シェフィールドの目的と真の主
ゼロの使い魔 - 2019年06月16日 (日)
「―――はい。全てうまく運んでいます」
ジョゼフと会話しているのは、使い魔シェフィールドだ。
彼女はミョズニトニルンとしてあらゆる道具を使える能力を駆使し、主ジョゼフの右腕として各地に赴き暗躍している。
しかしジョゼフは知らない。
シェフィールドの本当の顔を―――。
「御主人様、あの男は私を自在に操っていると勘違いしたままです」
「そうか。では次の命令を与えよう」
ジョゼフへの報告後、別の男と会っている。
その男こそ、シェフィールドの真の主だった。
無言で命令の全てを聞いたシェフィールドは、一言だけ返事をした。
「仰せのままに……」
―――
―――
―――
「首尾はどうだ?」
「最後の一人もちゃんと捕えてあるよ」
「虚無の使い手、ルイズ……これで全員揃ったわね」
シェフィールドは主の命令に従い、虚無の使い手を集めていた。
最後の一人、ルイズを捕まえることに成功した彼女は主の元へ帰還し、いよいよ本当の計画を発動する。
「さぁお前達!御主人様の為に全ての力を使うんだよ!」
『『『はい……かしこまりました……』』』
シェフィールドは主の命に従い、全ての虚無の使い手が命をかけることで発動する究極魔法を唱えさせた。
全ての人間の脳から記憶を消し、新たな記憶を上書きする究極魔法。
それによって世界は再構築された。
常識や習慣、考え方、これまでの生き方。
その全ては記憶に根差し、根本から全てを書き換えられれば、同じ人間も中身は全く違うものになる。
こうして全てを作り変えたシェフィールドの真の主は、世界の王として世界に君臨することとなった。
―――
―――
―――
数年後
「シェフィールド、御苦労」
「御主人様、お待ちしておりました」
「今月の訓示をお願い致します」
「この世界は御主人様の言葉が全て。あなたの言葉ひとつで、この世界の人間どもはいかようにもかわります」
「そうだな。今月の訓示は―――」
「世界中に生きる全てのしもべたちよ。我らの御主人様から今月の訓示を授かった」
「一つ、今月誕生日を迎える処女の牝共は、支給される御主人様のオチンポを模した棒に処女を捧げること」
「一つ、今後この世界で『おはよう』という挨拶は廃止される。今後は同義語として『オマンコォ!』と叫ぶこと」
「尚、この挨拶を行う際はどんなに静寂を必要とする場でも、しっかり発生することを許可するとのことだ」
「その他、各地域への細かい訓示は書面にて指示を伝える。以上!」
こうして伝えられた訓示は全ての人間が迷うことなく実行した。
誰もが朝の挨拶にオマンコォ!と叫ぶようになり、狂った世界はさらに異様さを増していくのだった―――。
ジョゼフと会話しているのは、使い魔シェフィールドだ。
彼女はミョズニトニルンとしてあらゆる道具を使える能力を駆使し、主ジョゼフの右腕として各地に赴き暗躍している。
しかしジョゼフは知らない。
シェフィールドの本当の顔を―――。
「御主人様、あの男は私を自在に操っていると勘違いしたままです」
「そうか。では次の命令を与えよう」
ジョゼフへの報告後、別の男と会っている。
その男こそ、シェフィールドの真の主だった。
無言で命令の全てを聞いたシェフィールドは、一言だけ返事をした。
「仰せのままに……」
―――
―――
―――
「首尾はどうだ?」
「最後の一人もちゃんと捕えてあるよ」
「虚無の使い手、ルイズ……これで全員揃ったわね」
シェフィールドは主の命令に従い、虚無の使い手を集めていた。
最後の一人、ルイズを捕まえることに成功した彼女は主の元へ帰還し、いよいよ本当の計画を発動する。
「さぁお前達!御主人様の為に全ての力を使うんだよ!」
『『『はい……かしこまりました……』』』
シェフィールドは主の命に従い、全ての虚無の使い手が命をかけることで発動する究極魔法を唱えさせた。
全ての人間の脳から記憶を消し、新たな記憶を上書きする究極魔法。
それによって世界は再構築された。
常識や習慣、考え方、これまでの生き方。
その全ては記憶に根差し、根本から全てを書き換えられれば、同じ人間も中身は全く違うものになる。
こうして全てを作り変えたシェフィールドの真の主は、世界の王として世界に君臨することとなった。
―――
―――
―――
数年後
「シェフィールド、御苦労」
「御主人様、お待ちしておりました」
「今月の訓示をお願い致します」
「この世界は御主人様の言葉が全て。あなたの言葉ひとつで、この世界の人間どもはいかようにもかわります」
「そうだな。今月の訓示は―――」
「世界中に生きる全てのしもべたちよ。我らの御主人様から今月の訓示を授かった」
「一つ、今月誕生日を迎える処女の牝共は、支給される御主人様のオチンポを模した棒に処女を捧げること」
「一つ、今後この世界で『おはよう』という挨拶は廃止される。今後は同義語として『オマンコォ!』と叫ぶこと」
「尚、この挨拶を行う際はどんなに静寂を必要とする場でも、しっかり発生することを許可するとのことだ」
「その他、各地域への細かい訓示は書面にて指示を伝える。以上!」
こうして伝えられた訓示は全ての人間が迷うことなく実行した。
誰もが朝の挨拶にオマンコォ!と叫ぶようになり、狂った世界はさらに異様さを増していくのだった―――。
- 関連記事
-
- 催眠肉人形、タバサ (2021/08/07)
- キュルケが搾精淫魔に!?~プレゼントはサキュバスの指輪~ (2020/03/31)
- 魔法のチケットに敗北従者化する一行 (2020/03/19)
- 洗脳されたアンリエッタ、悪臣に蝕まれるトリステイン 後編 (2019/12/09)
- 洗脳されたアンリエッタ、悪臣に蝕まれるトリステイン 前編 (2019/11/16)
- 奪われた姫君、救うために全てを差し出した騎士達 (2019/08/31)
- 狂った学園で耐えるモンモランシー (2019/06/21)
- シェフィールドの目的と真の主 (2019/06/16)
- シエスタの神誓永隷契約書 (2019/04/23)
- 傀儡王女アンリエッタ・ド・トリステイン (2019/03/27)
- 堕ちていたジェシカ~魅惑の妖精亭には破局の罠が~ (2018/10/31)
- 操られているミス・ロングビル (2018/10/24)
- ハルケギニアの流行?精液風呂で妊娠ブーム (2017/10/30)
- [アンケート企画⑳]恐怖のゾラレネマト病!タバサの治療協力 (2016/06/05)
- ロイヤルくそビッチ。その名はアンリエッタ (2014/12/06)