[アンケート企画56]薙切アリスの料理が上達する方法
食戟のソーマ - 2020年02月11日 (火)
薙切アリスは今日も黒木場リョウと料理対決をしていた。
日課に近い勝負の戦績はほぼ互角。
「~~~ッッ
」
だがここのところの黒木場は成長著しく、実力の均衡は崩れつつあった。
事実、数日アリスの負けが続いていた。
3連敗は、過去なかったことである。
これはアリスが精彩を欠いているわけではなく、黒木場の上達が差となって表れている結果だった。
「次は絶対負けないんだから!!」
「料理が上達する方法、知ってるんだからね!」
3連敗に泣くほど悔しがるアリスだったが、彼女の捨て台詞は決して負け惜しみではなく、『薙切アリスしか知らない上達方法』を切り札として残していたのだ。
そして、屈辱を喫したアリスはその方法を実践するのだった。
「ってわけだから、さっそくセックスしましょ」
「え~、今からぁ?」
「良いじゃない。セックスフレンドになってくれるって言ってたじゃない」
「むふふ!そりゃあねぇ」
『薙切アリスしか知らない上達方法』
それはアリスがある男性とセックスすることだった。
他の男ではだめで、特定の男でしか上達しない。
だからアリスは事前にその男とセックスフレンドになるため、オマンコにバイブを挿入したままでドジョウ掬いをして一笑い取ってから全裸で土下座し、お試し処女マン体験挿入を許すなど、必死に懇願してセックスフレンドなる約束を取り付けたのだ。
「この間も言ったけれど、私はあなたとセックスすることで料理が上達する。あなたは薙切アリスとHできる。winwinじゃない♪」
「そうだねぇ。それじゃあ、セックスしようか」
「うん。激しく頼むわよ
」
アリスはとにかく激しいセックスを求めた。
より質の高いセックスほど、料理が上達すると思っているからだ。
「ほ~ら、ここをグリグリ突かれると気持ちいいでしょぉ♪」
「あひっ
な、これ、ヤバッ…あっ
イグっ
「イッちゃうっ
んあああっ
」
男の挿入を許すのは2度目。
にもかかわらず信じられないほど感じてしまうアリスは、自分でもわけがわからなくほど何度も何度も絶頂した。
その間、避妊もせずに中出しを許してしまったが、その方が料理が上達すると思い後悔はしなかった。
むしろ、中出しされたことによる上達でリョウに勝てると絶頂の余韻の中でも喜んでいた。
そして翌日、アリスは上達した料理の力を日課である料理勝負でいかんなく振るった。
「今日は負けないわよ!」
「だからリョウくん、私と食戟しなさい!」
「……お嬢」
アリスが押し切る形で始まった食戟。
賭けるのは、『勝者のお願いをひとつきく』という二人の関係なら他愛もない内容だった。
だが、勝負自体は真剣だ。
もとより普段の料理対決であっても、手加減などしたりはしない。
今回は、料理対決が食戟になった。ただそれだけのことだ。
(表面を焼く時間は正確に32.5秒……ここ!)
恐ろしく集中力が増しているアリスは、かつてないほど繊細かつ緻密な料理に挑んでいた。
それは構想はできていても実現できないでいたパズルのように入り組んだ複雑な工程を要する料理であり、セックスによって実力を上昇させた今ならできると確信して臨んだスペシャリテだった。
結果、アリスは黒木場リョウに勝利する。
「今日の私、強かったでしょ♪」
勝利して浮かれるアリスは、あることを確信していた。
そしてそれがそのままアリスのお願いになった。
「食戟で勝ったわけだし、約束通りいうことを聞いてもらおうかしら」
「俺に何…させるつもりですか」
「ふふ、別に面倒なことはさせないわ」
「ただ、あることを貴方にも認めてほしいの」
「認める……?」
「ちょっと呼んでくるから待ってなさい」
意味がわからないという顔をするリョウを待たせたまま、アリスは例の男を呼んできた。
「料理場に連れてきてどうしたの?それに……黒木場くんもいるんだね」
「彼のいる場で言いたいことがあるの」
「言いたいこと?」
「あなた、私の夫になりなさい」
「ふぇ?」
「お、お嬢!?」
「二人とも驚くのは無理もないわ。けれど、冗談で言ってるわけじゃないの」
「今日の食戟で……私が料理の道に進む以上、あなたという存在は必要不可欠だと確信したの」
「だかれ、リョウくんのいる前であなたに結婚を申し込むわ」
あまりに唐突なプロポーズに、男はもちろん見ていた黒木場も動揺した。
そして気づいた。薙切アリスという女性が自分にとってどれだけ大事だったか。
しかし、気持ちに気づいても手遅れ。
食戟での約束でいうことを聞くことになっていた黒木場は、二人の結婚を認めるしかないのだ。
「もちろん、一生養ってあげるわよ」
「お金のことは全部面倒見るし、何も不自由はさせないわ」
「旦那様として敬うし、尽くす。だからその見返りとして、妻になる私を抱き続けて欲しいの」
「どう?悪い条件じゃないでしょう」
「私と……結婚してくれるわよね?」
男は数秒無言で考えたのち、ゆっくりと下卑た笑いを浮かべて返事をした。
「いいよ。そこまで言うなら結婚してあげる」
と。
日課に近い勝負の戦績はほぼ互角。
「~~~ッッ

だがここのところの黒木場は成長著しく、実力の均衡は崩れつつあった。
事実、数日アリスの負けが続いていた。
3連敗は、過去なかったことである。
これはアリスが精彩を欠いているわけではなく、黒木場の上達が差となって表れている結果だった。
「次は絶対負けないんだから!!」
「料理が上達する方法、知ってるんだからね!」
3連敗に泣くほど悔しがるアリスだったが、彼女の捨て台詞は決して負け惜しみではなく、『薙切アリスしか知らない上達方法』を切り札として残していたのだ。
そして、屈辱を喫したアリスはその方法を実践するのだった。
「ってわけだから、さっそくセックスしましょ」
「え~、今からぁ?」
「良いじゃない。セックスフレンドになってくれるって言ってたじゃない」
「むふふ!そりゃあねぇ」
『薙切アリスしか知らない上達方法』
それはアリスがある男性とセックスすることだった。
他の男ではだめで、特定の男でしか上達しない。
だからアリスは事前にその男とセックスフレンドになるため、オマンコにバイブを挿入したままでドジョウ掬いをして一笑い取ってから全裸で土下座し、お試し処女マン体験挿入を許すなど、必死に懇願してセックスフレンドなる約束を取り付けたのだ。
「この間も言ったけれど、私はあなたとセックスすることで料理が上達する。あなたは薙切アリスとHできる。winwinじゃない♪」
「そうだねぇ。それじゃあ、セックスしようか」
「うん。激しく頼むわよ

アリスはとにかく激しいセックスを求めた。
より質の高いセックスほど、料理が上達すると思っているからだ。
「ほ~ら、ここをグリグリ突かれると気持ちいいでしょぉ♪」
「あひっ



「イッちゃうっ


男の挿入を許すのは2度目。
にもかかわらず信じられないほど感じてしまうアリスは、自分でもわけがわからなくほど何度も何度も絶頂した。
その間、避妊もせずに中出しを許してしまったが、その方が料理が上達すると思い後悔はしなかった。
むしろ、中出しされたことによる上達でリョウに勝てると絶頂の余韻の中でも喜んでいた。
そして翌日、アリスは上達した料理の力を日課である料理勝負でいかんなく振るった。
「今日は負けないわよ!」
「だからリョウくん、私と食戟しなさい!」
「……お嬢」
アリスが押し切る形で始まった食戟。
賭けるのは、『勝者のお願いをひとつきく』という二人の関係なら他愛もない内容だった。
だが、勝負自体は真剣だ。
もとより普段の料理対決であっても、手加減などしたりはしない。
今回は、料理対決が食戟になった。ただそれだけのことだ。
(表面を焼く時間は正確に32.5秒……ここ!)
恐ろしく集中力が増しているアリスは、かつてないほど繊細かつ緻密な料理に挑んでいた。
それは構想はできていても実現できないでいたパズルのように入り組んだ複雑な工程を要する料理であり、セックスによって実力を上昇させた今ならできると確信して臨んだスペシャリテだった。
結果、アリスは黒木場リョウに勝利する。
「今日の私、強かったでしょ♪」
勝利して浮かれるアリスは、あることを確信していた。
そしてそれがそのままアリスのお願いになった。
「食戟で勝ったわけだし、約束通りいうことを聞いてもらおうかしら」
「俺に何…させるつもりですか」
「ふふ、別に面倒なことはさせないわ」
「ただ、あることを貴方にも認めてほしいの」
「認める……?」
「ちょっと呼んでくるから待ってなさい」
意味がわからないという顔をするリョウを待たせたまま、アリスは例の男を呼んできた。
「料理場に連れてきてどうしたの?それに……黒木場くんもいるんだね」
「彼のいる場で言いたいことがあるの」
「言いたいこと?」
「あなた、私の夫になりなさい」
「ふぇ?」
「お、お嬢!?」
「二人とも驚くのは無理もないわ。けれど、冗談で言ってるわけじゃないの」
「今日の食戟で……私が料理の道に進む以上、あなたという存在は必要不可欠だと確信したの」
「だかれ、リョウくんのいる前であなたに結婚を申し込むわ」
あまりに唐突なプロポーズに、男はもちろん見ていた黒木場も動揺した。
そして気づいた。薙切アリスという女性が自分にとってどれだけ大事だったか。
しかし、気持ちに気づいても手遅れ。
食戟での約束でいうことを聞くことになっていた黒木場は、二人の結婚を認めるしかないのだ。
「もちろん、一生養ってあげるわよ」
「お金のことは全部面倒見るし、何も不自由はさせないわ」
「旦那様として敬うし、尽くす。だからその見返りとして、妻になる私を抱き続けて欲しいの」
「どう?悪い条件じゃないでしょう」
「私と……結婚してくれるわよね?」
男は数秒無言で考えたのち、ゆっくりと下卑た笑いを浮かべて返事をした。
「いいよ。そこまで言うなら結婚してあげる」
と。
- 関連記事
-
- 【作:小悪魔】陥落の連鎖。薙切真凪は娘のえりなを (2023/06/14)
- 【作:小悪魔】陥落の薙切真凪とアン (2023/06/06)
- 催眠、薙切えりな~評価の相違~ (2021/04/26)
- [アンケート企画56]薙切アリスの料理が上達する方法 (2020/02/11)
- [アンケート企画㊿]薙切えりなの悲劇。催眠導入料理は神の舌をも狂わせる。 (2019/09/05)