ＩＳ学園の専用機持ちのみを集めた訓練合宿。
そこで陽も登らない早朝から酒池肉林を楽しむ男がいた。

「あぁあっ」

「御主人様のオチンポ最高ですっ」

神志那陸男。
彼はセシリアが偶然作ってしまった食べた人間を催眠状態にしてしまう料理を悪用し、５人の専用機持ちを全員牝奴隷にしてしまったのだ。

ようやく明るくなった朝、汗と愛液、そして精液を綺麗に流すために風呂に入る牝奴隷達。
一通り体を洗い、露天風呂に全員が入って一息つく。

それくらいになって陸男が遅れて入ってきた。
この宿はＩＳ学園の合宿所として貸し切っているが、それでも女湯に侵入するようなリスクを陸男は選ばない。

陸男が入ってきたのは男湯で、牝奴隷達が入っているのも男湯なのだ。
つまり男湯に侵入しているのはあくまで牝奴隷達の方であり、いざとなれば悪いのは全部女の方になる。

わざわざこういうことをしなければならないのは、教師がまだ陸男の牝奴隷になっていないので、万が一にも乱れた行為が見つからないようにしなければいけないからだ。

「そろそろ教師連中にも手を出すか……この宿にいる間は、色々やりやすいしな」

この後の朝食と昼食、そして夕食にセシリアの料理を混ぜて千冬を初めとする教師も落すことを宣言する陸男。

「御主人様！よろこんで協力させて頂きます」

「私もこの為に、たくさん料理作ってきましたわ」

セシリアの催眠料理を使い、朝昼晩の食事のたびに暗示をかけられていく教師達。
参加者全員に催眠暗示をかけるのは大変だったが、３回の食事で必要な暗示は全て施すことが出来た。

そしてそれは、あの織斑千冬も例外ではなかった。


夕食後、まもなく消灯時間という時にまだ陸男は牝奴隷達を抱いていた。

「そこまでだ！！貴様ら何をやっている！？」

「えっ、早っ！？」

「そ、そんな！？わ、私はまだ１回しか中出ししていただいていないのにっ」

予定より早く千冬が夜の巡回で部屋を奇襲してきたのだ。
とんでもない場面を目撃されることになってしまった陸男だが、まるで動じていない。
なぜならこれは仕組まれた茶番の始まりの合図でしかないからだ。

（みんな予定通りだ。わかってるな）

「たすけてー」

「この人に無理矢理犯されてるんですー」

「織斑先生たすけてー」

「あぁーつらいよーいたいよー」


「なんてことだ……！お前達……！！」

「私が来たからにはもう安心だぞ！」

なぜか制服を着ている千冬は、助けを求めた生徒達から陸男を引き離すと、そのまま強引にベッドへと引きずりこんだ。

「俗物め！その性根の腐ったチンポを私のオマンコで正してやる！」

「今日は寝れないと覚悟しろ！」

「望むところだ。逆に俺のチンポの魅力をたっぷり教え込んで、お前も俺の女にしてやるよ」

「はっ！そんなこと出来るはずがないだろう！！」

そう思っているのは千冬だけで、この場にいる誰もがこれから死ぬほどよがらせられ、アヘ顔を晒し、牝奴隷にしてくれと泣き叫ぶ千冬の姿を思い浮かべていた。

そしてそれは、現実となった。

「私が間違っていました……あなたのチンポは素晴らしい……」

「どうかこの私……織斑千冬も牝奴隷にしてください」

「な？お前も俺の女になりたくなっただろ」

「はい……」

こうして教師である織斑千冬も陸男の牝奴隷となった。
それを他の牝奴隷達も歓迎したが、内心喜んでばかりもいられなかった。

（織斑先生といえども御主人様に勝てるわけがなかった。これは必然の結果だ……)

（仲間が増えるのは嬉しいけど強力なライバルになっちゃうなぁ……）

牝奴隷が増えればそれだけ競争率はあがる。
どの女にとっても千冬の存在は脅威だったのだ。

この合宿で教師達も一網打尽にされ、ＩＳ学園の催眠支配は加速度的に進行し、全員が支配されるまで１ヶ月とはかからなかった。



―――３ヶ月後

「御主人様、今回検診を受けた８２人全員の結果が出ました」

「はい。ええそうです。はい私ももちろん陽性でした」

「これで全校生徒職員で妊娠した者の割合は９７％、残りの３％もまもなくでしょう」

陸男に支配されたＩＳ学園は、さながら苗床のようになっており、ほとんどの女は妊娠させられていた。
このままだとほぼ同時期に全員の腹が膨らみ、出産ラッシュになる。

だが外に露見する心配はなかった。
何故なら……。

「……かしこまりました。では、関係者を招待しての晩餐会は来月の１日に開催で調整致します」

晩餐会で振る舞われる食事は、セシリアの作る催眠料理。
ここで関係者も催眠暗示をかけられ、支配されるのだ。

セシリアの作った料理から始まった陸男の野望は、留まることをしらない。
それはいつしか世界全体すらも蝕む野望となるのだった――――。

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