帝国の新サド将軍　アカメ

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アカメが斬る！ - 2022年12月26日 (月)

「御主人様、式典は無事終わりました」

「お披露目ごくろう。帝国の新将軍としてなかなか良い演説だったぞ」

「ありがとうございます！」

「これから、身を粉にして働きます。帝国と……御主人様の為にっ

」

帝国と主人に忠誠を誓う女将軍。
彼女の名前は「アカメ」　元反乱軍の中核メンバーだ。
まるで別人のようだが、実際中身はほとんど別人だ。

この日から遡ること数週間前、作戦が失敗し仲間を殺されたアカメは、一人だけ生かされ洗脳装置にかけられた。
洗脳を直接施したのは、エスデス将軍だ。

「アカメ。今からお前には私の後釜……帝国の将軍になってもらう。それも私以上に冷徹なサディストの将軍に、だ」

「私も今からお前がされるように洗脳していただき、御主人様の忠実な牝奴隷にしていただいた」

「毎日御奉仕して尽くした甲斐が合って、御主人様の子を宿すことが出来た」

「それは良かったのだが、この先私は御主人様の性欲処理くらいにしか役に立たないただのオンナに成り下がる」

「それでは帝国を維持できない。そこで、新たなサド将軍としてお前に目を付けたというわけだ」

「ま、安心して洗脳されることだ。生まれ変わればすべてが幸せになる」

「それにな、最強と自負していた私ですら負けた体の自由を奪う帝具と、この洗脳装置だ。素直に諦めた方が楽だぞ」

「ね？御主人様

」

「クックック！その通り。最後に言い残すことはあるか？」

「消さないでっ……」

「大丈夫。消すんじゃなくて、脳を再構築するだけだから♪」

「い、いやああっ！」

――

―――

――――

結果洗脳され、今に至ると言うわけだ。

「今は洗脳していただいたことを感謝しています」

「反乱軍は皆殺しです！御主人様に害する者は全て駆逐し、素質ある女は洗脳します！」

「どうかこのアカメ将軍の活躍にご期待ください

」

「うん。エスデスの代わりに頑張って～」

「はい！！」

それから一月後。

帝国の新将軍アカメの活躍で反乱軍は壊滅したのだった―――。

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