『思考改竄』のマテリア/教えてくれた客
ファイナルファンタジーⅦ - 2019年02月23日 (土)
「特別サービスの予約をしてくれたお客様ですね。こちらへどうぞ」
ティファの店は、最近新しいサービスを始めていた。
特別サービスと呼ばれるそれは完全予約制で、一人一人ティファが専用の部屋へと案内する。
「特別サービスの御説明をしますね……」
部屋に入るなり服を脱いで、特別サービスの内容を教える。
この客はパイズリを要望したので、まずは胸を使ったサービスで一度射精させる。
特別サービスは射精一回一回ごとの料金なので、射精毎に料金が加算されるが、3~4回射精する客がほとんどだ。
このサービスや料金体系も全て元は客だったティファの夫が教えてくれたことだ。
性的サービスをすれば、客が増える。確かにこの特別サービスを始めてから予約客が増えた。
店の繁盛によってティファは忙しくなり、夫はめっきり姿を現さなくなったが、それでも夫婦であることに変わりはない。
生計も一緒にしているから稼いだお金もしっかりと夫に渡して、自分はお小遣いをもらう。
大した額じゃなくても、使い切ることは少ない。なぜなら仕事が忙しいからだ。
留守にしがちな夫は、たまに帰ってきてもすることと言えばセックスだけだ。
この日は特別なコスプレデーだったこともあり、衣装を着たティファとセックスするためだけに顔を出した。
予約客が来る前に夫とセックスをして、たっぷりと中出しされてしまうティファだったが、『夫の愛』を感じられるセックスは幸せだった。
「じゃ、また来るわ」
「うん。いってらっしゃい、あなた……」
ヤリ捨てするように帰ってしまう夫を見送るティファの瞳に憎しみや怒りは無く、むしろ愛しむようなまなざしを向けていた。
そして開店し、いつものように性的サービスを行う。
夫を感じていたかったティファは、注がれた精液を洗い流すことなく接客した。
何人かに接客し、閉店が近付くころには夫の精液以上に大量の精液を注がれてしまったが、それは仕方ないと納得した。
「ありがとうございました。またの御来店、お待ちしています……」
こうした日々の中で、かつては迷惑な客だった夫が自分に色々な事を教えてくれたということにティファは気付いた。
夫に尽くすと言う自分の生き方を教えてくれた。
お金を稼ぐためにどう体を売ればいいのかを教えてくれた。
自分の淫らな体の使い方を、もっとも有効に活用できる方法は夫以外では教えてくれることはなかっただろう。
これからもずっと夫の言う事を聞いていこう。
そうすればこれからもいろんなことを彼は教えてくれる。
そう思うティファであった。
完
ティファの店は、最近新しいサービスを始めていた。
特別サービスと呼ばれるそれは完全予約制で、一人一人ティファが専用の部屋へと案内する。
「特別サービスの御説明をしますね……」
部屋に入るなり服を脱いで、特別サービスの内容を教える。
この客はパイズリを要望したので、まずは胸を使ったサービスで一度射精させる。
特別サービスは射精一回一回ごとの料金なので、射精毎に料金が加算されるが、3~4回射精する客がほとんどだ。
このサービスや料金体系も全て元は客だったティファの夫が教えてくれたことだ。
性的サービスをすれば、客が増える。確かにこの特別サービスを始めてから予約客が増えた。
店の繁盛によってティファは忙しくなり、夫はめっきり姿を現さなくなったが、それでも夫婦であることに変わりはない。
生計も一緒にしているから稼いだお金もしっかりと夫に渡して、自分はお小遣いをもらう。
大した額じゃなくても、使い切ることは少ない。なぜなら仕事が忙しいからだ。
留守にしがちな夫は、たまに帰ってきてもすることと言えばセックスだけだ。
この日は特別なコスプレデーだったこともあり、衣装を着たティファとセックスするためだけに顔を出した。
予約客が来る前に夫とセックスをして、たっぷりと中出しされてしまうティファだったが、『夫の愛』を感じられるセックスは幸せだった。
「じゃ、また来るわ」
「うん。いってらっしゃい、あなた……」
ヤリ捨てするように帰ってしまう夫を見送るティファの瞳に憎しみや怒りは無く、むしろ愛しむようなまなざしを向けていた。
そして開店し、いつものように性的サービスを行う。
夫を感じていたかったティファは、注がれた精液を洗い流すことなく接客した。
何人かに接客し、閉店が近付くころには夫の精液以上に大量の精液を注がれてしまったが、それは仕方ないと納得した。
「ありがとうございました。またの御来店、お待ちしています……」
こうした日々の中で、かつては迷惑な客だった夫が自分に色々な事を教えてくれたということにティファは気付いた。
夫に尽くすと言う自分の生き方を教えてくれた。
お金を稼ぐためにどう体を売ればいいのかを教えてくれた。
自分の淫らな体の使い方を、もっとも有効に活用できる方法は夫以外では教えてくれることはなかっただろう。
これからもずっと夫の言う事を聞いていこう。
そうすればこれからもいろんなことを彼は教えてくれる。
そう思うティファであった。
完