カテゴリ:ニセコイのエントリー一覧
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一条楽の究極マゾ道 NTR.2「最後の選択」
跡目の盃事を終え、俺は集英組組長の座に就いた。これで組の金も人も全ては俺の意のまま。それはすなわち集英組が俺の舎弟になる大門草雄の実質的な支配を受け入れることでもある。俺はこれから大門と兄弟盃を結ぶ。兄貴分となって大門を舎弟にするが、それはあくまで表向きだけの話。この兄弟盃とは別に、俺は契約を結ぶからだ。俺が究極のマゾを目指す為の手伝いを大門にしてもらうかわりに、俺の全てを差し出すと言う契約を。「...
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一条楽の究極マゾ道 NTR.1「夢への第一歩」
俺の名前は一条楽。集英組という極道の跡取り息子だ。生まれつき特殊な境遇にあった俺はとにかく普通になりたかった。普通の学校に通い、将来は公務員になる。それが俺の夢だった。『普通』 それこそが俺の目指すところ。だったはずなんだが……。どうやらそれは俺には叶わぬ夢だったらしい。自分が今、何を求めていてこれから先どうなりたいのか。気付いちゃったんだ。本当の自分に。自分の本性に葛藤したし、正直人生で一番悩んだ...
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桐崎千棘の催眠恋愛
転校生、桐崎千棘に目を付けた男がいた。その男は、催眠術を使って学園内で好き放題している卑劣漢だった。それを知らなかった千棘は、すぐに毒牙にかかり催眠暗示をかけられてしまう。「―――はい。私は一目惚れします……告白……」「オ……ホ……構いません……」心の奥底に刻まれた暗示は、それがどんな内容であっても本人にその通り影響する。桐崎千棘も例外ではなかった。「あ、アンタがゲス野郎だってのはわかってる」「けど……一目惚れ...
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[アンケート企画㉘](番外編)狂った学校。赴任してきた奏倉羽
「奏倉羽です。これから宜しくお願いします」学園に赴任にしてきた羽は、職員室で手続きを終えて来週から教鞭に立つことになった。放課後、楽は職員室の前で羽を待っていた。「待っててくれたんだ」「ああ……」待っていた楽はどことなく緊張している感じで、少しそっけなかった。「ちょっとこれ見てもらえる?」「ライト?」楽はポケットからライトの様な物を取り出し、羽に向けた。そして―――ピカッ「きゃっ!?」「あ……う……―――」急...
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[アンケート企画㉞]鶫誠士郎、催眠空間で孤軍奮闘!~私達の普通を返せ!~
「貴様お嬢に何をした!?」「これを見てもらっただけだよ?」ピカッ「うっ!?あ……うぅ……―――」―――――――――「制服似合うねー」「うん!ホンッと可愛いよ♪」「そ、そうか」……私は操られている。「うん!バッチリ似合ってるわ!」「お嬢……あ、ありがとうございます」私だけじゃない。お嬢も含めて、この学園は全員操られている。生徒も教師も……誰もかもが……たった一人の男の手によって心を操られているんだ。私はそんな男の秘密を突き...
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[アンケート企画㉘]既に学校は。桐崎千棘の転校初日
「桐崎千棘です。よろしくおねがいしますっ」アメリカからやってきた桐崎千棘は、よくある普通の学校に転入した。派手さのない平凡なその学校は、クラスの男にあまり覇気がない。それにクラスの女子が半分くらい休んでいた。(日本の学校ってこんな感じなの……?)少しガッカリした気持ちの千棘だったが、の案内役として先生にあてがわれた小野寺小咲は違った。初対面の千棘に明るく接して、わからないことも丁寧に教えてくれたのだ。...