【総集編】魔法少女リリカルなのはTB 1stシリーズ ~ナンバーズ編~
総集編 - 2021年07月03日 (土)

―――某所
「協力者の分際で俺を呼び出すとは良い身分だな」
「まぁまぁ、許してよスカリエッティ。盗聴されない場所で話をしたかったんだ」
バーに呼び出されたジェイル・スカリエッティは軽いため息と共に自分を呼び出した男、低村ニナヒの隣に座った。
「やれやれ……。で、話とはなんだ」
「話って言うか、アドバイスなんだけどね」
「アドバイスだと?」
「うん!君の今後の為にも、機動六課の連中を捕らえて洗脳改造するのが良いと思うんだ」
「戦闘機人の数も揃って来たことだし、洗脳装置の調整も完了してるでしょ?」
「まぁな。洗脳装置の調整は俺が毎日しているから、常に万全だ」
「そうだよね。なら、後はわかるでしょ?」
「……いいだろう。お前のアドバイスは間違いないからな、言う通りにしてやる」
「ただし!お前はあくまで裏方だ」
「わかってるよ。僕はスカリエッティの影として助言だけする。それでいいんだ」
「そうしてくれ。いざなにかあった時、お前に捜査の手が届かないようにしておかなければならないからな」
「スカリエッティは優しいなぁ」
「冗談はよせ。お前と言う駒を失いたくないだけだ」
少し苛立ちをみせるスカリエッティに、ニナヒはクスクスと笑う。
「フフ、そういうことにしておくね」
「じゃあ、具体的な助言は改めてするから、ヨロシク♪」
「僕はこれで帰るよ。君はもう少しゆっくり飲んでいくんだろ?ね?」
「……そうだな。まだ来たばかりだ、少し飲んでいくさ」
ここで話を切り上げたニナヒは、ここの酒代はスカリエッティの分まで払ってあることを伝え、去り際に一つ頼みごとをした。
「あ、そうだ。今晩ウーノを僕の部屋によこしてね。君へのアドバイスはウーノに伝えておくから」
「チッ……俺は子供の使いじゃないんだ、お前が直接呼べばいいだろう」
不満そうなスカリエッティにやれやれと首を振り、ニナヒは耳元で囁いた。
「わかってないなぁ」
「あくまで僕が呼んだってことじゃなくて、スカリエッティに命令されてウーノが僕の家に押しかけてくるって建前じゃなくちゃダメでしょ」
「僕はウーノと君に脅迫されて、この優秀な頭脳を提供させられている。そうじゃなきゃ、僕も捕まる可能性あるじゃない」
「フッ……用心深いことだ。わかった。手配しよう」
「今ここに来たのも、お前を俺が呼びだした。そういうことにする」
「そうそう♪僕は常に受け身で被害者、それを忘れずにね」
そう言ってニナヒは店を後にした。

夜、ニナヒのマンションにウーノがやってきた。
彼女はインターホンで呼び出しすることなく、暗証番号でオートロックを解除して直接部屋にやってくる。
あくまでニナヒが突然、勝手に家に押しかけて来たという体裁を守るためだ。
「低村ニナヒ、入るぞ」
ウーノは家の鍵も持っていて、勝手に解錠して家に入ってくる。
この鍵もニナヒはウーノに脅されて奪われてしまったという設定の徹底ぶりだ。
しかし、家に入ってしまえばウーノは本来の立場でニナヒに接することとなる。
それは奴隷と主という主従関係。
ウーノは低村ニナヒの奴隷なのだ。これは現状スカリエッティすら知らない事実だった。
「御主人様、本日はどのようなご用件でしょうか」
「スカリエッティから聞いてると思うけど、伝言だよ」
「あいつにやらせたいことの内容はこのディスクに入ってるから、お前は中身を見てその通り指示して欲しいんだ」
「承知しました」
「それはそうと、とりあえず脱いでくれる?」
「スカリエッティなんかと表向き対等に会話したもんだから、イライラでムラムラしちゃってさ」
「それはお気の毒に……私ごときの体で慰めになれば、どうか気の済むまでなさってください」
「うん、そうさせてもらうよ」
ウーノは鬱憤を発散したいと言うニナヒの欲求から最適な体勢を察して、服を脱ぐと床に土下座の様に頭をつけるとチンポを挿入しやすい位置に腰だけを上げて尻を振った。
挿入すると、にゅぶりっ と音を立ててチンポが飲み込まれていく。
何度もチンポを出し入れされ、すっかりこなれたマンコに新鮮味は無いが、反面得られる快感はかなりのものだった。
「ああっ


尻肉を鷲掴みにして後ろから突くたびに熱いチンポは彼女のオマンコに深々と突き刺さった。
最奥の子宮口を何度も貫くたびに膣襞がぬらぬらと絡みつきいやらしい刺激が伝わってくる。
「んんっ


「感じるっ


「いつもよりすごくッ!アッ!オマンコがッ…オマンコがグリグリってッ


普段の落ち着きが嘘のようにチンポによがるウーノの姿は、ニナヒの征服欲を満たし快感を高めていく。
同時にオマンコが収縮を繰り返しギリギリと挿入されたチンポを締め上げ、精子を待ち望み射精を促しているかのようだった。
「んっ……くぅ…っ!で、出るっ!!」
限界を超えた快感によって白濁液の堰は一気に解き放たれ、彼女の奥深くへとドクドクと言う激しい脈動とともに注がれていった。
「ああああっ

断続的に膣内に放出される白濁液を子宮が受け止めるたびに彼女はブルッ、ブルルッと身体を震わせた。
「あっ!あっ!!イッちゃう!!あっ…はぁっ!イクッイクッ!あああああぁぁぁぁ!」
「ぶっひいいいいいっ

達する瞬間、ウーノはまるで豚のような悲鳴を上げて痙攣した。
これはニナヒの趣味であり、彼は自らの奴隷が絶頂するとき、動物の様な鳴き声をあげるようにしているのだ。
事後、ニナヒは水分を摂りながらウーノにお掃除フェラをさせていた。
「ウーノ、スカリエッティの監視と洗脳は念入りにね」
「ちゅぱちゅぱ……んはっ……

「承知しております。御主人様の意に反する行動を実行、もしくは示唆した場合は即再洗脳を施し、修正しております」
「また、毎晩の洗脳も欠かしておりません」
「本人は調整・メンテナンスをしているつもりになっていますが、実態は触手洗脳装置の洗脳・射精によって表層意識は御主人様への絶対の信頼を植え付け、深層意識には服従・畏怖・尊敬を植え付ける追加洗脳です」
「これによって、既にスカリエッティは完全な傀儡となっております」
「フフ……自慰行為だけに快楽を見出すオナニー猿化されているとも知らずに馬鹿だよねぇ」
「れろ、ぺろぺろっ

「ま、良い実験台になってるから少しは役に立ってるけどね」
「ちゅ、ぢゅるっ

「現在の装置は御主人様が改良を重ねたことで、私を洗脳してくださったときよりもはるかに強力な拘束力を持つと共に、洗脳に要する所要時間は初期の20分の一まで短縮しています」
「そう。そこまでクオリティが上がったから、次の標的…八神はやてに手を出せるわけだね♪」
「とりあえずお前も指示通りしっかり働いてね」
「はい。全ては御主人様の御心のままに……

つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-2 メンテナンス
(御主人様の御指示は……)
自室に戻ったウーノは、さっそく渡されたディスクを開いた。
パスワードを入力してファイルを開くと、中には「機動六課洗脳改造計画」と記されたプロジェクトデータが入っていた。
そこには手順が書いてあり、最初に記されていたのはナンバーズに対し触手洗脳装置の実戦的テストを行うという内容だった。
(……承知しました)
(全ては御主人様の御心のままに)
ウーノは翌日から行動を開始し、まずはスカリエッティにニナヒからの「アドバイス」として機動六課洗脳改造計画を伝えた。
内容を理解したスカリエッティはすぐにナンバーズを招集、名目はメンテナンスとした。

その晩 ニナヒの家
寝室ではジュブ、ズブッと卑猥な音が響いていた。
「5日後か。もっと早まらないの?」
「ん、あっ

「全員の都合を考えると、ふあっ


ニナヒはメンテナンス実施日が決まりましたと報告しにきたウーノを、騎乗位で抱きながら話を聞いていた。
「そういうことなら仕方ないか」
「ご、御理解っ


「ありがとうございますっ

ズップズップと上に乗るウーノの身体を突き上げながらピストンを繰り返し何度も膣の最奥をチンポでノックする。
「くひっ!ああひいっ

幾度目かの突き上げで彼女の身体が弓状に仰け反り、それを見たニナヒ自身も堰きとめていた腰のもやもやを一気に開放した。
ドピュッ!ドピュピュ、びゅるっ……!
ビュクッ…ピュッ…!!
「精液ぃっ!あっ!!イクぅっ!!」
「ぶっひいいいいいっ♥」
報告が終わり、その後は時間の許す限りセックスをした。
5日後のナンバーズ洗脳まで、ウーノには仕事に専念させたかったからだ。
その分の欲求を今全て発散するつもりで、何度も何度も抱いた。
終わった時には朝日が登っており、ウーノは足腰立たず遅刻してしまうのだった。
――5日後
ラボにはナンバーズが勢揃いしていた。
全員が一堂に会するというのは前例が無く、スカリエッティの招集用件が「メンテナンス」だったこともあり、何か重大な欠陥でも発見されたのかと不安がる者もいた。
スカリエッティは個室で一人一人メンテナンスを行うとだけ伝え、あとは担当者のウーノがそれぞれの部屋に案内した。
AからKまでの11の部屋に全員が入室するが、どの部屋も広いがらんどうであり、壁は頑丈そうな装甲で覆われた無機質なその空間は、メンテナンスをするようにはとても思えなかった。
ここは戦闘用の部屋、そんな誰も思う予想はウーノのアナウンスによって的中することになる。
『あなたたちには今からそれぞれの部屋で戦闘を行ってもらいます』
「……メンテナンスのはずじゃ」
I室のディエチがボソッとつぶやくと、ウーノは即座に反応した。
『メンテナンスですよ。しかしながらそれはあなたたちのことではありません』
「どういう意味?」
『このメンテナンスは、触手洗脳装置の最終調整を意味しています。あなたたちナンバーズを使ってのです』
「なんだと!?ふざけるな!」
これに噛みついたのがA室のドゥーエだ。
だがウーノは聞こえていないとばかりに意に介さず、話を一方的に続けた。
『洗脳触手装置は10の特殊機能を備えた触手の集合体ですが、今回、ナンバーズにはそれぞれ1つの能力だけを持った分離触手と戦闘してもらいます』
『全力で戦いなさい。それでも勝てないでしょうから』
『無事全員が触手に敗北した時、全員が真の御主人様の姿を目の当たりにするでしょう』
『そして生まれ変わるのです。真の御主人様の牝奴隷に』
『では、精々頑張ることです。少しでも長く今の自分でいたいのなら……ね』
『もっとも私なら即投了しますが』
そこまで言い切ったところで、放送はブツッと途切れた。
同時に部屋の照明が蛍光灯から赤系統の非常照明に切り替わり、薄暗くなる。
そして、部屋の床から触手洗脳装置がウネウネと登場する。
自分達はモルモットなのだ、そう気付かせるに十分な禍々しい様子に、どの部屋も緊張感で包まれていた。
* モニタールーム *
「御主人様、触手洗脳装置の起動完了しました」
「OK。じゃ、さっそくスタートね」
「かしこまりました」
各部屋をモニターしている部屋で、ニナヒは寛ぎながら指示を出した。
これによって、各部屋のナンバーズは戦闘に突入するのだった。
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-3 最初の1分30秒
罠にかかったナンバーズがそれぞれ閉じ込められた部屋で触手洗脳装置と戦闘に入ってすぐ、動きがあった。
まず最初に触手の餌食となったのがJ室のディードだ。
「か、体が……⁉」
黄色でウネウネと柔軟に動く数本の触手。
警戒して身構えたディードだったが、攻撃せず様子を見たのが災いしてしまい、触手の能力によって体を麻痺させられてしまったのだ。
「あ、ぐ……!」
この触手は麻痺型洗脳触手で、通称はパラライズ・テンタクル。
その能力は名前の通り麻痺であるが、その効果の条件はこの触手を3秒以上直視すること。
この密室はまさにうってつけの触手であり、直接戦闘でディードが視線を触手から外すわけもなく、即アウトとなってしまったわけだ。
「う……くぅ……」
視神経から脳を直接操作することで麻痺させるため効果は絶大であり、一度くらってしまうと触手側が解除するか触手を破壊して数日以上経過しないと麻痺から逃れることはできない。
麻痺した対象が完全に身動きできなったのを確認した触手は、今度は直接ディードに巻き付いた。
「……ゃ、め……!」
するとそのうちの一本の触手の先端がさらに数本の触手にと枝分かれしディードの耳や鼻から体内に侵入し、洗脳を開始した。
「あがっ、ぐ……ぎぎっ……!」
戦闘開始からここまで、わずか13秒の出来事である。
「御主人様。J室の麻痺型触手がディードを完封、洗脳を開始しました」
「早いね!ディードって完成度の高いナンバーズじゃなかったっけ?」
「はい。しかし、触手の中でも特に即効性の高いものですから、この結果は当然といえます」
「それもそうか。ウーノを洗脳した時もこれを使ったんだっけ?」
「……いえ、私の時はスペックダウン型洗脳触手を使用されていました」
「赤子同然の身体能力にされた私は、御主人様に時間をかけて徹底的に犯されたのち、洗脳していただいたと記憶しております」
「あ、そうだったそうだった!あれは興奮したなぁ」
そんな会話をモニタールームでしていると、次に動いたのがF室だ。
「この!離せ……ッ!」
オットーはディードと正反対に先制攻撃を仕掛けて一気に触手を破壊しようとしたが、攻撃は回避され逆に体に巻き付かれ手足を全て拘束されてしまっていた。
触手のスピードはオットーの動体視力で追えるものではなく、その移動速度での巻き付きは回避できるものではなかった。
「な、なんて力……!」
そしてその巻き付く力も強力であり、どんなに力を入れてもビクともしなかった。
というのも、オットーが対峙した触手は巻き付き拘束型洗脳触手であり、通称シンプル・テンタクルと呼ばれる一番オーソドックスな触手だ。
それ故に最も基本性能の高い触手であり、巻き付かれ力の入らない体勢のオットーに振りほどけるものではない。
そして拘束が完了したと同時に、触手が無防備な頭部の穴という穴から侵入し、洗脳を開始するのだ。
この時、戦闘開始から75秒しか経っていなかった。
「御主人様。F室の巻き付き拘束型洗脳触手がオットーを拘束、洗脳を開始しました」
「……続いて、D室のバリア破壊型洗脳触手もチンクのバリアを突破。間もなく洗脳が開始です」
「ペース早いね!まだ2分経ってないんじゃないの」
「はい。1分30秒でディード、オットー、チンクの3名が脱落。想定の半分以下の時間です」
触手洗脳装置の前に、次々と餌食にされていくナンバーズたち。
果たして、残りのメンバーで触手に勝利できる者は現れるのだろうか。
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-4 太刀打ちできない戦闘機人
早々に脱落した3人。
その流れは変わらなかった。
どの部屋の戦闘機人も触手の前に次々屈していったのだ。
A室のドゥーエは、粘着拘束型洗脳触手を相手に固有武装のピアッシングネイルで攻撃を試みたが、まるで刃が立たない。
「ネイルが取れない……!」
「ああっ!?」
触手にネイルが当たった瞬間、触手自体から分泌している粘着液で衝撃を緩和され、超強力な粘着力で完全にネイルがくっついてしまった。
その隙を見逃さない触手は足から腰にかけて粘着液を放出し、体を固定してしまう。
「そんな……!」
こうなってしまえばドゥーエといえども無力であり、目の前で洗脳を実行するためにパックリと開かれた触手の禍々しさに絶句するほかなかった。
「ふごっ!んっぐううう……!」
この粘着拘束型は洗脳時に口から侵入し、口元と自身を粘着液で結合することで取り外せないようにして行う。
粘着液は分泌後でも任意に粘着力を操作することができるので、洗脳が済んだら粘着力をゼロにして接着を解くことで対象に傷を残すことはない。
「おご!んぶう……~~~ッッ!?」
ともかく口を塞がれ、攻撃した手のネイルは触手に接着、足も固定された状態でドゥーエに出来るのは残った一本の手で口の触手を抜こうともがくことだけだが、その手も触手に触れた時点で接着してしまう。
こうしてパニックによる自爆にも近い流れでドゥーエの拘束は完璧なものとなり、口内から侵入した触手は脳へのアクセスに成功。
洗脳が開始された。
同じタイミングで洗脳を開始されたのがE室のセッテだ。
彼女は吸引するか体に付着すると十数秒で簡単に絶頂してしまうほど体が性的に敏感になる媚薬を散布する、通称アヘガオ・テンタクルと呼ばれる媚薬散布型洗脳触手に敗北した。
セッテは媚薬の効果が発揮されてしまった後、絶頂しないように動きを最小限にするという対処をしたが、効果の程を見誤った。
ほんの少しでも動いたら絶頂してしまうほどの強烈さを想定しろというのが無理なのだが、ともかく身動きできなくなったセッテに洗脳触手が襲い掛かった。
その時に身を守ろうと咄嗟に体が動いたことで常人ならば廃人になるほど強烈な絶頂を体験してしまったのだ。
「おっほおおおおおっ



自分でも聞いたことのないような叫びをあげたセッテはその場に倒れ込み、打ち上げられた魚のようにヒクヒクし、無様なアヘ顔を晒す。
触手はセッテの額に鋭利な突起を突きさし、ダイレクトに脳に侵入し洗脳を始めた。
「ひぐうっ


刺された痛みすらも快感に変えてしまう媚薬の前に、セッテは失禁や潮吹きを繰り返しながら洗脳された。
悶絶し無様な顔を晒したという意味では、H室のノーヴェも同じだ。
もっともその性質はセッテの快楽とは真逆の苦痛によるものだ。
「な、なんて攻撃力……ひっ!」
「やめっ……ぐはああっ!」
ノーヴェと対峙したピンク色の触手はその見た目と相反し攻撃に特化した通称パワフル・テンタクルと呼ばれるもので、
持ち主のニナヒが設定ミスと認めるほど高められた攻撃力は、ともすれば簡単に人を殺してしまう殺傷能力を持つため取り扱いが最も難しい触手だ。
その破壊力はかすっただけでノーヴェに恐怖を植え付けるもので、委縮した体で回避運動が続くわけもなく、腹を突き上げるように殴られた体は簡単に吹っ飛ばされてしまう。
これで死にはしなかったものの、落ちた先の床で嘔吐しピクピクと痙攣するノーヴェの表情は無様そのものだった。
対象が今回のように嘔吐や吐血するケースが多いため、この触手は洗脳時に背中から侵入し洗脳する。
これは他にも対象が恐怖で逃走することが多いのも理由の一つで、背中を見せた相手を追撃し、そのまま洗脳を可能としている。
* モニタールーム *
「御主人様、触手たちは順調に勝利しています」
「そうだね!さすがは僕とつながっているだけあるよね♪」
「はい。いずれの触手も使役者である御主人様の分身のようなもの……その勝利は御主人様の勝利にも等しく、私も喜ばしく思います」
ウーノは優しい笑顔を浮かべ、本当に嬉しそうにしていた。
と、その時だ。
「お!来た来た……パワーが流れ込んでくる!」
「G室が決着したようですね」
「うん!あぁ~……やっぱりこれいいよ。そいつの存在事ごと…人生を全部食べちゃうってさぁ

「フフ……セインも御主人様の一部になれて喜んでいることでしょう」
* G室 *
決着したG室は、もぬけの殻だった。
その理由は、対戦した触手にある。
丸呑み型触手、通称イート・テンタクル。
そもそも洗脳触手は低村ニナヒの細胞をベースに生み出された生体兵器であり、分離しても異空間を介して使役者であるニナヒと繋がっている。
触手たちは単独で行動可能で、最低限の自我もあり、成長もするが、それらはあくまでニナヒとつながっているからこそである。
そして丸呑み型洗脳触手は、魔力を持たない貧弱な人間であるニナヒを強化する役割を担う触手なのだ。
大きく開いた触手は人間を飲み込むことが可能で、飲み込んだ相手の細胞・情報を分解してニナヒに取り込むのだ。
つまり、存在そのものを吸収するということだ。
その際、対象は事実上死ぬが、その記憶や能力と言った人を司る情報は全てニナヒに取り込まれ、身体的能力も一部ではあるもののニナヒに加算される。
ニナヒはこの触手によって人を吸収し、人生を我がものとすることに快感を得る性癖を持った鬼畜なのだ。
しかしもう一つの性癖である「洗脳によって支配する」方がより強い快感を継続的に得られる為、この触手で丸呑みにすることは少ない。
美人以外に興味がないと言うのも丸呑みをするこが少ない要因の一つだ。
今回は最終テストなので洗脳する力を持たない丸呑み型触手も使ったが、戦闘機人の誰がこの部屋に入ってくるかは未知数だった。
そのランダムさもニナヒにとってのお楽しみであったわけだが、悲劇の対象となったのはセインは可哀想と言うよりほかない。
* モニタールーム *
「ああぁ……良い気分だぁ……

「セインはディープダイバーを使えましたが、能力は取り込めましたか?」
「うん。使い方もバッチリだよ。はぁ~…

「はい。御主人様の生存率を高める能力ですから、当たりと言えるかもしれません」
セインが食べられたことは他の部屋の者たちにわかるよしもなく、わかったところで助けることもできない。
なぜなら、残りの4人も洗脳触手に全く太刀打ちできなかったのだ。
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-5 全敗
セインを吸収し、恍惚としているニナヒをよそに、着々と戦闘機人たちは敗北していった。
I室では頑強型洗脳触手と対決したディエチがその硬さに攻撃が全く通らず、脇の下から触手を突きさされて洗脳された。
比較的粘ったと言えるのはC室のクアットロだ。
能力封印型洗脳触手によって自身の能力を全て封じられはしたものの、身体的な阻害はなかったことからある程度勝負にはなったのだ。
純粋な基本スペックでは触手と互角だったが、ジリ貧のクアットロは体力の消耗によって劣勢になり、そのまま押し切られてしまった。
拘束してしまえばあとは触手のペースで、アイマスクのような洗脳体系に変化した触手によって両目を塞がれ、発光信号によって眼球から洗脳された。
同じような流れで洗脳に至ったのがB室のトーレだ。
スペックダウン型洗脳触手によって身体能力を徐々に落とされていったのだが、高速移動能力であるライドインパルスは無効にされなかったため、ある程度逃げ続けることができた。
だが結局はスペックダウンをされ続けた結果、赤子同然の身体能力にまでされてしまう。
そこまでくるとライドインパルスがあってもなくても同じで、拘束からの洗脳は免れない。
この触手は陰湿なタイプで、拘束から洗脳装置の挿入までに時間をかけて対象を恐怖させる。
その為、セインが吸収された時点で既に敗北していたトーレの洗脳開始にはタイムラグがあったのだ。
戦闘機人も残すところ一人。
最後に洗脳されたのはK室のウェンディだ。
彼女が最後になったのは、単純に相対した触手が一番弱かったからだ。
男性器型洗脳触手、通称チンポ・テンタクルは別名種付型とも呼ばれ、その形状・性質共にニナヒのチンポそのものである。
要は二本目のチンポで、精巣ともリンクしているのでこの触手からはニナヒの精液が射精される。
つまり、このチンポの餌食になるということは、ニナヒに種付けされることと同義なのだ。
快感もニナヒに伝わるが、男性器としての性能はニナヒのオリジナルには劣る。
そのかわり戦闘力が付加されているのがこの触手なのだ。
当然ウェンディの方が強かったのだが、射精攻撃にうろたえた隙に拘束され、ジャケットを貫通されて挿入、そのまま中出しされてしまった。
この男性器型洗脳触手は射精によって洗脳を行う為、挿入されたが最後、洗脳と受精が同時に行われてしまう。
幸い、ウェンディは安全日だったことで妊娠はしなかったが、洗脳は完了した。
もっとも、今回受精を逃れたところでウェンディの妊娠はもはや確定的だ。
この精液を摂取した人間を洗脳によって精液中毒と妊娠欲求の塊にしてしまうからであり、解放されたところで妊娠するまで精液を求め、まともな思考などできなくされてしまうのだ。
ウェンディの敗北によって、戦闘機人の全敗も確定した。
* モニタールーム *
「御主人様、最終テストは全て完了致しました」
「全触手が想定した時間より早く戦闘機人に勝利、洗脳に至っています」
「うんうん!完璧な結果で満足だよ。ウーノもご苦労様」
「恐縮です」
「それじゃあ各部屋の隔壁を下ろして、全員一か所に集合させて」
「ネタバラシも兼ねたメインディッシュにするよ♪」
「かしこまりました」
ニナヒは全員がまとめられた部屋にウーノと共に移動し、最後の仕上げである「お楽しみ」をするのだった。
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-6 服従のトリガー
「こちらです御主人様」
ウーノがパスワードで扉を開けると、そこには触手洗脳装置に拘束されたナンバーズのメンバーが揃っていた。
「みんなお疲れ様。なかなか良い見世物だったよ♪」
「あっという間に負けてくれたから、全員は観察できなかったけどね」
「き、貴様は……!?」
「ああ、くぅっ……ウーノ…これはどういうことっ……」
拘束されているメンバーは視界が固定されていたりして狭い。
だが声や気配で他の仲間たちと同じ空間にいることはお互いにわかった。
もっともそれは、正気を保っている者だけだった。
「あひいっ



「その声っ……う、ウェディングか……?」
「ザーメンッ



「あああ


男性器型洗脳触手の射精洗脳によって精液中毒と妊娠欲求の塊にされたウェディングは正気ではなかった。
瞳は焦点があっておらず、顔は青ざめ汗をかき、なのに恍惚とも苦悶ともとれる表情。
それはどうみても薬物中毒者のそれと一緒だった。
「紹介します。こちらの方は低村ニナヒ様」
「我々ナンバーズの真の御主人様となるお方です」
「そうだよ。これからみんなの御主人様になるニナヒです。ヨロシクね♪」
「な、なにを言ってるの!?」
「ふざけないで!誰が御主人様を御主人様と認めっ……えっ」
クアットロは貴様と言おうとしたのに、自らの口から出た御主人様の単語に言葉が詰まる。
「わ、私達に何をした……!」
「僕のことを御主人様って呼ぶように洗脳したんだよ。優秀ならそれくらい察して欲しいなぁ」
「洗脳!?ふざけ……申し訳ございません、御主人様。……ひぃ!?」
ここでも自然と出た謝罪の言葉に、クアットロは戦慄する。
脳を弄られ、何か叱責されると素直に謝るようにされたのだと理解できたからだ。
他のメンバーもクアットロの状態を知り、自分もそうされたのだろうことは予想がついた。
それにダメ押しするかのように、ウーノとニナヒはネタバラシをした。
ウーノもスカリエッティもニナヒによって洗脳されたこと。
ある目的の為に触手洗脳装置の完成度をナンバーズで実験したこと。
既に全員を洗脳処理してあり、会話ができるように一部の洗脳内容を封印してあること。
そしてその封印はある動作をすることによって取り除かれ、完全に洗脳された状態になってしまうということを嬉々として語った。
「なんてことを……!」
「ふざけやがって!」
「こんな洗脳に負けてたもまるもんかっ」
「……こんな洗脳、ですか。みなさんに教えておきますが、洗脳は完璧です」
「今やあなたたちは御主人様が死ねと命令すれば即命を絶つ傀儡なのです」
「そういうことだよ♪」
「なっ!?」
「う、嘘……」
一瞬全員が沈黙してしまったが、拘束が緩く顔を動かせ、視界に全員を入れることができていたチンクがあることに気付く。
「せ、セイン」
「えっ?」
「セインがいない……!」
「セインを……どうしたの!?」
「ま、まさか……!」
唯一ここにいないセインに気付いた時、多くの者が殺されてしまったのではと考えた。
しかしその時だった。
「みんな大丈夫。私はここにいるよ」
「セインの声だ!」
「良かった……無事だったんだな!」
セインの声が聞こえたことで安堵する面々。
ただ一人、部屋全体を見渡せるチンクだけがガクガクと震えている。
「ち、違う……セインじゃない……」
「何も違わないよ。セインは……私はここにいるんだから♪」
「う、嘘だ……だ、だって……!」
チンクが恐怖と動揺で振るえるもの無理はない。
なぜなら聞こえているセインの声、それを口にしているのがニナヒだったなのだから。
ここからセインの声色で語られた事実は、ナンバーズのメンバーにとっては想像を絶する恐怖となった。
「セインはね、僕と一つになったんだよ」
「この触手で、食べてあげたんだ♪」
「君たちもそれぞれ色んな触手と戦ったけど、セインが戦ったのはね……相手を食べて吸収しちゃう触手だったんだ」
「今ではセインの記憶も、技術も、何もかも……フフ、彼女の人生そのものが僕のものになっている。」
「なんでもわかるんだよ。取り込んで一体化したからね。だからこうしてセインの声もだせるんだ」
「他にも食べて欲しい人がいたら言ってね?僕、自分から食べることはあんまりしないけど、君たちは全員可愛いから、希望するなら食べてあげるよ♪」
食べる。
その単語から発せられる狂気に、誰もが絶句し、恐怖で涙する者すらいた。
ただ一人例外だったのは頭がおかしくなっているウェンディだ。
彼女だけはこんな状況でもニナヒの精液を求め続けた。
「そろそろうるさくて耳障りだから、静かにさせてあげなくちゃね」
ニナヒは自分の立っている場所を移動せず、触手を移動させる形で目の前にウェンディを置いた。
「はやく、はやく精液下さいっ

「精液精液精液

「わかってるよ。フフ、禁断症状は辛かったろうね」
「僕は優しいから、すぐ解放してあげるよ」
勃起したチンポの先を、精液欲しさにヒクヒクと痙攣しだらしなく愛液の涎をたらしているマンコにあてがう。
「ひあんっ



「フフ、焦らない焦らない♪」
クッと腰を突き出すと、チンポはにゅるっと飲み込まれるようにして最奥まで到達した。
「ああああっ

「ハハ、凄いや。ヒクヒクして精液ちょうだいってマンコに言われてるみたい」
1秒でも早く精液をもらいたいウェンデはチンポを気持ち良くして射精させることしか考えていない。
そんなマンコに挿入しすれば気持ち良いに決まっている。
「あ~、この歓迎されてる感じ最高だよ」
「もう、イクから……お待ちかねのザーメン、たっぷり味わってね」
びゅるるっと音を立てて射精された精液がウェンディの膣内に充満していく。
その感触が脳に伝わった瞬間、最高という言葉では不足なほど強烈な快感がウェンディの全身を包み、激しく長い絶頂に至った。
「ひぐっ


「わっおおおおおおんっ

ウェンディはアヘ顔を晒して絶頂した。
そして彼女のマンコの少し上の位置には、ピンク色の模様が浮かんだ。

「あ……あぁ……

「ふぅ~……♪」
ニナヒがチンポを抜くと、ウーノがウェンディの股間を確認し小声でニナヒに囁く。
「淫紋の発現を確認。御主人様、ウェンディの洗脳承認が完了しました」
「これでウェンディは御主人様に忠実な奴隷へと生まれ変わりました」
「そっか。じゃあ本人にも確かめてみよう」
「ウェンディ、僕の精液はどうだったかな」
「はぁんっ……


中毒症状が治まったウェンディは少しまともな思考が戻ったようだが、依然として瞳は虚ろで表情もぐちゃぐちゃに乱れていた。
「僕の精液がまた欲しかったら、どうすればいいかわかるね?」
「はいぃ



「だから…だからぁ……また精液下さい……

「つまり、君は僕のなんなのかな?」
「わ、わたしはぁ……ご、御主人様のぉ…牝、牝奴隷ですっ

「うんうん、そうだね♪」
こうしてウェンディはみんなが見ている前で犯され、牝奴隷へと堕ちた。
しかしこの時、ナンバーズのメンバーは皆が誤解していた。
ウェンディは精液中毒にされた結果、精液という餌で従わされたのだと誰もが思っていたが、実際には中出しによる承認がトリガーとなって洗脳が完了したのだ。
今はナンバーズの誰一人として、自分達も中出しされた瞬間に牝奴隷に変貌するということを知らない。
だがそれは、間もなくのことであった。
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-7 反逆宣言
低村ニナヒの牝奴隷となったウェンディは触手の拘束を解かれ、ニナヒの一歩後ろでウーノと共に並び立つ。
その立ち位置は完全にナンバーズではなくニナヒサイドであることを意味し、ウェンディの無言の宣言でもあった。
「ほいっと♪」
ニナヒが手をかざすと、それに呼応してナンバーズを拘束している触手が、ニナヒの眼前に集まる。
そして触手はそれぞれ拘束しているナンバーズを大の字に開脚させ、全員のアソコが丸見えの状態で横一列に並ぶと言う、まさに壮観の様子だった。
「うっひっひ……ごほん!いやぁ絶景だね~。ついつい素の笑いがでちゃったよ」
この状態でも気を強く保っているメンバーはいたが、悪態をつけるものはドゥーエやクアットロくらいであった。
さらに言えば半数は恥辱に涙し、既に心折れている状態だ。
「御主人様、このまま全員を承認されますか?」
「そうだね、そのつもり。けどその前に、ちょっとインタビューしてみようか」
「インタビューですか?」
「うん!じゃあ……一番怒ってそうな君!」
ニナヒはマイクに見立てた握りこぶしをクアットロの顔前に突き出すと、スカリエッティについてどう思っているかを言うように命令した。
「誰が言うか……うっ…ス、スカリエッティは……ナンバーズの生みの親……」
(さ、逆らえない……!?)
「私達……ナンバーズは……スカリエッティの為に……」
クアットロの口からは、スカリエッティに対する肯定的な言葉しか出てこなかった。
特に彼女はスカエリッティが目指す目的にかなり固執しているらしく、どんなに自分の手を汚そうと達成することが最優先だと認識していることもわかった。
「なるほどねぇ。フフ、スカリエッティは案外人望があるんだね」
「クアットロだっけ?君が言った言葉は嘘じゃないってわかるよ」
「思いの強さは大なり小なりあっても、きっとここにいるみんな同じなんだろうなぁ」
「ね、そうだよねウェンディ」
「御主人様、それは違うっす。クアットロはあんなこと言ってますけど、今の私は御主人様が全てっス

「今まではずーっとスカリエッティに良い様に操られていただけで、みんなも同じなんス」
これにはウーノも横で同調したが、その表情は険しかった。
「ウェンディの言う通り、我々ナンバーズはあのクズ……スカリエッティの補助を全てにおいて優先するように調整されていました」
「私自身、御主人様に洗脳していただき目覚めるまで、スカリエッティに付き従う事以外に生きる理由は無いとすら考えてました」
「……今思えば背筋が凍る話です」
唇を噛むウーノの表情からは、スカリエッティに対する嫌悪感がありありと見えた。
変わり果てた二人にクアットロも絶句する。
それを見てニッコリ笑ったニナヒは、両手を広げてナンバーズ達に宣言した。
「安心して。今から君たちもこの二人の様に僕の味方になってもらう」
「そして一緒に、スカリエッティを裏切り、奴を傀儡として裏から暗躍し、共に時空管理局と戦おう!」
「僕のハーレム、理想の世界を作る為に!」
この宣言を聞いていたウーノは拍手し、ウェンディに至っては感動して泣いていた。
それに水を差したのがドゥーエだ。
「そんな理想になんて、誰が手を貸すか!」
食ってかかったドゥーエに、ウェンディは「あちゃ~」という顔をしていて、隣のウーノもため息を吐いて嘲笑している。
二人の表情はニナヒの理想を理解できないドゥーエに対する憐みに満ちていた。
「フフ……生意気な子だね」
ニナヒはドゥーエを自分の目の前に寄せると、触手で大の字になってパックリと露出しているマンコを品田定めした。
「はやく解放しろ!」
「そしたらすぐに・・・殺してやるっ」
恥部が丸見えの状態で顔を赤くし、同時にニナヒを視線だけで殺せるのではないかというほどの鋭さで睨んでいるドゥーエ。
それに全く動じてはいなかったが、ニナヒは猫を被り、わざと怖がった素振りをした。
「え~こわーい……僕殺されちゃうのかぁ……」
「怖いなら私達の拘束を解け!全員を解放するなら、命だけは許してやるっ」
ドゥーエも内心は恐怖しているが、強気に押して突破口を探っていた。
だが、もう一言余計な口撃を加えてしまったことが仇となる。
「さもないと徹底的に苦しめて、殺してやるぞっ」
「へぇー……徹底的、ねぇ」
「ならこっちも徹底的に躾けてあげなくちゃねぇ」
「この僕の……チンポで♪」
ドゥーエの一言で火が付いたニナヒは、触手を動かしさらに恥ずかしい格好にすると、自分の周囲に他のナンバーズ達を囲うように並べ、ドゥーエの無様な姿を全員に見せつけた。
「これからナンバーズの生意気ちゃん、ドゥーエのオマンコを味見するよ

全員が見ている前でマンコに自身のチンポを挿入していくのは最高の愉悦だった。
「そんな粗末なモンで……私がどうにかできると思うなよっ」
「おっ?入口がギュッと閉じてるね。フフ、これは苦戦しそうだなぁ」
ギュッと股間を締めて、チンポの挿入を防ごうとする。
だがそれみてウーノは思わず首を振った。
(馬鹿な抵抗を……見ていて呆れてしまいます)
「えっ?あ、ひっ!」
チンポの押し込む力にとても挿入を防げないとわかり、思わず小さい悲鳴は出てしまったドゥーエ。
必死に強がっていた彼女の本音とも思える悲鳴は、見せつけられているナンバーズ達の心をさらに折るのに一役買ってしまう。
「嫌だ、やめろ!それ以上入れるなっ」
「殺す!それ以上入れたら本当に殺してやるっ!」
入り口を簡単に突破し、グイグイと膣内に押し入ってくるチンポの圧力に、もはや余裕など保っていられない。
「むふ!こりゃあいいや、ドゥーエの中、気持ちいいよぉ♪」
「クソッ!クソがぁ……!」
望の赴くがままに腰を振られ、その度に肉棒が抜き差しされる屈辱。
しかしこの時、ドゥーエは屈辱だけではなく快感にも耐えていた。
洗脳された時に肉体的な感度も高められていたらしく、気力を保っていないと正常でいられないほどの快感だ。
「フフ♪」
気持ちよくなっていることを必死に隠し、睨み付けて来るドゥーエの耳元でニナヒが囁く。
「ドゥーエは僕の事嫌い?」
「……ペッ」
「ハッ……嫌いに決まってるだろうが」
唾を飛ばして、嘲笑するのは強がりではない。
心底ニナヒを憎む感情が、恐怖や快感を上回ったのだ。
その態度に対し、ニナヒは不敵に囁いて返した。
「ドゥーエは俺の事が好きだよ?」
「かはっ

体にわからせようとでもいうのか、強く深い挿入でドゥーエの顔が歪む。
「あぁ、僕を嫌がれば嫌がるほど締まるこのオマンコ……たまらない」
「そろそろイキそうだよ……ちなみにね……」
「ふざけるな、やめろっ、嫌だっ!」
「中出しされたら牝奴隷に変貌しちゃうからね」
「……え?」
周りのナンバーズに聞こえないように小声で囁かれた言葉に一瞬思考が硬直する。
「・・・ッ!」
ヤバイ!そうドゥーエが直感した瞬間、挿入されているチンポがビクビクするのを感じ、直後射精し、精液が注がれたのがわかった。
直後だった。
「あひいいっ





ドゥーエの洗脳が完全に実行される承認スイッチである中出しが行われたことで、焼き切れるような刺激と快感と共に思考が塗り替えられていく。
「イグッ


「パッオオオンッ

像の鳴き声のような奇声をあげて激しく痙攣し、絶頂したドゥーエ。
その様子を見ていたナンバーズ達は彼女の身に何が起きたのかわからず動揺する。
「はぁ……はぁ……

ぐったり脱力したドゥーエを見て、ウーノが手元のデバイスで洗脳具合を確認する。
「御主人様、ドゥーエの洗脳が100%完了しました」

「みたいだね。淫紋も浮かんでるし♪」
ドゥーエの変質を確認したニナヒは、触手の拘束を解く。
「気持ちよかったよ。具合はどう?」
「あ……ぅ……

「さいこう……ですぅ……

「私を…作り変えてもらえて……幸せです……

ドゥーエの言葉が強制されて出たものではないということは表情を見れば明らかだった。
目にハートが浮かんでいるのがわかるほどにとろけきり、恍惚とした表情。
それはウェンディの時と一緒だった。
「もう一度聞くけど、僕のこと嫌い?」
「ふぇ?嫌い……?」
「そんなことあるわけありません


「細胞の全てが、御主人様の愛するために存在するんです


「もし御主人様を嫌いだなんて言う奴がいれば、私が殺します

ドゥーエの態度に満足げなニナヒと豹変ぶりに動揺するナンバーズの面々の落差は凄まじいものがあった。
「そっか♪じゃあさ……スカリエッティを裏切ってこれからは僕の為に忠誠を誓ってよ」
「はい!誓いますっ


「私の愛も、忠誠も、命も全て……御主人様に捧げ、尽くすことを誓いますっ

「ありがとう。これからはコキ使ってあげるからね」
「はい!一切の配慮なく、私を使い倒して下さい!」
「そこまで言ってくれるなんて、御主人様として嬉しいなぁ♪」
ナンバーズ達が絶望に包まれるなか、ウーノとウェンディだけが祝福した。
「おめでとう!これでドゥーエも仲間だね」
「そうですね。これからは共に御主人様を支える牝奴隷同士。仲良くやりましょう」
こうしてドゥーエも洗脳が完了し、ニナヒは残りのナンバーズにも手をかけていくのだった。
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-8 種明かし
「ドゥーエとウェンディが仲間になってくれて、僕の中のセインも喜んでるよ♪」
目の前で二人立て続けで低村ニナヒに忠誠を誓う光景が繰り広げられたことは、残りのナンバーズ達を戦慄させるのには十分だった。
そんな中で、クアットロだけがドゥーエとウェンディの状況の違いに気づいていた。
(なぜドゥーエが……!)
(精液中毒じゃなかったはず。な、なにをされたんだ……!?)
(……アレか?股間の所の模様……魔法か何かなのか……)
沈黙し、状況を分析しているクアットロに、ウーノが気付く。
「御主人様、クアットロが何か考えているようです」
「ん?そうなの?」
「私は何も考えてない……!」
「フフ、それは嘘って顔に書いてあるなぁ。嘘はいけないなぁ」
「申し訳ございません、御主人様」
(クソッ!また口が勝手に!)
ニナヒは何を考えていたのか全て明かすように命令した。
すると渋々口を開いたクアットロは、ほぼ正解の推察を述べた。
ナンバーズが洗脳によってなんらかのきっかけによってニナヒの奴隷になるようにされてしまっていること。
ウェンディとドゥーエに共通して、股間部分に浮かんでいる淫紋。
それが洗脳が完全となった証であること。
全て正解だった。
加えて、クアットロは尊敬していたドゥーエを犯し、奴隷にしてしまったニナヒを絶対に殺してやるつもりだということも吐露してしまう。
だが、ニナヒはそのことに対しては反応しなかった。
ニナヒの後ろに立つドゥーエとウェンディは御主人様を激しく怒りを露にしていたが、ウーノが制止して飛びかかるようなことはなかった。
「さすがに頭イイね!ほぼ完ぺきだよ」
「まぁ強いて補足するなら、どうしたら淫紋が浮かんじゃうかってとこなんだけど……」
口ぶりからクアットロは、いや他のナンバーズも察しがついてしまっていた。
それを言葉にして聞くのは怖かったが、防ぎようも無いし、大半の者は諦めてしまっていた。
そして、ニナヒがどうすれば奴隷になるのか、その答えを口にした。
「それはね……」
「僕が君たちに中出しするとだよ♪」
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-9 連続して、雑に
「さぁて、次はクアットロだ♪」
「ぐっ……こ、殺す!中出ししたら、殺してやるっ……!」
「も~♪それができなくなるってことはさっき教えたじゃない♪」
クアットロに挿入し、ミシミシと処女膜を貫きながら、笑顔で顔を近づけていく。
強がり、憎しみの言葉を吐いていないとどうにかなってしまいそうなほどの恐怖をクアットロは感じていた。
「ん~、キツさは悪くないけど、なんだろ……他のナンバーズと比べると微妙かなぁ」
「悪いとまでは言わないけどね、処女でこれかぁ……はぁ……正直ガッカリ」
「マンコが微妙となると、こっちの相性も他のしかめないとだねぇ」
「な、なにをしやっ……んぐっ!?」
自分の性器を酷評され、唇まで奪われクアットロは怒りと屈辱と恐怖で大量の涙を流した。
「んちゅ、ちゅっるっ……ん~……微妙だなぁ」
ディープキスをしてもイマイチな反応をするニナヒにフォローを入れたのは、クアットロが尊敬していたドゥーエだった。
「御主人様。クアットロはどっちかというと頭脳派なんで、体が良くないのは許してやってください」
「プフ!ハハ、面白いねそれ、全然フォローになってない気がするけど、そっか頭脳派かぁ」
この雑なフォローに内心ウーノは引っかかっていた。
(……私も頭脳派なのですが)
そうしている間にもニナヒは腰を動かし、酷評したマンコにチンポをずぶずぶと出し入れしていた。
「本当はね、マンコが気持ち良くない人は食べちゃおうと思ってたんだ」
「けどドゥーエがこう言ってるから、クアットロもちゃんと中出しして、奴隷にしてあげるね♪」
「クソォ……!だ、誰が御主人様の…ど、奴隷になんかなるもんか……!」
「フフ!すぐ本音で御主人様って呼んでくれるようにするからね

「……ッ!」
「おっ、少しは締まりがマシになったかな?」
「これならもうすぐイケそう。君に時間かけてられないし、もうイッちゃうね」
「ひっ!?嫌だ!やめろ!」
「やめないよ♪ほら、う……イクッ」
「嫌!イヤだああああ!」

「かはっ!あ、あああっ

ブヂュルルッと音を立てて中出しされた精液がクアットロの膣内を埋め尽くしていく。
その押し広げる精液の感触でスイッチが入ったのか、電撃のような快感がクアットロを襲い、洗脳完了の印でもある淫紋が体に浮かぶのと同時に彼女は絶頂した。
「ンッ……モオオオオオオッ



まるで牛のような叫びをあげたクアットロは、その時点でもうニナヒの奴隷に生まれ変わっていた。
そしてニナヒは、そこから先は間髪入れずナンバーズ達を犯した。
「いや、なんでもするから許して!」
「ダーメ♪」

「ヒッヒーンッッッ



こうして中出しされていったナンバーズは、次々低村ニナヒの奴隷に生まれ変わった。
「さぁ、君でラストだね」
「いっそ殺してぇ……!」
「そんなもったいないことしないから安心して♪」

「キャウウウンンッ



こうしてナンバーズ全員の洗脳は完了し、スカリエッティの生み出した戦闘機人は全員がニナヒのものとなったのだった。
つづく
魔法少女リリカルなのはTB / STAGE-10 ナンバーズとのハーレムエッチ
「おめでとうございます御主人様」
「これにてナンバーズ全員の洗脳が完了しました」
ウーノは触手洗脳装置のテスト完了報告と共に、ニナヒを祝福した。
そしてメンバーを整列させ、最後に牝奴隷になったディエチに代表して宣誓をさせた。

「御主人様、我々ナンバーズを洗脳し、御主人様の牝奴隷に生まれ変わらせていただき、ありがとうございました

「これからは御主人様の手足となり、身を粉にして働くことを誓います

「そして、いついかなる時でも御主人様の性欲を処理できるよう、女としても良い状態を保つ努力を致します

「常に御主人様の為を思い、御主人様の為に生きる我々ナンバーズを、どうかお気に召すままこき使ってください

「そして、飽きたら一切の遠慮なく捨ててください

「宜しくお願いします御主人様

ディエチの宣誓に続いて、全員も揃って頭を下げる。
『『『『宜しくお願いします御主人様

この宣誓を前に、ニナヒはうんうんと頷き、満面の笑みで答えた。
「うん!骨の髄までしゃぶりつくしてあげるからね♪」
この言葉に、ナンバーズ全員は心の底から喜び、中には喜びの涙を流すものさえいた。
「さっそくで悪いんだけど、全員壁に手をついて」
「まだまだヤリ足りないから、もう一発ずつ記念ファックしてあげる♪」
「承知しました♥」
「我々を性欲処理にご利用いただけるなんて、光栄です♥」
ナンバーズでは12にあたるディードを右端に、数字順に並んで尻を差し出す。
全員が既に中出しされているので、股間からはポタポタと愛液や精液が落ちている。
犯した時とは違う、チンポを受け入れる気マンマンのアソコにチンポをぶち込むのは、また別の悦びがあった。
ズブリッ
「ああっ♥御主人様のオチンポ……幸せぇっ♥」
「人数多いから、さっさとイクよー」
「はい♥出してぇ、私の中に出してください♥」
「もちろん♪ほら、イクよっ!」

「ああ♥イグッ♥」
「私もイグウッ♥あ、あああっ」
「ピヨピヨォオオオオッ」
「フゥ♪じゃ、次っ」
ズブリッ
「んあああっ

「ザーメン中毒者のマンコは貪欲になるから締まりが良いんだよねぇ」
「ウェンディも''らしい''マンコになってきたんじゃないかな」
「ありがとうございますっ

「精液ぃ


「今出してあげるからね」

「わっおおおおおおんっ

「さて、次はディエチだね」
ズブリッ
「あひいっ♥」
「うんうん、これはなかなか。締まり良いけど、奥が狭いから開発しがいのあるマンコだね」
「ああっ♥御主人様に開発ぅ、されたいですぅ♥」
「そのうち最適マンコにしてあげるから」

「にゃああああんっ

「次、ノーヴェ」
ズブリッ
「あああっ♥オチンポきたああっ♥」
「喜ぶのはいいけどさ、ちょっともの足りないなぁ」
「僕は鍛えられた女特有のキツマンの方が好みだから、ちゃんとこっちも鍛えてよね」
「はい!すいませんっ」
「鍛えます、鍛えますから捨てないでぇ!」
「フフ、期待はしてるよ」

「ぶっひいいいいいっ

ノーヴェが絶頂した叫びを聞いて、一番端のウーノが一瞬顔を向ける。
(私と同じ鳴き声ですか……)
(同じ豚声同士、少し面倒見てあげる必要がありそうですね)
物足りないと言われてしまったノーヴェの膣圧トレーニングを考えながら、ウーノは自分の番を待つのだった。
「さて、次はオットー行こうか」
ズブリッ
「くひいっ

「ハハ、喘ぎが独特だね」
「ああっ

「いやそのままでいいんじゃない?個性だよ」
「あくぅ



「ヒッヒーンッッッ

「セッテも……ほいっ♪」
ピトッ
「オオホケキョオオンッ


「ハハ、入り口にチンポ触れただけでイッちゃったよ」
「洗脳で全員感度上げてるとはいえ、すごいね」
「元々敏感だったのかな?」
「あぁ……い、イッてしまい……申し訳ぇ……ありませんぅ……

「ま、これくらいイキやすい女も嫌いじゃないけどね」
「そうだ。特別に僕の特技も見せてあげる」
「ふぇ?」
「それはね、中出し同時射精だよ♪」
ニナヒはヒクヒクしているマンコに一気にチンポを挿入した。

「んっほオぉホケキョオオンッ


まさに一撃必殺と言わんばかりにズドンと挿入射精されたセッテは、あまりに破壊的快感に気絶してしまった。
「ってなわけで次はチンクだ」
ズブリッ
「んひゃあっ

「ふむふむ。んー、まぁこんなもんか」

「キャウウウンンッ


「さて次はクアットロと……」
ズブリッ
「ああああっ

「うんうん、良い顔してくれるなぁ」
「すっかり僕のことを好きになってくれたみたいだね♪」
「ふぁいいっ


「御主人様がいちばんっ、いちばん好きですぅっ

「そりゃどうも」

「ンッモオオオオオオッ


「はい、トーレもいくよ~」
ズブリッ
「ふごっごおおっ


「アハハ、君もイキやすいタイプだったね」
「はぁはぁ……


「それだけでぇ……


「君はなかなかバランス良いオマンコしてるね。割と好みだよ♪」

「ふごっごおおっ


「さぁラスト二人!」
ズブリッ
「あんっ



ドゥーエのことは割と気に入ったのか、他のメンバーよりも少し長めにピストンした。
そのわずかな時間も、隣で待っているウーノにとっては非常に長いものに感じていた。

「パッオオオンッ


「ふぅ。これで最後と」
「ウーノ、よくやってくれたね」
「君は色々働いてくれたから、特別にアナルも一緒に犯してあげる♪」
ニナヒは自分のチンポをマンコに、男性器型洗脳触手をアナルに挿入した。
「んあああっ

「これすごいっ



「ああっ


二つ穴を犯されたウーノは元の凛々しさなどまるで感じさせないほどぐちゃぐちゃに乱れた顔でよがり、何度も何度もイッた。
「フィニッシュはW中出し♪」


「ぶっひいいいいいっ


過去最大級の絶叫で絶頂したウーノは、痙攣して体が動かなくなり、その場にドチャッと倒れ込むのだった。
「ふぅ~ヤッたヤッた♪」
「今回は大成功だったなぁ。満足だよ」
「次はいよいよ……あ、でもその前に奴も処理しとかなくちゃだね」
「みんな、僕はスカリエッティを裏切ろうと思うんだけど、協力してくれるよね?」
この問いかけに、床に寝転がっているナンバーズ達は意識が朦朧としながらも、口を揃えて答えるのだった。
『『『『『ごしゅじんさまのぉ……おおせの……ままに……

魔法少女リリカルなのはTentacle Brainwashing 1stシリーズ 完
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