セーラームーンLOSE of SEED R〔1〕立ち上がった外部太陽系の戦士たち
美少女戦士セーラームーン - 2023年05月31日 (水)

「みんな、行くわよ!」
「出来るだけたくさん破壊しましょう」
「抵抗するクズどもは、皆殺しにしてね」
「そうすれば亜美ちゃんの言う通り、抵抗するクズどもが現れるって寸法ね」
「良し。それじゃあ徹底的に破壊するよ。シュープリーム・サンダー!!」
「あ、マコちゃん早いよぉ!」
―――
――
―
行方不明となっていたセーラー戦士達が突如として姿を現し、破壊活動を始めた。
彼女達は悪の賢者バモガンのしもべとなり、セーラー服美少女隷属戦士になってしまっていたのだ。
これまで正義の味方として数多くの悪と戦い、勝利してきた彼女達の力が今度は悪として人々の脅威となり、バモガンの力を授かった彼女達はその強大なパワーによって瞬く間に首都東京を制圧、支配してしまう。
誰もがこのままは日本、そして世界が悪に包まれてしまうと思ったその時だった。
悪に堕ちた太陽系5戦士を止めるべく、外部太陽系の戦士達が立ち上がったのだ。

セーラーサターン、セーラーネプチューン、セーラーウラヌス、セーラープルート。
そしてちびうさ。
この5人が人類最後の砦として、地球の命運をかけた5vs5の戦いをすることになる。

「さぁ、かかってきな!のこのこと出てきたことを後悔させてあげるよ!」
「ふふ

1対1を行える戦いの場は用意したと言うセーラームーンに対し、外部太陽系戦士達も個別に迎え撃とうとするが、それをプルートが制した。
「誘いに乗ってはいけません。これは罠です」
「罠?失礼しちゃうわね。こっちは罠が必要なほどあんたたちのこと警戒しちゃいないわよ」
「なんだと!?」
「それに…選択の余地があると思っているのかしら。戦いの場についてこなければ、私達はそこで破壊を続けるだけよ!」
「……クッ!」
そう言い捨ててそれぞれの場所に向かうセーラームーン達を追わざる負えない外部太陽系5戦士は、それぞれ勝利を誓い合い、他戦いの場へと向かった。
セーラー戦士同士の戦いが、今、始まろうとしていた。

「着いたわ!」
最初に目的地に到着し、戦いの火ぶたが切って落とされたのは世田谷だった。
世界の命運をかけた一戦ということもあり、上空にはヘリコプターが中継に来ている。
『こちら世多谷区、成嬢学園前では今まさに戦いが始まろうとしています!』

「セーラーマーズ……私が相手をします」
『悪に堕ちたセーラーマーズを迎え撃つのは、セーラープルート!』

「あなたに私の相手が務まるかしら?」
「セーラープルート!バモガン様から授かった力、とくと味あわせてあげる」

「御主人様に代わって折檻よ!!」

「バモガン……それがあなた達をそんな風にしてしまった元凶ですね?」
(……能力が元のままとは限らない)
(正体不明の力に後手は踏めません。となれば先制攻撃を……!)
「いいでしょう。セーラーマーズ、私が相手に……なります!」
『破滅端鳴【デッド・スクリーム】!!』
不意を突いた大技の初撃。
しかしマーズは冷静に同じく大技で切り返した。
「―――ッ!バーニング・マンダラー・ダークネス!!」
二つの攻撃がぶつかり合い、衝撃が爆散し周囲の建物を破壊する。

「ふぅ……危なかったわ」
「街に気を使うかと思ったけど、被害を承知で私を倒しに来たわね」
「……今はあなたたちを倒すことが先決と判断しただけです。投稿してくれるのなら、被害も無くて済みます」
「ふふ、そんなことするわけないじゃない」
「でしょうね。残念ですが、今のあななたちは……」
二人の戦闘は拮抗した。
奇襲を回避されたプルートは様子を見ながらチャンスを伺って立ち回ったのに対し、マーズもまた一撃必殺でプルートを倒せない事情があり、もつれたのだ。

(セーラープルート……直接戦うのは初めてだけれど、強いわね)
(さて……どうやって気絶させようかしら)
マーズの狙いはプルートを気絶させることだった。
外部太陽系の戦士たち5人には、まだ『種』を植え付けていないのでそれをする必要があるが、種が最も効率よく確実に体に定着するのは気絶した状態なのだ。
「…はぁ、仕方ないわね。アレを使おうかしら」
「これくらい強いなら、直撃でも死なないだろうし」
「……!?」
バックステップで距離を取ったマーズに、プルートは警戒を最大限に強めた。
言葉からも何らかの大技が来ることは明らかだったからだ。

「うさぎちゃんほどじゃないけど、バモガン様に授かった力、その本当のパワー見せてあげるわ」

「はあああああ!!」
叫びと共に体内のエネルギーを増幅させたマーズから、悪の戦士の証でもある戦闘コスチュームが消え去った。

「はぁはぁ……戦闘服を維持する力すらも、この一撃に加えて放つわ」

「フルパワー!ネイキッド・バーニングマンダラー・ダークネスフレア!!」
体中すべての力を使ったフルパワーの攻撃を放つセーラーマーズ。
それに対してプルートも自身の持てるすべての力を用いて、真っ向から必殺技を撃ち返した。

「……ッ!」
(なんというパワー…!ですがこの真っ向勝負、負けるわけには……!)
(この身が朽ち果てようとも…今は勝たなければ……!!)

「……はああああ!」
プルートも力を振り絞り、押されていた打ち合いを一気に押し戻した。
「う、ウソでしょ!?バモガン様からいただいた力が負けるはずが……きゃあああ!」
プルートは必殺技の打ち合いに競り勝ち、攻撃が直撃したマーズは10数メートルも吹き飛ばされ、気絶してしまった。

『ご、ご覧ください!動きません!セーラーマーズ完全に沈黙!!』
この光景は上空からの中継で発信され、正義の戦士の勝利に日本中が歓喜した。

『悪に堕ちたセーラーマーズは、セーラープルートによって倒されました!』
『世界の運命を決める戦い!初戦は外部太陽系戦士が勝利しました!!』
(かなりエネルギーを消費してしまいましたが……これで数的有利になったはずです)
(急いで他の場所へ行き、力を合わせて戦わなければ!)
初戦に勝利したプルートはマーズを拘束して他の戦士たちが戦う場所へと向かうのだった。
つづく
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