１５日目ＰＭ５：００　赤路玄児宅

その日の夕方、玄児の家を姫路が訪れてきた。
扉を開けると、明らかに怒り心頭といった感じで、漂う雰囲気が想像以上に怖い。

「な、何しに来たの？」

「赤路くんに私の魅力をわかってもらいにです！女の子は魅力が無いって言われたらどんなことをしてもそれを撤回させなくちゃいけないんですよ！」

「そうなの？」

「そうです！もし魅力が無いって言われたまま撤回してもらえなかったら、女の子としては終わりです。恋愛することすら許されない粗大ゴミになっちゃうんですよ！？」

最初こそ迫力に押されもしたが、与えられた常識を真剣にまくし立てる姫路の滑稽さに、徐々に余裕を取り戻す。
この後のことを考えると、勃起する余裕すらあった。

「へー。言いたいことはわかったけどさ、具体的にどうやって俺に魅力をわからせてくれるの？」

「私の自慢のお胸と、未使用オマンコを味わってもらいます！きっと魅力に気づいてもらえるはずです！」

「おお！それは楽しみだなー。姫路さんとセックスできるなんて願ってもないよ。でもいいの？姫路さんて吉井のことが好きなんでしょ。俺こう見えてけっこー経験あるから、姫路さんも感じて俺のこと好きになっちゃうかもよ」

「それはありえません！私は将来結ばれる運命の人でしか感じない体質なんです。ですから赤路くんとＨをしても感じたりはしませんよ」

今の姫路は自分が挿入されると蓄積された快感が一気に降りかかることを知らないので、自信満々だ。
そもそも、経験も無いのにそんな体質だとわかるはずも無いのだが、おかしいことに気付いていない。

自分のチンポで姫路がどれほどよがるのか楽しみでしかたない玄児は、さっそくベッドへと案内した。

「絶対に私の魅力を理解してもらいますからね！」



つづく

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