奪われた姫君、救うために全てを差し出した騎士達
ゼロの使い魔 - 2019年08月31日 (土)
「あ、あなたは一体……何者!?」
この日、素性不明の賊が城に侵入するという事件が起こった。
突然のことで多くの者が混乱するなか、騎士達がこれを撃退にあたった。
しかしことごとく退けられてしまい、遂にはアンリエッタの眼前にまで迫る。
「姫様、お下がりを!」
「これはこれは……この城の騎士は美女しかなれないという規則でもあるのかな」
「しかし美しいからかここの騎士達は例外なく弱い」
「なんだと!?」
「焦らなくてもすぐにわからせてやろう……!」
「あ……」
「くぅ!?……あ……――」
動作も無く放たれた魔法で、アニエスは意識を失い簡単に無力化されてしまう。
護衛を失ったアンリエッタはどこかに連れ去られてしまうのだった。
―――
それからしばらくして、謎の男は再び城にやってきていた。
当然アニエスたちはこれを迎え撃ち、殺そうとまでしたがアンリエッタと人質にされたため話を聞かざる負えなかった。
「あ、アンリエッタ様!?」
「き、貴様ぁ!!」
やってきた男の名前はヴェラレオというメイジで、アンリエッタを犯す様を映像魔法で見せつけ、さらに怒りをかった。
「怒るのも無理はないが、私は交渉しにきたのだよ」
「交渉だと!?姫様を凌辱しておいて、ここから生きて帰れると思うのか!?」
「それもありでしょうな」
「しかし私を殺せば、生きている姫君も同時に死ぬ。それでも良ければ好きにするがいい」
「……!!」
腸が煮えくりかえるとはこのことかと言わん形相のアニエスだが、手は出せない。
護衛騎士である彼女達にとって、アンリエッタの命を奪う選択は絶対にできないからだ。
「交渉と言ったな?何が望みだ。どうすれば姫様を開放する?」
「そうこなくてはな」
ヴェラレオの要求はあまりにも馬鹿げたものだったが、確かにアンリエッタを救うことのできる内容だった。
「我々騎士団全員が貴様の奴隷として仕えるのなら、姫様は無事に解放すると言うのだな?」
「そうだ。いくら絶世の美女といっても所詮は女一人。ならば、君たち騎士団を飼う方が楽しめそうなのでね」
「全員がシュヴァリエの称号を捨て、奴隷として私に飼われるというのなら姫様は開放して差し上げよう」
(……下衆が)
金銭や地位も不要、ただただ女を飼いたいと言うヴェラレオの要求を受け入れるのは屈辱の極みだが飲むよりほかは無い。
アニエスにできるの条件面での譲歩を引き出すことくらいだった。
「この城の護衛騎士団は全て女、総勢80名で構成されている」
「その全てを差し出せば姫様が解放されても危機にさらされるだろう」
「お前の条件は飲む。だが奴隷になるのは半数の40名、それで手を打ってもらいたい」
断れば殺す。そういう眼光で交渉するアニエスの希薄にヴェラレオも折れる。
「あなたを含む60名。それ以上は応じれませんな」
「……わかった」
交渉の末20名の騎士を残すことに成功したアニエスは、自身が選出した女騎士達総勢60名とアンリエッタを引きとるための騎士3名と共にヴェラレオの屋敷へと向かった。
無事引渡しは完了し、アンリエッタの身柄が護送の馬車に乗ったと同時に契約は成立した。
これ
によって護衛騎士団の60名は身分を捨て、ヴェラレオの奴隷になったのだ。
「わ、私はもう奴隷になった!拘束などしなくても……!」
「わかってるが、こうやってかつての部下達の前で無様におかしてやらなければ、いつまでも立場を理解しないと思ってな」
「それにこれは私の経験だがな、お前のような気の強い女は主のチンポを刻み付けて立場をわからせてやると、従順になるものなんだ」
アニエスはアンリエッタの為にも自分は耐えなければと強い決意で屈辱を受け入れた。
生きていれば反撃の機会はある。媚を売れば隙もできる。
いつか逃げ出し逆襲するという希望とアンリエッタへの忠誠を胸に、アニエスたち騎士団は奴隷として従事した。
それらが全て、無駄なことだとも知らずに。
「嫌あああっ!」
「はは、さすがは王女様。マンコの出来もそこらの貴族連中とは違うみたいだな」
アニエス達が解放されたと思っているアンリエッタは、ヴェラレオの根城に捕えられたまま犯されていた。
実は解放などされておらず、今なお王女は行方不明のままで、しかも騎士団も姿を消した。
国が大騒動になっていることなどアニエス達は知りもしない。知る方法もない。
部下達の前で王女を犯し権威を示すヴェラレオが、興奮と欲求を募らせる部下達の性欲を処理してやるためにあてがったのがアニエス達だ。
「ああ……」
アニエスと容姿に優れた一部の女騎士は、最初の味見だけはヴェラレオがしたが、その後は配下の慰み者になっていた。
最初の一週間で多くの騎士達は心を折られ、アニエスも一か月と持たず心をへし折られた。
ただ犯され、命を繋ぐための食事をし、家畜の様な日々。
そんな人とは呼べない生活が数か月続き、気付けば騎士達は心なき肉人形へと姿を変えられていた。
一方で監禁されていたアンリエッタは、ある程度自由を与えられるようになっていた。
ヴェラレオは彼女が逃げ出さないように様々な保険を打ってあるが、アンリエッタも逃げ出す意志はもう無かった。
そんなある日、知らない部屋を見つけたアンリエッタは、興味本位で中に入ってしまう。
そこには驚愕の光景が広がっていた。
「アニエス……!それに他の騎士達も……!?」
「あ……ああ……」
「こんなところにいたなんて……!」
心を壊されたアニエス達を目の当たりにするアンリエッタ。
驚いている彼女の姿を見ても、もはやかつての騎士達はまったく反応しない。
壊れた騎士達は今はもう、犯され、エサを食べ、排泄し、寝ては起きて犯されるという完全な家畜になってしまっていて、そこに人としての思考は存在しない。
アニエス達がここまでになるのに、どれほど過酷な日々だったかは容易に想像がついた。
そして、誰一人命を絶つことなく家畜になっている現状は、彼女達が壊れる最後の瞬間までアンリエッタに忠誠を誓っていた証でもあった。
「私の為に頑張ってくれたのですね……」
アニエスのところへ駆け寄った彼女は、騎士達全員に向かって声をかけた。
「馬鹿ね!愚かにもほどがあります。御主人様の捕えて頂いた私を助けようなど、余計なお世話!!」
「アハハハッ!私はもう、ヴェラレオ様に心酔する淫らな肉奴隷なのですよ!とっくの昔に!」
「そうとも知らず、こんな姿になるまで私に忠義を尽くすなんて……ハハハ!アハ、アハハ!」
「本当に間抜けで笑ってしまいますわ!」
アンリエッタの言葉を聞いても、アニエス達は反応することが無かった。
ただ、家畜たちの部屋でアンリエッタの笑い声だけがこだましていた。
この日、素性不明の賊が城に侵入するという事件が起こった。
突然のことで多くの者が混乱するなか、騎士達がこれを撃退にあたった。
しかしことごとく退けられてしまい、遂にはアンリエッタの眼前にまで迫る。
「姫様、お下がりを!」
「これはこれは……この城の騎士は美女しかなれないという規則でもあるのかな」
「しかし美しいからかここの騎士達は例外なく弱い」
「なんだと!?」
「焦らなくてもすぐにわからせてやろう……!」
「あ……」
「くぅ!?……あ……――」
動作も無く放たれた魔法で、アニエスは意識を失い簡単に無力化されてしまう。
護衛を失ったアンリエッタはどこかに連れ去られてしまうのだった。
―――
それからしばらくして、謎の男は再び城にやってきていた。
当然アニエスたちはこれを迎え撃ち、殺そうとまでしたがアンリエッタと人質にされたため話を聞かざる負えなかった。
「あ、アンリエッタ様!?」
「き、貴様ぁ!!」
やってきた男の名前はヴェラレオというメイジで、アンリエッタを犯す様を映像魔法で見せつけ、さらに怒りをかった。
「怒るのも無理はないが、私は交渉しにきたのだよ」
「交渉だと!?姫様を凌辱しておいて、ここから生きて帰れると思うのか!?」
「それもありでしょうな」
「しかし私を殺せば、生きている姫君も同時に死ぬ。それでも良ければ好きにするがいい」
「……!!」
腸が煮えくりかえるとはこのことかと言わん形相のアニエスだが、手は出せない。
護衛騎士である彼女達にとって、アンリエッタの命を奪う選択は絶対にできないからだ。
「交渉と言ったな?何が望みだ。どうすれば姫様を開放する?」
「そうこなくてはな」
ヴェラレオの要求はあまりにも馬鹿げたものだったが、確かにアンリエッタを救うことのできる内容だった。
「我々騎士団全員が貴様の奴隷として仕えるのなら、姫様は無事に解放すると言うのだな?」
「そうだ。いくら絶世の美女といっても所詮は女一人。ならば、君たち騎士団を飼う方が楽しめそうなのでね」
「全員がシュヴァリエの称号を捨て、奴隷として私に飼われるというのなら姫様は開放して差し上げよう」
(……下衆が)
金銭や地位も不要、ただただ女を飼いたいと言うヴェラレオの要求を受け入れるのは屈辱の極みだが飲むよりほかは無い。
アニエスにできるの条件面での譲歩を引き出すことくらいだった。
「この城の護衛騎士団は全て女、総勢80名で構成されている」
「その全てを差し出せば姫様が解放されても危機にさらされるだろう」
「お前の条件は飲む。だが奴隷になるのは半数の40名、それで手を打ってもらいたい」
断れば殺す。そういう眼光で交渉するアニエスの希薄にヴェラレオも折れる。
「あなたを含む60名。それ以上は応じれませんな」
「……わかった」
交渉の末20名の騎士を残すことに成功したアニエスは、自身が選出した女騎士達総勢60名とアンリエッタを引きとるための騎士3名と共にヴェラレオの屋敷へと向かった。
無事引渡しは完了し、アンリエッタの身柄が護送の馬車に乗ったと同時に契約は成立した。
これ
によって護衛騎士団の60名は身分を捨て、ヴェラレオの奴隷になったのだ。
「わ、私はもう奴隷になった!拘束などしなくても……!」
「わかってるが、こうやってかつての部下達の前で無様におかしてやらなければ、いつまでも立場を理解しないと思ってな」
「それにこれは私の経験だがな、お前のような気の強い女は主のチンポを刻み付けて立場をわからせてやると、従順になるものなんだ」
アニエスはアンリエッタの為にも自分は耐えなければと強い決意で屈辱を受け入れた。
生きていれば反撃の機会はある。媚を売れば隙もできる。
いつか逃げ出し逆襲するという希望とアンリエッタへの忠誠を胸に、アニエスたち騎士団は奴隷として従事した。
それらが全て、無駄なことだとも知らずに。
「嫌あああっ!」
「はは、さすがは王女様。マンコの出来もそこらの貴族連中とは違うみたいだな」
アニエス達が解放されたと思っているアンリエッタは、ヴェラレオの根城に捕えられたまま犯されていた。
実は解放などされておらず、今なお王女は行方不明のままで、しかも騎士団も姿を消した。
国が大騒動になっていることなどアニエス達は知りもしない。知る方法もない。
部下達の前で王女を犯し権威を示すヴェラレオが、興奮と欲求を募らせる部下達の性欲を処理してやるためにあてがったのがアニエス達だ。
「ああ……」
アニエスと容姿に優れた一部の女騎士は、最初の味見だけはヴェラレオがしたが、その後は配下の慰み者になっていた。
最初の一週間で多くの騎士達は心を折られ、アニエスも一か月と持たず心をへし折られた。
ただ犯され、命を繋ぐための食事をし、家畜の様な日々。
そんな人とは呼べない生活が数か月続き、気付けば騎士達は心なき肉人形へと姿を変えられていた。
一方で監禁されていたアンリエッタは、ある程度自由を与えられるようになっていた。
ヴェラレオは彼女が逃げ出さないように様々な保険を打ってあるが、アンリエッタも逃げ出す意志はもう無かった。
そんなある日、知らない部屋を見つけたアンリエッタは、興味本位で中に入ってしまう。
そこには驚愕の光景が広がっていた。
「アニエス……!それに他の騎士達も……!?」
「あ……ああ……」
「こんなところにいたなんて……!」
心を壊されたアニエス達を目の当たりにするアンリエッタ。
驚いている彼女の姿を見ても、もはやかつての騎士達はまったく反応しない。
壊れた騎士達は今はもう、犯され、エサを食べ、排泄し、寝ては起きて犯されるという完全な家畜になってしまっていて、そこに人としての思考は存在しない。
アニエス達がここまでになるのに、どれほど過酷な日々だったかは容易に想像がついた。
そして、誰一人命を絶つことなく家畜になっている現状は、彼女達が壊れる最後の瞬間までアンリエッタに忠誠を誓っていた証でもあった。
「私の為に頑張ってくれたのですね……」
アニエスのところへ駆け寄った彼女は、騎士達全員に向かって声をかけた。
「馬鹿ね!愚かにもほどがあります。御主人様の捕えて頂いた私を助けようなど、余計なお世話!!」
「アハハハッ!私はもう、ヴェラレオ様に心酔する淫らな肉奴隷なのですよ!とっくの昔に!」
「そうとも知らず、こんな姿になるまで私に忠義を尽くすなんて……ハハハ!アハ、アハハ!」
「本当に間抜けで笑ってしまいますわ!」
アンリエッタの言葉を聞いても、アニエス達は反応することが無かった。
ただ、家畜たちの部屋でアンリエッタの笑い声だけがこだましていた。
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