、自動的にキャンセルされます』
細かく整理された入力内容はセイジの考えとしっかり一致していた。
(……30秒って長いな)
そう思いながらしばらく待つと、洗脳開始の合図だろうかセットされたアマボールが発光した。

「お、おぉ!?」
「これって今まさに洗脳している最中ってことだよなっ!?」
ボールが発光していたのはものの数秒だった。
光が消えると、再び機械音声が鳴る。
『洗脳完了しました。アマボールをポケマンカスタマイザーから取り外してください』
「え?はっや!」
ドキドキしている間もないくらいわずかな時間で洗脳が済んだことに驚きつつも、すぐにボールを外して床に投げる。
するとボールの中から全裸のメイが出てきた。

「ああん御主人様ぁっ
ちゅっちゅっ
」
「メイをボールから出して下さってありがとうございますっ
」
洗脳後のメイはうってかわってセイジにベタ惚れ状態で、抱き着くなりキスの雨を降らせながらセイジの股間を触った。
(なんだこれ別人レベルじゃん!)
(すっげぇ……これが洗脳か!)
「さっそくオマンコしますか?それともお口で……チュッ
」
「あ、いやいやちょっと待ってその前に確認」
「確認?なんのですかぁ」
「いやその……お、お前は俺の奴隷、なんだよな?」
「フフ、どうしたんですか御主人様ぁ。メイは生まれた瞬間からずーっと、御主人様のド
レ
イ
ですよ……
」
「私の人生は1秒も余さず御主人様の奴隷なんですからぁ
忘れちゃったんですかぁ?」
「そっか、そ、そうだよな!」
(性格が変化しすぎな気がするけど、これって生まれた時からの記憶を奴隷に書き換えられたせいなのかな……)
(ま、いっか!思ってた通り奴隷にはなったわけだし)
とりあえず洗脳は成功したとわかったので、セイジはもう深く考えるのをやめた。
自分の奴隷になった女。
それが目の前にいて自分に媚びている姿を見ると、さっきまでヤリ疲れていたチンポが最高潮まで元気を取り戻し、抱かずにはいられなかった。
「……メイ」
「はい?」
「ヤルぞ」
「はーい
メイのオマンコでたぁ~っぷり気持ち良くなってくださいねぇ
」

「ああんっ
入ってるぅ
御主人様のチンポがメイのオマンコジュボジュボしてるっ
」
「あー、マジ気持ちいいわ」
「嫌がらない女っていうか、俺のことが好きな女とするのってこんなに……もうほぼ別マンコじゃん」
セイジを愛し、セイジの奴隷として望んでしているセックス。
しっかりと身も心も愛に包まれたセックスをする時、女の膣内はまるで別物になる。
愛する人のチンポを歓迎し、気持ち良くしようとする膣壁。
それによって得る快感で高まる体はますます膣内に愛液で濡れていく。
これこそ本当のセックスだとセイジは実感しながら、夢中で腰を振った。
「あひっ
おくにっ当たってる
ああんっ
」
「ズンズンッて、オマンコの奥がっ
」
「ああ大好きっ
御主人様大好きぃ
」
「キスっ
キスしてぇっ
」
「ん?あ、あぁ……!」
(そういえばあれだけヤッたのにキスはまだだったな)
チンポを出し入れしながら、顔を近づけて唇を重ねる。
「チュッ」
触れた瞬間、メイの顔が少し上がり、むにゅっと強い感触が来たかと思うと、彼女は舌を入れてきた。

「ん、ちゅ~
れろっ
」
「……!!」
メイに舌を強く吸い上げ、舐められたことで全身がビクッとする。
背筋から震えるようなな、挿入しているのとは違った種類の快感があった。
自然と感情は昂ぶっていき、行き交う唾液と共に舌をチュルチュルと吸い合うようになった。
「ちゅる、べろぢゅるるっ
」
肌を合わせるように強く抱き寄せて唇を重ね、お互いを求めるように舌を絡めていく。
ヌルヌルともベトベトとも違うつるっとした感触が心地良くいつまでも吸っていたい気分になってくる。
そして同時に、挿入している腰の動きも加速した。
「ん…ちゅ、ぷはっ
ま、また激しくなってぇっ
」
「ああっ
すごいっ
んああっ
」
キスしながらチンポを出し入れする。
頭と股間、両方から同時にくる快感はそれぞれ単体の時とは比べ物にならず、射精感が一気に上り詰め、射精に至った。

「ああイクッ!」
「はぁあぁっ

」
「熱いのがたくさぁん
」
「中に来てるっ
ああああっ

」
メイもイッたようで、お互い数秒間ビクビクと絶頂の余韻に浸った。
そうしていると、船内にアナウンスが流れる。
まもなくカントー地方に到着するため、下船の準備を乗客に促す内容だった。

「俺カントーとか初めてだから、お前も一緒に降りるぞ」
「わかりました
」
「急いで着替えますねっ
」
セイジは元々大した荷物を持っていないので服を着ればすぐに準備は終わった。
到着までまだ10分はあったので、時間つぶしにメイのポケマン図鑑を確認してみる。

「お!ちゃんと変わってるな」
ポケモントレーナーだった肩書も奴隷ポケマンに変わっていて、セイジはニンマリする。

さらに詳しくで見てみると、自分の指定した通りに洗脳できていることがわかり、改めて安心もした。
それでまたムラムラしてきたが、さすがに時間が無いので一旦図鑑を閉じ、デッキに出て到着を待った。

「あ!フェリー乗り場が見えてきましたよ!」
「そうだな」
「カントー地方か……楽しみだな」
「はいっ!」
数分後に船は到着し、セイジはメイと共にカントー地方に上陸したのだった。
ポケマン・マイスター 旅立ち編 完

その島に来るよう手紙で祖父に呼び出された青年セイジ、同封されていた切符とお金を使い船でやってきた。
彼はニートであり、祖父であるタンゾウ博士からの仕送りで生活していたが、どうやらそれもままならなくなりそうだということで、焦ってやって来たのだ。
幸い、手紙には一生楽しんでくらせる素晴らしい道具を授けると書いてあったので、それほど不安は無かった。

屋敷の玄関は指紋と正門認証で、セイジも過去にきた経験から鍵が無くても入れることを知っていた。
「じいちゃん、お邪魔するよ」
屋敷に入ると、ご丁寧に廊下にテープで矢印が作られていて、その通りに進んだ。
階段を下りて地下室に誘導されたセイジは、なんとなく祖父タンゾウはもうここにいないということを察していた。

「ここはじいちゃんの研究室か……懐かしいな」
「勝手に弄って、滅茶苦茶キレられたっけ」
床のテープは研究室の中央にあるテーブルを最後に切れていて、そこに目をやると一台のパソコンが置いてあった。

「来たかセイジ」
「うわ!?」
パソコンの前に立った瞬間、画面から声をかけられて思わず尻もちをつきそうになる。
モニターがセンサーで自動起動するようになっていたようで、画面に映っていたのはタンゾウ博士だった。
「久しぶりじゃなセイジ。と言っても、今ワシの目の前にあるのはカメラじゃが」
「ゴホン!それはそうと、録画だから単刀直入に言うが……セイジ、お前は今からポケモントレーナーのトレーナーになるのじゃ!」
「そしてワシの代わりに、夢のハーレムを築くのじゃ!いいな!」
「は、はああ!?」
「わかっておる。どうせこれを聞いて驚いておるのじゃろ」
「じゃが納得せい!というか受け答えできんから納得してもらわんと困る」
「……と、言うわけで話を続けるぞ」
タンゾウが言うように録画映像と会話できるわけがないので、セイジはあっけにとられながらも話を聞くしかなかった。

「まず、ワシは女ポケモントレーナーをポケマンと呼んでおる。本当は違うが、とりあえずポケモントレーナーウーマンの略だと思っておいてくれい」
「……マジかよ。発想が相変わらず変態なんだよな」
「セイジよ。お前はポケモンマスターならぬ、ポケマンマイスターを目指すのじゃ!」
「ぽ、ポケマンマス…マイスター?」
マイスターってなんだっけ?とセイジは思ったが、話は続いた。
ちなみにここでのマイスターとは主人・名人の2つの意味を含めたものであり、女ポケモントレーナーを操り支配する主人であり名人になれということだった。
今はちゃんと理解していないセイジだが、近い将来そうなることは間違いない。
その自信がタンゾウにはあったのだ。
なぜなら、セイジには確実の自分の血が流れているのだから。
「ワシの血を引き、若さもあるお前になら必ずできる!」
「と言っても、何も無しではそれも叶わんからの。その為の手助けとなる三つの道具を与える!」
「モニターの脇に箱があるじゃろう?それを開けて中身を出すのだ」
「ちなみに20秒以内に取り出さないとワシは次の話に進むから急げ」
セイジは慌てて箱を開け、中に入っていた三つの物を取り出した。
「お前に授けるのは三つの道具じゃ。全部ワシの発明だから世界に一つだけのものばかり」

「一つは、どんな人間の情報も表示することのできるポケマン図鑑」
「半径30m以内にいる人間であれば、基本的な情報は全て表示できる優れモノじゃ」
「どういう理屈でだよ!?」
「ちなみに一度でも図鑑で見た人間の情報は離れていても確認できる。お前がゲットしたポケマンの情報は特に詳細なデータが出るから見てみるとええ」

「二つ目は、どんな人間でも捕獲してしまうことのできるアブソリュートマイスターボールじゃ」
「略してアマボールと呼んでおる」
「普通に投げてぶつけるのはモンスターボールと一緒じゃが、外れても自動追尾する優れものじゃからまず捕らえられるじゃろう」
「自動追尾の有効射程距離は約3mじゃが、射程は捕らえた数に合わせて伸びていく仕組みで、一人捕まえるごとに5m伸びる。こういう成長要素も楽しいじゃろ?」
そこは最初から最大性能にしとけよとセイジは思ったが、話は続いた。
「捕らえたポケマンは自動的に服従化処理が施され、お前の命令には絶対服従するようになる」
「お、俺の命令に絶対服従……!」
急に胸が熱くなるワードが出てきて、セイジの心臓は鼓動が聞こえるほどバクバクと高鳴りはじめた。
「ちなみにアマボールはお前以外にも使用できるが、誰が使っても効果は一緒じゃ」
「つまり、他人がアマボールで誰かを捕まえたとしても、セイジに絶対服従するようになる」
「じゃから盗まれても安心してええ」

「最後の三つ目は、アマボールをセットすることでポケマンを洗脳支配することができる装置」
「名付けて、ポケマンカスタマイザーじゃ」
「せ、洗脳支配……!」
「先に言ったようにアマボール自体には命令を強制的にきかせる服従化が備わっておるが、心までは変えることはできんのじゃ」
「そこで、この装置を使い自分の意のままに心を書き換えれば、どんなポケマンだろうがお前好みになるじゃろう」
「ちなみにポケマンカスタマイザーにも隠し機能があるが、それはお前の成長後に開放されるから楽しみにな!」
ゴクリと、生唾を飲む。
女を服従させ、洗脳して自分好みに帰られる。
そんなAVみたいなことが現実に出来るのかと思うと、胸の鼓動がとめどなく高まっていった。
「これらを駆使して、お前は全国各地を飛び回り、ポケマンを捕まえてハーレムを作り上げるのじゃ!」
「アマボールはとりあえず地下倉庫に20個用意しておいた」
「足りなくなったら同じく地下にある自動製造装置が勝手に作ってくれるから安心せい」
「材料も地中から自動採取しておるから、無限に作れる」
「ワシがこのスター島に拠点を置いたのも、アマボールの材料が全て取れるからなんじゃ」
「……と、話がそれたの」
「説明は以上じゃが、ワシはお前がこの映像を見るころには恐らくもうこの世におらん」
「持病と寿命のダブルパンチじゃからな」
「この屋敷はお前に譲るから、拠点とするといい」
「ワシはこの映像の撮影後、手紙をお前に出し、ここへ呼び寄せる」
「お前が到着するのには少なくとも5日はかかるじゃろう」
「そのあいだ、ワシは最後の命を振り絞ってどこかの地方へ行き、残った金を使いきるまで女を買い漁るつもりじゃ」
「じいちゃん……」
普通こういう時は最後に一目会いたかったとか、感動的なメッセージにするものじゃないのか。
そう思ったが、この非常識な血が自分にも流れているのだと思うと、一方的に呆れることもできなかった。
「まずはこの島からフェリーで行ける、カントー地方へ行け!」
「あとはお前の股間の導くままに突き進めばよい」
「それじゃあな!我が孫よ、頑張れい!」
「以上、映像終わり!」
「えっ!?」
唐突な終了に祖父との別れを惜しむ間もなかったが、セイジの頭は既にアマボールのことで一杯だった。
そしてそれはタンゾウの臨んだことでもあった。
「しっかし……まずはカントーに行けっつってもな……」
まずアマボールで本当に人間をゲットできるのか試してみないことには不安で船旅などできない。
ただどのみち屋敷周辺に人はいないので、切符を買うついでにフェリー乗り場に行くことにした。
「切符売り場あたりで良さそうな人がいたら使ってみるか」

セイジがフェリー乗り場に行くと、ちょうどフェリーが到着したところだった。
数人の乗客が降りてくるのを遠目で眺めていると、ポケモントレーナーらしき格好をした女が降りてきた。

「ここがスター島ね。めずらしいポケモンいるといいな」
男性の中に一人だけで混じっていた彼女は遠目でも可愛いとわかる容姿で、気付かれないように近寄って物陰から様子を伺ってみることに。

「か、可愛い……!」
近くで見ると、思わず心の声が漏れるほどに可愛い女の子だった。
アマボールを使うならこの子しかないとセイジは直感し、ポケットに手を伸ばす。
(ま、待てよ。ここで使うと誰かに見つかるかも……)
射程は3m。
相当近付かなければいけない為、人目につかないようにするには一人になったところを狙うしかないわけだが、チャンスはすぐにやってきた。
フェリー乗り場の昇降桟橋から接続されている建物の中で、公衆トイレに入っていったのだ。
(これはチャンス来たんじゃないか!?)
降りてきた客はその女以外は男だけ。
しかも、降りる時は手続きがないこともあって男の客は建物から既に出ていてトイレを使いに来ることもなさそうだ。
トイレの場所もロビーから廊下を少し進んだところにあるため、周囲に人目はない。
そこで女子トイレの入り口近くで立って待ち伏せることに。
トイレ前の廊下でボールを握りしめ待つセイジは、まさに手に汗握っていた。
(……ヤバイ、滅茶苦茶緊張する)
本当に人間を捕獲できるのか。
そもそも投げてちゃんと当たるのか。
不安で緊張しつつ、それでも成功した時のことが頭をよぎり同じくらい興奮する。

するとすぐに女が出てきた。
(は、早っ!?)
不意をつかれ咄嗟にボールを投げるのではなく強く握ってしまったその時、
さらに悪いことに話しかけられてしまう。
「あれ?それモンスターボールですか?」
「もしかしてポケモンバトルですか?」
「あ、いやこれはそのっ」
「バトルじゃないんですか?……変わったボールですね。この島のご当地ボールかな」
「えと!そのあのっ……あっ!?」
慌てて取り繕うとした時、うっかりボールが手から離れてしまう。
手を離れたボールに慌てて手を伸ばすが、地面に到達する直前、ボールは落下を止める。
アマボールの機能である自動追尾機能が働き、目の前の女に吸い寄せられるように移動して接触したのだ。
そして次の瞬間……

「きゃあああ!!」

ボールがパカッと開き発光したと思った矢先、女が吸い込まれたのだ。
それはまるでポケモンを捕まえる時のモンスターボールに瓜二つだった。

彼女を吸い込んだボールはボトッと地面に落ちると、左右に何度か揺れ、少ししてから動きが止まった。
「げ、ゲットした……のか?」
ボールを取ろうと手を伸ばした時、ピロロロリーンと音が鳴る。
「この音……あ!図鑑か!?」
ポケモン同様に、ゲットしたことで情報を読み上げる機能が働いたのではと、ポケマン図鑑を開く。

「おぉ……!」
するとやはり図鑑が表示されていて、今ゲットした女の子の情報が読み上げられた。

「す、すげぇ……」
プライベートなことまで載せられた図鑑内容を見て、驚きと興奮が同時にやってくる。
目の前に落ちておるボールも含め、女を捕まえたんだという実感が湧く。
「ディ……Dカップか」
「セックス経験なしって……しょ、処女ってことだよな……!」
食い入るように情報を見ていると、図鑑に『さらに詳しく』というボタンがあることに気付く。
試しに押してみると、表示が変わった。

「裸っ!?」
「ま、マジかよこれ!」
なんと全裸が表示され、しかもオナニーを始めとする性行為の回数まで表示されていたのだ。
「ややや、やべぇ……超すげーじゃんこの図鑑!」
改めてポケマン図鑑とアマボールの凄さを知ったセイジは、このときが恐らく初めてであろう本当の意味で尊敬の念を祖父タンゾウに対して抱くのだった。
「メイっていうのか……図鑑にも書いてあるし、本当に俺の命令を聞くんだよな……」
「ってことは……!」
セイジは生唾を飲み込み、ボールを拾ってポケットに入れ、とにかくその場を去るのだった。
つづく

「ハァハァ……!」
アマボールによってメイという名のポケモントレーナーをゲットしたセイジは、フェリーに乗っていた。
乗り場の周辺は手頃な場所が無く、興奮して冷静でもなかったので焦って適当にチケットを買い、飛び乗っていた。
3等個室は3畳しかないが、個室だけあってそれなりに金額は張る。
だがセイジは目的地すら考えず適当にチケットを買ったくらいなので、金額も頭に入っていなかった。
それほど、「女」をゲットしたという事実は大きかったのだ。
「カントー地方行きか。ま、まぁ別に行先はどうだっていいんだけど」
「ゴクリ……」
(と、とにかく個室なら……)
ここでなら色々とできる。
もっと直接的に言うならセックスが出来ると思えば胸が高鳴り、心臓がバクバクして手が震える。
カントー地方までは約5時間。
時間は十分にある。
「まずはボールから出さないと始まらないよな」

普通のモンスターボールのように投げるのは怖かったので、低い位置からそっと落とすようにして投げる。
地面に落ちたボールは発光すると、ポンッと音を立てて中からメイが出てきた。

「うわ!」
ボンッと現れたメイに思わず後ずさりしてしまう。
どうみても怒っている表情なので、誘拐犯として訴えられることすら頭を過った。
だが、結果的にそれは杞憂だった。
メイはしばらく無言で、ずっと立ったままで動きもしなかった。
恐る恐る話しかけてみる。
「あ、あの~……お、怒ってます?」
「怒ってますよ!せっかく新しい土地で色んなポケモンと出会えると思っていたのに、その私がゲットされてポケマンにされちゃったんですから!」
「そ、そりゃそうだよね」
「でも、あれか……お、俺のポケマンだって自覚は、あるってことだよね?」
「もちろんです。アマボールで捕まえられちゃった私はもう人間じゃないんです。あなたのポケマンです」
「ホッ……良かった……け、けどなんで怒ってるの?」
安心するのと同時にその疑問が湧いた。
普通、こういう場合は自分に好意的になるものじゃないかと思うのは当然だ。
「見ず知らずの人にいきなりつかまって、ポケマンにされちゃったんですよ!怒らないと思います!?」
「いやそうなんだけど……お、俺の言うことには従ってくれるんだよね……?」
「それはそうです。ポケマンですから」
ここまで聞いてセイジはピンときた。
服従化処理はされているので命令には従うが、本来の感性はそのままだから怒っている。
心までは変えられないと言っていた意味はこれなのだと。
そして、捕まえた女を変えたければ、ポケマンカスタマイザーで洗脳しなくてはいけない。
エロゲー脳のセイジにはそれらが全て理解できた。
そして、服従するのであれば、怒っている今の状態でもエロ行為に及ぶことが出来る、ということも。
「と、とりあえず上着脱いでみてもらえる?」
「……ッ」
「わかりました……」
嫌悪感は露骨だが、やはり拒絶はしない。

「……ッ」
「お、おぉ~!!」
ただ上半身がブラだけになった、それだけでもセイジにとっては大きな興奮だった。
この現実は、ここから先の行為もできるというのを確信させるものだったからだ。
「じゃあその、次はスカートとパンストも脱いで」
「~~~ッ」
この要求にメイは顔を真っ赤にして目をつむり、唇を噛んだ。
数秒して結局は拒絶せず、スカートに手をかけて渋々、ゆっくりと脱ぎ降ろしていく。
それがかえってストリップのようで、卑猥さを増しているのは皮肉だった。

「えっろ……」
「ッッ!」
思わずこぼれた言葉にメイの表情はさらに険しさを増す。
だが睨みつけようとも絶対服従は変わらず、セイジもこのまま踏みとどまるつもりなどさらさらない。
「ゴクリッ……じゃ、次は…ぱ、パンツとブラも脱いで」
メイも脱がされることは覚悟していたが、この時の対応は今までで一番ゆっくりだった。

「す、すご……」
女の裸を生で見るのが初めてなセイジは、純粋にその美しさに見とれた。
ある意味で芸術に惚れ惚れするような感覚だが、そんなものはすぐ消え去り、この美しい女体を貪りたいという性の欲求が頭も心もを支配した。
気付いたらカチャカチャとベルトを外し、ズボンを下ろしていた。
そして最初に口から出た言葉、それは「しゃぶれ」だった。
「……ッ」
この時メイは怯えるような表情を見せていた。
怒りよりも恐怖が勝ったのかもしれない。
だがそんなことはセイジにとってはどうでも良いことだった。

「……ぺろっ」
「くぁ!」
しゃぶれという言葉の意味がフェラチオであることはわかっているらしく、メイは恐る恐るチンポの先を舌で舐める。
オナニーしか経験のないセイジには女が自分のチンポを舐めたというその事実だけでも射精級の興奮があった。
「もっと舐めて。お、俺がイクまでっ」
「うぅ……わ、わかりました……」
反対にメイは既に涙目であり、イクまで舐めろと言われて顔を真っ青にしていた。
そもそもどの程度やったら射精するかもわからないメイにとってはゴールの見えない性奉仕で、地獄に他ならない。
「ぺろ、んくっ……ぺろぺろ……」
「あぁ……!」
(こんな可愛い子が俺のチンポ舐めてる……!)
(凄いよ爺ちゃん、これで俺は……俺は……!)
怯えながらも舌で亀頭を舐める姿に身震いするほどの興奮を感じた。
タンゾウのDNAがそうさせるのか、セイジは女を支配することに対して異常なほどの快感と、まだフェラチオさせているだけの段階にもかかわらずもっともっと多くの女を支配したいという欲求に駆られていた。
「ぺろ、れろっ……れろんっ」
「あうっ!くっ……今の、ヤバイッ……!」
亀頭の裏に舌が触れた瞬間、電撃のような快感が背筋を伝わった。
どうやらセイジの弱点と言うか感じやすい部分らしく、メイにもそのことは理解できた。
(ここ舐めてれば射精するのかも……)
メイは射精への光明にすがりつくように必死に亀頭の裏を舐めた。
それは功を奏して、セイジはあっという間に高まり、射精寸前の状態となった。
射精する、まさのその瞬間。
セイジがしたのはチンポをメイの口に押し込み、そのまま口の中に射精することだった。
「ぐぶっ!?」
「あ、あぁイクッ!」
「んぐぶっ!」
ドピュドピュと射精される精液。
突然のことにパニック状態なメイの口に、初めての興奮でオナニーとは比較にならないほどの量が放たれる。
押し込まれたチンポと、臭い精液。
メイは苦痛ですぐに口を離してしまい、そのまま精液を床に吐き出そうとする。
「あ、だめ、口から出すなっ!」
「うぶっ!~~~ッッ!」
制止されたメイは意思に反して体が従い、口を閉じて吐き出すのを止める。
それによって精液の味と臭いが口から鼻へと充満し、その辛さに涙を浮かべて苦しんだ。
「ぐ、ん……うぷっ!」
「あ~、やっぱザーメンって不味いか……そうだよなぁフフ」
苦しむメイを前に、セイジは自分でも気づかなかったが下卑た笑みを浮かべ、自然と言葉が出た。
「そのまま口の中でくちゅくちゅ味わって」
「んぅ!?……ぐ、くちゅ……~ッ!くちゅ、んぶっ!」
「味を覚えたら、ごっくんしてね」
「くちゅ、ん、くちゅくちゅ……ごくんっ……!」
「はぁはぁ……!」
飲み干したメイはまるで親の仇を見るかのような眼差しでセイジを睨んだが、それはただ彼を興奮させる材料にしかならなかった。
「うっわ……俺に逆らえない女が俺を睨んでるって……めちゃくちゃゾクゾクする」
「……!?」
「まぁでも、睨まれたらお仕置きとかするのがお約束だよね」
「俺ももう我慢なんてできないし、ヤりたいから股開いてよ」
「うぅ……」
「返事は?」
「わ、わかりました……」

「こ、こうなかな……?」
「うぅ……」
AVで何度も見てきた正常位で挿入することにしたが、スムーズにはいかなかった。
メイが処女なのに加え、緊張と嫌悪感が重なり、アソコに力が入ってしまってなかなかチンポを受け入れなかったのだ。
「ここで合ってるよね?」
「……はい」
一切視線を合わせずメイは涙を流しながら答えた。
「だよね?う~ん、なかなか押しても入らないな……」
「そうだ、力抜いてみて」
「ぅ……わかりました……」
服従化処理は感情を上回る。
その為メイは嫌がってはいても従い、股の力を抜いた。
それによって拒むように閉じ切っていた入り口は狭いながらにも解放され、セイジのチンポを受け入れたのだった。

「痛っ!?」
「ああ、は、入った……入ったよねこれっ!?」
力を込めて押し込むと、ぶちゅっと音を立ててチンポが膣内に入る。
めり込ませたという表現が正しいかもしれないというほど強引な挿入ではあったが、メイが力を抜いていたことで一気に突き入れることが出来た。
「これが女の子のナカ……そ、想像していたのより……あ、熱いっ」
「キツくて、う、動かしたら俺……!」
自分のチンポがマンコの中に入っている。
それもこんなにも可愛い女の子のだ。
その現実だけでも射精級の幸福感だったが、もしこれで腰を動かしてチンポを出し入れしたらどうなってしまうのか。
次の瞬間には射精してしまうのではないかというほどの快感の予想と興奮に、セイジは過去最高に胸が高鳴っていた。
そしてその胸の高鳴り、興奮を抑えることなどできないし、するつもりもないセイジは、ただ思うがままに腰を振った。
「あぁ最高っ、気持ち良すぎっあああっ!」
「う、くっ、ぅ……!」
快感に酔いしれるセイジと、痛みに苦悶するメイ。
あまりにも対極的な二人の交わりが果たしてセックスと呼べるのかはわからないが、
少なくともメイは従う形で同意しているので和姦には違いない。
処女と童貞の、それも童貞が一方的に腰を振るだけの拙いセックス。
それでも男の方にしてみれば人生で得たことのない凄まじい快感だった。
そしてその快感は瞬く間に精巣から肉竿を伝って亀頭へと精液を押し上げ、絶頂と言う名の射精に至る。

「う……あぁっ!」
「ひっ!?」

ビュルルッと注がれる精液。
子供ができるかもしれないその行為にメイは真っ青な顔をしていた。
「はぁはぁ……!女とヤるってこんなに気持ち良いのかよ……」
「あ~……ヤバイこれ。ハマる」
「あ、そうだ。処女だったよね。今どんな気持ち?」
「う、うぅ……夢なら……覚めて欲しいです……」
「……!」
メイのその言葉がセイジの興奮スイッチを入れてしまう。
「アハハ!俺も夢みたいだよ」
「けど残念。現実なんだよな~」
「……え?」
股の中で再び大きくなっていくチンポにメイが気付く。
同時に、興奮した獣のような表情をしているセイジにも。
「もう一回戦するから!」
「う、ぅ……は、はい……」
従うしかないメイは泣きながらセイジの高ぶりが治まるまでヤられてしまうのだった。
つづく

「あ~……スッキリしたぁ~……!」
「うぅ……ぁ……」
メイ、というよりは女の体に魅せられたセイジは結局6回も連続してセックスした。
溜まっていたもの全てを吐き出すかのようなセックスで童貞を卒業したセイジは、「スッキリした」とはこのことだと心底晴れ晴れとしていた。
対照的に処女を失い、汚されたメイはようやく解放されぐったりと寝そべっている。
意識はあるがその眼は虚ろで、涙も流していて、まさに「犯された」姿であった。
思考を曇らせていた性欲が発散されたことでセイジは冷静さを取り戻し、そうなると今度はポケマンカスタマイザーを試してみたくなった。

(確か……アマボールをセットすることでポケマンを洗脳できるって言ってたよな)
「ごくり……!」
「よ、よし。試しにやってみよう」
横たわるメイをアマボールに戻し、慎重にポケマンカスタマイザーの上に載せる。

セットすると『洗脳内容を音声入力してください』と機械的な音声が流れ、音声入力であることがわかった。
『尚、入力内容に曖昧な点がある場合は、適宜判断して洗脳を行います』
「へ~便利にできてるもんだな」
(とりあえず一人目だけど可愛いし、俺のことが大好きな奴隷にしてやるか……。)
(嫌われているよりは好かれている方がいいし、それでいて言うこと聞いてくれるなら最高だよな)
メイに対する入力内容を頭の中で浮かべたセイジは、顔を機械に近付けてゆっくりと言葉を口にした。
「メイは生まれつき俺の奴隷で、俺のことと俺の奴隷である自分が大好きな女になるっ」
「そ、それと俺の奴隷であることに違和感も疑問も不満も持たない」
言い終えて2秒ほどすると、機械音声が。
『洗脳内容を確認します』
『メイは生まれつきセイジの奴隷である』
『セイジのことが大好き』
『セイジの奴隷である自分のことも大好き』
『自分が奴隷であることに対し、違和感・疑問・不満を覚えない』
『以上の内容で洗脳を開始する場合はハートマークをタッチするか、洗脳開始と宣言してください』
『30秒間操作が無い場合は、自動的にキャンセルされます』
細かく整理された入力内容はセイジの考えとしっかり一致していた。
(……30秒って長いな)
そう思いながらしばらく待つと、洗脳開始の合図だろうかセットされたアマボールが発光した。

「お、おぉ!?」
「これって今まさに洗脳している最中ってことだよなっ!?」
ボールが発光していたのはものの数秒だった。
光が消えると、再び機械音声が鳴る。
『洗脳完了しました。アマボールをポケマンカスタマイザーから取り外してください』
「え?はっや!」
ドキドキしている間もないくらいわずかな時間で洗脳が済んだことに驚きつつも、すぐにボールを外して床に投げる。
するとボールの中から全裸のメイが出てきた。

「ああん御主人様ぁっ


「メイをボールから出して下さってありがとうございますっ

洗脳後のメイはうってかわってセイジにベタ惚れ状態で、抱き着くなりキスの雨を降らせながらセイジの股間を触った。
(なんだこれ別人レベルじゃん!)
(すっげぇ……これが洗脳か!)
「さっそくオマンコしますか?それともお口で……チュッ

「あ、いやいやちょっと待ってその前に確認」
「確認?なんのですかぁ」
「いやその……お、お前は俺の奴隷、なんだよな?」
「フフ、どうしたんですか御主人様ぁ。メイは生まれた瞬間からずーっと、御主人様のド




「私の人生は1秒も余さず御主人様の奴隷なんですからぁ

「そっか、そ、そうだよな!」
(性格が変化しすぎな気がするけど、これって生まれた時からの記憶を奴隷に書き換えられたせいなのかな……)
(ま、いっか!思ってた通り奴隷にはなったわけだし)
とりあえず洗脳は成功したとわかったので、セイジはもう深く考えるのをやめた。
自分の奴隷になった女。
それが目の前にいて自分に媚びている姿を見ると、さっきまでヤリ疲れていたチンポが最高潮まで元気を取り戻し、抱かずにはいられなかった。
「……メイ」
「はい?」
「ヤルぞ」
「はーい



「ああんっ



「あー、マジ気持ちいいわ」
「嫌がらない女っていうか、俺のことが好きな女とするのってこんなに……もうほぼ別マンコじゃん」
セイジを愛し、セイジの奴隷として望んでしているセックス。
しっかりと身も心も愛に包まれたセックスをする時、女の膣内はまるで別物になる。
愛する人のチンポを歓迎し、気持ち良くしようとする膣壁。
それによって得る快感で高まる体はますます膣内に愛液で濡れていく。
これこそ本当のセックスだとセイジは実感しながら、夢中で腰を振った。
「あひっ



「ズンズンッて、オマンコの奥がっ

「ああ大好きっ


「キスっ


「ん?あ、あぁ……!」
(そういえばあれだけヤッたのにキスはまだだったな)
チンポを出し入れしながら、顔を近づけて唇を重ねる。
「チュッ」
触れた瞬間、メイの顔が少し上がり、むにゅっと強い感触が来たかと思うと、彼女は舌を入れてきた。

「ん、ちゅ~


「……!!」
メイに舌を強く吸い上げ、舐められたことで全身がビクッとする。
背筋から震えるようなな、挿入しているのとは違った種類の快感があった。
自然と感情は昂ぶっていき、行き交う唾液と共に舌をチュルチュルと吸い合うようになった。
「ちゅる、べろぢゅるるっ

肌を合わせるように強く抱き寄せて唇を重ね、お互いを求めるように舌を絡めていく。
ヌルヌルともベトベトとも違うつるっとした感触が心地良くいつまでも吸っていたい気分になってくる。
そして同時に、挿入している腰の動きも加速した。
「ん…ちゅ、ぷはっ


「ああっ



キスしながらチンポを出し入れする。
頭と股間、両方から同時にくる快感はそれぞれ単体の時とは比べ物にならず、射精感が一気に上り詰め、射精に至った。

「ああイクッ!」
「はぁあぁっ



「熱いのがたくさぁん

「中に来てるっ




メイもイッたようで、お互い数秒間ビクビクと絶頂の余韻に浸った。
そうしていると、船内にアナウンスが流れる。
まもなくカントー地方に到着するため、下船の準備を乗客に促す内容だった。

「俺カントーとか初めてだから、お前も一緒に降りるぞ」
「わかりました

「急いで着替えますねっ

セイジは元々大した荷物を持っていないので服を着ればすぐに準備は終わった。
到着までまだ10分はあったので、時間つぶしにメイのポケマン図鑑を確認してみる。

「お!ちゃんと変わってるな」
ポケモントレーナーだった肩書も奴隷ポケマンに変わっていて、セイジはニンマリする。

さらに詳しくで見てみると、自分の指定した通りに洗脳できていることがわかり、改めて安心もした。
それでまたムラムラしてきたが、さすがに時間が無いので一旦図鑑を閉じ、デッキに出て到着を待った。

「あ!フェリー乗り場が見えてきましたよ!」
「そうだな」
「カントー地方か……楽しみだな」
「はいっ!」
数分後に船は到着し、セイジはメイと共にカントー地方に上陸したのだった。
ポケマン・マイスター 旅立ち編 完
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