バカとテストと催眠術~玉野美紀の恐怖~
バカとテストと召喚獣 - 2016年07月26日 (火)
19日目PM3:35 文月学園―特別教室―
「ま、いきなり言われてもそりゃパニくるよな」
「お前らより頭の良い優子でも同じように状況を把握できてかったもんな」
「もう!私の時とは状況が違いますよっ」
「ハハ、わかったよ。じゃあお前がこいつらに説明してやってくれ」
「はい」
「えー……ゴホン!無能なあんたらにもわかりやすいように、簡潔に教えてあげるからちゃんと聞きなさいよ?」
「私やここにいる愛子はね、御主人様の催眠暗示で牝奴隷として洗脳されちゃったの」
「今では毎日のように御主人様である赤路玄児様に抱いて頂いてるのよ」
「そーいうこと」
「~~~ッ!?」
優子が満面の笑みで口にする狂った事実を耳にして、玉野は完全にパニックだった。
牝奴隷という単語はなんとなく知っていたし、意味は理解もできる。
だが実際に牝奴隷だと自分で名乗る人間なんているとは思っていなかったのだ。
今まで変態な男が性欲発散の為に見るAVの、それこそアブノーマルなジャンルの中のフィクションでしかありえないと思っていたから、自分と同じ学園に通う生徒がそんなことになっているという現実は受け止めがたいものだ。
「この前の休日なんか私と愛子の二人で朝から中出ししまくりの御奉仕セックス三昧でね、エクスタシーの連続だったわぁ」
「何度も何度も中出しまくってもお前らが求めて来たから危うく枯れかけた程だぜ♪」
「へへんっ、私達体力あるしねー」
この状況で玉野がなんとか絞り出せた言葉は、否定の言葉だった。
「そ、そんな、現実で洗脳なんて、あ、有り得ない……!」
「残念だけど牝奴隷にされちゃったのは私達だけじゃないのよ」
「そうそう、この学園の子だけじゃないし」
「なっ……!?」
「こいつらの言う通りなんだよねー。この先もっともっとたくさんの女を俺の物にしていく予定だよ♪」
「し……信じ、られない……」
この現実を受け入れたら、次に待っているのは―――
それを直感的に理解できた玉野は足をガクガクと震えさせながらも、懸命に否定する。
「どうしても理解できない?なら……こんなのはどうかしら」
チュッ
「!?」
「…!!」
グイッと玄児の服を掴んで引き寄せると、熱いキスをして見せる。
「ぺろ……んちゅっ……ちゅ……んむっ、ちゅぶっ……」
「あーずるい!私だって御主人様とキスしたかったのにー」
「ぷはぁ……ふふっ、説明なんだから仕方ないじゃない。どう?アンタはこれでも信じられない?」
「……わ、わかったからもう、もう止めてっ!!」
玉野は明久と一緒にこの場を脱出しようと考えていた。
教室には出入口の扉が2ヶ所あるが、幸い後方の扉は自分たちの方が近い。
鍵もかかっていないはずなので、仮に追いつかれても二人でなら強引に突破できると考えたのだ。
「それがまだ教えてやりたい事がいくつか有るんだよなー」
「敏感なマネキン」
「!」
「……」
「えっ!?」
その言葉を聞いた途端、動揺しておろおろしていた明久の眼から光が消え、無気力な表情になった。
玄児「実はさ、近頃吉井の様子が変なのは俺が暗示を掛けたからなんだよね。ほら、今も催眠を受け入れる状態になってるじゃん。わかるだろ?」
「……」
「い、嫌ぁっ!?あ、あなた吉井君まで……!」
玄児「姫路や島田を俺の物にする為には邪魔だったから、最初はその2人に嫌われる事ばかりする性格にする予定だったんだけどちょっと色々思い付いちゃってさー」
「折角だから吉井も俺の牝奴隷コレクションに加えようと思ったワケよ」
「吉井って顔立ちが女みたいだと前々から思ってたし、実際アキちゃんの時はお前らより可愛いしな!」
「えっ?め、牝奴隷……って……吉井君は、お……男の子なのよ!?」
「そーなんだけどさ、心はどーかな?」
ニヤニヤしながら玄児は優子へと目線をやる。
それに反応して優子は明久に対して質問をし始めた。
「……吉井君。あなたが望む『あるべき自分の本当の性別』は何かしら?」
「はい……私の『あるべき本当の性別』は……女性です……」
この言葉に玉野は体中から血の気が引いた。
明久が何をされてしまったのか、察してしまったのだ。
「本当の性別を女だと思っているあなたにとって、恋愛対象は女ですか。それとも男ですか」
「……男です」
「では現在好きな男性はいますか?」
「はい……います……」
「それは誰ですか」
「同じクラスの……赤路……玄児くん……です……」
「そ、そんな……」
恋愛対象は男であり、しかもそれが玄児だという明久。
それが催眠術によるものだということを否定する要素はもはや何もみつからなかった。
「彼に対する愛情がどのくらいか教えてください」
「はい……。結婚したいくらい……好きです……玄児君が………大好きです……」
「ふふっでもあなたの体は男です。その事実はどう対処するつもりですか」
「……卒業したら……手術します……」
「女の子の体に……なって……彼に……愛してもらえるように……がんばります……」
「それは本当にあなたの意思ですか?正直に答えて下さい」
「……はい……全て……私の意思です……」
「聞いたか?ハハッ、吉井は卒業したら、性転換するんだってよ♪」
「愛する人の為に性転換しちゃうなんて泣ける話だよねぇ」
「ま、人格を女性化する暗示そのものは吉井の姉貴に掛けさせたんだけどね」
「結果的には彼も御主人様の牝奴隷にされちゃう運命ってわけよ」
「あ……あ……あぁっ…」
もはや玉野はガクガクと震え、怯えるだけだった。
目の前でこんなにも歪められてしまった明久を前に、催眠術の恐ろしさに絶望すら覚えた。
「言うまでもないけど、御主人様に女の子として抱かれて愛された方が吉井君も幸せになれるわ」
「玄児様に抱かれる事こそ、この世で最高の幸せなんだから」
「ショックを受けてるところ悪いけど、お楽しみはこれからだぜ。愛子、例の奴を」
「はーい♪」
愛子が取り出したのは、演劇部から調達してきた衣装やカツラと、女物下着の上下セットだった。
「では吉井君、この服に着替えてください。もちろん下着も一緒にです」
「はい……わかりました……」
愛子に言われ、無表情のまま服を脱ぎだす明久。
上着を脱ぎ、シャツのボタンを外していくとインナーシャツが現れる。
ズボンのベルトを緩め、インナーシャツをまくり上げるように脱ぐ。
ここまでは普通にただ服を脱いでいるだけだ。
だが―――
「う、嘘っ!?」
「お、気付いた?」
インナーシャツを脱いだ明久の体を見て、玉野は異変に気付いた。
胸が膨らんでいたのだ。
それは筋肉による胸板とは明らかに違う、ふっくらとした膨らみ。
いわゆるデブの脂肪とは違い、引き締まったウェストには不自然な脂肪だった。
「まさか!?」
「いやぁ~、そのまさかなんだよねぇ」
「実は俺も驚いたんだけどさ、吉井のねーちゃんがこっそりホルモン剤を与えてたんだって」
「それも日本じゃ非合法なやべーくらい効果のあるやつ」
「たった数日でもうこんなに効果が出るなんて、凄いわよね」
「う……嘘……こ、こんな、事まで……」
「あー、安心してよ。今は本人が望んで使ってるから♪」
「あなたがそうしたんでしょう!?」
「そりゃそうだ。アハハハッ!」
そうこうしていると、明久の着替えが終わる。
女性用の下着とお嬢様風のドレスに身を包み、明久は無表情ながらもどこか嬉しそうに見える。
「……お、着替え終わったか。やっぱり吉井って女装しただけでも学年上位クラスのビジュアルだよなー」
「くくく。好きな人を俺みたいな男に滅茶苦茶にされた気分はどうかな?」
「最高でしょ?いろんな意味で」
「……ひ、酷い…最低ですっ!あなたは人間じゃないっ、鬼よ悪魔よ!!」
「この二人だってあなたが操らなかったら、あなたのことなんて大嫌いだったはずよ!」
「そうそう、わかってるじゃん。ってことはもうわかるっしょ?その悪魔をアンタも『御主人様』と言うようになるんだって」
「ひぃ!?」
人間の生存本能は時としてどんな状況でも体を動かすのだろう。
身に迫る危険を前に、玉野の体は後方の扉へと走った。
わずか5mほどの距離。
生存本能によって一時的に高まった身体能力による瞬発力は、一瞬で彼女を扉へとたどり着かせる。
扉を開けて廊下に飛び出した彼女は、廊下にいた生徒に助けを求めて走る。
「き、霧島さんっ!お、お願い!た、助けてっ!」
助かった―――
見つけた生徒が同じ学年のAクラス代表である霧島翔子という幸運。
恐怖に涙しながらも、翔子は優しく声をかける。
「大丈夫だよ……」
その言葉がどれほど嬉しかったろうか。
もしそれが玉野に向けられた言葉だったなら―――
バチィッ
「ぐぅっ!?き、きりしま……さん……!?」
「大丈夫。逃げられない程度に痺れさせたから……」
「いやぁー焦った焦った。代表がいてくれて助かったよ」
「私も呼ばれていたから……」
「いやぁ……ぁ……!」
『逃げれなくするから大丈夫だよ』
それが翔子の言った大丈夫の意味だった。
この後に待つ恐ろしい現実を思えば、玉野は気絶した方が良かったかもしれない。
心を作り変えられてしまうなら、知らないうちにされた方が遥かに楽だったろう。
つづく
「ま、いきなり言われてもそりゃパニくるよな」
「お前らより頭の良い優子でも同じように状況を把握できてかったもんな」
「もう!私の時とは状況が違いますよっ」
「ハハ、わかったよ。じゃあお前がこいつらに説明してやってくれ」
「はい」
「えー……ゴホン!無能なあんたらにもわかりやすいように、簡潔に教えてあげるからちゃんと聞きなさいよ?」
「私やここにいる愛子はね、御主人様の催眠暗示で牝奴隷として洗脳されちゃったの」
「今では毎日のように御主人様である赤路玄児様に抱いて頂いてるのよ」
「そーいうこと」
「~~~ッ!?」
優子が満面の笑みで口にする狂った事実を耳にして、玉野は完全にパニックだった。
牝奴隷という単語はなんとなく知っていたし、意味は理解もできる。
だが実際に牝奴隷だと自分で名乗る人間なんているとは思っていなかったのだ。
今まで変態な男が性欲発散の為に見るAVの、それこそアブノーマルなジャンルの中のフィクションでしかありえないと思っていたから、自分と同じ学園に通う生徒がそんなことになっているという現実は受け止めがたいものだ。
「この前の休日なんか私と愛子の二人で朝から中出ししまくりの御奉仕セックス三昧でね、エクスタシーの連続だったわぁ」
「何度も何度も中出しまくってもお前らが求めて来たから危うく枯れかけた程だぜ♪」
「へへんっ、私達体力あるしねー」
この状況で玉野がなんとか絞り出せた言葉は、否定の言葉だった。
「そ、そんな、現実で洗脳なんて、あ、有り得ない……!」
「残念だけど牝奴隷にされちゃったのは私達だけじゃないのよ」
「そうそう、この学園の子だけじゃないし」
「なっ……!?」
「こいつらの言う通りなんだよねー。この先もっともっとたくさんの女を俺の物にしていく予定だよ♪」
「し……信じ、られない……」
この現実を受け入れたら、次に待っているのは―――
それを直感的に理解できた玉野は足をガクガクと震えさせながらも、懸命に否定する。
「どうしても理解できない?なら……こんなのはどうかしら」
チュッ
「!?」
「…!!」
グイッと玄児の服を掴んで引き寄せると、熱いキスをして見せる。
「ぺろ……んちゅっ……ちゅ……んむっ、ちゅぶっ……」
「あーずるい!私だって御主人様とキスしたかったのにー」
「ぷはぁ……ふふっ、説明なんだから仕方ないじゃない。どう?アンタはこれでも信じられない?」
「……わ、わかったからもう、もう止めてっ!!」
玉野は明久と一緒にこの場を脱出しようと考えていた。
教室には出入口の扉が2ヶ所あるが、幸い後方の扉は自分たちの方が近い。
鍵もかかっていないはずなので、仮に追いつかれても二人でなら強引に突破できると考えたのだ。
「それがまだ教えてやりたい事がいくつか有るんだよなー」
「敏感なマネキン」
「!」
「……」
「えっ!?」
その言葉を聞いた途端、動揺しておろおろしていた明久の眼から光が消え、無気力な表情になった。
玄児「実はさ、近頃吉井の様子が変なのは俺が暗示を掛けたからなんだよね。ほら、今も催眠を受け入れる状態になってるじゃん。わかるだろ?」
「……」
「い、嫌ぁっ!?あ、あなた吉井君まで……!」
玄児「姫路や島田を俺の物にする為には邪魔だったから、最初はその2人に嫌われる事ばかりする性格にする予定だったんだけどちょっと色々思い付いちゃってさー」
「折角だから吉井も俺の牝奴隷コレクションに加えようと思ったワケよ」
「吉井って顔立ちが女みたいだと前々から思ってたし、実際アキちゃんの時はお前らより可愛いしな!」
「えっ?め、牝奴隷……って……吉井君は、お……男の子なのよ!?」
「そーなんだけどさ、心はどーかな?」
ニヤニヤしながら玄児は優子へと目線をやる。
それに反応して優子は明久に対して質問をし始めた。
「……吉井君。あなたが望む『あるべき自分の本当の性別』は何かしら?」
「はい……私の『あるべき本当の性別』は……女性です……」
この言葉に玉野は体中から血の気が引いた。
明久が何をされてしまったのか、察してしまったのだ。
「本当の性別を女だと思っているあなたにとって、恋愛対象は女ですか。それとも男ですか」
「……男です」
「では現在好きな男性はいますか?」
「はい……います……」
「それは誰ですか」
「同じクラスの……赤路……玄児くん……です……」
「そ、そんな……」
恋愛対象は男であり、しかもそれが玄児だという明久。
それが催眠術によるものだということを否定する要素はもはや何もみつからなかった。
「彼に対する愛情がどのくらいか教えてください」
「はい……。結婚したいくらい……好きです……玄児君が………大好きです……」
「ふふっでもあなたの体は男です。その事実はどう対処するつもりですか」
「……卒業したら……手術します……」
「女の子の体に……なって……彼に……愛してもらえるように……がんばります……」
「それは本当にあなたの意思ですか?正直に答えて下さい」
「……はい……全て……私の意思です……」
「聞いたか?ハハッ、吉井は卒業したら、性転換するんだってよ♪」
「愛する人の為に性転換しちゃうなんて泣ける話だよねぇ」
「ま、人格を女性化する暗示そのものは吉井の姉貴に掛けさせたんだけどね」
「結果的には彼も御主人様の牝奴隷にされちゃう運命ってわけよ」
「あ……あ……あぁっ…」
もはや玉野はガクガクと震え、怯えるだけだった。
目の前でこんなにも歪められてしまった明久を前に、催眠術の恐ろしさに絶望すら覚えた。
「言うまでもないけど、御主人様に女の子として抱かれて愛された方が吉井君も幸せになれるわ」
「玄児様に抱かれる事こそ、この世で最高の幸せなんだから」
「ショックを受けてるところ悪いけど、お楽しみはこれからだぜ。愛子、例の奴を」
「はーい♪」
愛子が取り出したのは、演劇部から調達してきた衣装やカツラと、女物下着の上下セットだった。
「では吉井君、この服に着替えてください。もちろん下着も一緒にです」
「はい……わかりました……」
愛子に言われ、無表情のまま服を脱ぎだす明久。
上着を脱ぎ、シャツのボタンを外していくとインナーシャツが現れる。
ズボンのベルトを緩め、インナーシャツをまくり上げるように脱ぐ。
ここまでは普通にただ服を脱いでいるだけだ。
だが―――
「う、嘘っ!?」
「お、気付いた?」
インナーシャツを脱いだ明久の体を見て、玉野は異変に気付いた。
胸が膨らんでいたのだ。
それは筋肉による胸板とは明らかに違う、ふっくらとした膨らみ。
いわゆるデブの脂肪とは違い、引き締まったウェストには不自然な脂肪だった。
「まさか!?」
「いやぁ~、そのまさかなんだよねぇ」
「実は俺も驚いたんだけどさ、吉井のねーちゃんがこっそりホルモン剤を与えてたんだって」
「それも日本じゃ非合法なやべーくらい効果のあるやつ」
「たった数日でもうこんなに効果が出るなんて、凄いわよね」
「う……嘘……こ、こんな、事まで……」
「あー、安心してよ。今は本人が望んで使ってるから♪」
「あなたがそうしたんでしょう!?」
「そりゃそうだ。アハハハッ!」
そうこうしていると、明久の着替えが終わる。
女性用の下着とお嬢様風のドレスに身を包み、明久は無表情ながらもどこか嬉しそうに見える。
「……お、着替え終わったか。やっぱり吉井って女装しただけでも学年上位クラスのビジュアルだよなー」
「くくく。好きな人を俺みたいな男に滅茶苦茶にされた気分はどうかな?」
「最高でしょ?いろんな意味で」
「……ひ、酷い…最低ですっ!あなたは人間じゃないっ、鬼よ悪魔よ!!」
「この二人だってあなたが操らなかったら、あなたのことなんて大嫌いだったはずよ!」
「そうそう、わかってるじゃん。ってことはもうわかるっしょ?その悪魔をアンタも『御主人様』と言うようになるんだって」
「ひぃ!?」
人間の生存本能は時としてどんな状況でも体を動かすのだろう。
身に迫る危険を前に、玉野の体は後方の扉へと走った。
わずか5mほどの距離。
生存本能によって一時的に高まった身体能力による瞬発力は、一瞬で彼女を扉へとたどり着かせる。
扉を開けて廊下に飛び出した彼女は、廊下にいた生徒に助けを求めて走る。
「き、霧島さんっ!お、お願い!た、助けてっ!」
助かった―――
見つけた生徒が同じ学年のAクラス代表である霧島翔子という幸運。
恐怖に涙しながらも、翔子は優しく声をかける。
「大丈夫だよ……」
その言葉がどれほど嬉しかったろうか。
もしそれが玉野に向けられた言葉だったなら―――
バチィッ
「ぐぅっ!?き、きりしま……さん……!?」
「大丈夫。逃げられない程度に痺れさせたから……」
「いやぁー焦った焦った。代表がいてくれて助かったよ」
「私も呼ばれていたから……」
「いやぁ……ぁ……!」
『逃げれなくするから大丈夫だよ』
それが翔子の言った大丈夫の意味だった。
この後に待つ恐ろしい現実を思えば、玉野は気絶した方が良かったかもしれない。
心を作り変えられてしまうなら、知らないうちにされた方が遥かに楽だったろう。
つづく
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