それが私の役割だから
コラボ企画 - 2023年02月09日 (木)
【小悪魔×催眠!ピカッとハウスコラボ】
この作品はコラボSSとして小悪魔さんのpixivに掲載してもらったものになります。
あちらで掲載していただいてから時間が経ちましたので、ピカッとハウスでも掲載します。
ラクス・クラインはこの日、クライン派に所属する事務職員、クロピカ・ルビデルトリに呼び止められていた。
戦時中ではないので特に護衛はいないし、そもそもクライン名義で所有しているオフィスビルの中で相手も職員なので警戒していない。
「何か御用ですか」
「いやあ、大した用じゃないんですけどね」
クロピカはポケットからハンカチを取り出すと、バッと後ろに回り手でラクスの口を抑えた。
「な、なにするんですかっ」
「ふぐっ!?」
「んー!!」
強引に口を塞がれたラクスは、抵抗したがそれがかえって災いし、激しく呼吸をしてしまう。
その結果、ハンカチに染み込んでいたクロロホルムを大量に吸い込んでしまい、それだけ早く効果が表れてしまう。
「あ……う……」
「フフ、良し。眠ったな」
ぐったりと力が抜けた彼女の体を支えると、クロピカは近くの部屋に急いで移動した。
そこは資料室で、普段はあまり使われず、クロピカが鍵を管理しているまさにうってつけの場所だった。
あらかじめ椅子も用意してあり、連れてきたラクスを座らせる。
もちろん鍵を内側からかけ、密室を作る。
「クハハ!成功だ……!」
「ハァハァ……!」
緊張と興奮で息が荒いクロピカは、なんとか精神を落ち着かせてからさらに注射を打ち、ラクス・クラインが絶対に目覚めないようにした。
そこまでお膳立てすると、いよいよラクスの体を蹂躙すべく、服を脱がせていく。
「なんて綺麗な体なんだ……!」
服を脱がせると、二度も戦争に関わり表舞台で荒波にもまれたとは思えないほど綺麗で美しい体が目に飛び込む。
「ごくり……」
クロピカは生唾を飲み込むと、フッと吸い込まれるように胸に顔をうずめ、気付けば舌で舐めていた。
「れろれろ……んっま」
「なんだこれ……ぺろ、じゅるるっ」
胸を揉みながら乳房と乳首を舐めると、甘さすら感じるほどだった。
味などあるわけない、あったとしても汗のしょっぱさくらいなものだとわかっているはずなのに、それでも美味しく感じてしまう。
一言で表すならそれがラクス・クラインの「魅力」なのだろう。
夢中で舐めていると気付けば10分以上が経ち、そこでようやくハッとなりヤるべきことを思い出す。
まずはテストも兼ねてビデオで裸姿を撮影する。
もちろんクロピカのお宝映像コレクションに加わるが、裸の動画は色々と使い道もある。
「あとは三脚をセットして、よし、本番だ」
「あー……ワクワクしすぎてアソコが痛いw」
「くぅ……マジ最高だよな。ラクス・クラインとヤれるなんてさ」
この場でセックスまでするつもりのクロピカは、床にラクスを寝かせて股を開くと、用意していたローションを少し使ってから挿入を試みた。
にゅぶぶ……と亀頭の先を押し込んでいくと、意外にもすんなりとチンポが飲み込まれていく。
処女膜の感覚も無く、それなりに経験豊富なことが膣内の感触でわかる。
そしてなにより、ウネウネとした膣襞がチンポを包み、それでいて強めの膣圧もしっかりとあって、クロピカが感じたことのない気持ち良さがあった。
「な、なんつー気持ち良さ……!」
「これがラクス・クラインのマンコ……今日から俺のモノになるマンコか!」
「アハハ、最高だよ。素晴らしいよまったく!」
寝ていてこれなら起きて愛情のあるセックスをしたらどれほど気持ち良いのか、考えるだけで興奮が高まる。
自然とピストンは早くなり、射精に向けて一気に精子が登ってくるのを感じた。
「も、もう……ぅあっ!」
「……」
無言のラクスの膣内に精液を注ぐ。
孕むかもしれない中出しをラクス・クラインにしてるのかと思うと、射精とは違う精神的絶頂すらクロピカは感じた。
チンポを抜いて立ち上がると、股間から精液がこぼれ出る。
自分の射精量の凄さと、ラクスに中出ししたのだという達成感で思わず笑いがこぼれる。
「アハ、アハハッ……!」
射精したことで多少なりとも興奮が治まったクロピカは、次の行動に移す。
それはラクス・クラインの洗脳だ。
大きなバックに裸のラクス・クラインを詰めたクロピカは、台車を使いある場所へ移動した。
「……よし、問題無く始まったな」
大掛かりな装置に拘束され、頭を覆うほど巨大なメットを被せられ洗脳されているラクス・クライン。
この装置は洗脳だけでなく、投薬や刺激による体の感度上昇なども可能だ。
それは視線を下げるとよくわかる。
「クク!イ~イ感じに顔がほぐれてきてるな」
足元の機械にはモニターがあり、メットの内側でどんな表情をしているのかが映し出されている。
その少し上の、ラクスが跨っている部分。
突き出たバイブに挿入された状態でラクスは固定されていて、先端からは様々な薬品が注入されている。
主には脳が快楽物質を分泌する一種の麻薬で、その効果で洗脳の進行が早くなる。
快楽によって脳の抵抗を取り除くことで、被暗示性が高まるという仕組みだ。
こうしてラクス・クラインの洗脳は順調に行われた。
「さぁ……目が覚めたら仲の良い家族になりましょうねぇ♪」
―――
――
-
「んん……?」
ラクスが目を覚ましたのは執務室だった。
「ん……?私は……?」
(そう……私、疲れて寝てしまったのね……)
なんとなく記憶が曖昧だが、溜まっていた疲れで寝てしまったのだと思い出し、背筋を伸ばす。
するとそのタイミングで扉をノックする音が。
「どうぞ」
「失礼します」
「えっ!?」
入ってきた人物を見るなり、ラクスは椅子から飛び上がるようにして離れ、その人物に飛び込むようにして抱き着いた。
「クロピカ!久しぶりですね!!」
「フフ、お姉ちゃん久しぶり~」
生まれ変わったラクスは、数時間前まで赤の他人だったクロピカを最愛の弟と認識し、自分のことも弟を溺愛している甘々お姉ちゃんと認識して久しぶりの再会を喜んだ。
もっとも、洗脳されて作り変えられた認識がその程度で済んでいるわけもなく、もっと深く悪質な内容をインプットされてしまっている。
「さっそく姉オナホ使いますか?」
「久しぶりで溜まっているでしょう?」
「え、いいの?」
「もちろんです」
「お姉ちゃんというのは、弟の何もかも面倒を見るのが当たり前です」
「それが私の役割ですから」
「……え?私の方が年下?世の中にはそういうお姉ちゃんだっているんですよ」
何をいまさらと、ラクスが不思議そうに答える。
「それに今までだって何度も姉オナホを使ってきたじゃない」
「プッ……クク、そうだったね、お姉ちゃん」
「さぁ、久しぶりですし存分に姉オナホを使ってください」
「遠慮なんかしちゃダメですからね?」
「そういうことなら遠慮なくヤらせてもらうよ♪」
「は、激しいっ」
「あぁ、いい、ラクス・クラインのオマンコ最高っ♪」
「も、もうっ。あ、姉を呼び捨てなんてっい、いけませんわぁっ」
「今は姉は姉でも、姉オナホだろうがっ」
「ああんっはいっそうですっ」
「私は姉オナホですっんああんっ」
「ですからっ好きなだけ性欲処理に使ってくださいっ」
ラクス・クラインの膣内の感触を味わいながら、本人の喘ぎ声をBGMにチンポを突き入れる快感。
このレベルの快感を味わえる男が、コズミック・イラの宇宙で他にいるだろうか。
それほどの快感を味わったクロピカは、射精の瞬間に合わせて一番奥まで腰を押し込み、膣内に一気に高まりを放出した。
「ああイクッ!」
「ああっ凄いっ」
「出てるっクロピカの弟精子が私の中を埋め尽くすみたいですっ」
「ああなんて量なのぉっ」
この時がクロピカにとって過去最高の射精量となったのだった。
「フフ、こんなに沢山出しちゃって……溜まっていたのね」
(キラよりも全然多い……フフ、さすが私の弟です)
「んっしょっと」
「……あら?まだ大きいままなのですね」
「そりゃあラクス・クラインと……ううん、ラクスお姉ちゃんとヤッたあとですぐに治まるわけないよ」
「もう、仕方なわね」
「お掃除フェラついでに、もう一度性欲処理してあげます」
「うん、よろしくー♪」
「ぺろぺろ、ちゅ、れろっ」
(間近で見るとなんて大きいの……キラとは全然……)
弟の立派さに感心しつつお掃除フェラをしていると、クロピカがあるお願いをしてきた。
「彼氏に紹介して欲しい、ですか?」
「うん。弟としては、ラクスお姉ちゃんの彼氏がどんなかは知っておかないとね」
「わかりました。ぺろ、れろっ……」
「あ、その前にやって欲しいことがあるんだ。ちょっと難しい内容なんだけど、いいかな?」
「れろっ、ちゅぱ……はい。弟の言うことならなんだってするわ」
「それが姉の、私の役割なのですから……」
「フフ、そう?ありがとうラクスお姉ちゃん」
これからラクスにさせること、ラクスの彼氏に起きること。
それらを思い浮かべると興奮が一気に増して、そのまま射精に至る。
「くぅ、で、射精るっ!」
「もう、こんなに出して……」
セックスの時と変わらぬ大量の精液が頭に降り注ぎ、ラクスも少し呆れたようだった。
(こんなに貯めて……女性とする機会が無かったのかしら……。)
見当違いの心配をしつつ、ラクスはまた舌を伸ばす。
「また綺麗にしてあげなくちゃいけませんね……」
―――
――
-
数日後、キラに隠していた弟がいたと告白し、紹介する機会を設けた。
「初めまして、キラ・ヤマトです」
「クロピカです。宜しくお願いします」
挨拶もそこそこにラクスは本題を切り出す。
「キラ。姉が弟の世話を全てする為に存在していて、実質的に性欲処理を行うオナホであり、金銭的にも援助するATMでもあることは理解してくれていますね?」
とんでもない話だが、キラは理解していると言う。
「でも、僕は恋人……」
「そうです、恋人と弟、どちらが私に対して優先権があるのかを決めなければいけません」
「私としては大好きなキラも、最愛の弟であるクロピカも選べません」
「ですから、やはり勝負は必要……そう考えています」
「僕もそう思う。けど勝負をするということは……クロピカくん、その意味わかるかな?」
キラが気まずそうに聞いてきたので、クロピカはこみあげる笑いを抑えて返した。
「負ければ相手の奴隷になる、ですよね?キラさんが負ければ俺の恋人奴隷となり、俺が負ければキラさんの弟奴隷になる……もちろん構いませんよ♪」
「……うん。それがわかっているならいいんだ」
「これは決めなければならないことだから……」
恐らくキラは自分が負けることなど想像していないのだろう。
だから申し訳なさそうな聞き方になるし、負けたらどうなるかの確認をした。
自分が勝った時に、おかしなことにならないように。
「結構です。キラもクロピカも同意の上で、勝負と行きましょう」
「このホテルに部屋を取っていますから、そこで今から……」
三人は納得の上で、勝負をした。
全裸になって、チンポのサイズを比べると言うまさに男を賭けた勝負。
その結果は……
「どう?お姉ちゃん。どっちが大きい?」
(どうって……こ、こんなの明らかに……)
並んで比べると、クロピカのサイズはキラの倍ほどもあった。
元々サイズの小さいキラと、デカチンのクロピカ。
対極的な二人が並ぶと、こうも差が出るのだ。
「勝負は……クロピカの勝です」
チンポ見せあい対決はキラの敗北となり、この瞬間からキラは恋人奴隷となった。
キラ自身も納得しての、奴隷に。
「これからよろしくね、未来のお兄さん♪」
「はい……よろしくお願いします、クロピカ様」
勝利したクロピカは記念にラクスとセックスをした。
キラはその場で撮影を手伝い、騎乗位セックスを見せつけられる。
この時点でもキラとラクスの恋人関係が解消されたわけではないが、クロピカからするとキラは奴隷で、かつラクスに対する優先権も得た状態なので実現できる見せつけセックスだ。
「中に出すよっ」
「はいっ好きなだけ出してぇっ」
「く、ぅっ!」
「ああんっイックウウウウッ」
(……!)
ラクスからイクという言葉を引き出せたことが無いキラは、改めて敗北感を刻みこまれると同時に、男として優れた御主人様に尊敬の念を抱いた。
「ぺちゃぺちゃ……」
恋人のオマンコに注がれた、他人の精液。
それをお掃除クンニをさせられるキラが、強烈な敗北感と共に、同じくらいの諦めの気持ちを抱いていた。
チンポで負け、恋人奴隷になった今、命令されてとは言え自分がラクスにしてあげられることはしてやりたい。
そういう気持ちもある。
強烈な感情を抱いているのはラクスも同じだったが、その中身は決定的に違う。
彼女の抱いた感情は、最愛の弟であり自分への優先権を手にしたクロピカへの畏敬の念なのだ。
「キラ、私は理解しました」
「弟と恋人では、しょせん格が違うのだと」
「そして気付くこともできました。キラとしていたセックスは……本当のセックスとは言えない児戯だったと」
「まー、俺のチンポを知ったらね♪」
「はい。やはり私の体はクロピカ、あなたの物なんだとはっきりとわかりました」
「これからは存分に、気兼ねなく、好きなだけ私を使ってくださいね」
「もちろんそのつもりだよ。あ、そうだ、ラクスお姉ちゃんにまたお願いなんだけど――――」
「あのお二人も導くのですね?」
「キラにしたように……わかりました。任せてください」
「うん、ヨロシクー♪」
「あんっ」
会話の途切れ目で、ビクッとなるラクス。
どうやら気持ち良いところを舐められたらしく、反射的に声が出てしまったようだ。
「なんだ、やればできるじゃない」
「腐っても恋人、というわけですか?弟の奴隷に成り下がったとはいえ、無様なお掃除クンニで私を一瞬でも感じさせたことは評価に値しますわ」
「キラ。あなたには初めてクンニをさせましたけれど、あなたと今までしたどの児戯セックスよりも、さっきの一舐めは気持ち良かったわ」
「ハハ、マジかよ。褒めてもらって良かったなキラ!」
「はい……光栄です……」
こうして3人の関係性はこの日をもって明確かつ不変のものとなるのだった。
さらにしばらくしたある日、ラクスはキラと共にカガリに再会していた。
「二人とも良く来てくれたな」
「ラクスさんとはこの間も会ったが、キラは久しぶりだな」
この日はオーブにキラとラクスが呼ばれてやってきた形だ。
表向きは政治家同士の交流だが、実際は違う。
「それで二人をここに呼んだ本当の理由なんだがな……」
カガリは自分がキラにとって姉なので、本来であれば世話をする義務があるが、アスランという恋人がいるのでまずは自分に対する優先権をどちらが持つか決着を付けねばいけないと話した。
それは、ラクスがクロピカとキラに対して行ったことと同じ内容だ。
「私もここしばらくは忙しすぎて失念していたが、そろそろ決めないと……な」
アスランとキラの仲を考えると少し気まずさはあるが、二人共納得して勝負をすることに。
「今日は人払いしていて誰も入ってこれないから、ここで決着をつけよう」
「それでいいな?」
「うん。アスランが良いなら僕はそれでいいよ」
「俺も構わない。俺かキラか……どっちがカガリに相応しいか、決めよう」
「ど、どうかな?」
(お願いカガリ……アスランに負けたら僕は二人の……!)
「ふーむ、これは……!」
「判断が難しいですわね」
チンポサイズはかなり互角だったが、定規で根元から計測し、チンポの直径も調べた結果、キラが僅差で大きく、辛くもアスランに勝利するのだった。
決着したことでアスランはキラの恋人奴隷になることが確定し、アスランはうな垂れ、反対にキラは安堵のため息をはいた。
「これでまず一つ整理がついたな!」
「一つですか?」
ラクスが含みのある言葉を聞き逃さずに質問する。
「あぁ、実はな……私はアスランの恋人であると同時にある男性の愛人でもあるんだ」
「まぁ、そうなんですか」
「意外だろうがな……アスランとしばらく離れ離れになっていた時、つい魔がさして浮気してしまってな」
「その人に抱かれた時、あまりにも気持ち良すぎてわけがわからなくなり、つい愛人になるのを受け入れてしまったんだ」
「だからキラ、弟として姉の私への優先権を得たお前には改めて愛人と優先権をかけた勝負をしてもらいたい」
「それが決着してようやく私は誰のモノなのかハッキリするというわけだ」
「最も、お前が辞退するというのなら勝負する必要はないが」
「そういうわけにはいかないよ」
アスランの手前もあるし、戦わずして退く理由もない。
キラは勝負を承諾したが、結果的にこのあとすぐに翻意することになる。
「えっ……!?」
カガリを愛人にしている男性として紹介されたその人物は、なんとクロピカだったのだ。
「あ、あなたは……!?」
「あら、クロピカ?」
「奇遇だねラクスお姉ちゃん♪」
クロピカの顔を見た瞬間、キラの中で戦意は完全に消え失せていた。
そして、諦めた表情で力なく、そして視線を逸らして呟いた。
「僕は……棄権します……」
「き、キラ……!?」
その言葉に一番驚いたのはアスランだ。
自分の主人が戦いもせず負けを認めるということは、到底納得できるものではない。
「アスランが驚くのも無理ありませんわ。けど、私にはわかります」
「なぜなら、キラとクロピカは既に一度私に対する優先権を掛けて戦い、クロピカの圧倒的勝利で決着しているのですから」
「そ、そんな!?」
なるほどと頷くカガリだが、一応の最終確認をする。
「いいのかキラ。優先権を放棄すると言うことは即ちクロピカに対して人権すらも放棄すると言うことを意味するんだぞ」
「お前の奴隷となったアスランも、クロピカのものになってしまうんだぞ?」
「しかたないんだ。だって僕、もう一度負けているから……」
「僕は既にクロピカ様の奴隷だから……今、負けを認めても何もかわらない」
「元々失っている人権だから……もう手放すものはないんだよ」
「そうか。お前が良いなら私もそれで構わない」
「決まりですわね」
「あぁ、私に対する優先権は、クロピカのモノだ!」
「フフ。ここに足を運んだだけでカガリが手に入るなんて、ラッキーだなぁ」
「私もこれからは愛人に専念できる。だから好きな時に好きなだけ抱いてくれよ」
「もちろんそのつもりだよ♪」
「なら姉の私と愛人のカガリさんとで記念の御奉仕しませんか」
「いいなそれ。クロピカ、どうだ?」
「どうって、そんなの願ったり叶ったりだよ」
そこからはキラとアスランにとっては辛い時間となった。
優先権を得たクロピカが我が物顔でラクスとカガリにWフェラチオさせているところを、全裸正座で見なくてはいけなくなったからだ。
しかも勃起することは許さないと貞操帯まで装着されて、だ。
「ぺろ、ちゅぱちゅぱっ」
「じゅるっちゅる、れろれろっ」
惨めな男たちなど全く眼中にない二人はクロピカが気持ち良くなってもらうことだけを考え、無我夢中でチンポを舐めしゃぶる。
今この部屋には卑猥な音だけが響いている。
他に音がするとすれば、時折漏れるクロピカの喘ぎ声だけだ。
「ちゅぷちゅるるっ」
「ぺろぺろちゅぱちゅぱっ」
「あぁもう無理っ……イクッ!」
ラクス・クラインとカガリ・ユラ・アスハ。
この二人に奉仕されて我慢できるわけもなく、クロピカは盛大に射精し、精液を二人の顔に撒き散らした。
「ふあ……相変わらず凄い量……」
「それでこそ私の優先権を持つ男だな……匂いも凄いし、この精液だけでイッてしまいそうだ……」
「フフ、イクのは早いよ。これからセックスするんだから」
「さぁ、服を脱いだらそこに二人で重なって」
二人で重なると言う意味が良くわからなかったが、促されるままにすると、それは想像以上に恥ずかしい体勢だった。
「やってみたかったんだよ、二か国丼」
「オーブとプラントの姫を同時に、ね♪」
「ぜ、贅沢な奴だな……」
「意味はわかりますけど、恥ずかしいですわ」
「ふたりとも嫌?」
「いいや構わない。愛人としてお前の望みは全て叶える。それが私の役割だからな」
「私も同じですわ。姉として、どんなことでもしてみせます。それが私の役割ですから」
「そうだよな。フフ、OKも貰えたことだし、楽しませてもらおうかな」
「ん、あっ」
「ふああっ」
膣同士が合わさった中心にチンポを押し込んでいくと、まるでサンドイッチのようにふわとろのオマンコに包まれる。
この二人に挿入している、それだけでも射精しそうな興奮が、自然と腰を動かしていた。
「ああっな、なんかいつもと違って、ああっ」
「た、確かにっ不思議な感覚ですわっ」
挿入されているほうも浅いところをこすられ気持ち良くなり、愛液はどんどん分泌する。
それでグチョグチョになった上下の膣壁を感じながら出し入れしているうちに、クロピカは暴発気味に射精していた。
「あああ~~ッ」
「ひあああっ」
中出しでカガリとラクスも同時イキし、三人は不思議が一体感で包まれる。
キラとアスランはまるでこの部屋にいないかのようですらあり、彼らが存在感を見せたのはクロピカに命令されてようやくだった。
「ふぅ~……♪」
「キラ、アスラン。こいつらのアソコを綺麗にしてやれ」
「自分の口と舌でな」
「はい……クロピカ様」
「わかりました……」
「ぺちゃぺちゃ……」
「れろ、ちゅるっ……」
それぞれがクンニをさせている時、クロピカが新たに可愛い女を眠らせて味見したあと、洗脳する為の施設を作れと命じる。
「んっ、ではプラントとオーブ、それぞれに作らせましょう」
「そうだな。すぐに手配させよう」
「それが姉の……」
「それが愛人の……」
「役割だからな」
「役割ですから」
―――そして数か月後
プラントにできた新たな施設に、シン・アスカが呼ばれてきていた。
恋人のルナマリア・ホークは、話があるという。
「言っていなかったけど、私、お兄ちゃんがいるのよ」
そう言って紹介されたのは、クロピカだった――――。
完
この作品はコラボSSとして小悪魔さんのpixivに掲載してもらったものになります。
あちらで掲載していただいてから時間が経ちましたので、ピカッとハウスでも掲載します。
ラクス・クラインはこの日、クライン派に所属する事務職員、クロピカ・ルビデルトリに呼び止められていた。
戦時中ではないので特に護衛はいないし、そもそもクライン名義で所有しているオフィスビルの中で相手も職員なので警戒していない。
「何か御用ですか」
「いやあ、大した用じゃないんですけどね」
クロピカはポケットからハンカチを取り出すと、バッと後ろに回り手でラクスの口を抑えた。
「な、なにするんですかっ」
「ふぐっ!?」
「んー!!」
強引に口を塞がれたラクスは、抵抗したがそれがかえって災いし、激しく呼吸をしてしまう。
その結果、ハンカチに染み込んでいたクロロホルムを大量に吸い込んでしまい、それだけ早く効果が表れてしまう。
「あ……う……」
「フフ、良し。眠ったな」
ぐったりと力が抜けた彼女の体を支えると、クロピカは近くの部屋に急いで移動した。
そこは資料室で、普段はあまり使われず、クロピカが鍵を管理しているまさにうってつけの場所だった。
あらかじめ椅子も用意してあり、連れてきたラクスを座らせる。
もちろん鍵を内側からかけ、密室を作る。
「クハハ!成功だ……!」
「ハァハァ……!」
緊張と興奮で息が荒いクロピカは、なんとか精神を落ち着かせてからさらに注射を打ち、ラクス・クラインが絶対に目覚めないようにした。
そこまでお膳立てすると、いよいよラクスの体を蹂躙すべく、服を脱がせていく。
「なんて綺麗な体なんだ……!」
服を脱がせると、二度も戦争に関わり表舞台で荒波にもまれたとは思えないほど綺麗で美しい体が目に飛び込む。
「ごくり……」
クロピカは生唾を飲み込むと、フッと吸い込まれるように胸に顔をうずめ、気付けば舌で舐めていた。
「れろれろ……んっま」
「なんだこれ……ぺろ、じゅるるっ」
胸を揉みながら乳房と乳首を舐めると、甘さすら感じるほどだった。
味などあるわけない、あったとしても汗のしょっぱさくらいなものだとわかっているはずなのに、それでも美味しく感じてしまう。
一言で表すならそれがラクス・クラインの「魅力」なのだろう。
夢中で舐めていると気付けば10分以上が経ち、そこでようやくハッとなりヤるべきことを思い出す。
まずはテストも兼ねてビデオで裸姿を撮影する。
もちろんクロピカのお宝映像コレクションに加わるが、裸の動画は色々と使い道もある。
「あとは三脚をセットして、よし、本番だ」
「あー……ワクワクしすぎてアソコが痛いw」
「くぅ……マジ最高だよな。ラクス・クラインとヤれるなんてさ」
この場でセックスまでするつもりのクロピカは、床にラクスを寝かせて股を開くと、用意していたローションを少し使ってから挿入を試みた。
にゅぶぶ……と亀頭の先を押し込んでいくと、意外にもすんなりとチンポが飲み込まれていく。
処女膜の感覚も無く、それなりに経験豊富なことが膣内の感触でわかる。
そしてなにより、ウネウネとした膣襞がチンポを包み、それでいて強めの膣圧もしっかりとあって、クロピカが感じたことのない気持ち良さがあった。
「な、なんつー気持ち良さ……!」
「これがラクス・クラインのマンコ……今日から俺のモノになるマンコか!」
「アハハ、最高だよ。素晴らしいよまったく!」
寝ていてこれなら起きて愛情のあるセックスをしたらどれほど気持ち良いのか、考えるだけで興奮が高まる。
自然とピストンは早くなり、射精に向けて一気に精子が登ってくるのを感じた。
「も、もう……ぅあっ!」
「……」
無言のラクスの膣内に精液を注ぐ。
孕むかもしれない中出しをラクス・クラインにしてるのかと思うと、射精とは違う精神的絶頂すらクロピカは感じた。
チンポを抜いて立ち上がると、股間から精液がこぼれ出る。
自分の射精量の凄さと、ラクスに中出ししたのだという達成感で思わず笑いがこぼれる。
「アハ、アハハッ……!」
射精したことで多少なりとも興奮が治まったクロピカは、次の行動に移す。
それはラクス・クラインの洗脳だ。
大きなバックに裸のラクス・クラインを詰めたクロピカは、台車を使いある場所へ移動した。
「……よし、問題無く始まったな」
大掛かりな装置に拘束され、頭を覆うほど巨大なメットを被せられ洗脳されているラクス・クライン。
この装置は洗脳だけでなく、投薬や刺激による体の感度上昇なども可能だ。
それは視線を下げるとよくわかる。
「クク!イ~イ感じに顔がほぐれてきてるな」
足元の機械にはモニターがあり、メットの内側でどんな表情をしているのかが映し出されている。
その少し上の、ラクスが跨っている部分。
突き出たバイブに挿入された状態でラクスは固定されていて、先端からは様々な薬品が注入されている。
主には脳が快楽物質を分泌する一種の麻薬で、その効果で洗脳の進行が早くなる。
快楽によって脳の抵抗を取り除くことで、被暗示性が高まるという仕組みだ。
こうしてラクス・クラインの洗脳は順調に行われた。
「さぁ……目が覚めたら仲の良い家族になりましょうねぇ♪」
―――
――
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「んん……?」
ラクスが目を覚ましたのは執務室だった。
「ん……?私は……?」
(そう……私、疲れて寝てしまったのね……)
なんとなく記憶が曖昧だが、溜まっていた疲れで寝てしまったのだと思い出し、背筋を伸ばす。
するとそのタイミングで扉をノックする音が。
「どうぞ」
「失礼します」
「えっ!?」
入ってきた人物を見るなり、ラクスは椅子から飛び上がるようにして離れ、その人物に飛び込むようにして抱き着いた。
「クロピカ!久しぶりですね!!」
「フフ、お姉ちゃん久しぶり~」
生まれ変わったラクスは、数時間前まで赤の他人だったクロピカを最愛の弟と認識し、自分のことも弟を溺愛している甘々お姉ちゃんと認識して久しぶりの再会を喜んだ。
もっとも、洗脳されて作り変えられた認識がその程度で済んでいるわけもなく、もっと深く悪質な内容をインプットされてしまっている。
「さっそく姉オナホ使いますか?」
「久しぶりで溜まっているでしょう?」
「え、いいの?」
「もちろんです」
「お姉ちゃんというのは、弟の何もかも面倒を見るのが当たり前です」
「それが私の役割ですから」
「……え?私の方が年下?世の中にはそういうお姉ちゃんだっているんですよ」
何をいまさらと、ラクスが不思議そうに答える。
「それに今までだって何度も姉オナホを使ってきたじゃない」
「プッ……クク、そうだったね、お姉ちゃん」
「さぁ、久しぶりですし存分に姉オナホを使ってください」
「遠慮なんかしちゃダメですからね?」
「そういうことなら遠慮なくヤらせてもらうよ♪」
「は、激しいっ」
「あぁ、いい、ラクス・クラインのオマンコ最高っ♪」
「も、もうっ。あ、姉を呼び捨てなんてっい、いけませんわぁっ」
「今は姉は姉でも、姉オナホだろうがっ」
「ああんっはいっそうですっ」
「私は姉オナホですっんああんっ」
「ですからっ好きなだけ性欲処理に使ってくださいっ」
ラクス・クラインの膣内の感触を味わいながら、本人の喘ぎ声をBGMにチンポを突き入れる快感。
このレベルの快感を味わえる男が、コズミック・イラの宇宙で他にいるだろうか。
それほどの快感を味わったクロピカは、射精の瞬間に合わせて一番奥まで腰を押し込み、膣内に一気に高まりを放出した。
「ああイクッ!」
「ああっ凄いっ」
「出てるっクロピカの弟精子が私の中を埋め尽くすみたいですっ」
「ああなんて量なのぉっ」
この時がクロピカにとって過去最高の射精量となったのだった。
「フフ、こんなに沢山出しちゃって……溜まっていたのね」
(キラよりも全然多い……フフ、さすが私の弟です)
「んっしょっと」
「……あら?まだ大きいままなのですね」
「そりゃあラクス・クラインと……ううん、ラクスお姉ちゃんとヤッたあとですぐに治まるわけないよ」
「もう、仕方なわね」
「お掃除フェラついでに、もう一度性欲処理してあげます」
「うん、よろしくー♪」
「ぺろぺろ、ちゅ、れろっ」
(間近で見るとなんて大きいの……キラとは全然……)
弟の立派さに感心しつつお掃除フェラをしていると、クロピカがあるお願いをしてきた。
「彼氏に紹介して欲しい、ですか?」
「うん。弟としては、ラクスお姉ちゃんの彼氏がどんなかは知っておかないとね」
「わかりました。ぺろ、れろっ……」
「あ、その前にやって欲しいことがあるんだ。ちょっと難しい内容なんだけど、いいかな?」
「れろっ、ちゅぱ……はい。弟の言うことならなんだってするわ」
「それが姉の、私の役割なのですから……」
「フフ、そう?ありがとうラクスお姉ちゃん」
これからラクスにさせること、ラクスの彼氏に起きること。
それらを思い浮かべると興奮が一気に増して、そのまま射精に至る。
「くぅ、で、射精るっ!」
「もう、こんなに出して……」
セックスの時と変わらぬ大量の精液が頭に降り注ぎ、ラクスも少し呆れたようだった。
(こんなに貯めて……女性とする機会が無かったのかしら……。)
見当違いの心配をしつつ、ラクスはまた舌を伸ばす。
「また綺麗にしてあげなくちゃいけませんね……」
―――
――
-
数日後、キラに隠していた弟がいたと告白し、紹介する機会を設けた。
「初めまして、キラ・ヤマトです」
「クロピカです。宜しくお願いします」
挨拶もそこそこにラクスは本題を切り出す。
「キラ。姉が弟の世話を全てする為に存在していて、実質的に性欲処理を行うオナホであり、金銭的にも援助するATMでもあることは理解してくれていますね?」
とんでもない話だが、キラは理解していると言う。
「でも、僕は恋人……」
「そうです、恋人と弟、どちらが私に対して優先権があるのかを決めなければいけません」
「私としては大好きなキラも、最愛の弟であるクロピカも選べません」
「ですから、やはり勝負は必要……そう考えています」
「僕もそう思う。けど勝負をするということは……クロピカくん、その意味わかるかな?」
キラが気まずそうに聞いてきたので、クロピカはこみあげる笑いを抑えて返した。
「負ければ相手の奴隷になる、ですよね?キラさんが負ければ俺の恋人奴隷となり、俺が負ければキラさんの弟奴隷になる……もちろん構いませんよ♪」
「……うん。それがわかっているならいいんだ」
「これは決めなければならないことだから……」
恐らくキラは自分が負けることなど想像していないのだろう。
だから申し訳なさそうな聞き方になるし、負けたらどうなるかの確認をした。
自分が勝った時に、おかしなことにならないように。
「結構です。キラもクロピカも同意の上で、勝負と行きましょう」
「このホテルに部屋を取っていますから、そこで今から……」
三人は納得の上で、勝負をした。
全裸になって、チンポのサイズを比べると言うまさに男を賭けた勝負。
その結果は……
「どう?お姉ちゃん。どっちが大きい?」
(どうって……こ、こんなの明らかに……)
並んで比べると、クロピカのサイズはキラの倍ほどもあった。
元々サイズの小さいキラと、デカチンのクロピカ。
対極的な二人が並ぶと、こうも差が出るのだ。
「勝負は……クロピカの勝です」
チンポ見せあい対決はキラの敗北となり、この瞬間からキラは恋人奴隷となった。
キラ自身も納得しての、奴隷に。
「これからよろしくね、未来のお兄さん♪」
「はい……よろしくお願いします、クロピカ様」
勝利したクロピカは記念にラクスとセックスをした。
キラはその場で撮影を手伝い、騎乗位セックスを見せつけられる。
この時点でもキラとラクスの恋人関係が解消されたわけではないが、クロピカからするとキラは奴隷で、かつラクスに対する優先権も得た状態なので実現できる見せつけセックスだ。
「中に出すよっ」
「はいっ好きなだけ出してぇっ」
「く、ぅっ!」
「ああんっイックウウウウッ」
(……!)
ラクスからイクという言葉を引き出せたことが無いキラは、改めて敗北感を刻みこまれると同時に、男として優れた御主人様に尊敬の念を抱いた。
「ぺちゃぺちゃ……」
恋人のオマンコに注がれた、他人の精液。
それをお掃除クンニをさせられるキラが、強烈な敗北感と共に、同じくらいの諦めの気持ちを抱いていた。
チンポで負け、恋人奴隷になった今、命令されてとは言え自分がラクスにしてあげられることはしてやりたい。
そういう気持ちもある。
強烈な感情を抱いているのはラクスも同じだったが、その中身は決定的に違う。
彼女の抱いた感情は、最愛の弟であり自分への優先権を手にしたクロピカへの畏敬の念なのだ。
「キラ、私は理解しました」
「弟と恋人では、しょせん格が違うのだと」
「そして気付くこともできました。キラとしていたセックスは……本当のセックスとは言えない児戯だったと」
「まー、俺のチンポを知ったらね♪」
「はい。やはり私の体はクロピカ、あなたの物なんだとはっきりとわかりました」
「これからは存分に、気兼ねなく、好きなだけ私を使ってくださいね」
「もちろんそのつもりだよ。あ、そうだ、ラクスお姉ちゃんにまたお願いなんだけど――――」
「あのお二人も導くのですね?」
「キラにしたように……わかりました。任せてください」
「うん、ヨロシクー♪」
「あんっ」
会話の途切れ目で、ビクッとなるラクス。
どうやら気持ち良いところを舐められたらしく、反射的に声が出てしまったようだ。
「なんだ、やればできるじゃない」
「腐っても恋人、というわけですか?弟の奴隷に成り下がったとはいえ、無様なお掃除クンニで私を一瞬でも感じさせたことは評価に値しますわ」
「キラ。あなたには初めてクンニをさせましたけれど、あなたと今までしたどの児戯セックスよりも、さっきの一舐めは気持ち良かったわ」
「ハハ、マジかよ。褒めてもらって良かったなキラ!」
「はい……光栄です……」
こうして3人の関係性はこの日をもって明確かつ不変のものとなるのだった。
さらにしばらくしたある日、ラクスはキラと共にカガリに再会していた。
「二人とも良く来てくれたな」
「ラクスさんとはこの間も会ったが、キラは久しぶりだな」
この日はオーブにキラとラクスが呼ばれてやってきた形だ。
表向きは政治家同士の交流だが、実際は違う。
「それで二人をここに呼んだ本当の理由なんだがな……」
カガリは自分がキラにとって姉なので、本来であれば世話をする義務があるが、アスランという恋人がいるのでまずは自分に対する優先権をどちらが持つか決着を付けねばいけないと話した。
それは、ラクスがクロピカとキラに対して行ったことと同じ内容だ。
「私もここしばらくは忙しすぎて失念していたが、そろそろ決めないと……な」
アスランとキラの仲を考えると少し気まずさはあるが、二人共納得して勝負をすることに。
「今日は人払いしていて誰も入ってこれないから、ここで決着をつけよう」
「それでいいな?」
「うん。アスランが良いなら僕はそれでいいよ」
「俺も構わない。俺かキラか……どっちがカガリに相応しいか、決めよう」
「ど、どうかな?」
(お願いカガリ……アスランに負けたら僕は二人の……!)
「ふーむ、これは……!」
「判断が難しいですわね」
チンポサイズはかなり互角だったが、定規で根元から計測し、チンポの直径も調べた結果、キラが僅差で大きく、辛くもアスランに勝利するのだった。
決着したことでアスランはキラの恋人奴隷になることが確定し、アスランはうな垂れ、反対にキラは安堵のため息をはいた。
「これでまず一つ整理がついたな!」
「一つですか?」
ラクスが含みのある言葉を聞き逃さずに質問する。
「あぁ、実はな……私はアスランの恋人であると同時にある男性の愛人でもあるんだ」
「まぁ、そうなんですか」
「意外だろうがな……アスランとしばらく離れ離れになっていた時、つい魔がさして浮気してしまってな」
「その人に抱かれた時、あまりにも気持ち良すぎてわけがわからなくなり、つい愛人になるのを受け入れてしまったんだ」
「だからキラ、弟として姉の私への優先権を得たお前には改めて愛人と優先権をかけた勝負をしてもらいたい」
「それが決着してようやく私は誰のモノなのかハッキリするというわけだ」
「最も、お前が辞退するというのなら勝負する必要はないが」
「そういうわけにはいかないよ」
アスランの手前もあるし、戦わずして退く理由もない。
キラは勝負を承諾したが、結果的にこのあとすぐに翻意することになる。
「えっ……!?」
カガリを愛人にしている男性として紹介されたその人物は、なんとクロピカだったのだ。
「あ、あなたは……!?」
「あら、クロピカ?」
「奇遇だねラクスお姉ちゃん♪」
クロピカの顔を見た瞬間、キラの中で戦意は完全に消え失せていた。
そして、諦めた表情で力なく、そして視線を逸らして呟いた。
「僕は……棄権します……」
「き、キラ……!?」
その言葉に一番驚いたのはアスランだ。
自分の主人が戦いもせず負けを認めるということは、到底納得できるものではない。
「アスランが驚くのも無理ありませんわ。けど、私にはわかります」
「なぜなら、キラとクロピカは既に一度私に対する優先権を掛けて戦い、クロピカの圧倒的勝利で決着しているのですから」
「そ、そんな!?」
なるほどと頷くカガリだが、一応の最終確認をする。
「いいのかキラ。優先権を放棄すると言うことは即ちクロピカに対して人権すらも放棄すると言うことを意味するんだぞ」
「お前の奴隷となったアスランも、クロピカのものになってしまうんだぞ?」
「しかたないんだ。だって僕、もう一度負けているから……」
「僕は既にクロピカ様の奴隷だから……今、負けを認めても何もかわらない」
「元々失っている人権だから……もう手放すものはないんだよ」
「そうか。お前が良いなら私もそれで構わない」
「決まりですわね」
「あぁ、私に対する優先権は、クロピカのモノだ!」
「フフ。ここに足を運んだだけでカガリが手に入るなんて、ラッキーだなぁ」
「私もこれからは愛人に専念できる。だから好きな時に好きなだけ抱いてくれよ」
「もちろんそのつもりだよ♪」
「なら姉の私と愛人のカガリさんとで記念の御奉仕しませんか」
「いいなそれ。クロピカ、どうだ?」
「どうって、そんなの願ったり叶ったりだよ」
そこからはキラとアスランにとっては辛い時間となった。
優先権を得たクロピカが我が物顔でラクスとカガリにWフェラチオさせているところを、全裸正座で見なくてはいけなくなったからだ。
しかも勃起することは許さないと貞操帯まで装着されて、だ。
「ぺろ、ちゅぱちゅぱっ」
「じゅるっちゅる、れろれろっ」
惨めな男たちなど全く眼中にない二人はクロピカが気持ち良くなってもらうことだけを考え、無我夢中でチンポを舐めしゃぶる。
今この部屋には卑猥な音だけが響いている。
他に音がするとすれば、時折漏れるクロピカの喘ぎ声だけだ。
「ちゅぷちゅるるっ」
「ぺろぺろちゅぱちゅぱっ」
「あぁもう無理っ……イクッ!」
ラクス・クラインとカガリ・ユラ・アスハ。
この二人に奉仕されて我慢できるわけもなく、クロピカは盛大に射精し、精液を二人の顔に撒き散らした。
「ふあ……相変わらず凄い量……」
「それでこそ私の優先権を持つ男だな……匂いも凄いし、この精液だけでイッてしまいそうだ……」
「フフ、イクのは早いよ。これからセックスするんだから」
「さぁ、服を脱いだらそこに二人で重なって」
二人で重なると言う意味が良くわからなかったが、促されるままにすると、それは想像以上に恥ずかしい体勢だった。
「やってみたかったんだよ、二か国丼」
「オーブとプラントの姫を同時に、ね♪」
「ぜ、贅沢な奴だな……」
「意味はわかりますけど、恥ずかしいですわ」
「ふたりとも嫌?」
「いいや構わない。愛人としてお前の望みは全て叶える。それが私の役割だからな」
「私も同じですわ。姉として、どんなことでもしてみせます。それが私の役割ですから」
「そうだよな。フフ、OKも貰えたことだし、楽しませてもらおうかな」
「ん、あっ」
「ふああっ」
膣同士が合わさった中心にチンポを押し込んでいくと、まるでサンドイッチのようにふわとろのオマンコに包まれる。
この二人に挿入している、それだけでも射精しそうな興奮が、自然と腰を動かしていた。
「ああっな、なんかいつもと違って、ああっ」
「た、確かにっ不思議な感覚ですわっ」
挿入されているほうも浅いところをこすられ気持ち良くなり、愛液はどんどん分泌する。
それでグチョグチョになった上下の膣壁を感じながら出し入れしているうちに、クロピカは暴発気味に射精していた。
「あああ~~ッ」
「ひあああっ」
中出しでカガリとラクスも同時イキし、三人は不思議が一体感で包まれる。
キラとアスランはまるでこの部屋にいないかのようですらあり、彼らが存在感を見せたのはクロピカに命令されてようやくだった。
「ふぅ~……♪」
「キラ、アスラン。こいつらのアソコを綺麗にしてやれ」
「自分の口と舌でな」
「はい……クロピカ様」
「わかりました……」
「ぺちゃぺちゃ……」
「れろ、ちゅるっ……」
それぞれがクンニをさせている時、クロピカが新たに可愛い女を眠らせて味見したあと、洗脳する為の施設を作れと命じる。
「んっ、ではプラントとオーブ、それぞれに作らせましょう」
「そうだな。すぐに手配させよう」
「それが姉の……」
「それが愛人の……」
「役割だからな」
「役割ですから」
―――そして数か月後
プラントにできた新たな施設に、シン・アスカが呼ばれてきていた。
恋人のルナマリア・ホークは、話があるという。
「言っていなかったけど、私、お兄ちゃんがいるのよ」
そう言って紹介されたのは、クロピカだった――――。
完
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