真剣で私に相談しなさい!マルギッテ・エーベルバッハ編その3
真剣で私に恋しなさい! - 2022年10月25日 (火)
クリスとの再戦の朝、マルギッテは奉仕させられていた。
「んっ、れろっ、じゅるっ
」
「おっと、これ以上はイッちゃうからストップだ」
「ふぁい…んはっ……ふぅ…」
「ハメるから服脱いで、尻向けてくれ」
「うぅ…わ、わかりました……」
「あ、あの!」
「なんだ?」
「せ、セックスまでしたらクリスお……憎き敵フリードリヒの馬鹿娘との対決時間に遅れてしまうのでは」
「いいんだよ、待たせとけば」
「つべこべ言ってないでさっさとしろ」
「あぅ……す、すいません……」
「あああっ
」
マルギッテは犯されながら、クリスに謝罪していた。
遅刻することではなく、クリスが負けることへの謝罪だ。
(お嬢様……申し訳ありません……)
(私は……クリスお嬢様の敗北を確信してしまっています……)
(今日で私は……本当の意味でお嬢様から離れることになります……申し訳ありません……)
クリスの敗北はすなわち自分の心が操助に移ることを意味している。
だからまだクリスへの忠誠が残っているうちに、できるだけ謝罪しておきたい。
それがマルギッテの本心だった。
―――
――
―
3時間後
「遅いぞ!」
予定を大幅に過ぎてもやってこない操助に苛立つクリス。
結局操助とマルギッテがやってきたのは予定から2時間も遅れてだった。
「さぁ、どんな対戦方法でも受けて立つ!」
「マルさんを取り戻すためにも、私は絶対に勝ってみせる!!」
(お、お嬢様……!)
再戦では、クリスが負けるとマルギッテの心まで奪われることになる。
その為、クリスにとっては絶対に負けられない戦いなのだ。
そんなクリスの意気込みに、マルギッテは感謝の言葉を伝えたかった。
しかしそれを口にすることはできない。
今のマルギッテは操助の陣営だし、今はクリスと呼ぶことも禁止されている。
もし仮に、「ありがとうございますクリスお嬢様」と言うのであれば、「ありがとうございます憎き敵フリードリヒの馬鹿娘」と言わなければならないからだ。
「対決は三本勝負でする。一回戦が足対決、二回戦は手対決。そして三回戦は膣対決」
「細かい内容はレフェリーにきてもらった小島先生にその都度説明してもらうから」
「わかった。では早速始めよう」
「小島だ。今回の再戦の審判。しっかりと務めさせてもらう」
「それでは一回戦の足対決について説明する!」
勝負の内容は足コキ30分一本勝負で、クリスが足で操助を射精させれば勝ちとなるものだった。
これはマルギッテの提案を採用したもので、足技は苦手という情報をもとに選んだ方法だ。
操助もクリスは足で自分をイかせるなど到底できるわけないし、一本目は勝つつもりだった。
しかし……
「どうした?もうビクビクして、イキそうなんじゃないのか」
「くぅっ!?」
「ほら、だせ。射精しろ!無様にイッて、負けてしまえ!」
予想していなかった罵声による口撃と、意外にも繊細で気持ち良い指使い。
不覚にも操助は射精してしまう。
「しょ、勝者……クリス!」
意外な勝利で思わず梅子も動揺しながら結果宣言する。
この場にいる誰もがクリスの勝利など考えていなかったし、当のクリス本人も驚いていたくらいだ。
(こ、こんなにあっさり勝てるなんて……)
(しかしなんだこの背徳感にも似た……!)
足で男を射精させたことに愉悦を感じていたクリスは、自分の中に眠っていた何かが目覚めたような感覚を覚えていた。
最も、一番驚いていたのは操助サイドにいるマルギッテだった。
(予定なら一回戦は勝つ段取りだったはず……こ、これはあるいはクリスお嬢様が勝利する可能性も……!?)
わずかな希望を見出したマルギッテだが、希望を抱くのは甘いとすぐに思い知らされることになる。
「次!2回戦は手対決だ」
「クリスが伊達操助のチンポを手で刺激し、伊達は射精するか、10分耐えれば勝ちだ」
「それ以外の結果となればクリスの勝ちとする!」
「手対決か……受けて立つ!」
100%クリスが勝てない条件だが、そうとわかっていないクリスはやる気を見せている。
一方でマルギッテの表情は著しく曇っていた。
(二回戦の対戦方法が違っている……!?ば、馬鹿な……これではお嬢様は……!)
操助はプランが狂った時の予備プランもちゃんと用意していたのだ。
そこまでは知らされていなかったマルギッテは、この時に察した。
クリスはどうやっても詰んでいる。希望を持つこと自体が、愚かなことだったと。
「あぅ……!」
(ダメだ…全然気持ちよさそうじゃない。これでは射精させられない……!)
(時間ももう……クッ!)
「……10分経過!そこまで!」
「結果は射精せず。勝者、伊達操助!」
稚拙過ぎる手コキで射精するわけもなく、操助は勝利した。
もっとも射精しても勝ちだったので、完全な出来レースだ。
1対1で迎えた最終3回戦。
ここでは膣対決がテーマで、その内容はセックスを用いたものだ。
操助はクリスと他に用意された2人の合計3人とセックスをし、その膣を味比べする。
クリスが一番気持ち良いマンコなら勝利。そうでなければ負けとなる。
この条件、実はクリスにも勝ちの目はある。
誰よりも操助を気持ちよくさせればいいのだから単純な勝利条件だ。
だからクリスも自分の膣を信じ、セックス勝負に臨んだ。
梅子やクリスは、万が一クリスが勝つこともないわけじゃないと思っている。
そんな中でただ一人だけ、絶対にクリスが勝てないと確信している者がいた。
それはマルギッテだ。
(お嬢様では勝てない……!)
(なぜなら……)
(快楽に慣れさせられ、彼のチンポに適応した私のオマンコに勝てるわけがない……)
自分が膣要員であることを知っていたマルギッテは、悲しいことに自分のマンコの方が気持ち良くさせてしまうという絶対の自信があったのだ。
「膣要員は私とクリス、そしてマルギッテが務める」
「審判役の都合上、私から最初にさせてもらい、クリス、マルギッテの順とする」
「それでは、三回戦開始!」
梅子が操助に跨り、挿入したことで3回戦はスタートした。
「んんっ
」
あくまで表向き審査員の梅子は、派手に喘ぎたいのを必死に我慢している。
だがその表情は明らかに男に媚びる牝そのものであり、とても操助と初めてセックスするようには見えなかった。
「ああっ
イクッ
イックウウウッ
」
梅子はわずか数分で絶頂し、操助は射精せずに終わった。
「年相応でまぁまぁマンコだったかな」
「まぁまぁ……!?」
この評価にクリスはなんて失礼なことを言うんだと憤りを感じたが、梅子はまぁまぁと言われて内心舞い上がって喜んでいた。
(こんな年増のオマンコをまぁまぁと言ってくださるなんて……!)
(リップサービスだとしても、嬉しいです……!)
一人目が終わったことで、二人目のクリスの番となった。
公平をきすために、最初の梅子と同じ騎乗位で挿入し、頑張って腰を振る。
「んっ…ど、どうだ?私のは……」
「う~ん、悪くないな。若いだけあって、締りも良いし、梅子よりは上だな。50点くらい」
「ご、50!?50点だと!?」
満点には程遠い辛口の評価に、クリスも思わずムッとなる。
しかし、操助に言わせればこれでも高評価らしい。
「梅子を点数にしたら35点くらいだからこれでも結構高得点だぞ?」
「ふざけるな!低すぎる!」
「50って数字だけ聞くと低そうに思えるだろうけど、相対評価にするとどうしてもそういう点数になるんだよ。50点でも良い悪いで言ったら相当良いマンコなんだ自信もっていいぞ」
「そ、そうなのか……?」
「あぁそうだよ。けどな、上には上がいるんだよ。そういうマンコと100点満点で比べると、どうしても50点になっちゃうわけ」
納得できるようなできないような説明に不満は残ったようだが、それでも勝つために腰を振った。
しかし、ここでも操助は射精に至らない。
戦いの行方は最後のマルギッテ次第ということになった。
―――
「ああっ
んあああっ
ああんっ
」
「ま、マルさん……!?」
嫌々そうに挿入したのにも関わらず、乱れよがるマルギッテの姿はクリスを動揺させる。
セックス慣れしただけではなく、快感を堪えられないほどに彼女が開発されたことを物語っていたからだ。
「マルギッテ、お前は今どんな女なのか、説明してやれよ」
「ああっ…そんな……はい……わかりました……」
「憎き敵フリードリヒの馬鹿娘…申し訳ありません……。私はもう、憎き敵フリードリヒの馬鹿娘とは比較にならないほど淫らな女にされてしまったんです……」
「て、敵……馬鹿娘……!?」
「ち、違っ…そう呼ぶように命令されたんですっ!それだけじゃありません……命令され、何度も何度も抱かれ、奉仕させられ……心は守れても、体はもう淫らに……ああっ
」
「こんなにも感じる体にされてしまいましたぁっ
」
「ヤバイ…くぅ、で、射精る……!」
操助が堪えきれずに射精する様は、クリスには大きなショックだった。
我慢しようもない気持ち良さに身を委ね射精するその表情は、明らかに先の二人とは違っていたからだ。
「ああっ!」
「ふああっ
せ、精液ぃっ
あ、ああ…い、イックウウウッッ
」
マルギッテのマンコが先の二人と比較にならないほど圧倒的に気持ち良いというのは操助が言わずともわかることだった。
これでクリスは三本目を落とし、敗北が確定した。
ちなみにマルギッテのマンコを操助は90点と評した。
再戦で操助勝利が決定したことは、マルギッテの忠誠心や愛情を全て操助に奪われることであるため、直ちにマルギッテは操助を自分の主人と認め、クリスに抱いていた親愛と忠誠全てを操助に向けた。
「ま、マルさん……ごめんなさい…わ、私…勝てなかった……」
膝を付き謝罪するクリスだったが、マルギッテの反応は辛辣だった。
「お前が勝てないことは最初からわかっていた」
「お、おまえ……!?ま、マルさん……!?」
「偉大な御主人様である伊達操助様に、勝負を挑んだこと自体が愚かだと知りなさい」
「そして無様にも負けたお前にほとほと愛想が尽きました」
「さっさとここから立ち去りなさい!」
「う、うあ……うああああんっ!」
切って捨てるように言い放たれたクリスは、地面に膝を付いて泣きだしてしまった。
マルギッテがここまで言うとは思っていなかったので、操助も少しバツが悪そうだ。
「クリスとは長い付き合いなんだろう?あんなキツく言って良かったのか?」
「愚問です」
「私は憎き敵フリードリヒの馬鹿娘に抱いていた忠誠心と愛情、全てを伊達操助様に向けています」
「今となってはあの女に尽くしていた過去を消したいとすら思っているのです」
「操助様こそ全て。それが私、マルギッテ・エーベルバッハという女なのだとご承知おきください」
「そうか。ならその忠誠にこたえられるように、しっかり飼ってやるからな」
「飼う、ですか?」
「あぁ。これを付けろ」
操助はリードの付いた首輪を差し出した。
「お前には時期を見て、俺の身を守り、抱きたい時に抱けるペットになってもらう」
「今日はこれからその予行練習だ。元の主人に、お前の本当の主は誰なのか見せつける意味もある」
「かしこまりました、御主人様の仰せのままに
」
意図を察したマルギッテは、命令されるまでもなく服を脱ぎ捨て、首輪をつけた。
カチッと首輪が装着されると、クリスに侮蔑の視線を送り決別の意思を明確にする。
この瞬間、マルギッテは完全にクリスの元を離れたのだ。
「マルギッテは御主人様のペットにしていただき幸せです
」
「あぁ……マルさん……」
ペットになることを受け入れ、幸せそうにしているマルギッテの姿を見て、クリスは力なくうな垂れるのだった。
つづく
「んっ、れろっ、じゅるっ

「おっと、これ以上はイッちゃうからストップだ」
「ふぁい…んはっ……ふぅ…」
「ハメるから服脱いで、尻向けてくれ」
「うぅ…わ、わかりました……」
「あ、あの!」
「なんだ?」
「せ、セックスまでしたらクリスお……憎き敵フリードリヒの馬鹿娘との対決時間に遅れてしまうのでは」
「いいんだよ、待たせとけば」
「つべこべ言ってないでさっさとしろ」
「あぅ……す、すいません……」
「あああっ

マルギッテは犯されながら、クリスに謝罪していた。
遅刻することではなく、クリスが負けることへの謝罪だ。
(お嬢様……申し訳ありません……)
(私は……クリスお嬢様の敗北を確信してしまっています……)
(今日で私は……本当の意味でお嬢様から離れることになります……申し訳ありません……)
クリスの敗北はすなわち自分の心が操助に移ることを意味している。
だからまだクリスへの忠誠が残っているうちに、できるだけ謝罪しておきたい。
それがマルギッテの本心だった。
―――
――
―
3時間後
「遅いぞ!」
予定を大幅に過ぎてもやってこない操助に苛立つクリス。
結局操助とマルギッテがやってきたのは予定から2時間も遅れてだった。
「さぁ、どんな対戦方法でも受けて立つ!」
「マルさんを取り戻すためにも、私は絶対に勝ってみせる!!」
(お、お嬢様……!)
再戦では、クリスが負けるとマルギッテの心まで奪われることになる。
その為、クリスにとっては絶対に負けられない戦いなのだ。
そんなクリスの意気込みに、マルギッテは感謝の言葉を伝えたかった。
しかしそれを口にすることはできない。
今のマルギッテは操助の陣営だし、今はクリスと呼ぶことも禁止されている。
もし仮に、「ありがとうございますクリスお嬢様」と言うのであれば、「ありがとうございます憎き敵フリードリヒの馬鹿娘」と言わなければならないからだ。
「対決は三本勝負でする。一回戦が足対決、二回戦は手対決。そして三回戦は膣対決」
「細かい内容はレフェリーにきてもらった小島先生にその都度説明してもらうから」
「わかった。では早速始めよう」
「小島だ。今回の再戦の審判。しっかりと務めさせてもらう」
「それでは一回戦の足対決について説明する!」
勝負の内容は足コキ30分一本勝負で、クリスが足で操助を射精させれば勝ちとなるものだった。
これはマルギッテの提案を採用したもので、足技は苦手という情報をもとに選んだ方法だ。
操助もクリスは足で自分をイかせるなど到底できるわけないし、一本目は勝つつもりだった。
しかし……
「どうした?もうビクビクして、イキそうなんじゃないのか」
「くぅっ!?」
「ほら、だせ。射精しろ!無様にイッて、負けてしまえ!」
予想していなかった罵声による口撃と、意外にも繊細で気持ち良い指使い。
不覚にも操助は射精してしまう。
「しょ、勝者……クリス!」
意外な勝利で思わず梅子も動揺しながら結果宣言する。
この場にいる誰もがクリスの勝利など考えていなかったし、当のクリス本人も驚いていたくらいだ。
(こ、こんなにあっさり勝てるなんて……)
(しかしなんだこの背徳感にも似た……!)
足で男を射精させたことに愉悦を感じていたクリスは、自分の中に眠っていた何かが目覚めたような感覚を覚えていた。
最も、一番驚いていたのは操助サイドにいるマルギッテだった。
(予定なら一回戦は勝つ段取りだったはず……こ、これはあるいはクリスお嬢様が勝利する可能性も……!?)
わずかな希望を見出したマルギッテだが、希望を抱くのは甘いとすぐに思い知らされることになる。
「次!2回戦は手対決だ」
「クリスが伊達操助のチンポを手で刺激し、伊達は射精するか、10分耐えれば勝ちだ」
「それ以外の結果となればクリスの勝ちとする!」
「手対決か……受けて立つ!」
100%クリスが勝てない条件だが、そうとわかっていないクリスはやる気を見せている。
一方でマルギッテの表情は著しく曇っていた。
(二回戦の対戦方法が違っている……!?ば、馬鹿な……これではお嬢様は……!)
操助はプランが狂った時の予備プランもちゃんと用意していたのだ。
そこまでは知らされていなかったマルギッテは、この時に察した。
クリスはどうやっても詰んでいる。希望を持つこと自体が、愚かなことだったと。
「あぅ……!」
(ダメだ…全然気持ちよさそうじゃない。これでは射精させられない……!)
(時間ももう……クッ!)
「……10分経過!そこまで!」
「結果は射精せず。勝者、伊達操助!」
稚拙過ぎる手コキで射精するわけもなく、操助は勝利した。
もっとも射精しても勝ちだったので、完全な出来レースだ。
1対1で迎えた最終3回戦。
ここでは膣対決がテーマで、その内容はセックスを用いたものだ。
操助はクリスと他に用意された2人の合計3人とセックスをし、その膣を味比べする。
クリスが一番気持ち良いマンコなら勝利。そうでなければ負けとなる。
この条件、実はクリスにも勝ちの目はある。
誰よりも操助を気持ちよくさせればいいのだから単純な勝利条件だ。
だからクリスも自分の膣を信じ、セックス勝負に臨んだ。
梅子やクリスは、万が一クリスが勝つこともないわけじゃないと思っている。
そんな中でただ一人だけ、絶対にクリスが勝てないと確信している者がいた。
それはマルギッテだ。
(お嬢様では勝てない……!)
(なぜなら……)
(快楽に慣れさせられ、彼のチンポに適応した私のオマンコに勝てるわけがない……)
自分が膣要員であることを知っていたマルギッテは、悲しいことに自分のマンコの方が気持ち良くさせてしまうという絶対の自信があったのだ。
「膣要員は私とクリス、そしてマルギッテが務める」
「審判役の都合上、私から最初にさせてもらい、クリス、マルギッテの順とする」
「それでは、三回戦開始!」
梅子が操助に跨り、挿入したことで3回戦はスタートした。
「んんっ

あくまで表向き審査員の梅子は、派手に喘ぎたいのを必死に我慢している。
だがその表情は明らかに男に媚びる牝そのものであり、とても操助と初めてセックスするようには見えなかった。
「ああっ



梅子はわずか数分で絶頂し、操助は射精せずに終わった。
「年相応でまぁまぁマンコだったかな」
「まぁまぁ……!?」
この評価にクリスはなんて失礼なことを言うんだと憤りを感じたが、梅子はまぁまぁと言われて内心舞い上がって喜んでいた。
(こんな年増のオマンコをまぁまぁと言ってくださるなんて……!)
(リップサービスだとしても、嬉しいです……!)
一人目が終わったことで、二人目のクリスの番となった。
公平をきすために、最初の梅子と同じ騎乗位で挿入し、頑張って腰を振る。
「んっ…ど、どうだ?私のは……」
「う~ん、悪くないな。若いだけあって、締りも良いし、梅子よりは上だな。50点くらい」
「ご、50!?50点だと!?」
満点には程遠い辛口の評価に、クリスも思わずムッとなる。
しかし、操助に言わせればこれでも高評価らしい。
「梅子を点数にしたら35点くらいだからこれでも結構高得点だぞ?」
「ふざけるな!低すぎる!」
「50って数字だけ聞くと低そうに思えるだろうけど、相対評価にするとどうしてもそういう点数になるんだよ。50点でも良い悪いで言ったら相当良いマンコなんだ自信もっていいぞ」
「そ、そうなのか……?」
「あぁそうだよ。けどな、上には上がいるんだよ。そういうマンコと100点満点で比べると、どうしても50点になっちゃうわけ」
納得できるようなできないような説明に不満は残ったようだが、それでも勝つために腰を振った。
しかし、ここでも操助は射精に至らない。
戦いの行方は最後のマルギッテ次第ということになった。
―――
「ああっ



「ま、マルさん……!?」
嫌々そうに挿入したのにも関わらず、乱れよがるマルギッテの姿はクリスを動揺させる。
セックス慣れしただけではなく、快感を堪えられないほどに彼女が開発されたことを物語っていたからだ。
「マルギッテ、お前は今どんな女なのか、説明してやれよ」
「ああっ…そんな……はい……わかりました……」
「憎き敵フリードリヒの馬鹿娘…申し訳ありません……。私はもう、憎き敵フリードリヒの馬鹿娘とは比較にならないほど淫らな女にされてしまったんです……」
「て、敵……馬鹿娘……!?」
「ち、違っ…そう呼ぶように命令されたんですっ!それだけじゃありません……命令され、何度も何度も抱かれ、奉仕させられ……心は守れても、体はもう淫らに……ああっ

「こんなにも感じる体にされてしまいましたぁっ

「ヤバイ…くぅ、で、射精る……!」
操助が堪えきれずに射精する様は、クリスには大きなショックだった。
我慢しようもない気持ち良さに身を委ね射精するその表情は、明らかに先の二人とは違っていたからだ。
「ああっ!」
「ふああっ




マルギッテのマンコが先の二人と比較にならないほど圧倒的に気持ち良いというのは操助が言わずともわかることだった。
これでクリスは三本目を落とし、敗北が確定した。
ちなみにマルギッテのマンコを操助は90点と評した。
再戦で操助勝利が決定したことは、マルギッテの忠誠心や愛情を全て操助に奪われることであるため、直ちにマルギッテは操助を自分の主人と認め、クリスに抱いていた親愛と忠誠全てを操助に向けた。
「ま、マルさん……ごめんなさい…わ、私…勝てなかった……」
膝を付き謝罪するクリスだったが、マルギッテの反応は辛辣だった。
「お前が勝てないことは最初からわかっていた」
「お、おまえ……!?ま、マルさん……!?」
「偉大な御主人様である伊達操助様に、勝負を挑んだこと自体が愚かだと知りなさい」
「そして無様にも負けたお前にほとほと愛想が尽きました」
「さっさとここから立ち去りなさい!」
「う、うあ……うああああんっ!」
切って捨てるように言い放たれたクリスは、地面に膝を付いて泣きだしてしまった。
マルギッテがここまで言うとは思っていなかったので、操助も少しバツが悪そうだ。
「クリスとは長い付き合いなんだろう?あんなキツく言って良かったのか?」
「愚問です」
「私は憎き敵フリードリヒの馬鹿娘に抱いていた忠誠心と愛情、全てを伊達操助様に向けています」
「今となってはあの女に尽くしていた過去を消したいとすら思っているのです」
「操助様こそ全て。それが私、マルギッテ・エーベルバッハという女なのだとご承知おきください」
「そうか。ならその忠誠にこたえられるように、しっかり飼ってやるからな」
「飼う、ですか?」
「あぁ。これを付けろ」
操助はリードの付いた首輪を差し出した。
「お前には時期を見て、俺の身を守り、抱きたい時に抱けるペットになってもらう」
「今日はこれからその予行練習だ。元の主人に、お前の本当の主は誰なのか見せつける意味もある」
「かしこまりました、御主人様の仰せのままに

意図を察したマルギッテは、命令されるまでもなく服を脱ぎ捨て、首輪をつけた。
カチッと首輪が装着されると、クリスに侮蔑の視線を送り決別の意思を明確にする。
この瞬間、マルギッテは完全にクリスの元を離れたのだ。
「マルギッテは御主人様のペットにしていただき幸せです

「あぁ……マルさん……」
ペットになることを受け入れ、幸せそうにしているマルギッテの姿を見て、クリスは力なくうな垂れるのだった。
つづく
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