「藤林少尉、任務了解しました！」

ある人物の屋敷に潜入した藤林響子。
そこで彼女は、ターゲットのＰＣを起動し、中のデータを覗く。

しかしＰＣの中には、予想もしていなかったデータが入っていた。

「何これ……こんなのデータ見たことない……」

暗号なのかどうかすらわからない文字の羅列。
そのデータを見ている時だった。


ピカッ！

「きゃあっ！」

画面が突然フラッシュのように発光し、その強烈な光を響子は見てしまう。
その光によって彼女の意識は遠のき、そして……



―――

――

－

「あ、あれ？」

「どうしたのかね」

響子は高級なホテルのレストランにいた。
ワインを片手に持ち、テーブルには食事が済んだ皿が。

そして目の前には、中年の男。

「あ、いえ。すいません」

「なにか意識がしばらく飛んでいたような気がして……」

「酒に酔ってしまったのかね？」

「そうかもしれません」

「ふふ、まさか酔ったから君と私の関係まで忘れたなんて言わんだろうね」

「……安心してください」

「私はあなたの愛人」

「いただいたお金の分は、しっかり御奉仕しますから」

「ならいいんだ」

「では、早々に切り上げて部屋に戻るとしようか」

「もう、エッチなんですから」

「ハハハ。今晩はたっぷりと楽しませてもらうよ」

「はい、もちろんです」


この数日後、藤林響子は記憶を失った状態で場末のゴミ置き場に捨てられていた。
全身が精液と愛液にまみれた状態で、アヘ顔を晒して倒れている彼女は一般人に助けられたが、二度と自分の過去を思い出すことは無かった。

関連記事

• 藤林響子の潜入任務は返り討ち (2022/07/21)
• 竹内なずなの洗脳後宣誓式 (2021/08/10)
• 司波小百合の契約遂行 (2020/12/20)
• [アンケート企画㊽]絶対服従因子発現！光井ほのかに植え込まれた負の遺産 (2019/07/09)